ホンダ フィット RS（ガソリン車）試乗記

ホンダ フィットのRS（ガソリン車）に試乗しました。昨年末からフィットの試乗記は掲載してますので、今回の試乗記は先日試乗したアクア GR SPORTとの比較試乗記という形で書いていきたいと思います。

【エクステリア】


エクステリアは好みが分かれるところですが、スタイル優先のアクアのほうが若干スタイリッシュでしょうか。フィットRSも専用バンパーとかサイドスカートとかでスポーティな演出がされていますが、やっぱり居住性優先なところは否めないですね。

【インテリア】


クオリティはアクアと同等ですが、
①室内の広さ
②電動式パーキングブレーキ
③CD一体型のナビが選べる
の3点はフィットのアドバンテージかなと感じています。

【シート】


シートはクッション（座面長）の長さが長いフィットの勝ちです。あとセンターコンソールのアームレストもフィットのアドバンテージですね。

【エンジン・トランスミッション】


加速力はモーターアシストが手厚いアクアのほうが力強いですが、スポーティモデルとしてはアクセルの踏み込み具合で加減速のコントロールがしやすい純ガソリンエンジンも捨てがたい魅力があると思います。フィットの1500CCエンジンはトヨタの1500CCエンジンには少し加速力はおとなしめですが、4気筒ならではの静粛性と踏み込んだ時の加速力はなかなかのものと感じています。

【サスペンション・乗り心地】


スポーティさではボディ補強まで手が入っているアクアが一枚上手です。アクアGR SPORTは17インチタイヤを見事に履きこなしていますし。しかしフィットも価格を考えるとなかなか頑張っています。少し硬めではありますがカーブでのロールの少ないハンドリングは山道で本領を発揮できるのではと感じました。

【総括】


フィットの試乗記は昨年末に掲載したので今回はアクアGR SPORTとの比較としてみました。個人的にはキレのある走りのアクアGR SPORT、電動式パーキングブレーキやCD一体型ナビが選択できるなど充実装備のフィットという感じです。シートはフィットの方が掛け心地が良いので、装備の充実と合わせるとフィットの方が長距離向きかもしれないですね。