とりぞうのブログ一覧

本日は点検のためディーラーへ。

待ち時間が暇なので遅ればせながらCR-Zの試乗をさせてもらいました。
時間無制限の一人試乗会です。

結論から申しますと、やはり”スポーツカー”ではなく”スポーティカー”でありました。

デザインは意外とボテボテしいと思いました。ドアノブはデザイン重視でカッコイイですが、位置が悪く開けにくい。もう少し上に欲しいです。ドアは剛性感があるわけでもないのに重い。
そして座ります。着座位置は低いと思います。ステアリングの位置も上々です。
周りを見渡します。ドアノブにメッキ処理がされていますが、大して質感があるわけではないです。リアシートは本当におまけ程度。実質2シーターとして考えたほうがいい。
エンジンを掛けます。ブルーLEDのメーターが光ります。別に幻想的でもありません。
音はさすがに静かです。
CVTモデルでしたのでDに入れて出発します。乗り出しの低速トルクはまあまああるようです。
スポーツモードでフル加速します。音は普通の乗用車です。1.5ℓのi-VTECは鋭いふけ上がりを見せるかと思いきや6000rpmで頭打ち。80km以降は全く加速しません。レスポンスも乗用車よりは少しいいかというレベル。パドルシフトを使ってシフトダウン。Dでも反応します。DSGのようなダイレクト感はなし。ただ変速スピードは許容範囲内。
ノーマルモードで巡航してみます。街乗りで前に付いていくならこれで十分。しかしスポーツモデルに乗っている感覚はなく、乗用車。
エコモードで試してみます。1000rpmぐらいでシフトアップしていくのではっきり言ってストレス溜まります。燃費を気にして走るのは僕には無理そうです。

後は乗り心地。いいのか悪いのか全くわからなかった。シートは最悪。5分も走ると腰に違和感がでました。ただし二日酔いで体調がよくなかったことも付け加えておきます。
アイドリングストップも違和感を覚えました。信号待ちなど長時間の停止はよいのですが、右折で様子を伺いながらクリープを使って進むとき、ブレーキを離すたびにエンジンが掛かるのでその振動が嫌になってきます。ある程度の時間の停止でストップさせて欲しいです。

という訳で、結構辛評ですがこんな感じでした。今までに多くの車を試乗してきましたが、最低レベルに近いです。すべてが中途半端。これだったらフィットの方が割り切れる分乗れる車だと思いました。

ホンダが今夏をもってシビックTypeR（FD2）の生産を中止するそうです。

これでホンダスポーツの象徴であったTypeRはすべてなくなることになりました。

もはや、このメーカーにはスポーツカーを作り続ける意義を知っている人はいないようです。

CR-Zはスポーツカーではありません。スポーティカーです。

スポーツカーはサーキットで鍛えられた車を指します。

このメーカーは創設者の信念を忘れてしまったようです。

そんなメーカーには乗る価値がありません。

信念をしっかりと貫いているメーカーに乗りたいです。

無限大にお金があるとしてどんな車に乗りたいかクルマ好きなら一度は考えたことがあるかと思います。

ちなみに僕が考えたらこうなりました。




一、ポルシェ911GT3 （究極のサーキット車として）

一、初代ロータスエラン（究極のライトウエイトレストア車として）

一、アルファロメオ8c competizione（究極の官能性を求めて）

一、アストンマーチンV8 Vantage（究極のラグジュアリーとして）

一、メルセデスベンツSLS AMG（究極の拘りとして）

一、アストンマーチンシグネット（究極の通勤車として）


無限大のお金があったら、みなさんはどんな車が欲しいですか？

なんと、自動車メーカーまでもが！

これ




なんと、手の込んだ○ソでしょうｗ

しかし、こんなの発売してもおかしくないところがMINIらしい。。

そして、僕はS2000を手放すことにしました（爆）

真相やいかに！？