えぼかぁごのブログ一覧

北陸ツアー最後の夕食は

海王丸パークでガイドブックを
パラパラとめくってみると
あまり選択の余地は無く

地元の居酒屋へ

ガイドブックから受ける印象とは
若干違って
本当に地元の居酒屋だった

地元の名産
白エビ料理とかを満喫

ちょっと出て来るのに時間がかかったけど
最後に食べたゲンゲは独特の食感だった

ガイドブックによると
ヌルヌルの寒天質に覆われた細長い深海魚で
グロテスクな姿からは想像できない上品な味わい
ということで

外観は見ないまま上品な味わいだけを味わった




写真は居酒屋そばを通る
万葉線の｢アイトラム｣という電車
なかなかカッコイイ

最初は富山ライトレールってやつかと思ってたけど
調べたら違ってた

以前能登半島ツアーの時に
集合場所にした道の駅のそばに
これが有ることは知っていたけれど

確かあの時は雨が降って来たので
パスした場所

今回は最初から雨だったけど
行ってみた

丁度最新の練習船も入港していて
一般公開していたので

新旧練習船の比較ができて面白かった

船は新旧かかわらずアンティークっぽいところが有るけど

帆船はその極み

雨などおかまいなしに撮りまくって
デビュー戦だというのに
デジイチはズブ濡れに

まぁ今後気兼ねなく使えるようになったってことで



今回は珍しく
エボゴンの写真はこれが唯一の一枚


銀河丸　その１
　　　　　その２
海王丸　その１
　　　　　その２
　　　　　その３

富山の最後はあそこに行こう
と決めていたのだけれど

まだちょっと時間が有りそうなので
富山市内で一箇所訪問することに

富山と言えば｢薬売り｣

富山にはそんな置き薬の会社が
資料館を公開しているので
そこを訪問することに


小さな資料館だけど
｢富山の薬｣300年の歴史が分かるアンティークな空間

歴史の有る製薬会社だから
化学薬品ではなく｢生薬｣が基本ってところがいい

使った分だけ支払うという｢先用後利｣の思想もいい


｢生薬｣も｢先用後利｣という思想も現代社会では
アンティーク扱いになってしまっているのがちょっと残念

あんなに見たかった｢埋没林博物館｣に
たどりつけず

失意の中
滑川へ戻ると
先ほどのほたるいかが食べれるお店の営業時間

開店間もないが先客有り
席に着いてからも次々お客さんが来店し
割りと広い店があっという間にほぼ満席

単品料理も有るけど
5000円のほたるいかフルコースと
3500円のほたるいかミニコースが目に付いた

店の人にフルコースとミニコースの差を聞けば
｢品数も違うし一品一品の量も違いますよ｣
と明確な差は答えずさりげなく（あからさま？）
フルコースを薦める

当然か？


ホタルイカづくしはいいけど
あまり量が多くて食べきれずに嫌いになってしまうのもいやだ

幸い３人なので
ミニコース二人前にフルコース一人前を分け合うことに

周りにもそうしている組がちらほら


料理を待つ間に
水槽にホタルイカがいるということで見物に

ここのも結構弱っていたけど
タモですくうと２本の腕？の先がLEDみたいに青く発光した

周りは明るいのにはっきり見えるほどに強く発光した

ミュージアムではもっとぼんやりで腕よりも体全体が青く発光していたけど
明るい場所では体の発光は見えないようだ

何度かすくっているうちに
弱ってしまったのか腕の発光もかすかになってしまった


おそらく
腕の発光は敵を威嚇するためで一番強く発光するんだろう

弱って最初に発光できなくなるのも腕の部分

最後は体の発光って感じなのかな



かんじんの料理の方は
最高～

量的にも私は丁度良かった


調べたところによると
ホタルイカは通常深海で生息していて
産卵期になると海面近くまで上がって来る

富山のホタルイカはこの上がって来たところを捕獲するので
産卵期のみ捕れ全てメスで卵を持って丸々としている

ホタルイカは一応一年中どこでも食べられるけれど
殆どは兵庫県産

兵庫県では深海に網を入れて取っているので
一年中捕れるけど半分はオスでメスも卵を持っているのは産卵期のみ

富山県産が格段に旨いというわけ


きれいな発光も見れたし
美味しいホタルイカも食べれてちょっと挽回




あ、店内にカメラを持ち込まなかったので
残念ながら写真は無し

ほたるいかミュージアムから戻って
一寝入り

９時起きで気を取り直して富山観光へ
と言っても相変わらず小雨時々本降り

とりあえずミュージアムそばの
ほたるいか加工場兼売店の店へ

もしかして元気なほたるいかが見れるんじゃ？
と思ったけど
さずがに加工場ではさっさと加工してしまうんだと

ほたるいかの沖漬けとかを買い

そこで紹介してもらった
近くのほたるいか料理のお店へ

１０時到着で
どうかなぁと思ったけど
やっぱり営業は１１時からだった



観光船と金沢見物以外は全く計画していなかったので
その場で相談し

比較的近くの
｢魚津埋没林博物館｣へ向かうことに

2000年前の原生林が富山湾に水没したものが見れるらしい

博物館は海岸線に沿って走る国道から
さらに海沿いを走る｢しんきろうロード｣と呼ばれる道を越えた
海辺に有る

博物館の10kmくらい手前で国道をそれてしんきろうロードへ

途中の橋のたもとにパトカーが１台赤色灯を点けて停車中

こんな何も無い場所で取り締まり？
何か事件でも？

と思いつつちょっと山なりになった橋の中ほどに差し掛かり
橋の向うが見えると

そこには黒山の人だかりが道を塞いでいた

立て看板には
｢魚津しんきろうマラソン｣の文字

イヤ～な予感がしつつ
丁度スタートって雰囲気だったので
急いで国道に戻って博物館の直前で曲がってみたけど
時すでに遅く

もうランナーが途切れなく走っていて
警備の警察官から
｢等分通れませんよ｣と通告され

博物館への抜け道も無いらしい

しんきろうマラソンってくらいだから
しんきろうロードを走るわけで
しんきろうドードの向うには当分行けないわけだ



う～ん富山で三連敗


あまり期待してなかったけど・・・

埋没林見たかった～～ orz