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2025年07月20日 イイね!

第81回D-Wind Rally「勝手にキャベツラリー2025」

第81回D-Wind Rally「勝手にキャベツラリー2025」先週のお話になります。
ドライブラリー「D-Wind Rally」に行ってきました。

ドライブラリーとは、マップのコマ図通りに走行し、CP(チェックポイント)ごとの距離や設けられたクイズを解く、ちょっと変わったドライブ。

私は距離計測をせず、CPだけ巡ってクイズを解く「ドライブクラス」での参加です。

今回のコースの舞台は、群馬県嬬恋村。
南は軽井沢、北は草津温泉のある草津町の間に位置する高原の村をぐるりと巡り、「嬬恋」の村名に因んだ「五大愛妻神社」や「愛妻の丘」などを経由するコースです。

午前5時30分に自宅を出発。中央道~岡谷からR142~R152~上田からR144で菅平高原の手前からはR406を経由。

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スタート地点の嬬恋村中心地、万座鹿沢口駅に到着したのは、午前10時を過ぎた頃でした。
今回は久しぶりにルーミーでの参加となります。

スタート地点にはライダーの聖地「カフェ グランプリ」があり、多くのバイクが集まっていました。

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写真では写していませんが、店の前はバイクとライダーで埋めつくされています。

嬬恋村はFIAインターナショナルラリー「Rally of Tumagoi」が開催されるなどモータースポーツでも有名。かつては「キャベツラリー」という村主催のドライブラリーが開催されていたこともあります。現在は「D-Wind Rally」の運営者さんが引き継いで、この「勝手にキャベツラリー」というコースを作成されています。

「勝手に」とありますが決して勝手に作成されているわけではなく、嬬恋村にもご協力いただいている、ということで、参加者には村特産のキャベツがいただけます。

スタート前に近くの観光協会を訪れ、申込書を提出し、引換券をいただいてスタート。

開催中のコースですので、コース内容は詳しくは紹介しませんが、雄大な浅間山をのぞみながら、風情のある神社に立ち寄りつつ、高原の別荘地や広大なキャベツ畑を走る、とても楽しくて走りがいのある80㎞のコースとなります。

2cpは「嬬恋郷土資料館」のほか、お土産処や食事処もある、ちょっとしたレストスポット。

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スタートが遅くなった関係で、ここで時刻はちょうどお昼時。近くの食事処で「温玉鶏天うどん」
ここでもしっかりと、地元で採れた新鮮なキャベツが添えられていました。
群馬県はうどんも有名。高原ドライブですが、それでも暑さが厳しいくらいの日で、冷たいうどんが身に沁みます。

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広大なキャベツ畑に・・・

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キャベツ畑の向こうには浅間山。山頂からのびる雲が、まるで巨大な噴煙のようです。

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6CP「愛妻の丘」。その名の通り、訪問客は仲のいいご夫婦ばかり…そんな中1人で佇みます

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広々とした丘の上から周りの風景をのんびりと眺めます。すぐ傍では、私と同じくらいの年齢らしきご夫婦も何組か、楽しそうに写真を撮り合っていたり、仲良く手を繋いで散策していたりで、1人でいるのはちょっと憚られそう…

そんな中、↑の写真を撮ろうとスマホを構えていると、1通のLINEが届きます。
送り主は妻から…昨日、欲しがっていたスイーツが売り切れで買えなかったものを、今朝、出発前に立ち寄ったコンビニにあったので買い求めて自宅に置いてきたのですが、そのお礼のLINEでした。

こんな場所でこんなLINEが届く…偶然でしょうけど…嬉しそうな文面のLINEを見ていると…少し繋がりを感じます。
クルマでの遠出が苦手な彼女と、ここまで一緒に来ることは無い、と思いますが…爽やかな風が吹き抜ける中、気持ちも爽やかになる「愛妻の丘」でした。

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キャベツ畑の中にヒマワリ畑も。

これだけの広大な畑を耕すので耕運機も大きく、2tトラック並みの大きさのものがあちこちで動いています。コース上の道路にはそんな耕運機が残した畑の土が乾き、クルマが通ると土ほこりが盛大に舞い上がっていました。
#土ほこりまみれになるので、帰宅後の洗車は必須です。

スタート前にいただいた「キャベツ引換券」は、村内の3か所の農産物直売所で引き換えることができます。私はコース途中、「鬼押ハイウェイ」沿いにある「横澤農園」さんにて引き換えます。

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採れたて新鮮な大玉キャベツを2個いただきました!

帰宅後、翌日から早速サラダにしていただきましたが、新鮮でシャキシャキした葉は、口にすると柔らく、甘みもあって、普段食べているものと全然違います…こんなキャベツはなかなかいただくことができません。また、炒めてもシャキシャキ感は失われず、どれだけでも美味しくいただくことができます。

親にもおすそ分けしたのですがそれでもほとんど減らず…我が家ではしばらく、キャベツづくしの食事が続くことになりますが、美味しいのでまったく問題ありません!

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15時30分、ゴールの「仙之入ポケットパーク」に到着。

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コース最後も、キャベツ畑と山並みが広がる風景を望みながら、帰路に着きました。

帰路は、草津から志賀高原へと抜けるか、それとも上田を経由するか迷いましたが、後者のルートに。ただ、往きに通ったR406ではなく、折角なので鬼押ハイウェイからR146経由で軽井沢からR18を辿ることに。

さすが、3連休ということで軽井沢の市街地入り口あたりからは渋滞気味。少し迂回しながらR18に出ます。

上田で信州味噌ラーメンの夕食後は往きと同じR152~R142~岡谷から中央道へ。
のんびりと走りながらも、日が変わる前には帰宅できました。

日本武尊の愛妻伝説が村名の由来と言われる嬬恋村。
クイズの設定もあるので今は詳しく紹介しませんでしたが、コース途中のCPとなった五大愛妻神社はすべて日本武尊が祀られています。
どの神社も静かな中に荘厳さがあり、参拝していると心落ち着きます。

そして「愛妻の丘」やキャベツ畑の中を走る1本道、そして浅間山の眺望、新鮮なキャベツのお土産等々、この夏は爽やかな風を感じに、嬬恋村へ、そしてこちらの「勝手にキャベツラリー」は如何でしょうか?


Posted at 2025/07/27 13:25:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブラリー | 日記
2024年09月15日 イイね!

ドライブラリー~ぐるグルドライブクイズ13「山梨県南グルメ旅 なんぶ茶とみのぶ湯葉」~

ドライブラリー~ぐるグルドライブクイズ13「山梨県南グルメ旅 なんぶ茶とみのぶ湯葉」~9月に入ってもまだまだ、真夏と変わらない猛暑日が続きます。
そんな中、開催中のドライブラリー「ぐるグルドライブ」に行ってきました。

コースは、新東名・新清水IC近くをスタートして北上し、山梨県身延町の「道の駅みのぶ」がゴールのコースです。


9月15日(日)、午前6時に出発して東名~新東名を東へ。今回はハスラーでの参加。
時折、強めの雨が降りますが、スタート地点に着くころには雲の間から青空が見える天気になってきました。それにつれて気温も上昇していきます。

スタート後、R52に沿って北上し、時折国道から外れて山里道を走ります。

ちなみに、更新時点ではまだ開催中ということで、距離解答やクイズ解答のヒントにならないよう、コース内の写真は少なめにしております。
また、開催期間中に記事にすることについては、コース作成者さんからの了解は戴いています。

2cpは「道の駅とみざわ」、3cp「道の駅なんぶ」はどちらも3連休の中日ということで混雑気味。しかし、コース自体は混雑もなく、山里道や集落の中を気持ちよく走ります。
やがてコースは、三石山林道を走る「ラリークラス」と身延の市街地を走る「ドライブクラス」のどちらかを参加者が選択できます。ここまでのドライブの気持ちよさに、ラリークラスも興味があったのですが、やはり街歩きとグルメを目当てに、「ドライブクラス」へ。

チェックポイントから今来た道を少し戻り、富士川の東岸を走ります。信号も交通量も少なく、川の流れと共に走ることができるコース(トップ写真)

身延駅近くの駐車場にクルマを停めます。時間は丁度お昼時ということで、まずは昼食

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駅前の通りに、よさげな食堂を発見

麺類メニューも定食もあって充実したメニューの中から、今回戴いたのは、やはり身延と言えば・・・
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「超 生ゆばラーメン」。
通常の「生ゆばラーメン」がおすすめメニューですが、湯葉好きの私は奮発して、より多くのゆばが入った「超 生ゆばラーメン」をチョイスしました。

まずはゆばを一口。濃厚な味としゃきっとした歯ごたえが絶妙です。これが9枚も入っているのはうれしい限り。そして、スープも白く、ゆばに合わせて豆乳も入っているのでしょうか。しっかりとした味わいで、中太ちぢれ麺にもよく合います。

地元グルメに満足して、街歩き。
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とても9月とは思えない暑い陽射しの中ですが、富士川の流れをぼんやりと見ていると川面を吹く風は爽やかで、すこしだけ初秋を感じます。

コースはこの先でラリークラスと再合流。
次のチェックポイントは、身延山久遠寺。

荘厳な総門を抜けた先に参道が伸び、両側にはお土産物屋さんや飲食店、さらには参拝用品を並べた仏具店が続きます。

チェックポイントとなる無料駐車場は満車。
作成者さんが、満車の場合の参加者の駐車場所としてお願いしてくれた、コース案内に紹介されているお土産屋さん「南天の郷」の駐車場をお借りすることに。

お店の女将さんに声をかけて
、駐車の許可をいただきます。

※ご注意! 
一般常識として、お店の営業時間外の駐車と、無断駐車は厳禁です。必ず営業時間中に一声かけて、お店の方の指示に従って駐車してください。そして、お礼としてお土産等の購入も忘れずに。

日蓮宗総本山 久遠寺に参拝。
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三門をくぐるとその先には、287段の石段「菩提梯」。
折角来たのですから本堂までお参りしなければ、ということで登段開始。

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最初の数十段ですでに息があがり、脚の筋肉も悲鳴を上げはじめます。

100m以上の高低差を287段ですから単純に1段は30㎝以上。段差は私のひざ下近くまではゆうにあります。1つ登るたびに「よいしょっ」という感じ。これが287回続きます・・・

途中で休憩を挟み、息を整えてから再度登るのですが、50段も登るとすぐに足も息も止まりそうになります。最後はあまり記憶が残っていないような状態で、ようやく本堂の前に到着。
汗でびっしょりな以上に、息を整えるまでしばらく立ち止まり、ようやくのことで歩きだしても今度は脚に力が入りませんでした。

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五重塔と本堂
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祖師殿と大鐘

息が上がった状態で撮影したからか、逆光気味の写真になってしまいました。

本殿に上がり、しっかりと参拝します。

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菩提梯を下ります。
下りは心肺にくることはないのですが、慎重に下りないと、転んだら大変です。
脚に力が入らない中、手すりを使ってゆっくりと下りていきました。

なお、本堂へは、この菩提梯のほかには男坂、女坂という坂道を辿るルートもあり、案内では、足腰、心肺に自信のない方はこちらのルートを推奨されています。

「南天の郷」に戻ります。
ご挨拶をすると、奥に招き入れられて冷たいお茶まで呼ばれてしまいました。
菩提梯を登った話をすると「この暑い中に」と驚かれ、岐阜県から来たというと「遠いところから」とまた驚かれ、泊まる場所を聞かれて「日帰りで帰ります」というとまたまた驚かれ・・・でした。

今回のお土産として、「乾燥ゆば」とレトルトの「ゆば丼」の素という「ゆばづくし」で購入。
帰り際にも「何か飲み物を差し入れましょうか」とまで仰っていただくのを、これ以上お言葉に甘えては・・・と固辞してお店を後にしたのでした。
ということで女将さんはじめお店の方、本当にありがとうございました。そして、このように参加者に便宜を図ってくれるコース作成者さんにも感謝です。

ゴールは「道の駅みのぶ」
公園や美術館なども併設されていて、道の駅らしくない雰囲気なのが印象的です。

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とにかく暑い・・・たまらず、シャインマスカットのソフトクリームをいただきました。
(私のドライブラリー関係のお話では、きまってソフトクリームが登場します(笑))

今回はドライブクラスを選択しましたが、途中、3か所ある道の駅はどこも特徴的で、身延の街並み、そして久遠寺などの立ち寄りスポットも多く、またグルメも、紹介したもののほかに、私が立ち寄れなかった鰻の名店や生ゆばの有名店もあり、そして南天の郷、と、非常に中身の濃いドライブができました。
Posted at 2024/09/22 22:03:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブラリー | 日記
2024年04月20日 イイね!

ドライブラリー 「ドラMAP6 あまたの富士山をMonopoly?」

ドライブラリー 「ドラMAP6 あまたの富士山をMonopoly?」少し前のお話ですが、ドライブラリーに参加してきました。

コースは静岡県。
東名富士川SAをスタートし、道中富士山を望みながらドライブ、道の駅朝霧高原着の約96㎞のコースです。

久しぶりの前日夜出発の車中泊。今回連れ出すのは、車中泊しやすいルーミーです。

仮眠後、朝8時30分、富士川SAに隣接する「富士ぷらっとパーク」からコーススタート。

最初のCP(チェックポイント)は富士川の河川敷。


新幹線と富士山の組み合わせ、あるいは新幹線の車中から富士山の写真を撮るスポットとして有名ですね。

天気もよく、広々とした気持ちいい場所です。

ここから一旦、富士川と別れ、旧東海道を辿って丘陵地帯に。どこにいても茶畑と富士山が良く見えます。

富士宮市を北上し、田貫湖、白糸の滝のすぐ横を通りますがコースはそのままスルー。あくまでも静かなスポットや富士山麓の雄大な原野の中を通る1本道をたどります。

今回のお食事処は、「COW RESORT IDEBOK」という牧場に併設されたお店で、牧場で作られたチーズを使ったピザや手作りパン、搾りたてのミルクなどが味わえます。

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目移りしながら選んだのは、自家製まかないパンを使用したカツサンドとカスタードクリームパン。イートインコーナーでいただきます。

まずはパンの食感が違います。牛乳を通常より多く使用した生地を、オーブンではなく、飯盒を使った独特の製法で焼いたパンはモチモチとしていて、ほのかに甘みが感じられます。肉厚のカツとの相性も良く、普通のカツサンドとは全然違う美味しさです。
カスタードクリームパンも、あっさりして甘すぎず、新鮮なクリームがもちもちの生地と一緒に口の中で程よく合わさります。

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牧場を眺めつつ、美味しい食事をいただく・・・日常の慌ただしさを忘れる、優雅な時間が流れていきます。

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食後は搾りたてのミルクを、屋外のテラスで富士山を眺めながら・・・ちょっとだけ贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

すっかり満足して再スタート。

なかなか普段は訪れないスポットに連れて行ってくれて、のんびり走ることのできる、これがドライブラリーの醍醐味です。

15時過ぎにゴールの「道の駅 朝霧高原」に到着。
駐車場はほぼ一杯、今回一番の混雑スポットです。ここではもちろん、名物のソフトクリームをいただき、帰路についたのでした。

今回のコース、残念ながら開催期間は終了してしまいましたが、一日中富士山を眺めながら、そして富士山の恵みを味わいながらの気持ちいい1日が過ごせるコースでした。
Posted at 2024/06/09 09:20:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブラリー | 日記
2023年11月19日 イイね!

ドライブラリー”ドラMAP♯4「国宝二体!!Actually…滝めぐり」"” 

ドライブラリー”ドラMAP♯4「国宝二体!!Actually…滝めぐり」"” 少し前のお話になりますが、先月に続いてドライブラリーに行ってきたお話です。

今回参加させていただいたのは、オリジナルドライブラリー「ドラMAP4」。
長野県・諏訪大社をスタート、蓼科湖がゴールの約93㎞のコースです。

11月19日(日)5時30分に出発。今回も連れ出すのはルーミー。

少し話がそれますが、こちらのルーミーに乗り始めて、良い意味で最初の印象を裏切ってくれたのが市街地での走行です。
小回りが利くのはもちろんですが、回頭性が良いのと、また右左折の後の立ち上がりが良く、きびきびと気持ちよく走ることができます。山道のコーナーが続くような箇所は、足回りや重心の高さもあってあまり得意ではないのですが。(それでも、ハスラーよりは良い感触です)
ターボエンジンにしたのは高速での走行を考えてですが、市街地走行でもその効果があるとは思いませんでした。よく「高速は走らないからNAでいい」という話を耳にすることがありますが、ことルーミーに関しては、逆に市街地だからこそターボにした方が運転しやすいのでは、と思います。

市街地走行の良さは、実はドライブラリーでの走行でも活かされています。
かつてのドライブラリーコースのような、勾配のある峠やコーナーの続く山道をずっと走り抜けるようなコースには向きませんが、最近のドライブラリーコースは郊外の静かな山里道や、森林の中のカーブも緩めな1本道の走行が主流になってきています。こういうタイプのコースだと、サクサクとコマ図を通過し、キビキビと気持ちよく走行できる、ということは先回のコースでも証明できました。
前者のようなコースですと以前のスイフトの方が断然楽しいのですが、後者だと、個人的にはルーミーの方に分があるかもしれません。

ということで、数少ない(?)ドライブラリー愛好家向けのお話になってしまいましたが、長い前置きはここまで。

中央道を北進。今の時期は恵那山トンネル付近の工事渋滞が激しいのですが、まだ早い時間帯で支障なく通過します。

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朝の新鮮で冷たい空気の中、諏訪湖SAから見る諏訪湖も久しぶり。
この日は素晴らしい良い天気です。

スタートの諏訪大社駐車場に到着。クイズを解きに歩いていると、これからハイキングに向かうであろう人たちとすれ違います。皆、熊よけの鈴を持ち歩いていて、「チリーン、チリーン」という音も響いてきます。そう、昨今のニュースでは人里近くまで熊が出没して被害も出ている、とのこと。ドライブラリーでも、クイズを解きに人里から離れた場所を歩くことがありますので他人事ではありません。気を付けなければ・・・

9時にコーススタート。
諏訪市内を抜けると登り勾配が続き、標高がどんどん高くなっていきます。
茅野市に入り、今度は下り勾配に差し掛かると、目の前に雄大な八ヶ岳連峰が、フロントガラスの端から端まで広がります。

この日はこの先ずっと、この八ヶ岳をどこかに見ながらのドライブです。

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2cpの中ツ原縄文遺跡公園にて。(遺跡を背景にしたかったので逆光です)

国宝の土偶「仮面の女神」が出土した遺跡で、出土の状況などを知ることができます。こぢんまりとした小さな遺跡公園で、他に観光客の姿はなく、近所の人が犬の散歩などで通りかかる程度。静かで落ち着いたスポットです。
今回のコースは、このように決して大きくもなく、賑やかでもなく、でも「へぇ」と感心したり、ほっと落ち着ける場所がcpになっているのが特徴で、こんなスポットがあるのか、と感心することしきり。

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3cpの「多留姫の滝」。今回のコースはタイトルにもある通り、いくつかの滝を巡ることもできるコースになっています。
こちらは市街地からそこまで離れていないところ、雰囲気の良い森の中にあります。

滝の音にマイナスイオンを感じながら、しばし佇みます。

ちなみに今回のコースは、お題の中に「参加者自身がコース途中のスポットと共に写真を撮る」というのがありまして、上の写真はそれで撮った写真を切り取ったものです。(滝だけを映した写真は撮り忘れました)

コースはここからさらに、八ヶ岳山麓の高原地帯を走ります。90㎞超のコースですがそのほとんどが茅野市内を通ります。広々としたススキたなびく大平原から、高原のホテルや別荘の並ぶリゾート地、そして石器時代の遺跡「尖石遺跡」と2cpで出土した「仮面の女神」が展示されている「尖石縄文考古館」等、魅力的なCPが続きます。
いくつかのCPでは、クイズを解きながら周辺を少し散策。気温は10℃を切っているのですが、風が無く日差しがあるので、上着が無くても寒さを感じません。クイズを解きに外を歩くのが、たまらなく気持ちいいです。

奥蓼科温泉へ続く「湯みち街道」の途中にある紅葉の名所「御射鹿池」に立ち寄ります。少し前までは紅葉見物でかなり混雑していたということですが、私が訪れた時にはほとんど落葉した木々の中でわずかに葉が残っている状態でした。
しかし、これもまたいい風情。

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御射鹿池。ここの澄んだ水面に映る紅葉が見事、とのことです。
ちなみに自然の池ではなく、農業用に作られた人工のため池で、池のほとりは柵で囲われ、立ち入り禁止になっています。また、現地の説明によると、酸性が強いため魚は生息していません。

御射鹿池をスタートし、コースはR299へと抜ける道へと左折しますが、その直後から積雪が。ここまで、森の中などでわずかに雪がみられたものの、この日の陽気も相まってコース上の路面はずっと乾燥路でしたので少し驚きました。
もちろんここは無理に通らず、今来た道を引き返して迂回します。

次のCP、横谷観音の展望台からは眺望が美しいのですが、広い駐車場に車の姿は他にありません。このあたりが熊の出没地かどうかはわかりませんが、今はどこで出没してもおかしくないということで、警戒しながら、クイズだけを解いてクルマに戻ります。

14時、ゴールの蓼科湖に到着。
道の駅から少し離れた湖畔がゴール地点です。

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ここまで走ってきたルーミーと蓼科湖。
タイヤハウスには、ここまでの路面で拾ってきた落ち葉がビッシリです。

こちらのドライブラリーコースの開催期間は10月~11月で、記事更新時点ではすでに終了していますが、晩秋の信州の高原を堪能できるコースでした。
もちろん、各スポットも良かったのですが、コースも変化に富んでいて、特にススキたなびく平原を走る1本道(トップ写真)などは冠雪した遠くの山々とも相まって、「晩秋」の風景を存分に浸ることができました。

この日は朝食以来何も食べていません。食事処を求めて、近くの道の駅「ビーナスライン蓼科」に移動します。
普通の日曜日の午後ということで、すでに遠出らしき観光客は少なく、ひっそりとした道の駅です。

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ハウスの中にあるパン屋さんで、ホットドックとメロンパンを買い求めて、遅めの食事。

帰路につきます。
しかし、このままますぐ帰るのも…ということで、八ヶ岳をぐるりと回り、久しく訪れていなかった清里から甲斐大泉駅の方まで行ってみることに。
富士見高原を経由、その名のとおり、富士山をしっかり望むことができます。
八ヶ岳高原ラインを経由して、「萌木の村」に着くころには、晩秋の早い日暮れが押し迫ってきていました。

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こちらも、多くの観光客は帰りについた後だからか、静かな村内。

いよいよ本当の帰路につきます。
ここからは私の好きな泉ラインを経由、中央道の小淵沢ICに向かうのでした。

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泉ラインから八ヶ岳高原ラインに戻るところ、このあたりの紅葉は今が真っ盛り。黄色と赤色の木々が、長かった1日の夕暮れに映えていました。


Posted at 2023/12/03 20:13:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブラリー | 日記
2023年10月14日 イイね!

ドライブラリー”ぐるグルドライブクイズround11「富士北麓トライアングル」” 

ドライブラリー”ぐるグルドライブクイズround11「富士北麓トライアングル」” (最初にお断りです。現在、ブログ写真をアップロードしているサイトの関係で、一時的にブログ記事中に貼ってあります写真が見えなくなることがあります。ご了承ください)


いよいよ秋本番、ドライブ日和となった先週の土曜日、ドライブラリーに行ってきました。

公私ともに多忙な日々が続き、たまの連休以外では、ちょっとしたお出かけすらなかなかできない状況が続きますが、そんな中、半ば無理やり気味に(笑)金曜日の午後に半休を取り、自宅に戻って準備後、出発。

今回のコースは、オリジナルドライブラリー「ぐるぐるドライブクイズRound11 富士北麓トライアングル」。山梨県の富士吉田市をスタート、文字通り富士山の北山麓部分を走り、河口湖がゴールの約66㎞のコースです。
ちなみに、今回がルーミーでのドライブラリー初参戦になります。

東名~新東名を東へ。ここでルーミーでの初高速インプレッション。
「DOHCインタークーラー付ターボ」(私らの世代では、この言葉には憧れに近いものがありました(笑))を搭載する我がルーミー、やはり、合流や追い越しではパワーに十分な余裕もあり、何の不足もありません。
新東名の120㎞/h区間でも制限速度の巡航に十分可能なパワーを持っています。
ただ、その速度での巡航を保つには若干、アクセルの開度が大きくなりがち。エンジン回転数は3000rpm前後(レッドは6500rpm)とそこまで高くならないのですが、クルマがまるで「そこまで出さなくてもいいんじゃない?」とでも言っているかのような感じで、気が付くと100㎞/hを切るくらいで流していたりします。
まあ、高速道路では、パワーは追い越しなどのいざというときのためにとっておき、通常はこれくらいのペースが、このクルマにはちょうど合っているのかもしれません。

富士ICで高速を降りて下道へ。日も暮れてきて渋滞気味で思いのほか時間がかかり、御殿場市内の宿に着いたのは20時をまわっていました。

翌朝7時過ぎに出発。
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気持ちいい天気で、久々の富士山も綺麗に拝むことができます。

朝食は近くの「マクドナルド」での久々の朝マック、その後スタート地点へ向かいます。
朝から散策する人の多い山中湖畔を過ぎて、STの富士急行下吉田駅に到着。クイズを解いてすぐにスタート。
五重塔と桜と富士山の写真で有名な新倉富士浅間神社が近くにあるせいか、外国人観光客の姿が目立ちます。駅前にも観光バスが横付けされて、団体客が近くで思い思いに佇んでいました。
(特に何の変哲もない普通の駅ですが、なぜここに観光バスが停まるのか、ちょっと不思議でしたが)

コース中はさすが、タイトル通り、山梨県側からの富士山をいたるところで目にします。

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2cpの諏訪の森自然公園から。
公園内ではトレッキング大会があるのでしょうか。それ相応の恰好をした多くの人が集まり、ちょうどコース説明を受けている真っ最中でした。その横を、バインダーを抱え、トレッキングとはちょっと違ういでたちでクイズを探しに歩く私。

2cpをスタートすると、山里道からやがて林や原野が広がるまっすぐな林道に。

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富士山の裾野を伸ぼる感じらしく、樹種の変わり方によってすこしずつ標高が高くなってきていることを示しています。

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色づいた木々と、頂にすこしだけ雪の見える富士山で秋を感じることができます。

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このあたりの林道からは、あまり富士山の姿を見ることができませんが、たまに見ると眼前に大きく迫ってきていることがわかります。

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眼下に見下ろすと…やはりかなり登ってきた感じ。

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…秋のドライブラリーで一番好きな光景、ススキのたなびく中、まっすぐに進む一本道。

林道はそのまま富士山の4合目あたりまで登った後は、鳴沢村の市街地まで一気に下ります。6cpからは鳴沢氷穴や道の駅も近く、観光バスや他県ナンバーのクルマ・バイクの姿が目立つようになりました。

西湖畔、そして河口湖畔を通り、ゴールの河口湖ハーブ園前の駐車場に到着したのは13時過ぎ。
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穏やかな陽光ですが、湖畔を流れる風はやや冷たく、ここでは上着を着こんで散策。

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コース作成者さんお勧めの「ラベンダーソフト」。
冷えた体ですが、そこにラベンダーの香りのソフトクリームが沁みわたります。

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そして、今回ラストの富士山は、河口湖から。

そのままお土産物屋さんをひやかします。自宅へのお土産はもちろん「ほうとう(!)」

クルマに戻ります。帰路につくまえに遅い昼食のため、道の駅 富士吉田へ。

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吉田うどん(今回は肉うどん)。
しっかりとコシのある太いうどんは食べ応えがあります。
近くを通ると、この吉田うどんをいただくのがひそかな楽しみですが、訪れたのはコロナ禍以前以来ですから、久しぶりでした。

これでお腹も満足。

ここからはそのまま東富士五湖道路~新東名へ。途中、下道を織り交ぜながら、21時前に帰宅しました。
今回、ルーミーで長距離の燃費を初めて測りましたが、行きの自宅~宿近くの給油までは大台の20.00㎞/L。ここから自宅近くの給油までは18.66㎞/Lでした。
ロングドライブとはいえ、これだけの燃費なら十分です。

ということで、今年2回目となるドライブラリー、絶景と楽しい道を堪能できました。

こちらの「ドライブラリー」。指定されたルートを普通にドライブしながら途中のクイズを解いたり、距離を測ったりする、ちょっと趣の違う観光ドライブです。

コースの詳細は、下記関連URLへ。
Posted at 2023/10/22 15:39:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブラリー | 日記

プロフィール

「街歩きの記録『四国地方編』 https://minkara.carview.co.jp/summary/12901/
何シテル?   05/18 20:55
ルーミーやハスラーで行く、ドライブラリーと下道ドライブ、1泊や日帰りの街歩き小旅行、更には日常生活で興味のあるお話などなど、ブログで細々と綴っていきます。 ...
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