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あた_の愛車 [スバル フォレスター]

整備手帳

作業日:2007年4月7日

SAB名古屋ベイのパワチェ結果

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【あた号1回目の測定カーブ】です。

Prova扱いForge製ハイプレッシャーバイパスバルブの設定で違いが出るか確認して見ました。ブースト圧上昇が早い設定を1回目としました。こちらの方がトルク・馬力ともに高めに出ると予想してのことです。

目論見通り1回目の設定の方が最大トルク、最大馬力ともに高く出ました。圧巻は、最大トルクが3535回転で発生していることです\(^o^)/

飼い主が低回転トルクフェチなので、ECUが応えてくれたのかも知れません。

2月に施工した強化アクチュエーターの効果が出ており、最大ブースト圧が綺麗に保持出来ています。4500回転付近から低下しているのは、HKS製EVC4の特性と思われます。

SG9純正ブローオフバルブなら、トルク立ち上がりが高回転側にシフトする筈です。

あた号の現状はアクセルを踏み直した時のブーストの立ち上がりが早くなっています。コーナーが連続する時にブーストが掛かっている時間が長くなる感じで、飛ばしている時ほど
楽しくなります。
2
【あた号2回目の測定カーブ】です。

Prova扱いForge製ハイプレッシャーバイパスバルブの設定をマイルドな特性の方に交換して測定しました。特性的には万人向け寄り、雪道向けの設定です。
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【あた号1回目の数値データ】です。
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【あた号2回目の数値データ】です。
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あた号の測定1回目と2回目のトルクカーブとブースト圧です。

ブーストコントローラの最大値設定を変えずに、測定1回目と2回目を測定しています。

明らかな差が出ているように見え、3100~3500回転では1回目の方が4~5kg・mも多い様に見えます。

しかし、ハイプレッシャーバイパスバルブの設定を変更すると最大ブースト圧も変わってしまうので、そのまま読む訳には行きません。ブースト圧の比率分でトルク値を補正して読み取ると、2回目は1kg・m落ちで山が高回転寄りにズレています。

ハイプレッシャーバイパスバルブの設定を変えることにより、最大トルクの発生回転域を操作出来そうです。
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史庵さん号とあた号1回目で、トルクカーブを比較しました。

3500回転付近で、あた号1回目のトルク上昇が顕著です。

4900回転以上では、史庵さん号のトルクが上回っています。

特筆すべきことは、史庵さん号の方がブースト圧が低いにもかかわらず、4900~5700回転で高トルクを発生していることです。

史庵さん号はブーストコントローラーにBLITZ製SBC i-Dを使用し、高回転側でブースト圧が落ちにくい設定に追い込んであるのが好結果の原因だと思います。

あた号のブースト圧は4500回転から顕著に低下しています。あた号と同じEVC4を利用しているオガクズさん号も、ブースト圧の低下傾向は同じようです。
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史庵さん号とあた号1回目で、修正馬力カーブを比較しました。

史庵さん号は、高回転側まで綺麗なカーブで上昇し、SG9のタービンの能力イッパイ近くまで有効に使っている感じです。

史庵さん号で高速道路の高速領域を走ると、さぞかし楽しいことでしょう。
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測定数値から色々と読み取って見ました。

馬力=トルク×回転数×係数   の計算式を用い、

換算係数=修正馬力/(修正トルク×回転数) の式で換算係数を計算してみました。

なんと!全回転数で、しかも史庵さん号もあた号も、同じ換算係数でした。当たり前のことなのですが、今更ながら驚きました。



同じように、ブースト圧とトルクで相関関係がないか、調べて見ました。

熱影響、吸排気抵抗が同じなら、燃焼室に充填する空気量に比例して爆発力も増える筈ですから

修正トルク=ブースト圧×回転数×係数  の大雑把な式になると考え

係数=修正トルク/(ブースト圧×回転数) で計算してみました。

すると、

a.高回転ほど係数が小さくなる
  → 高回転ほど爆発力発生の効率が低下する。

b.史庵さん号の方が全域?で数値が大きい
  → 吸排気系の効率が良い(抵抗が少ない)

と推測できました。

史庵さん号とあた号では排気系が全く同じなので、あた号のエアクリーナーが純正形状(フィルターはブリッツ製)であることに対し、史庵さん号がBLITZ製のキノコ形状であることが大きいと推測します。

SAB名古屋ベイの測定では、ボンネットのロックを掛けない状態で隙間が有り、走行速度に応じて?強力なFAN(3基)で風を当ててましたから、剥き出しキノコでも吸気温度は充分に下がっていた様です。

測定時のエンジンルーム内温度が低かったことを裏付けることとして、あた号1回目→2回目でハイプレッシャーバイパスバルブを触ったのですが、1回目測定直後は触り続けても問題ない温度でしたが、2回目の測定終了後にボンネットを全閉していたら触り続けることが出来ない程の高温になってました。

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この記事へのコメント

2007年4月21日 1:27
さすがあたさんですね~!
分析結果、非常に参考になりました!

ブーストコントローラーの特徴なのか、高回転域でのブースト圧の下がり方は気になりますね~!

あとは吸気効率と温度の両立が課題ですね!
コメントへの返答
2007年4月23日 7:44
調べてみて、史庵さん号の効率の良さにビックリしました。グラフが相似形になると思ってたのですが、パーツの違いは馬鹿になりません!

高回転時のブースト圧の低下はブーコン種類・設定だと思いますが、買い替える気がないので当面はEVC4のままです。

悩みどころはエアクリーナー形状を変えるかです。濾過率にコダわってきたので、今頃になって変えるのもシャクだい、だけど変えたら体感出来そうだし・・・

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