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2014年08月23日 イイね!

第25回TAKA'S DriveRally 「J2-3火の山、山岳ドライブ」

第25回TAKA'S DriveRally 「J2-3火の山、山岳ドライブ」お盆休みは、九州遠征以降は遠出をすることもなく、近場での所用の他は自宅でゆっくり過ごしました。

そして、休み明けのハードな仕事をこなした後の休日である昨日、オリジナルドライブラリー「TAKA'S DriveRally」に行ってきました。


今回のコースは、長野県、木曽路の「道の駅 日義木曽駒高原」をスタート。
御岳山と乗鞍岳という日本有数の山岳地帯の間を通り抜け、乗鞍高原「湯けむり館」前がゴールの132kmのコースです。


大まかなコースルートです。

朝はゆっくり目に起きて仕事の疲れを癒した後、午前8時、自宅を出発。スタート地点に到着したのは11時近くでした。
今回のドライブでいちばん気になったのはお天気です。空を見る限り、晴れ間も見える天気なのですが、予報ではいつどこで激しい雨が降ってもおかしくない感じ。山間部が中心のコースですので、、無理をしないよう、天気の急変に気をつけながらの走行となります。
結論から言うと、帰宅するまで雨にまったく降られることはありませんでした。

クイズを解いてすぐにスタート。
木曽福島の雰囲気のある街並みを抜けると山あいに分け入り、1cpは「道の駅 三岳」。

山の中の、静かで落ち着いた道の駅です。

コースはここから御岳山の登り口へ。
石碑がたくさん建立されている霊場の横をいくつも通ります。

雲に覆われていた御岳山が途中1回だけ、神々しくて威容ある姿を見せましたが、写真を撮る場所を探しているうちにすぐに、またすぐ雲に隠れてしまいました。

御岳ロープウェイ乗り場前を経て、開田高原へ。


すぐそばに3000m級の山々を眺めながら走る、爽快な高原ドライブです。

5cpの木曽馬という希少な種類の馬が生育されている「木曽馬の里」に到着する頃には、お昼を少しまわっていました。


あいにくと、このときは放牧されている馬を見ることはできませんでしたが、ここで昼食にします。


このあたりの名物といえば蕎麦。二八の割合で打ってある蕎麦は、私の好みの、短めでやや固め、ツルツル感の無いボソッとした蕎麦らしい蕎麦で、美味しかったです。

ここは、目の前に草原が広がり、その向こうに山々が見える見事なロケーションです。


最近、凝り始めた(笑)パノラマ写真で。(クリックで拡大できます)

コースはここで一旦、岐阜県に入り、いよいよ野麦峠へ。
野麦峠は、数年前に以降とした所、その数日前に冬季閉鎖になってしまって行けなかったことがありました。今回はそれ以来の訪問です。


高根湖の橋を渡って、野麦峠へ。

ここから登りが続きます。道路の路面は良好ですが、やがてすぐ横は切り立った断崖に。その向こうには時折、雲をかぶった乗鞍岳が見えます。


野麦峠。

ここには、かつて、飛騨から信州の製糸工場に向かった女工さん達の歴史や全国の峠を紹介した資料館に、「お助け小屋」という食事処もあります。

資料館を見ていくことに。館内では、係員さんが居合わせた観光客に丁寧に説明、案内をしてくれました。私のその中に混じって、一緒に説明を聞きます。

しばらく滞在した後、出発しようとすると、今まで雲に隠れていた乗鞍岳がその雄大な姿を現しました。


野麦峠から見る乗鞍岳。

その後は、ずっとその勇姿を見ながらのドライブとなりました。
その頃には、晴れ間が無くなって曇天のお天気なのですが、山々にかかるほどの低い雲は無いらしく、他の山々の展望もかなり開けています。


コースは上高地乗鞍林道へ。かつては有料だったこの道路も、今は無料化されていて、閉鎖された料金所を通過します。


真正面に見る乗鞍岳。頂上付近には残雪も見えますね。

林道を走ると、やがて「一ノ瀬園地」という白樺の木々が点在する広い草原にやってきました。
(トップの写真)

私は詳しくないのですが、珍しい高原植物などのあるのでしょう。涼しくてさわやかな空気の中、気持ちいい散策ができます。

16時頃、ゴールの乗鞍高原に到着。観光センターの駐車場に車を停めます。

乗鞍スカイラインを走るバスの発着場にもなっているのですが、夕刻でも多くの車が停まっていました。登山や乗鞍岳に向かう人が多いのでしょう。

帰路はここからR158に出て、飛騨高山を経由して帰宅。R158のこの辺りを走るのもかなり久しぶりです。

ということで、比較的近いのですが、今までなかなか訪れることができなかったエリアを訪れることができました。
高原の涼しくて美味しい空気の中、御岳山や乗鞍岳をはじめとする山々の雄大な姿を間近に見るドライブ、本当にいいものですね。

このコースは、個人の方が作成、運営されています。
参加方法や詳細な案内は関連情報URLにあるオフィシャルページからどうぞ。

※9月27日 注記
御嶽山の噴火により、コースの一部通行止めや降灰の情報があります。
まずは、オフィシャルページにあります公式通知を十分ご確認ください。
Posted at 2014/08/24 21:31:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブラリー | 日記
2014年08月12日 イイね!

【2014年夏 遠征記その5】門司港散歩

その4 からの続きです。

長きにわたった今回の遠征記も、最終章となりました。

8月11日夕刻、長崎県の平戸を出発。R204で佐賀県の伊万里を経由してR498で長崎道の武雄北方ICへ。
伊万里焼で有名な伊万里も一度は歩いてみたい街なのですが、今回は都合がつかず、やむを得ずそのまま通過。
長崎道~九州道で一気に、この日の宿泊地、小倉に向かいます。宿に到着したのは20時をまわっていました。



まずは小倉の街で夕飯。前回も訪れたお店に向かいます。
とはいえ、お昼の佐世保バーガーとビーフシチューの影響でそこまで空腹ではないので、料理は刺身と豆腐サラダのみ。これにビール&長崎地酒の大吟醸酒がある、ということでこれを一献。

以前訪れた時、この豆腐サラダの豆腐が絶品でしたので、今回も頼みます。


前回は年末の忘年会で満員だった店内も、この日は他に2,3組しかいなくて至って静か。落ち着いた中でお酒と料理を楽しむことができました。

その後、しばらく街歩きをした後は、お馴染み「資さんうどん」のゴボ天うどん


小倉に来たら、これをいただくのが定番になっています。
何やかやで、結局、しっかりと食べるものは食べました冷や汗

明けて、8月12日。この日はゆっくりと帰宅するだけです。

その前に、門司港レトロ地区に立ち寄ります。今回は、車は小倉に置いたまま、電車で門司港までやってきました。

前回訪れた時は、関門海峡に雪が舞う寒い日でしたが、この日は晴れて暑く、周辺も翌日に開催される花火大会の屋台設営でごった返していました。


関門海峡をパノラマ撮影(クリックですこしだけ拡大できます)

近くの門司港駅は工事中で、あの優雅な駅舎を実際に見ることはできません。


真正面の覆いの向こうに、改築中の駅舎。見学通路が設置されていて、タブレット端末を向けると駅舎が見えたり、駅舎をバックに記念写真も撮れるそうです。タブレットも案内所で貸し出されています。



いつものように、門司港のレトロ地区を散策した後は、


こちらの雰囲気のいいお店で、

門司港名物の焼きカレー。幾度となく訪れている門司港ですが、焼きカレーを食べるのは初めてです。
白いご飯の上にカレールーとチーズを載せて焼き上げたものです。とろけるチーズがそこまで好きではない私ですが、こうして久々に食べると美味しいです。
ホテルの朝食を食べてそこまで間が無いので、お腹はそこまで空いていないのですが、美味しくいただけました。
それにしても今回の遠征は、その街ごとの美味しいものが多すぎて、お腹が常に満腹状態です。

ここからは、レトロ地区を離れて、普段の門司の街を歩きます。



アーケード商店街「栄町銀天街」。


旧い住宅が建ち並ぶ一体です。正面には昭和初期に建てられた料亭「三宜楼」が見えます。

栄町銀天街を抜けた先に、中央市場、という建物があります。


一軒のお店に見えますが、中は、


細い通路の両側に、食料品のお店がずらりと200mほども続く市場でした。魚介類や肉、野菜、さらには食堂など、様々なお店が並んでいます。

九州の玄関口としての歴史を感じる、もう1つの門司の街でした。


門司港駅から、小倉に戻ります。やってきた列車は折り返して発車するまで10数分停車します。乗客は他に誰もいない停車中の車内で、ここまでの行程を思い起こしていました。

車に戻り、あとは、ゆっくりと帰路につくだけです。
14時前に小倉を出発。

高速と下道を気の向くままに使い分けて、途中、山陽道の沼田PAで本格的な広島焼、そして尾道市内で尾道ラーメンの食事で立ち寄った他は、トイレ休憩のみ挟んで一気に自宅まで車を走らせます。
お盆の帰省ラッシュが始まって、交通量の多い名神を走り抜けて、自宅に到着したのは真夜中の3時30分でした。


今回の遠征の、総走行距離と車載メーターの平均燃費です。
遠征で、初めて距離が2000kmを超えました。もう少し短いかなと思ったのですが、意外と長かったです。その割に、先日佐賀まで行った時と比べたら遠距離感はありませんでした。
燃費は、途中、最高23.0km/Lくらいまでいきましたが、結局、この値に落ち着きました。あれから給油をしていないので、満タン法による燃費はまだわかりません。

ということで、5編にわたる報告、しかも、1つ1つの話がついつい長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただいた皆様、どうもありがとうございました。

Posted at 2014/08/15 11:31:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2014年08月11日 イイね!

【2014年夏 遠征記その4】平戸散歩

【2014年夏 遠征記その4】平戸散歩その3 からの続きです。

佐世保市を出発して、さらに北上します。
大小さまざまな島が点在する名所「九十九島」も見たかったのですが、さすがにそこまでの時間はなく、次の街へ。

1時間ほどで到着したのは、平戸市。
キリスト教伝来の歴史があり、日本文化と西洋文化とが混じり合った港町です。

今回の遠征を長崎県方面と決めたのは、この街の存在があったことも大きなきっかけです。私が以前から、是非とも訪れてみたかった街の1つでした。

佐世保からのルートと、平戸の位置です。

長崎県の北西にある平戸島と対岸の九州本島、最西端の一部が平戸市になります。

平戸大橋を渡り、平戸島へ。
まずは、平戸城すぐのPに車を停めます。


駐車場からお城を眺めた所です。お城は海にも面しています。


天守閣までの石段&坂道をえっちおっちら・・・

天守閣に到着。中は資料館になっていて、平戸の歴史や史料が展示されています。
最上層に登ると、そこからは海と街並みがきれいに見渡せました。


平戸の港と、これから歩く市街地方面。

平戸口(九州本島)方面。右手に見える平戸大橋が、平戸島と結んでいます。

お城からの眺望を堪能した後は、車で港近くの平戸港交流広場へ。
広場は翌日の夏祭りの準備の真っ最中。一部、立ち入りが制限されていましたが、何とか駐車場の空きスペースを見つけて車を停めて、散策開始。

平戸は、長崎に出島ができる前までは、オランダをはじめとする西洋諸国の窓口で、多くの外国人がここに降り立っていました。そんな歴史を巡る散策です。

坂道を上がります。まず最初に訪れたのは、「オランダ塀」。

1600年代に造られ、一般の民家から外国商館や居住地域の目隠しや境界としての役割があったようです。

海沿いの道を歩くと、その先に「オランダ商館」がみえました。こちらも17世紀にあった建物を復元したものです。


明治時代頃だと、洋風建築だとレンガ造りを連想するのですが、さらに旧い時代だと白壁の瀟洒な建築なのでしょうか、古さを感じないデザインです。中は資料館になっていて、17世紀の平戸と欧州の交易の歴史を興味深く見学することができました。


崎方地区の街並み。かつては貿易港として賑わった平戸の中心部です。


四角ではなく、六角形の井戸。


赤レンガの塀に大きなソテツの木。

「フランシスコ・ザビエル記念教会」へ向かいます。

石段を登って教会へ。

フランシスコ・ザビエル記念教会(トップの写真)は、壮大で美しい教会でした。前に佇んでいると、こちらも神聖な気持ちになります。
教会は大正~昭和期に建てられたものですが、昔、この地を訪れたフランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教を始めたという、平戸の歴史をしのばせてくれます。

教会から、港町の方に降りる道が、これも有名な「寺院と教会の見える風景」の道。日本と西洋が重なる、平戸の象徴的な風景を見ることができるそうです。


道は、ここからはじまります。


途中にある日本寺院「光明寺」。門前の大きなソテツが目をひきます。


寺院の門に鐘楼、その先には教会の屋根。
この風景を見たくて、平戸まで訪れたと言ってもいいでしょう。

振り返ると、

坂道の向こうに街並みと海、そしてお城。

しばらく佇んで、このすばらしい風景を満喫します・・・。

静かな坂道を下りて、再び街中へ。すると、「腕湯と足湯」をみかけました。

平戸温泉の湯を使った腕湯と足湯です。足湯は観光客らしきグループが浸かっていたので、私は腕湯に浸ることにします。

温泉らしく、ぬめりのあるお湯です。暑い日に熱い温泉というのも、なかなか気持ちいいものです。
しばらくは、温泉に浸けた腕の部分だけが異様に火照っていました。

駐車場の車に戻ります。

この街の訪問を中心に今回の行程を立てたのですが、期待以上の魅力溢れる街でした。
遠かったですが、本当に来てよかったです。

平戸大橋を渡り、九州本島に戻ります。

ここで、もう1ヶ所、立ち寄りたかったところが・・・


車で走ること約10分。その場所では、こんな大きな「カマキリ」と腕木式の信号機がお出迎えしてくれました。ここは「昆虫の町」でもあるそうです。

平戸口といえばもうおわかりかもしれませんが、


日本最西端の鉄道駅、松浦鉄道「たびら平戸口駅」を初めて訪れることができました。

ちなみに、最北端の駅と最東端の駅はともに北海道にあり、かなり昔ではありますが訪れたことがあります。これで、まだ未訪なのは最南端の駅、鹿児島県の西大山駅を残すのみとなりました。

記念の地に足跡を残すことができて、満足しながら、この日の宿泊地まで車を走らせます。

松浦の海沿い、R204を走っていると、朝遅く起きたにも関わらず充実した1日が暮れようとしていました。

その5 に続きます。
Posted at 2014/08/14 21:31:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2014年08月11日 イイね!

【2014年夏 遠征記その3】佐世保散歩

その2 からの続きです。

翌、8月11日の朝、長崎市内のホテルで気持ち良く目が覚めます。
というか、気持ちよく眠りすぎて、予定よりも1時間近く寝過ごしてしまいました冷や汗2
朝食後、あわただしく出発します。

今日はここから北上して、まずは佐世保市へと向かいます。

高速で行くのが早いのですが、昨日走ったルートをそのまま戻るのもつまらないので、1時間ほど余計に時間がかかりますが、西彼杵半島から西海橋を渡るルートで向かうことにします。

↓こちらがそのルート


穏やかな大村湾に浮かぶ大小の島々を横に見ながら、R205をのんびりドライブします。
西海橋をわたり、佐世保駅近くの駐車場に車を停めたときにはお昼近くになっていました。


佐世保駅。


駅前。クルマも人も途切れることがなく、大賑わいの駅前です。

ちょうど昼食時ということで、やはりここではご当地グルメ「佐世保バーガー」でしょう。
駅の案内所で、街地図といっしょに佐世保バーガーのお店も教えてもらいます。
教えてもらった通りに、駅ビルに入っているお店へ。


こちらのお店。テイクアウト専門店ですが、人気らしく、注文を受けてから出来上がりまで15~20分ほどかかる、とのこと。

注文後、出来上がるまでの時間を使って駅から港側を歩きます。


駅を1歩出ると、もう目の前が港でした。

パノラマで撮ってみると、駅(右手)と港との位置関係がおわかりかと・・・(クリックすると少しだけ拡大します)

きれいに整備された港では、地元の人たちが思い思いに散策しています。
潮風を感じながら歩いていると、ハンバーガーの受け取り時間が近づいてきました。


駅構内にあった、「JR最西端の駅」の標。
佐世保からさらに北上する、松浦鉄道の「たびら平戸口」駅が、鉄道の駅としては最西端となりますが、JRの駅としてはここ佐世保駅が最西端となります。

佐世保バーガーを受け取り、駅の休憩所のベンチでいただきます。見ると、まわりにも同じように頬張っている人があちこちにいましたわーい(嬉しい顔)


佐世保バーガー。写真では大きさがわかりにくいのですが、レギュラーサイズにしたので、手のひらを超える大きさでした。ボリューム満点です。

一口頬張ると、パテの肉汁が口の中いっぱいに広がります。そこに、カリッと表面を香ばしく焼いたバンスに野菜やベーコン、玉子が組み合わさり、ソースも2種類ほどかかっているのでしょうか、それらが一体となって野趣あふれる味わいを作り出しています。美味しいですうまい!

ハンバーガーは、3分の2ほど食べ進むと、急に食べにくくなりますね(笑)。最後の方は、ソースが口元につくのも構わず、何とか平らげることができました。

その後も、駅近くを歩いていると、駅に隣接して食堂が集まるエリアで、こんな看板が。

「海軍さんのビーフシチュー」が気になります。さきほど、あれだけ大きい佐世保バーガーを食べた直後なので、当然お腹は満腹に近い状態。一度はそのまま通り過ぎかけましたが、やはり気になって舞い戻り、お店に飛び込みます。
(旅先ではダイエットは気にせず、食べたいものを食べるのが私の信条です冷や汗

古びた感じのお店ですが、普通の食堂とは違って、和洋風の定食を中心にしたメニューが並んでいます。
私は迷わず、ビーフシチュー定食をオーダー。


ビーフシチュー定食。定食だからでしょうか、味噌汁もついています。
料理がお盆に載せられていて、紙シートも敷いてあるのが、やはり普通の食堂とはちょっと違う所で、いいです。

ビーフシチューを一口。お肉と野菜、それに隠し味のスパイスも入っているのでしょうか、滋味深い美味しさがあります。ここのお店でしか味わえない、という感じす。
お腹が空いていないにもかかわらず、あっという間に美味しく平らげることができたのは、やはり美味しいからなのでしょうね。
こうして、佐世保ならではのご当地グルメの魅力にすっかり取りつかれてしまいました。

しかし、さすがに、もう入りません。ここからは腹ごなしも兼ねて散策します。



佐世保市には、「四ヶ町」と「京町通り」の2つのアーケード街が縦横に走っています。
どちらも空き店舗がなく、賑わっていました。土地柄か、米軍基地関係らしき外国人の姿もよく見かけます。


こちらは通り沿いに並ぶ京町通りの商店街。前を走るR35も、渋滞しがちで車が途絶えることはありません。

通りから少し入った路地には、市場があって、こちらも賑わっていました。



戸尾市場。さすが、海沿いの街らしく、新鮮な魚介類が多く並んでいます。


戸尾市場の近くには「とんねる横丁」という商店街も。
なぜこの名前になったのか、帰ってきてから調べたところ、戦時中に防空壕として掘られた穴を利用して、お店にしたとのことです。写真を見ると、確かに山、というか丘に沿ってお店が並んでいます。

まだまだ散策したかったのですが、そろそろ次の街へ行かないと、日が暮れてしまいます。
(やはり、朝の寝過ごしが響いているようです・・・)

横須賀、舞鶴、呉、そしてこの佐世保と、旧くから軍港としても開けてきた街は、横浜や長崎や神戸などの港町とは、グルメや町の雰囲気などで、また違う異国文化を感じることができます。

車に戻り、賑やかな佐世保の街を後にします。お腹はまだ満腹状態。これは夕飯はそう多くは入らないかもしれませんが、これだけ地元グルメを堪能できたので良し、とします。

その4 に続きます。
Posted at 2014/08/14 11:07:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2014年08月10日 イイね!

【2014年夏 遠征記その2】長崎散歩Part2

【2014年夏 遠征記その2】長崎散歩Part2その1 からの続きです。

長崎市内のホテルにチェックインして、クルマもホテル指定の駐車場に移動します。
部屋で一旦、荷物の整理をした後、再び街歩きに出発。

さきほどは大浦エリアでしたので、今度は駅から西の浦上エリアへと向かいます。

まずは、長崎駅へ。
駅舎と商業施設の間の外に改札がある、開放的な空間の駅です。

ここで、市街地地図をいただきます。

街歩き恒例、歩道橋から撮った1枚。

駅前の通りです。市電と車がうまく共存しています。

駅近く、西坂公園の「日本二十六聖人殉教地」へ。

歴史の教科書にも登場するこの地が、長崎の、先ほどとは違うまた別の歴史を知る散策の始まりです。
公園は静かで、なぜか、多くのネコがまわりをのんびりと歩きまわっていました。


西坂公園から、駅前の通りへと下りる坂道。正面には、稲佐山が見えます。


長崎は市内の各所を市電が結んでいます。街歩きで、路線バスはほとんど利用しないのですが、市電は積極的に乗ることにしています。機動性が大きく、ルートも掴みやすいので気軽に利用できることがありますが、何よりも市電に揺られて街並みを眺める、その雰囲気が大好きで、歩いていなくても、街歩きができるのが市電の大きな魅力です。

市電に乗って訪れたのは、平和公園。


ちょうど、前の日が8月9日、長崎の原爆の日でした。「平和の像」の前では、式典の後片付けが行われています。

その近くには、この期間だけの原爆の写真パネルが展示されていました。投下当時の写真や説明記事に見入ってしまいます。


平和公園からさらに坂を登ると、浦上天主堂が見えてきました。


天主堂近くの橋の欄干には、十字架と鐘が。

ここから、原爆資料館を見学します。我々には、展示されている資料や写真、解説はどれも、胸にズシン、と来るものばかりです。
夏休みからか、館内は家族連れの姿も多く、子供たちが写真や展示物を見ながら、親に質問責めをしている光景をあちこちで見かけたのが印象的でした。

広島の原爆資料館を見学した時にも感じましたが、展示資料を見て、何を思い、何を感じるかはまったくの自由ですが、日本人なら一度は訪れておきたい場所ではある、とは思います。


資料館から、市電の停留場に続く坂道は静かで、聞こえるのはセミしぐれだけ・・・色々と考えながら歩くにはちょうど良い道でした。

ここからは、市電で再び東へ、終点の「正覚寺下」で降りて寺町に行きます。

ここには、赤い門で有名な崇福寺をはじめとした寺院が集まる一帯です。
それにしても、長崎と言う街は、本当に色々な表情を見せてくれる街です。今回は、それを見越して朝から丸1日の時間を取っているのですが、それでも駆け足気味になってしまうのが残念です。


崇福寺の赤い竜宮門。
この地域のお寺は、唐の文化を色濃く受けている建造物なのが印象的です。

ここから、

浜市アーケードを経由して、

再び中華街へ。

夕食は中華街で・・・とも思い、くまなく歩いたのですが、ランチはともかく夕食だとなかなか1人で入れそうな雰囲気ではなく・・・そのうちにだんだんと日も傾いてきました。さすがに歩き疲れて、中華街に隣接する湊公園でしばらく休憩します。
毎年冬に「ランタンフェスティバル」が開催される、というこの公園、夏の夕暮れ時も結構な人がいて、何もせずにゆっくり座っていたり、楽しく談笑したりしながら思い思いの時を過ごしています。


夕暮れ時の湊公園。向こうでは、懐かしい縁台将棋を指している人達もいて、パチン、パチンと駒を打つ音が聞こえてきます。

結局、さきほど市電の車窓からたまたま見かけて、気になっていたお店に向かうことにします。


こちらがそのお店「思案橋ラーメン」。
この名前にどこか、聞き覚えがあったのですが、店内に入って、多くの有名人のサインを見て有名なお店なことがわかりました。
豚骨の香りも漂う店内は、観光客に地元の人たちで賑わっていました。

看板メニューはニンニクの入った「ばくだんちゃんぽん」ですが、お昼に食べた、ということと、せっかくならもう1つの長崎名物、ということで「皿うどん」にビールも付けます。


皿うどん。思ったよりもとろみが強く、また豚骨の香りが口の中に広がります。今まで食べてきた皿うどんとは一味違いますが、これがまた美味しい!

他のお客さんが頼んだ「おでん」も美味しそうなので、勢いで私も頼んでみます。


皿うどんを平らげた後におでん。こちらも味がよくしみていて、ビールとの相性は最高でした。

こうして、丸1日、長崎の街を久しぶりに訪れましたが、先に申し上げたように、江戸時代から幕末、明治から昭和までの、様々な歴史の重要な舞台となった街らしく、色々な面を見せてくれて、気が付けばこの日1日、夢中になってあちこちを巡っていた自分がいました。
是非、また訪れてみたい街の1つです。

気持ち良く酔いが回った中、市電に揺られて、長崎駅を経由してホテルまで戻ります。あとは部屋に戻ってゆっくりとするだけです。

すっかり夜になった長崎の街は、海の向こうの稲佐山も市街地側の山手も、明かりが綺麗にちりばめられていました。

稲佐山からの有名な夜景を眺めるバスツアーも出ていますが、さすがにそこまで向かう元気は無く、駅の海側から、反対に稲佐山や街の山側の夜景撮影を試みることにします・・・が、どれも失敗ばかりで、何とかまともに撮れたのは、市街地から山側を撮った、この1枚だけでした。



その3 に続きます。
Posted at 2014/08/13 21:33:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記

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何シテル?   05/18 20:55
ルーミーやハスラーで行く、ドライブラリーと下道ドライブ、1泊や日帰りの街歩き小旅行、更には日常生活で興味のあるお話などなど、ブログで細々と綴っていきます。 ...
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