スパークプラグ&プラグコード交換(前編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
最近、4000rpm付近から失火をするようになり、プラグが原因と判断して交換します。ついでにコードも交換します。
プラグもコードもNGK。1JZは6気筒なのでプラグは6本です。
後期型1JZ-GTE(VVT-i)はセミダイレクトイグニッションという点火方法で、1気筒おきにプラグコードが必要というめんどくさいシステム。
JZX90などの前期型1JZ-GTEは普通のダイレクトイグニッションだったのに、何故こんなのにしたのか、個人的には残念です。
2
まずは、プラグカバーを外す。
6角のボルトを8本外すとカバーがとれます。
ラジエーターアッパーホースのプラスチックステーがついているので気をつける。
3
プラグカバーを外したところ。
セミダイレクトは色々と入り組んでいて、地味にめんどくさい。配線やコードの取り回しを覚えてから外しましょう。
それから熱にさらされる部分なのでカプラーの取り外しは注意。力を入れ過ぎると簡単に割れます。
4
セミダイレクトには配線カプラーがついているのでまずはこれを外す。
セミダイレクトイグニッションはそれぞれ10ミリのボルト一本で止まっているのでボルトを外して引き抜く。プラグコードとプラグは引き抜くだけ。
ちなみに・・・カムカバーガスケットからオイルもれをしています。そのうち交換予定ですが、とりあえず今回はボルトの増し締めで対処。締めすぎはカムカバーを割るので注意。
この影響でプラグホールはオイルがたまりまくっていました。プラグコードは写真の通り。これも失火の原因の一つか?とりあえず、とんでもなく汚い感じになってしまってました。
5
外したダイレクトイグニッションとプラグコード。
配置はこんな感じです。2・4・6がダイレクト、1・3・5がプラグコードです。つけるときに順番間違えるとNGです。
プラグコードは薄いですが番号が書かれてます。
6
今回、一番時間を要した作業、プラグホール周りの清掃。
パーツクリーナーとウエスでひたすらオイル汚れを落としました。最後はエアーブローでゴミを飛ばす。1時間くらいかかった。。。
キレイにしておかないと、プラグを外したときにゴミがエンジンシリンダー内に入ることになるので危険です。
7
スパークプラグを外します。プラグレンチのサイズは16ミリです。
私が使ったのはKTCのマグネットホールドタイプのプラグレンチとエクステンション、ラチェットです。
固着気味でした。場所が場所だけに、ここでトラブるとかなり厄介なことになります。ワコーズのラスペネを浸透させてから慎重に外しました。
プラグを外した後は、プラグホールに異物を落下させないように注意。
8
外したスパークプラグ。
デンソー製のイリジウムプラグがついてました。もしかすると、無交換かも?と懸念してましたが。
2番、4番、5番あたりの中心電極の消耗がひどい。
焼け具合はいい感じですね。
続きはスパークプラグ&プラグコード交換(後編)へ・・・
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