ホンダ フリード＋ HYBRID G BLACK STYLE 試乗記

本日は昨年6月23日に一部改良が発表され、6月24日から発売が開始されたホンダ フリード＋に試乗してきました。試乗グレードは特別仕様車のHYBRID G BLACK STYLEになります。

【エクステリア】


エクステリアは今回の一部改良においては変更はありません。個人的にはシエンタよりもミニバンらしいデザインかなと思っています。

【インテリア】


インテリアも今回の一部改良では大きな変更はありません。よく見ればプラスチッキーではありますが、分割線の少ないデザインのため安っぽさはかんじません。

【シート】


フロントシートは今回の一部改良でシートヒーターが標準装備されました。掛け心地は少しクッションに短さを感じますが特に問題のない掛け心地ではないかと。

【エンジン・トランスミッション】


1500CCエンジン＋モーターのハイブリッドシステムは7速DCTのキレの良い変速もあって加速はスムーズな印象です。このハイブリッドシステム登場当初のギクシャク感もなくなって洗練された印象を受けましたね。

【サスペンション・乗り心地】


フロント ストラット式、リヤ トーションビーム式のサスペンションはひと言で言えばフカフカの乗り心地です。
とにかく走り出しから重心の高さを感じ、街乗りでは快適ですが高速長距離走行ではこのサスペンションセッティングでは運転が疲れてしまいそうです。モデューロXとは言わないのでもう少し硬めでフラットな乗り心地のほうがこのクルマのコンセプトに合っているような感じですね。

【総括】
フリードの標準モデルの試乗ですが、正直言ってサスペンションセッティングがもう少し硬めであればなぁといった感じでした。走りは正直言ってライバルのシエンタのほうが重心も低くて乗りやすい印象です。今後の商品改良やモデルチェンジで改良されていくことを期待したいですね。