
週末の日産の広告を見ていたら、「今なら試乗でもらえる ワンピース海賊ノート(B6リングノートシール付)」との文字が。
日産のディーラー系列関係なくやっているイベントのようで、子供たちがワンピースが好きなので、これは行かねばなるまいと思い、行ってきました。(試乗する口実にもなりますし。)
それも、2人分を確保するためには、2ディーラーを回らないといけないので、日産ディーラーさんには申し訳ないと思いつつ、旧日産系と旧プリンス系のディーラーに行ってきました。
で、ちょっと気になったのが、最近の日産で、「乗ってみよう!」と思うクルマが少ないことです。
乗ってみたいと思うクルマのうち、エクストレイルとスカイラインには最近乗ったばかり。ジュークには2月か3月に同乗試乗していました。
最近ノートがマイチェンしたものの、現行ノートがデビューした頃乗ってみたら、ドッタンバッタンした乗り心地にがっかりした記憶があり、イマイチ気が乗らないですし、といって、同じくマイチェンしたラティオなんて乗ってみようとすら思わない上、そもそも試乗車なんて置いてそうにありません。
まあ、マイチェン後のノートと同乗しかしたことのないジュークにでも乗ってみるか!と思い、父親に似て試乗好きの次男とともに出かけました。
まずは、旧日産系のお店。
用件を正直に伝えると、息子に早速ワンピースノートを渡してくれたはいいものの、試乗&アンケートは不要という雰囲気。確かに乗ってみたい車種はあんまりないものの…。と思いつつ、営業の方と話していると、ふと、試乗車のマグネットシートを貼ったノートnismoが目の前にあることに気づきました。
既に、帰ってほしいっぽい雰囲気だったので、恐る恐る「あのnismo乗れますか?」と聞くと、(しょうがねえなあという雰囲気ながら)「いいですよ。前に回します。」と言ってくれたので、乗せていただきました。(家に帰って調べたところ、nismoには、1.2LスーパーチャージャーでCVTのnismoと1.6LのNAで5MTのnismo Sがあったようで、試乗車は希少なnismo Sでした。)
見た目は、先日のジュネーブショーの欧州パルサーnismoのノリ。
フロントバンパーの処理等は好みが別れそうです。
で、乗り込もうとしたら、アルカンタラ(エクセーヌ?)を使った高級そうなバケットシート。リアシートもアルカンタラ仕様です。
たまにしか乗らないMT車なので、エンストしないよう気を付けてクラッチミートしようとすると、エンジンがレスポンシブなので、ついつい高回転まで回ってしまいます。
このエンジン、ニスモチューンというだけではなく、少なくとも日本では数少なくなったテンロクのノンターボエンジンです。だてに専用エンジンという訳ではないようで、最近の回してもあんまり変わらないというフラットトルクタイプではなく、回して面白いエンジンでした。(一時期のホンダVTECみたいな刺激はないですが)
乗り心地は、これもニスモチューンという感じで、突き上げは強いですが、嫌な硬さではなく、若い頃ホットハッチに乗っていた方にとっては、気にならないレベルなのではないでしょうか?(などと、若い頃カローラFXにもかっとびスターレットにも、(ホットハッチではないですが)FFレビンにも触ったことすらない私が言うのは何ですが。)
それに、MTで乗るなら、昨今のフラットトルクのダウンサイジングターボではなく、NAエンジンがいいですね。
普段は、あまりスポーティなクルマに興味はないのですが、楽しかったです。
ちなみに、次に行ったプリンス系の店で聞いたのですが、どうもnismo系の試乗車はほとんど置いていないらしく、貴重な体験をさせてもらったようです。
しかし、いただいた日産総合カタログ(いまも総合カタログってあったんですね。)を見ていると、現在の日産の乗用車のラインナップの中で、1.6LのNAエンジンってこれだけなんですよね。
マーチ、ノート、ラティオは、3気筒1.2LのHR12系エンジン。存在感薄いシルフィは4気筒1.8LのMRA8系エンジン(MR18とは言わないんですね)。ティアナになると4気筒2.5LのQR25系エンジン。最も売れ筋のセレナは4気筒2.0LのMR20系エンジン。
なんかないのか?と探してみて、やっと見つけたのが、NV200バネットがノートnismo Sと同じHR16DEでした。NV200バネットが109psに対して140psにチューンされているようですね。
あまりに長文になってきたので、プリンス系で乗ったマーチnismoは続編で。
Posted at 2014/10/26 15:46:29 | |
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試乗(国産車) | 日記