
昨日(24日)は、有給消化日でお休み。
ということで、ドライブラリー「
第23回ShixpoDR]に行ってきました。
コースは山梨県。
甲府市の「曽根丘陵公園」をスタートして、笛吹市~都留市周辺のいくつかの林道や、御坂峠の旧道などを経由、富士吉田市の「道の駅 富士吉田」がゴールの約115kmのコースです。
前日の夜、仕事を終えて帰宅後、夕飯と風呂を済ませて自宅を出発。中央道を東へ。
今回は、取り付けたばかりのドラモニのチェックや、車中泊の具合を確かめるなど、もろもろの目的があったので、アルファードで出動します。
中央道は、東名高速の集中工事を避けて迂回するトラックもあるせいか、交通量はかなり多め。
しかし、アルファードはどっしりとした乗り味のせいか、のんびりゆったりと、トラックの流れに乗ったペースでも苦にならず、疲れも出ませんでした。長距離移動をよくする身には、アルファードを選んで正解だった、と思います。
山梨県に入ったところの八ヶ岳PAで仮眠をとります。PA内も、トラックでほぼ満車。何とか空いたスペースを見つけて停まり、セカンドシートへ移動。
背もたれを倒して、オットマン(足置き)を上げるとほぼフラット状態になります。横になってみると・・・これは楽チン
他の車種でもフルフラットにできますが、シートとシートの継ぎ目など、どうしても凹凸ができて、横になるとそこが気になってしまいます。しかし、アルファードの場合は、オットマンのおかげで、1つのシートだけでフルフラットにできるので、座っている状態のまま真横になる感じで凹凸も気になりません。自宅で寝るのとほぼ同じ姿勢でいられます。
シュラフをかぶって、そのまま朝までぐっすりと眠り、目が覚めたのは朝7時すぎ。
雲が多いながらも良い天気。これから、富士山の写真撮影があるので、もう少し晴れ間が広がることを期待しつつ、再出発。
スタートの曽根丘陵公園をスタートしたのは9時前でした。ここから、いくつかの林道を走ります。
コース内は、ちょうどこの時期が、紅(黄)葉の真っ盛り。ということでここからは、コース内で撮った写真を中心に・・・

スタート間もない時ですが、すでにまわりの木々は色づき始めています。朝の太陽が逆光で眩しいのですが・・・

今回のコースで特筆すべきは、いたる所でこのように路面に落ち葉の絨毯が敷き詰められている、ということ。しかし、こういう道は落ち葉にまぎれて落石もあるので油断なりません。
何しろ、ちょうど去年の今頃、そんな落石でスイフトのオイルパンを破損する、という
出来事がありましたから・・・あの時も、山梨県の林道でした。

コースも、このように狭い箇所もたびたび出てきますが、若干、草をかき分ける感じですが、アルファードの車幅でも何とか問題なし。幅だけでなく、高さもあるので、垂れさがっている木の枝などにも気を使います。
こちらも、たまに「キーッ」とひっかくような音がルーフからしてきて、そのたびに「


・・・」だったのですが、後で確認したところ、目立つキズは見当たりませんでした

。

ナビ画面に注目。この辺りはナビにも載っていない道です。

そんな細い道の先には、雄大な山々が真正面にせまってきています。

色づいた木々の中を、我がアルファードは進んでいきます。ちなみに今回の林道区間で、対向車はめったにありませんでした。

気持ちよく走っていると、いきなり前にゲートが・・・もしかして通行止め???

いえいえ。里にイノシシが侵入するのを防ぐためのゲートでした。
通過後、ちゃんと元通りにゲートを閉めておきます。

コースは一旦、里に下ります。道の駅のような立派な休憩施設があり、ここで一休み。地元の農産物直売所や食堂などもあります。ずっと、林道の中を緊張して走ってきたので、ちょっと、ほっとできます。

休憩後、再スタート。再び黄葉の中を走ります。
ここまで、肝心の富士山の写真がまだありませんが、ようやく、これから登場します。
コースはここから、御坂峠(御坂みち)へ。
旧道を進むと、河口湖と富士山の眺望で有名な「天下茶屋」に到着します。
今まで観光客を姿をほとんど見かけませんでしたが、ここだけは平日にもかかわらず賑わっていました。
三脚付きのカメラを構えている人も多いのですが、そのお目当ての富士山は、というと・・・

山頂付近が、雲に隠れています。雲が晴れるまで、私も少し待つことに。
この場所から振り返ると・・・

見事に色づいた山と天下茶屋。
少し待ってみましたが、

さっきより若干、姿が見えてきましたが、まだまだ・・・

ということで、ここで待つのは諦めることに。
御坂峠旧道の途中から、林道「西川新倉線」に分かれます。
林道をしばらく走っていると、ここでようやく

富士山がその姿を見せてくれました。
上半分はくっきりと見えるのに、雲を境にした麓部分が靄がかっているのでぽっかりと浮いたような感じに。

クルマと一緒に撮りたかったのですが、いいアングルになりません。
それでも、富士山を見ることができて満足。
林道を過ぎると、「新倉富士浅間神社」を経て、しばらくは山里道を走ります。
この「新倉富士浅間神社」からも、富士山をきれいに見渡すことができますが、私は訪れた時は、また少し雲にかかっていました。
ここからは、いよいよコース最後にして最長の林道「細野鹿留線」へ。

ダートも長く続く林道です。少し、わだちの深い箇所もありましたが、アルファードは下を擦ることもなく、快調に進んでいきます(こんなこともあろうかと、ダウンサスをいれてなくて本当によかったです

)
最初は乾燥した路面が、だんだんと湿ってきて泥濘路面に変わってきました。そんな中、道路工事が。通行止めにはなっていませんが、重機やらトラックやらが動いています。
そのすぐ横の道路は、というとこれが急こう配。しかも、完全に泥濘路面です。
これはちょっと厳しいかも・・・と引き返すのを考えると、工事の人が「通っていいよ」と手招きをしています。引き返すに引き返せなくなって、こうなったら、と勢いをつけて一気に登ります。何とか登坂成功。
今回のコースの一番の難関でした。
そして、難関を突破した先には、素晴らしいコースが・・・

工事現場を過ぎた後は、路面も舗装されて、渓流沿いに黄葉が続く美しい風景に変わります。
林道はそのまま、忍野村に通じる「二十曲峠」につながります。
その二十曲峠の頂上で、再び富士山が姿を現してくれました。

ようやく、アルファードとともに1枚。

さすが、富士山の有名眺望スポットの1つである二十曲峠だけあって、本当に綺麗・・・。
こんな美しい富士山、そして素晴らしい黄葉の道を走らせてくれたコース作成者さんに感謝!です。
ゴールの「道の駅 富士吉田」に到着したのは、15時30分頃でした。

到着した時、タイヤはご覧のように泥だらけ(笑) あの林道の路面状態の激しさを物語っています。
スタートしてから何も食べていませんので、ここで遅い昼食、となります。
ここで必ずいただく定番が「吉田うどん」。

肉うどんの大盛り。天かすをトッピングしてとうがらしを少々
ここの特徴は、とにかく、うどんが太い、ということ。これより太いうどんはお目にかかったことがないくらい。食感も、もっちりというよりはごわごわと食べ応えがある、私が好きなタイプのうどんです。ここの道の駅に立ち寄ったら必ず頼むもので、今回も最初から楽しみにしていました。
ということで、長くなってしまいましたが、本当に素晴らしいコースでした。特に、あの林道の工事現場を過ぎてから、二十曲峠に至る所は、個人的に感動ものです。
※こちらの「ShixpoDR」は、個人の方が作成、運営されています。
詳細は、下記関連情報URLへ。この中にあります「注意事項」を遵守できる方でしたら参加できます。
なお、途中、道幅の狭い個所や路面状態の悪い箇所を通過します。何かありましても当方および作成者の方は責任を負いかねますので、参加の際にはすべて自己責任でお願いいたします。