スバル レガシィ アウトバック

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人生で最も満足しているクルマ - レガシィ アウトバック

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人生で最も満足しているクルマ

スバル レガシィ アウトバック

おすすめ度: 5

満足している点
読者諸兄にはイギリス人の友人はいるだろうか?もしもいるのならぜひ問うてみてほしい、「世界で最後の日が訪れるとして、どこにいたい?」と。一説によるとイギリス人の7割が「レンジローバーの車内にいたい」と答えるのだという。そう、ローバー発祥の自動車ブランドが讃えるその内装の素晴らしさを表すブリティッシュ・ジョークだ。

但し、アウトバックのオーナーの答えだけはきっとは別である。それだけこのクルマの内装は、心から優れていると胸を張って言えるだろう。かつての商用車のようなスバルの内装クオリティは本当に何だったのだろうか。アウトバックのナッパレザーは触感も香りも本当に素晴らしく、このシートのためにリミテッドEXグレードを選択してよかった。スバルが広報ページで讃える通り、ただそこにいるだけで心が満たされて寛ぐことができる。
総評
米国のフリーウェイで沢山のアウトバックが疾走する姿を見てから、その国産車らしくない日系アメリカ人のようなバタ臭さに、心の何処かでこの車種にずっと憧れてを抱いていた。販売終了をきっかけに本当に手にすることになるとは想像もしていなかったが、いざオーナーになると、よく言われるネガ(車体サイズ大き過ぎ、燃費悪すぎ、360度カメラ付いてないとか)など本当にどうでもよくなるほど「良いクルマ」であることが分かった。その頼れるデザイン、オシャレな内装、素晴らしい走行性能と雄大なラゲッジスペースで、これからも長くアウトバックオーナーたちの人生を彩ってほしい。
デザイン
5
アウトバックのデザインは洗練はされていないが、マツダのような突き詰め過ぎた哲学的なデザインよりも、こういう大陸的で大味なデザインが私は好みなのでとても気に入っている。高級感をしっかりと醸しており、かつ大柄で迫力ある車格なので、ツイードのジャケットを着てリッツカールトンのバレットパーキングに乗り付ける際も、オーナーとして何の躊躇もなくその六連星のキーを、燕尾服を纏ったハット姿のドアマンに手渡せるだろう。
走行性能
3
1710kgの車重に対してアンダーパワーとの指摘が多いが、S#モードで床まで踏めば十分以上に速い。高速の合流時に四輪で猛然と加速する頼もしさを感じる。ただ4名乗車+積載状態では確かに物足りなさがあるかも。でも北米との販売台数の差を考えれば、日本の自動車税制を鑑みてわざわざ1.8Lにローカライズしてくれたスバルに感謝すべきかも?個人的には好きなエンジンだ。

私はスバル車を初めて所有するが、これは確かに今後スバル車しか乗れなくなるかもしれない。それくらい安定性が高く、直進時はブレずに突き進み、コーナーもスムーズに曲がり、電子制御に頼らない基本性能の高さを感じることができる。これが基準になってしまうと次買うべきクルマはスバルか輸入車になり、輸入車の場合は購入額が一気に上がってしまう。なるほど、所有して初めてスバル沼を理解した。

またアイサイトXのハンズフリー走行や運転支援の精度はあなたの運転への価値観を変えるだろう。過去体験した高度運転支援システムの中で最も信頼できる。
乗り心地
5
今まで乗ったことのあるクルマで最も好みの乗り味。テキサス州のダラスやアトランタ州で仕事をしたときにレンタカーで現地仕様左ハンドルのBS9アウトバックを何度か借り、フリーウェイを悠然と走るそのおおらかな乗り味に心から惚れた。BT5はそこに軽快さと剛性の高さが加わり、とても国産車とは思えない、の一言。過去所有したE46BMWやドイツ車はパリッと硬くて乾いた板のような印象だったが、こちらはしっとりで節度感のある柔らかさ。クライスラーやシボレーに似た北米でウケる乗り味。
積載性
5
燃費
2
私は燃費走行が得意であると自認しているものの、街乗り高速ミックスでリッター12km前後、高速のみでリッター16kmを推移する低水準だ。「スバルが好きなら燃費を気にするな」と言われるが、私はアウトバックが好きなだけで決してスバルに忠誠心があるわけではない。電動化、最低でもマイルドハイブリッドが必要だったのは自明であり、もういっそ直4にしたら?とか言ったら日本の熱心なスバルファンは怒るのだろうか。米国のスバルオーナー達は水平対向がどうとか全然理解せずに乗っていたが。時期的に微妙なタイミングだったけど、S:HEVが間に合えば良かったね。
価格
5
確かに、スバル車のコストパフォーマンスはかなり高い。本当に心から満足できるクルマがこの値段で買えるなら安い買い物だし心から納得だ。ただしスバルのブランド料が掛からないから良質なクルマが安価に手に入るだけなのだとしたら、それを素直に喜んでよいのかはわからない。個人的にスバルのSUVを選ぶ人は良心的でアンダーステイトメント、インテリ感があり良いイメージがある。ブランディングにはまだまだ向上の余地があると言わざるを得ない。米国スバルのLoveキャンペーンは成果を上げており、リベラルや社会的なイメージを得ている。日本もさらに「ひとつのいのちプロジェクト」など力を入れ、より評価されるブランドへと成長してほしい。

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