今日は朝から良いお天気、ということで、アルファードを引っ張り出して、初めて少し長めの小ドライブに行ってきました。
今回のドライブコースは、現在開催中のドライブラリー「
第24回ShixpoDR 恵那はえ~な~」のコース。
岐阜県恵那市、恵那駅をスタートして、恵那峡や岩村城下町、東濃牧場などを経由して、恵那市明智町、日本大正村に近い明智駅がゴールのコースです。
本格的な参戦は、スイフトにて後日、ということで、今回はこのコースを使わせていただき、色々なシーンでのアルファードの乗り味をじっくり確認するための試走をメインに行ってきました。
あくまで、私の個人的な感想です。
その前に、これまで親や家族をセカンドシートや3列目に乗った時の感想ですが、居住性に関しては全員一致文句なし、予想以上の最高評価でした。こういうミニバンは初めてだったのですが、「こんなに良いのなら、もっと早くからこのクルマにしておけばよかったのに」という声まで出るくらいで、これだけでも良かったかもしれません。
話を戻して・・・午前9時過ぎに出発。高速でスタート地点の恵那駅へ。
まだ、距離が500kmも走っていないので、エンジン回転をむやみに上げないよう、アクセル操作は控えめです。ですから、加速も鈍めですが、それでも問題なく、本線を走るクルマの流れにのることができます。平均90km/hほどで巡航したのですが、エンジン回転数は平地なら2000rpmを超えることなく、ずっと走行できました。(ちなみに2.4Lエンジンです)
車内も静か。良い意味で「どっしり」感があって、これなら、あくせくせずに流れに乗るくらいの速度でずっとのんびり走ってもいいなあ、という気にさせられます。
乗り心地も、運転席で感じる限りでは硬くも柔らかくもなく。継ぎ目も心地よい「カタン」と軽やかな一瞬の振動と音を残して越えていきます。正直、乗り心地に関してはもっと柔らかいかと思っていたので意外でした。
ちなみに、少し前に嫁に後席の乗り心地を聞いたところ、車酔いするようなフワフワ感はなく、やはりちょうど良い、とのことでした。
タイヤは純正で18インチ装着のグレードなのですが、これが良い方に効いているかもしれません。他サイズで乗ったことがないので比較はできませんが、18インチはこのクルマに結構合っているのかな?と思うくらい、運転者、同乗者ともに不満はありません。
昔、スパシオに乗っていた時、純正の14インチタイヤの腰砕け感やフワフワ感があまりにも気になって、15インチに変えたところ、それらが明らかに改善されて、「これなら純正も15インチでよかったんじゃ」と感じたことを思い出しました。
秋祭りでごったがえしている恵那駅周辺を早々に出発。雰囲気の良いワインディングを走って、岐阜県最大級の棚田「坂折棚田」へ。
このあたりは、比較的道幅の広いワインディングです。腰高感は否めませんが、それでも無難にコーナーをクリアしていきます。スイフトには全然及ばないのは解っていますが、コーナリングもこれならこれで十分、と思えるくらいです。
ただ、こう配のある登りについては、やはり車重を感じます。ただ、今日はアクセル開度をかなり抑えていた、ということを踏まえての感想ですが。
コースは坂折棚田へのやや狭い山道へ。車幅に気を使いますが、1.8m超は以前のRAV4でも慣れていましたので、そこまで気になりません(さすがにまだ新しいので、はみ出している草や木の枝には若干気をつかいましたが
)
坂折棚田に到着。棚田を見下ろすスポットには、多くの見物客が集まっていました。
稲穂が実って、稲刈りが始まる今の時期は、まさに黄金色に輝く棚田が非常に美しいです。真ん中に並ぶ案山子も良いアクセントになっています。
あまりにも綺麗な光景に、パノラマでも撮ってみました。
クリックで、少し拡大できます。
美しい棚田を見ることができて満足した後、コースは木曽川沿いに恵那峡方面へ。
その途中に、「ゆずの里」というたこ焼き、お好み焼きのお店があります。
こちらのお店、ドライブラリー愛好家の中では非常に有名なお店です。以前は別の名前で営業していて、一時期閉店していましたがまた復活された様子。復活後は初めて立ち寄ります。
こちらがそのたこ焼き。これが、結構いけます!
以前は、たこ焼きの本場、関西出身の何人かのドライブラリー参加者の方も太鼓判を押すほどの味だったのですが、それは今も変わりないでしょう。
私が食べたのは6個入りの最少サイズ。「お父さんサイズ」だと30個入りだそうです。以前はさらに多い「愛人」サイズというのもありました^^;
こちらのお店の場所は、コースマップ(オフィシャルページ内にあります)のコマ図8図の交差点正面にあります。
コースは恵那峡へ。車を駐車場に停めて見物に。
恵那峡は昔ながらの観光地。ただ、何時でも行ける、と思っていると却って行かないもので、私が訪れたのはかれこれ20年近くぶりでしょうか。
古びた感じの食堂やお土産物屋さんが並び、湖畔に遊覧船、昔ながらの観光ホテル。まわりにはどこか懐かしい感じの歌謡曲が流れている、という、私が子供の頃に連れられた観光地のイメージが程よく残っています。こういう雰囲気、私は大好きです。
ということで、アルファードの乗り味を確かめるはずが、いつの間にかいつもと同じようにドライブラリーを楽しんでいる自分がいました(笑)
岩村の風情のある城下町を通ります。ゆっくり散策している歩行者に気をつけながら通過。ちなみに、途中、カステラで有名な「松浦軒」の前も通ります。今回は、恵那市内の旧中山道やここ岩村、さらにはゴールの大正村と、街歩き好きにも魅力のある街を通るのが嬉しいです。散策は後日の楽しみにして、今日はこのまま、ゴールまで車を走らせます。
途中、ドライブラリーでよくあるような、激細まではいかなくてもかなり細い山道もありましたが、何とかクリア。しかし、やはりこういう道の時はスイフトの方がいいです(笑)
広々とした牧場風景が気持ち良い東濃牧場を経て、ゴールの明智町、大正村に到着したのは17時前。いくつかスポットに立ち寄り、クイズを解いたものの、流し気味に走行してでも割と時間がかかりました。
実は今回、補助トリップを持たないアルファードでの参加でしたので、これも試験運用として、ラリーコンピューターのスマホアプリを初めて使っての距離計測もしています。
こちらの方のインプレは、またご希望があれば報告したいと思います。
ということで、インプレどころか、結局いつもの小ドライブ報告が長くなってしまって非常に申し訳ないのですが・・・^^;
最初、アルファードでは峠道や細い道の多いドライブラリーは不向きかな?と思っていたのですが、よほどの激細路やダートが無いコースであれば、十分、楽しめそう、というのが結論でした(あまり皆さんのためにならない結論で恐縮です・・・;
参考までに、本日の走行燃費は、車載メーター表示で10.2km/L。
ドライブラリー中は9km/L前後でしたが、行き帰りの高速は結構延びました。
※今回走行した「ShixpoDR」は、個人の方が作成、運営されているドライブラリーコースです。
参加される際には、下記関連情報URLにあります「注意事項」を遵守されますよう、お願い申しあげます。