世の中は、ジャンボリー一色であろう中、遅ればせながらGWネタを。
正月以来久しぶりに実家に帰ったところ、ビックリしたのが、親父がクルマを買い替えていたことです。
親父はこれまで、中古の410ブルを皮切りに、商売のためのチェリー・キャブのバンを2台?、チェリーバネットバンを1台?乗り継ぐとともに、姉が免許を取ると同時に初代マーチ、その姉が自らクルマ(2代目マーチ)を買うと同時にU13ブル、その後、キューブキュービックに乗ってきており、車歴の全てが日産車で占められていました。
そこに、おそらく最後のクルマとして選んだのがスバル・インプレッサ(1.6LのFF)でした。(表題の”終のクルマ”って表現が日本語として正しいかわかりませんが)
私が子供の頃から、親父は、「スバルに乗ってみたい。スバルは、”スバルクッション”と言って、すごく乗り心地がいいって言われていたから。」と常々言っていました。
おそらく、この”スバルクッション”というのは、スバル360やスバル1000時代の話なんじゃないかと思うのですが、ずっとスバルに憧れを持っていたようです。
で、肝心の現行インプレッサですが、デビュー直後から非常に評論家の方々の評価が高いクルマでした。こういう表現がふさわしいかわかりませんが、曰く、欧州車に負けないとかゴルフにも負けないとか。
で、早速乗ってみました。
乗る前に一つ心配だったのが、ちょっと足が硬いのでは?親父が期待していた”スバルクッション”とイメージが違うのでは?ということです。
というのは、仕事で現行フォレスターに乗る機会があったのですが(後部座席)、結構突き上げが気になる硬い乗り心地だったからです。
しかし、その心配は全く杞憂に終わりました。
非常にしなやかで、わざとマンホールの上にタイヤを乗せて走ってみても、ほとんど突き上げは感じません。きちんとダンパーが衝撃を吸収しているといった感じの乗り心地です。
ゴルフも素晴らしいクルマですが、ダンパーで強引にフラット感を保っているという感じがするのに対して、インプレッサの方が凄く自然な感じがしました。
定評のあるアイサイト3にサイドエアバッグのみならず歩行者への安全配慮のためのボンネットにもエアバッグを搭載、価格も高騰する昨今の国産車の中ではリーズナブルで、高齢の親父が最後に選んだクルマとしては、すごくいいクルマを選んだなと感じました。
いつまでも元気に乗り続けてほしいものです。
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国産車 | 日記
Posted at
2017/05/14 23:04:49