リヤドアのビビり音対策を考える。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ここのところ、リヤドアからビビり音がひどくなってました。何が問題なのかも分からずに1〜2ヶ月くらい悩まされてました。
症状としては
1、ゴムが軋むような音
2、ウインドウを少し下げると症状がほぼなくなる
3、洗車するとしばらくは症状がおさまるが、1週間ほどで再発する。
考えられる異音の発生源は
○ドア側ウェザーストリップ
○ボディ側ウェザーストリップ
○ガラスラン
○内張とドアパネルの干渉部分
こんなところか…。
2
まず、症状2があるのでガラスランに疑いがかかります。
確かにガラスランを少しめくって見ると軋む音がするのですが……何か音が違う……。
次に、とりあえず内張を剥がして、ドアパネルと内張が干渉する部分に不織布テープを貼る(⬆白)。
更に、後ろのクォーターガラスのウェザーストリップと内張も干渉するので、その部分は滑りテープを貼る(⬆赤)。
しかし効果は全く感じられず…。
3
そもそも、どうしてウインドウを下げると音がしなくなるのだろう?
ウインドウの上げ下げを観察すると、ウインドウが閉まり切る寸前にウインドウが外側に動いてる…。
これは水気の車内への侵入をシャットアウトすることを考えると、あり得る動きだと思うが、それによってボディとウェザーストリップの密着が弱くなってるのではなかろうか?
4
確実なのはウェザーストリップの交換。ウェザーストリップは長年の密着でほぼ間違いなく劣化してます。しかしその前にやってみたかった対策、それは…
ウェザーストリップにシリコンチューブを入れる
というもの。
何年か前にハイエースで施工している動画がYouTubeで上がっていて、それが影響して他車種でもやっている人がいるようです。
今回はボディ側ウェザーストリップにチューブを入れていきます。
ボディ側の方が簡単なので…(汗)
これで改善しなかったら、大人しくウェザーストリップそのものを交換しましょうかね。
5
シリコンチューブはとりあえず6Φを使用。メダカや金魚を飼う時に使用するエアチューブです。
ウェザーストリップの穴は6Φより大きいので、最初は面白いほどスルスル入ります。
しかし…
6
半分〜2/3入れたくらいから、入りが悪くなります。ウェザーストリップも曲がってるし、想定済ではあったが、それでもなかなか進まない。
対策として、絵のように2人で作業するのが効果的です。絵心ゼロで申し訳ないが…(汗)
7
何とかチューブを通しきったら、チューブを切り取り付けます。
8
効果の程は…
想像以上でした。このチューブ施工から1ヶ月ほど経ちますが、殆ど異音が発生しません。
ウェザーストリップとボディの接触部分を清掃すれば、しばらく異音はおさまってはいましたが、異音解消がこれ程長引くのは初めてです。
今後の課題としては、できることなら8Φくらい通してみたいところですね。あとはシリコンより硬いビニールチューブなど…。まぁますますチューブ通しが大変ですが…。
最後に…今回の直接の異音解消のアイテムにはならなかったのですが、こういうものを購入しました。高分子ポリマー素材の滑りテープ。
エーモン工業から軋み音低減テープというものが出てますが、個人的にはあれのテープ状のものが欲しかったわけで…。
素材を調べてこのテープに行き着きました。
アクシオのリヤドアを開ける時に、ドア側のウェザーストリップが引っかかるところがあるのですが、その部分に貼りました。
今はまだ少ししか使用してませんが、なかなか使えるアイテムだと思います。
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