まず最初に云って起きますが僕は自分の耳で確かめないと気が済まない
自分勝手な人間です
ですので以下は私の独断意見だと割り切って読んで頂き
参考になる部分だけ吸収して下さい(笑)
シャキット装着後半月以上経過し調整も一段落ついたので少し説明をさせていただきます。
~取り付け~
接続等はディーラーさんにお願いしました。
本体取り付け場所は助手席下です。ギリギリ入りました。
サウンドコントローラーはサイドブレーキレバー横の平らな部分。
ここだと肘かけながらいつでもツマミをぐりぐりできます♪
~ナビ~
DOPの
VXH-069CVです
このナビのは緻密なVGA液晶とCD、DVD4枚チェンジャーが特徴です。
しかし再三云うように音が最悪なのであります(苦笑)
~SP~
フロント、リア共に純正のままです。
フロントはダッシュ奥にマグナットのツイーターを増設してあります。これはボーカルを耳の高さに上げるのが目的です。
さて、ここからが本題ですw
まずはナビのボリューム(マスター)を決めます
最初は15だったのですが今は20にしてあります。
割れない程度に音量を上げダイナミックレンジを稼ぐのです。
注)これ以上上げるとナビの音声が聞こえなくなります
次にシャキット本体のロータリースイッチの設定です
詳しくは
ココ。
僕の場合はマグナットのツイーターの元気が良すぎるので高音の強調を弱める為5~6番で設定しました。
後は
サウンドコントローラーで好みの音に調整するのですが・・・
これには「慣れ」が必要です。
まず自分の耳の好みを把握しましょう!
「こだわりの一曲」があるのならそれをベースに音作りをするのが良いです。
さぁ、
ミュージックスタートw
物凄い低音が体に響き、そして艶やかな高音が耳に飛び込んできます
肝心のボーカルに耳を傾けると・・・あら、
ここまで低音が出てるのに全く濁ってないじゃあないですか!
これですよ、これ!僕の求めてた音は!
しかしやっぱりナビに依存する部分もありましてこれで完璧とは云えません。
ここで初めて
イコライザー調整にかかります。
注)写真撮って無い為記憶のみのコメントになります。
少しずれてたらごめんなさい(汗)
まず60Hzをひとつ下げ、125Hzを逆にひとつ上げ。これはベースの輪郭を強調させたい為の設定です。
こうなると250Hzも上げたくなるのですがここはフラットないしひとつ下げ。ボーカルが濁って聴こえる方はまずこの250Hzが原因だと思って下さい。
500Hzはそのままで、1KHz(ボーカルに一番効く部分)を二つ上げます。
そして2KHzをひとつ上げ艶を出します。
4~12KHzはフラットのままです。
これで今のところの調整は完了!
さて、聴いた感想を細かく書きましょうw
とにかく今までとは
別次元の臨場感が出ます。
楽器別に説明しますと、ドラムはキック音、アタック音まで見事なまでに再現されさほど大音量でなくてもSPからの音圧が足にパンパン当たります。
ベースも同様、今まで感じられなかった、流れるようなラインまで聴きとることが出来「縁の下の力持ち」の仕事を堪能できます。
ただこのベースについては改善しないといけない問題があります。
多分、いや間違いなくの原因としてSP背面の処理をしていないから起こる現象でしょう。
SPから背面に逃げた音が鉄板に跳ね返り干渉してしまうのです。
バスドラとベースの音が似た音質に聴こえるのです。つまり輪郭が良くないって事ですね。これは構造上仕方の無いことなのでSP交換時に吸音材貼って解決します。
そしてギター、アコだと自然な響きが感じられ、ディストーションサウンドではどこまでも伸びていく・・・
ピッキングのアタックからエフェクトのかかり具合まで、これまた見事な再現です。
サイドギターも例外ではありません!
元々サイドギターの役割は「無いと物足りない、でもあっても解からない」が基本なのですが・・・さりげなくイイ仕事してるんですよねぇ(笑)
演奏者は幸せだ、こりゃw
ここまで読めばもう解かりますね?
ボーカルも同じ、唄い手の息づかいなども聴き取れるのです
しかもあの
純正SPで(爆)
以前の物欲ブログで「これはFM局で使うコンプレッサーのような物かな?」との発言はここにて
撤回します!
聴き取り難い上下を圧縮して前に押し出し迫力を出すコンプとは全くの別物と、聴いて初めて実感しました。
サウンドサイエンス社(以下SS社)うたい文句の「波形補正」の意味がようやく理解できたと思います。
SS社のリンク先でレビューされてる方と同じ意見でなんなんですが(汗)写真で例えればフラットな眠い画像からメリハリの効いたコントラストバランスの良い画に変わると云いますか・・・
これは仕事&趣味で写真加工を良くやるもので・・・
料理の写真に例えれば「シズル感」ってのがありまして、暗くメリハリの無い眠い画像(純正システム)だととても食欲は湧きませんよね?
でもこれが見るからに艶やかで生々しい画(シャキット導入)であればヨダレが出ることだと思います(笑)
シャキットはこれを耳に置き換えてるのでしょう
波形のバランスを絶妙な調整で補正し、リスナーに聴かせる、そして好みの色に調整できる最高の機材でしょうね。
専門的な話は出来ないので直感的な話ばかりになりましたが、
この
「耳に訴える力」
こそシャキットの醍醐味なのでしょう!
証拠にこれは家族持ちへの欠点になるのですが、音楽の聞こえが良すぎて、
同乗者との会話が聴き取り難くなってしまいました。(大爆)
小音量でも全ての音が聴こえるってのもあながち嘘とは思えないでしょ???www
娘の襲撃に合い一時中断(汗)
先週のプチオフにて
Ksさんが持参してくれたクラシックのCDを試聴したところ、ピアニッシモな部分も難なく再生されフォルテッシモではもの凄い迫力!!!
クラシックとの相性も良いようです
バイオリンの弓の擦り音も聴こえてきます。
ただ昔の音源によくある「サー」っていうヒスノイズも持ち上がってしまうので昔の音源の再生には注意が必要です。
これはシャキットネスを弱めるか、ハイカットにて解決出来ます。
車用のCDを作るのであれば
ミュージックCDデザイナー3で編集すればこのノイズを完全に除去できるのでオススメです。
自身、CD製作は全てコレで行ってます。
~余談~
これもSS社のリンク先の方が仰ってることですが、この凄い再生能力のため演奏者の技術が浮き彫りになってしまいます。
ドラムのタッチやギターのピッキングの粗まで聴こえるので違う意味での楽しみが出来ます(爆)
音楽やってる方の上達にも貢献してくれそうですw
自身の耳のトレーニングにもなりそうです。
今まで車では聴く気になれなかった曲も楽しめます!
とりあえず下手な説明ではありますが、ご理解いただけたでしょうか?
ちなみにSS社のサイトで
試聴も出来ますが、決して誇張ではなく、むしろ控えめなサンプルだと思って下さい。
実車に装備すれば、それをはるかに上回る効果を体感できますので・・・
最後にもう一度云いますが、僕のSPは
純正ですw
以上、まことなりのサウンドシャキットインプレでした!
お付き合いありがとうございます。
追伸・・・
これは外に向けて大音量でズンドコ聴かせる「音マニア」の方にはハッキリ云って合いません
あくまで
「音楽を音楽として楽しむ方」用の製品です。
※書き足し↑のように書きましたがあくまで僕の好み(スタイル)のの問題です。
シャキットの後ろにパワーアンプを足したら凄い事になるのはご想像にお任せしますwズンドコファンにも満足できるでしょう!
何事も使い方次第!と云うことです。