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えぼかぁごのブログ一覧

2008年09月07日 イイね!

パッとしない週末(その4)

パッとしない週末(その4)11号車のペースが上がらず
自力優勝が難しそうと感じられた時点で
いつもなら今回こそ6号車頑張れ~
って思うところなのだけれど

今回はあまり6号車頑張れ~って気分ではなかった

決勝レース序盤から
トップを奪って快走していた6号車


しかしシーズンの中で一番暑い時期の岡山に限っては
頑張りすぎると暑さの餌食になることが多い

トップ争いは6号車と37号車と20号車に絞られてはいたけれど
頑張れば勝てるっていうよりはいかにしてその中で生き残るのかという感じか

前半は余力を残しておいて勝負をかけるなら多少なりとも涼しくなる終盤
果たしてトップを走る6号車はどれくらいの余力を残した状態だったのか?

クラストップのポジションのまま1回目のピットイン

順調にピット作業が終わって・・・
いくら待ってもセルの音が聞こえない

S耐のEvoではたまに起きることだけれど
高温になりすぎたスターターのマグネットSwが作動しなかったのだろう
長時間ピットに留まることになってしまった

ピットに入る前から異音がするとか連絡が入っていたみたいだから
もしかすると排気が洩れてスタータの温度が余計に上がったのかもしれない

2回目のピットアウトの直後にはタービンブロー
1回目のピットインで中途半端に長い時間止まっていたから
熱による歪が大きくなってしまったのだろう

誰が悪いわけでもなくミスが有ったわけでもないが
耐久レースでは充分起こり得ることが今起きただけ
特に攻めの走りをするチームには付いて回るトラブル
そういう意味では6号車も岡山とは相性が悪いチームってことになるのかも

しかしそれが6号車なのだから
めげずに次も攻めるしかない

今シーズンは確実な速さを持っていながらトラブル続きなので
またかと思いがちだろうけれど

タービンブローしても他のダメージが無くて
過給のかからない状態でも走行できたので完走できたのは
たぶん最善の結果であったと思う

チームがここを笑って乗り切れる強さが有れば
残り2戦はかなり良い結果が出せる・・・・と思うけどなぁ・・・・たぶん



Posted at 2008/09/10 01:40:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2008年09月07日 イイね!

パッとしない週末(その3)

パッとしない週末(その3)予選まではパッとしなかったけれど
さすがに決勝前は次第に気持ちが盛り上がる

暑ければターボ車のEvoでは
速いクルマにトラブルが出る可能性も高まるし

山の向うでは雨が降っているようだし
一雨来れば一波乱も期待できる

そしてピットウォークの終わる頃には通り雨
大した雨ではなかったけれど
レース中に一雨の可能性が現実味を帯びた


決勝レースがスタートして
オーリンズランサーは一つ順位を上げたが
数周で抜き返された

やはりEvoXはまともには順位を上げられそうにない

1回目のピットインが近づくと
オーリンズランサーのペースががっくりと落ちた

エンジンがいくつかのコーナーで息つきをするらしい

練習走行の時から出ていた
燃料が減ると燃圧が落ちる症状は治っていないらしい

それでもピットインして給油後はタイムは復活し快調に走行

しかし実は無線が通じないようで
ピットとドライバーの意思疎通ができないまま
ポジションをキープ

2回目のピットインを前に
ドライバーがジェスチャーで何かをピットへ伝えようとしている

何の不調なのか判明する前に緊急ピットイン

給油している間に監督がドライバーから事情聴取

給油を終えた時
後ろからピット作業を撮影していたTVクルーが
クルマの下を指差してカメラマンに撮影するように指示を出した

何?
とクルマの下を覗き込んだら・・・

ダラダラと何かの液体が地面に垂れている

何?
クールスーツ用の水?・・・ではないよな

やっぱり燃料だよな!!

慌ててドライバーと話し込む監督に告げるが
インカムを使って話をしているので聞こえず
監督はとても冷静にゆっくりと振り返って「何?」って表情

周りが慌ててウェスをクルマの下に投げ込むが
とてもそんなもので吸収できる量ではないので
とりあえず誰かが消火器を噴射して淡いピンクの粉に包まれた

幸い引火することなく収まったがそのままリタイアとなった



S耐車両では市販車の燃料タンクは使用せず安全タンクを搭載している

金属ケースの中に強化繊維の袋が入っていて衝突してタンクが変形しても
燃料が漏れ出さないようになっているのだが
今回のような状況では必ずしも安全な構造とは言えない

EvoⅨの時は燃料タンクはトランクに積んでいた

EvoXではトランクにはサスの出っ張りが大きくて直方体のタンクがポンと置けないようで
市販車のトランクの位置に吊ってある

結果、排気菅の熱をもろに受けて燃料温度は上がるし
燃料タンク内の圧力も上昇していて
鈴鹿では給油の時に圧が燃料を吹き返して給油タンクから噴出した

今回も給油するまでは燃料タンクの圧力は高くて
かなりタンクが膨らんだ状態であったと思われる
(給油前に給油口を押すと圧が抜ける大きな音がした)

完全に燃料タンクをばらしてみないと分からないが
膨らんだ状態で袋が妙な位置に動いていたのかもしれない
そこへ満タンの燃料を注ぎ込んだために
ケースに袋を固定している場所に無理な力がかかったために
その部分が破損したというところであろうか?

同じEvoXの13号車も終盤にエンジンブローしてリタイアとなったところを見ると
13号車も同じような状況で燃料温度が上がったことが問題だったかもしれない

いづれにしても燃料タンクについては要対策

十勝終了時点で一応トップであったポイントランキングは
今回ノーポイントとなりチャンピォン争いでは大きく後退することとなったが

イイとこ無しで完走するよりあきらめがつく・・・・とはさすがに言えないか?

まぁパッと火がつかなくて良かったってことで



Posted at 2008/09/10 00:51:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | S耐 | 日記

プロフィール

「愛車と出会って35年! http://cvw.jp/b/177616/46503754/
何シテル?   11/20 19:04
メカもの大好きなおっさんです。 2021年に還暦を迎え、終活中。 初代パジェロとの関係を維持しつつ PHEVは二世代目に突入。
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