とりぞうのブログ一覧

ホンダが今夏をもってシビックTypeR（FD2）の生産を中止するそうです。

これでホンダスポーツの象徴であったTypeRはすべてなくなることになりました。

もはや、このメーカーにはスポーツカーを作り続ける意義を知っている人はいないようです。

CR-Zはスポーツカーではありません。スポーティカーです。

スポーツカーはサーキットで鍛えられた車を指します。

このメーカーは創設者の信念を忘れてしまったようです。

そんなメーカーには乗る価値がありません。

信念をしっかりと貫いているメーカーに乗りたいです。

1ヶ月ぶりのブログ更新。。
どんだけネタがないんだという感じですが。。

ネタを作って参りました。
先日発売になったばかりのアウディTTRSに試乗させて頂く機会に恵まれました。
試乗会の詳細はこちら

『TT RS クーペ』は、R8やRS6など、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がける“quattro GmbH”が開発を担当。歴代RSシリーズ同様に、高い動力性能を発揮するスポーツモデルとなっている。

　搭載するエンジンは、『TT RSクーペ』のために新開発した、軽量コンパクトな直列5気筒TFSIで、最高出力340ps、最大トルク45.9kg-mを発生。トランスミッションは6速MT、駆動方式はもちろんクワトロフルタイム4WDシステムで、0-100km／h加速4.6秒、最高速度250km／h（リミッター作動）というパフォーマンスを披露する。（carviewより抜粋）

さて、前置きはそのくらいにして、地下の駐車場に案内されると目の前には白とシルバーの中間ぐらいの色のTTRSが用意されていました。

弟と一緒に参加しましたが、営業マンが同乗するのかと思いきや
「お二人でどうぞ」
これには予想外でびっくりしました(^_^;)
時間は45分とたっぷりあります。

さて乗り込みます。オプションのバケットシートが身体を包み込みしっくりときます。
そこらじゅうにステッチが入り高級感もバッチリ！

ここまでのハイパフォーマンスカーだとそれなりの覚悟が必要であろうと思いました。
しかしそれは10ｍ動いただけで誤りとわかりました。
とにかく操作系は軽く気を使いません。よっぽど自分のSのほうが気を使います。。
ミッションはショートとは言えないまでも扱いには困りません。
そして加速します。ゴゥォォ～という5気筒サウンドがすばらしいにつきます。そしてクワトロシステムのなしえる無類の安定性。
ステアリングがぶれることなく一定のトラクションを維持したまま加速し続けます。
一瞬で法廷速度の倍以上のスピードに到達していました。
それを受け止めるブレーキもコントロール性があり、一瞬にして減速させる制動力の持ち主です。

TTRSにはSモードがあり、これを押すとエキゾーストのフラップが開き、パワー、レスポンス、排気音が変わります。
それをONにして加速すると、さらに5気筒サウンドは高音へと変化し、レスポンスの向上と相まってさらにすさまじい加速をみせつけてくれました。まさしく離陸するジェット機のよう・・・。
50kmくらいで走っているつもりがぬわわkmで走っていることを知り、免許が何枚あっても足りないです。

総評：
現代におけるアウディの技術には関心させられずにはいられません。340馬力のモンスターをいとも簡単にそして速く走らせるクワトロには勝てるものはないでしょう。
本当にすばらしいの一言に尽きます。
しかし、それがネガとなって後半では少々飽きがきたのも事実です。
もう少しじゃじゃ馬感があったほうが親しみがもてるのかもしれないと思います。
かくにも貴重な体験であったことには変わりません。。
久しぶりにエキサイティングした一日でした。

ディーラーの計らいによりCIVIC TypeR EURO（FN2）を見せてもらいました。

第一印象：ワイド、そして写真よりカッコイイ！

インパネもFD2とは全く違い、こちらの方がワンランク上に感じました。
シフトの位置も良好！

2010台限定で11月ごろ納車になるそうです。
すでに予約が始まっていて今日明日には一杯になるだろうとのことでした（汗）

昨日の青年会でよっしーさんのユーノスロードスター（NA6）に乗せて頂いたのでそのインプレをしたいと思います。
Sとの比較が中心になってしまいますが。。（爆）

まず、何かとロードスターとSは比較されることが多いです。
FRオープンということで2台は引き合いに出されます。
しかし、結論から言うとこの2台は全く正反対の車でありました。

まず、ロードスターに乗り込むとそのアイポイントの低さに驚きました。
純正シートでこれなら満足いくレベルです。
軽めのクラッチを繋いで発進させます。
低速トルクは十分にあるようです。
逆を言えばS（AP1）程発進に気を使う車がないのかもしれません。。

さすがにシフトは18年前のものですから電光石火のように扱うわけにはいきません。
ゆっくりと位置を確かめながら入れていきます。
このような操作感もSとは違い時代を感じさせてこれはこれでよいです。

試乗コースは軽めのワインディング。
60ｋｍぐらいから緩いコーナーへ進入。
ステアリングは軽いです。
初期の応答性はナイフのような切れ味があるわけでもありません。
しかしノーズが軽いので一旦向きが変わればそこからは気持ちのいい世界が待っていました。
剛性が低いので常に車の影響を感じることができると思いました。
この剛性の低さがネガには働かず、絶妙なコーナリング特性を出しています。
これが俗に言われているヒラヒラ感っていうやつだと思います。

オープンで走りましたが、風の感じ方もSとは違いました。
風を味方につけているような感じです。
ドアの上部が低いので腕を外に出しながら運転することができます。
はっきり言ってオープンカーの作り方がわかっているなと思いました。

最後に少し上まで回してみました。
18年前の車とは思えない吹け上がりでした。
パワーも初期型1.6で十分な感じです。

とっいった感じでSとは全く正反対のキャラを示したロードスター。
2台を使う目的も異なるように思います。
S2000は
事前に日にちを決めた上で万全の体制でサーキットに出掛ける。
ひとつのミスも許されない、男のガチ勝負をする使い方。
ロードスターは
ふと時間のできた休日に何も考えずにワインディングに出掛けて流す。
すべてのTimeを忘れた使い方。

S2000開発者の上原繁氏は昨日発売のハイパーレブS2000No.6で開発段階から「当時世を席巻していたユーノスロードスターはあまり参考にならなかった」と仰っています。
この地点から2台は全く別の方向性であったことが伺えます。

最終的には比較することが間違っているようにも感じました。
ただ言える事は、2台とも今後はまず出てこないということです。

我が家には8年前から乗り続けている車があります。
アルファロメオ156スポーツワゴン2.5 V6 24V。
普段は親が通勤に使用しているものです。

それが今回、家を去ることになりました。

そんなアルファロメオ、今の車の水準から比べればどうしようもないところばかり。。
非力なエンジン、剛性のないボディー、燃費の悪さ・・・

でも、僕は非常に好きなクルマなんです！

なぜなんでしょう？
これに乗ると車ってスペックじゃないなぁと思うんです。
エンジン、排気音、フィーリング・・・
すべてが脳を刺激するんです。。
それもそれが低いスピードでもしっかりと感じられるから不思議です。
本当に気持ちがいい☆
一言で言えば「官能的」でしょうか。。

デザインに関してもアルファ156が出たのはもう10年以上も前なのに今見ても一切古さを感じさせないです。
セダンもいいですが、ワゴンのリアウインドウの処理の仕方なんかは芸術の域。
世界一美しいワゴンだと思っています（爆）

あとは、音ですね。
アルファ純血のV6が放つ音には何度痺れたことか。。
アーキュレーのマフラーに換えてはありますがこんな音がするのはラテン車だけ、しかも今のアルファではまずないでしょう。
ここを見ている人に少しでも感じて頂く為に↓



名残惜しい最後の写真はS2000フォトギャラリーにて。


親曰く次はダウンサイジングするようです。。