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リジカラを外すことを決めたと昨日書きました。

しかし、リジカラを付けた方々のコメントを見ると私と正反対のことを感じてみえるみたいです。

可変ギアレシオの問題もあるとは思いますが、その前に原点に戻る必要があるのではないかとも思いました。


今回リジカラを付けた時にアライメント調整は行いませんでした。

私はリジカラを頼む際にアライメントはやらなくていいのかとショップに開口一番に尋ねました。

すると、ステアリングセンターがズレなければ必要はないという解答でした。

実際取り付け後、ショップの試運転でも私が乗ってもステアリングセンターは狂っていない様に思ったのでアライメントの必要はないと考えました。

よって装着後の変化はリジカラ本体がもたらすものと考えていました。

しかし、よく考えてみるとサブフレームを弄ってアライメントが適正値をしているハズがありません！

特にリジカラ装着後は、回頭性に関わるトーが狂うようです。

なので、ショップと相談し、とりあえずアライメントを適正にしてみることにしました。

これで何とか気持ちのいいコーナリングを取り戻せられればと思います(^_^;)

リジカラのその後についてです。

前に書いた通り、一長一短だというのが私の感想になっているのですが、その理由を考えていました。

装着前と最も気になる部分はステアリング操作に対する遅れが生じやすくなったことです。

これはどうしてかと考えていると、原因はパワステにあると思いました。

ケイマンをはじめ997以降のポルシェには可変ギアレシオのパワステが採用されています。
これは、高速域での直進安定性を向上させるのが狙いだと考えられます。

リジカラを装着することにより直進安定性が向上したのがわかりました。これは裏を返すと可変ギアレシオのパワステの特徴が生かされやすくなったということになります。
当然、低速域ではステアリング操作に対して車体の応答は鈍くなります。
つまり、ステアリングの遊びが大きくなります。
私はそれを感じ取っているのではないかと。。

最新のTHE 911&PORSCHE MAGAZINEに興味深い記事がありました。
996後期GT3と997前期GT3との比較記事ですが、ロック・トゥ・ロックが997GT3の方が小さいのに996GT3の方がシャープなハンドリングであると。。
これは997の可変ギアレシオのパワステが原因だと書かれています。

私はリジカラ装着前のケイマンのハンドリングの切れ味が悪いと思ったことはありません。むしろシャープだと思いました。しかし、ボディー剛性の高い911では可変ギアレシオの有無がはっきりするのでしょう。

何が言いたいかと申しますと、ボディー剛性向上により、可変ギアレシオの特性が顕著になるということです。

私もボディー剛性を上げたいです。でもそれをやるなら同時に可変ギアレシオのセッティングを変えなくてはいけないということだと思います。
しかし、それは不可能な話です。

ケイマンはそのやや低いボディー剛性とバランスの良さも相まって可変ギアレシオのネガが出にくいようにセッティングしているのでしょう。
911はリアエンジンのピーキーさを打つ消すため、高剛性ボディーから可変ギアレシオを生かす仕上げにしているのかと思います。

これは、私のリジカラ装着後に対するひとつの考えです。

ですから、私はリジカラを取り外すことを決めました。

決してリジカラが粗悪なものであると言ってるのではないですのでｗ

頼んであったcayファクトリーのナンバーステーが届いたので取り付けました。

親切な説明書や付属品も付いていて簡単に作業できましたｗ



黒アルマイト仕様


いい感じに曲がっています。


これだけでも結構印象が違うものですねｗ


cayさんありがとうございました♪

最高にいい！

早く付けておけばよかった！

というインプレをすればいいのでしょうか？
実際、そうなると思ってました（笑）


装着後、100km程乗りました。
このリジカラ、私にとってかなり悩ましいというのが素直な意見です。
車に何を求めるのか。それによって違ってくると思うんです。。

まず、装着直後は乗り心地がよくなっていることがわかりました。
コーナリングはよりマイルドに感じられました。
と同時にステアリングの感触が希薄になっているように感じました。

それからしばらく乗っているとまた違う感じがしてきました。
今感じていることは・・・
①車体全体の剛性が上がったような感じに思える。（補強したわけではないので感覚的な問題だと思う）
②車がよりワンランク上の乗り味に変化した。
③ブレーキの利きがよくなった。
④ステアリングの初期応答が鈍い。（ゆっくりと舵角を与えた時）
⑤曲がってステアリングを戻したときにリニアな感覚がなくなった。
⑥運転が雑になった。
⑦自分を中心として曲がるような感覚がなくなった。

みなさんが感じていることもあれば真逆のことも感じています。。

このことを考えていくと、車体が安定する方向へ変化したためによくなった部分、そして消されてしまった部分とあるようです。

私は直線の安定性や快適性には重きを置きません。
コーナーでいかに気持ちよく路面の情報をキャッチしながら走るということに快感を覚えます。
今回のリジカラでは、安定性や快適性は向上しましたが、コーナリングでの気持ちよさは少なくなったように思います。
ノーズの入りがよくなったという感じはあります。一気に切った時はいいです。しかし、少ししか切らずに行くと切り始めに対して車体の動きが遅くなっていると思います。
あと、安定性が増して、ステアリングを戻したときの感覚が希薄になったためか、コーナリング時にやたらアクセルを踏むようになってしまっています。本来であればステアリングが戻っていくと同時にスロットルを開けなければいけないのですが、戻していく時の希薄なステアリングの反応も相まってアクセル操作が雑になってしまいます。これでは運転が下手になります。。

これは乗り比べてわかったことですが、家族車のアウディS3（AWD）にリジカラ装着後は近づいたと思います。
要するに安定志向で、どんどんアクセル踏めますよというスタイルです。

私はケイマンのミッドシップらしい後輪駆動の気持ちよさに惚れてきました。
リジカラは確かに素晴らしいです！
でも私とは求めているところが違うのかもしれません。

本当に文章化するのが難しくて・・・。意味がわからなくなっていますね。。
正直言ってまだわからないです（笑）
今度の伊勢ツーリングでも再検討してきます♪

本日はまずこちらにお邪魔して噂のパーツ、リジカラを取り付けました。

saさんから「リジカラのキャンペーンやっているよ」という悪魔の囁きを聞いてしまったのがいけません（笑）

気になる装着後のインプレですが、少し待ってください。。
もう少しじっくり走ってからインプレしたいと思います！

その後はPCが近くなのでついでにオイル交換。
ポルシェアシスタンスの更新とカレンダーの注文もしてきましたｗ

オイル交換後にPCを出ると。。
何やらエンジン付近からシューシューという音がします。
引き返してPCに戻ると、オイル注入口の蓋が開いていました。
しかも蓋のツメが割れてしまっています。。
どうやらメカの方が交換時にやってしまったようです。
とりあえず、ツメを接着剤で応急処置をして、後日新しい蓋に換えてもらうことになりました。

そんなこともあり、今日は一日中ほぼ作業待ち。。
待っているだけでしたが疲れました(^_^;)