トヨタ カローラ W×B（ハイブリッド車） 試乗記

本日は10月3日に一部改良が発表され、発売が開始されたトヨタ カローラに試乗してきました。試乗グレードはハイブリッド車の最上級グレード、W×Bになります。

【エクステリア】


今回の一部改良でヘッドランプ周りのデザインが変更されました。このヘッドランプ周り以外のデザインに変更はありません。

【インテリア】


今回の一部改良で10.5インチのディスプレイオーディオがオプション可能になったこと以外は変更はありません。
大人4人がなんとか普通に座れる室内の狭さもそのままです。

【シート】


シートについては変更はありません。掛け心地に不満はありませんが、もう少しクッション長が欲しいところです。

【エンジン・トランスミッション】


電動モジュールを全面刷新した1800CCハイブリッドは正直その出来の良さにビックリです。とにかくモーターからエンジンへの移行が本当にスムーズでどこで切り替わったのかわからないくらいです。ここまで違和感がないようなら、もうガソリン車ではなくハイブリッド車をおすすめします。無論、発進もスムーズで加速力に全く不満はありません。

【サスペンション・乗り心地】


フロント ストラット式、リヤ ダブルウイッシュボーン式の4輪独立懸架で構成されるサスペンションは同じ価格帯のシエンタとは別物の乗り心地の良さの走りの質が味わえます。本当、インプレッサG4と乗り比べても違和感なしです。

【総括】
久しぶりにカローラに試乗しましたが、特にハイブリッドの進化には正直驚かされました。室内の広さとスライドドアにこだわりが無ければ、価格帯が被るシエンタよりもカローラのほうが満足度が高いように感じました。
インプレッサG4も次期型にはなく、このクラスはマツダ3とカローラにしかセダンはありませんが、貴重なセダンとしてこれからもあり続けてほしいと思いましたね。