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2020年05月11日 イイね!

Classic Racing Car Transporterの世界 Part 5(イタリア編その5:Scuderia Ferrari 後編)

Classic Racing Car Transporterの世界 Part 5(イタリア編その5:Scuderia Ferrari 後編)

中編より続く






1967年に、Fiat OM 160のシャシーにイタリアのRolfoが架装したトランスポーターが導入され、1975年ごろまで使用されました。
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1969年のルマン テストデイの写真です。
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1971年撮影。
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1972年のTarga Florioの写真です。
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1973年撮影。
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このミニカーはABC Miniaturesから発売されています。
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1970年のDaytona 24時間で3位になった、Mario Andretti/Arturo Merzario組の512 S Coupe #28(Techno Model製)と、同年のルマンでDNFに終わった、Jacky Ickx/Peter Schetty組の512 S Coupe #5(Gasoline/BBR製)と並べてみました。
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1972年のDaytona 24時間を制したMario Andretti/Jacky Ickx組の312 PB #2(Red Line製)と、1973年のルマンでDNFに終わった、Jacky Ickx/Braian Redman組の312 PB #15(Red Line製)と並べてみました。
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1970年のオーストリアGPで優勝したJacky Ickxの312 B #12(Tameo製)、1971年のイタリアGPで8位に入ったCley Regazzoniの312 B2 #4(Tron製)、1974年のオランダGPで優勝したNiki Laudaの312 B3 #12(heco Miniatures製)と並べてみました。
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1972年のDaytona 24時間を制したMario Andretti/Jacky Ickx組の312 PB #2の1/18スケールミニカー(GMP製)を前景に配してみました。
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1968年から1974年頃まで、Fiat OM 150のトランスポーターも併用されていました。


1968年撮影。
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1969年にZandvoortにて撮影。
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Tronからこの1968年バーションのミニカーが発売されています。
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1970年バージョンも発売されています。
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1972年のルマンで撮影。
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1973年撮影
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1971年バージョンもTronから発売されています。
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この頃サービスカーとして使用されていたFiat 625 VanのミニカーもTronから発売されています。
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同じくこの頃サービスカーとして使用されていたFiat 238 VanのミニカーがProgetto Kから発売されています。

1971年のイタリアGPで8位に入ったCley Regazzoniの312 B2 #4(Tron製)と並べてみました。
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1975年のF1チャンピオンに輝いた、Niki Laudaの312 T #12(Tenariv製)と並べてみました。
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同じく312T #12ですが、こちらはMake Upの伝説の超絶ディテールキットの完成品です。
とても掌に乗る1/43スケールミニカーとは思えません。
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1976年からは、Fiat Iveco 170 NT33のトレーラータイプのトランスポーターが使われました。
Cley Regazzoniと彼の312 T2が一緒に写っています。
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1978年撮影。
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1979年のイタリアGPにて撮影。
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このミニカーはOld Carsから発売されています。
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Niki Laudaが2度目のF1チャンピオンに輝いた1977年シーズンの312 T2 #11です。
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Ford C Typeトラックを改造したトランスポーターも、この頃使用されていたようです。
このミニカーはExotoから発売されていますので、1978年の最終戦カナダGPを制したGilles Villeneuveの312 T3 #12(Tameo製)と並べてみました。
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このミニカーは後部ドアが開閉できますので、1979年モナコGPのGilles Villeneuve車312 T4 #12(heco Miniatures製)と1979年のF1チャンピオンJody Scheckterの312 T4 #11(Fujimi/True Scale Miniatures製)を使って積載状況を再現してみました。
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1981年シーズンに使われた、Iveco 170トランスポーターのミニカーがBrummから発売されています。
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1981年モナコGPで優勝したGilles Villeneuveの126 CK #27(Tameo製)です。
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1982年シーズンに使われたIveco 190トランスポーターのミニカーもBrummから発売されています。
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1982年のロングビーチGPでGilles Villeneuveがトップでチェッカーを受けるも、リアウイングのレギュレーション違反で失格となった126 C2 #27です。
F.D.S.製のフルディテール メタルキットをアマチュアモデラ―が組んだものです。
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同年のサンマリノGPで、Gilles Villeneuve2位となった126 C2 #27(Tameo製)です。
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1980年代中~後期に使われたと思われるIveco TurbostartランスポーターのミニカーがOld Carsから発売されています。
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1983年のドイツGPでPatrick TambayがDNFに終わった126 C3 #27(Tameo製)です。
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1985年のカナダGPでMichele Alboretoが優勝した156/85 #27(Tameo製)です。
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1988年のイタリアGPでGerhard Bergerが優勝したF187/88C #28です。
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1995年シーズンに使われた、Iveco MP 2x4トランスポーターがEligorから発売されています。
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1995年シーズンを戦ったJean Alesiの412 T2 #27(Tameo製)です。
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2000年代のトランスポーターも発売されているようですが、F1はセナ・プロの時代で止まっている私としては完全に守備範囲外なので、この辺にしておきます。

懸案のScuderia Ferraiを何とか片づけたのでイタリア編の完結もゴールが見えてきましたが、まだ4回くらいは必要ですので気長にお付き合いください。

次回はFiatワークスとFiat系プライベーター編を予定しています。


乞うご期待!!

2020年05月11日 イイね!

Classic Racing Car Transporterの世界 Part 5(イタリア編その5:Scuderia Ferrari 中編)

Classic Racing Car Transporterの世界 Part 5(イタリア編その5:Scuderia Ferrari 中編)

前編より続く

1959年に、よりパワーアップしたFiat 682 RN2 Bartolegttiトランスポーターが追加され、1970年ごろまでFiat 642 RN2 Bartolegttiトランスポーターと併用されました。
両車はよく似た外観ですが、ラジエターグリルが一番の識別点です。

1962年ベルギーGP
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1963年ルマン
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このトランスポーターもExotoから決定版が発売されています。
積載車は、1963年のルマンで4連覇を達成した、Ludovico Scarfiotti/ Lorenzo Bandini組の250 P #21(Feeling 43製)です。
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手前はEquipe Nationale Belgeから出場して同年のルマンで2位に入った、Jean Beurlys/ Gerard Langlois組の250 GTO #24(Red Line製)です。
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翌1964年のルマンでは、このFiat 543Nトランスポーターも使用されたようです。
このレースでは、Ferrariワークスの275P #20 Jean Guichet/ Nino Vaccarella組、英国のプライベーターMaranello Concessionaireから出場の330 P #14 Jo Bonnier/ Graham Hill組、Ferrariワークスの330 P #19 John Surtees/Lorenzo Bndini組が1-2-3フィニッシュを決めて、Ferrariが5連覇を達成しました。
写真で下段に積載されている250 GTO/64 #25は、Maranello Concessionaireから出場して6位に入賞したInnes Ireland/ Tony Maggs組の車です。
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このトランスポーターはGilla Modelliから発売されていますので、ミニカーで1964年のルマンンを再現してみました。
#20と#14はRenaissance製、#25はRotarex製です。
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前述の1964年ルマン優勝車250 P #20と1964年のイタリアGPを制したJohn Surteesの158 F1 #2(Tameo製)をFiat 682 RN2 Bartolegttiトランスポーターと組み合わせてみました。
Surteesはこの年のF1チャンピオンを獲得し、2輪と4輪両方の世界チャンピオンという唯一の存在となりました。
また東京オリンピックが開催されたこの年は、HondaがF1デビューした年でもあります。
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スポーツカーレースで圧倒的な強さを誇ってきたFerrariですが、1965年シーズンに入ると背後にFordの足音が迫ってきます。
1965年のルマンでは、予選で圧倒的な速さを見せたFord Mk.Ⅱが信頼性不足を露呈して本戦では全車リタイヤするも、Ferrariワークス勢もよもやの全車リタイヤに終わります。
プライベート勢の働きに助けられて今回もFerrari車が1-2-3フィニッシュを決めて6連覇を達成しますが、王者にも落日の影が・・・・。

1965年のルマンを再現してみました。
積載車の330 P2 #19 (Renaissance製)は、DNFに終わったワークスのJohn Surtees/Ludovico Scarfiotti組の車、365 P2 #18 (Renaissance製)はNorth American Racing Team(N.A.R.T)からエントリーして7位入賞を果たしたPedro Rodriguez/Nino Vaccarella組車です。
手前の250 LM #21(Rotarex製)は、この年のルマンを制したN.A.R.TからエントリーしたJochen Rindt/Masten Gregory組車です。
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Rotarex製の伝説の名キットをプロモデラーの岸本氏が組んだ、1965年のルマン優勝車205 LM #21です。
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この頃サポートカーとして使用されたFiat 1000T VanのミニカーがMDS Racingから発売されています。
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1966年のルマンでDNFに終わったLudovico Scarfiotti/Mike Parkes組の330 P3 #20(Red Line製)と並べてみました。
最近封切られた映画「フォードvsフェラーリ」をご覧になった方は記憶に新しいと思いますが、1966年はFord Mk.Ⅱが1-2-3フィニッシュを決めて悲願のルマン初優勝を決めた年です。
この後Fordはルマン4連覇を達成しますが、Ferrariは現在に至るまでルマン総合優勝からは遠ざかっております。
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1966年のTarga Florioでは、前述のFiat 643Nトランスポーターが使用されています。
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ミニカーで再現してみました。
上段のDino 206 S Coupe #196(Art Model製)は、Porsche 906に次いで2位に入ったワークスのJean Guichet/ Giancarlo Baghetti組、Dino 206 S Spyder #210(Art Model製)はScuderia Sant Ambroeusからエントリーして14位に入ったGiampiero Biscaldi/Mario Casoni組の車です。
下段の330 P3 Spyder #230(Bang製)は、DNFに終わったワークスのNino Vaccarella/Lorenzo Bandini組車です。
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この当時、部品や機材類の運搬に使用されたOM LupettoトラックのミニカーもIV Model Factoryから発売されています。
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1967年のルマンのパドック情景です。
昨年の雪辱を期すべく、Ferrariは史上最も美しいレーシングカーと称されている330 P4を開発し、昨年の改良型を含めてワークス3台、プライベーター5台の体制で臨みましたが、ワークスの1台が2位、プライベーターの1台が3位に入ったものの、またしても優勝はFord Mk.Ⅳにさらわれました。
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1967年のルマンを再現してみました。
上段の330 P4 #21は2位に入ったワークスのLudovico Scarfiotti/Mike Parkes組、330 P4 #19はDNFに終わったワークスのGünther Klass/Peter Sutcliffe組、手前の330 P4 #24は3位に入ったEquipe Nationale BelgeからエントリーしたWilly Mariesse/Jean Beurlys組の車です(全てEidolon製)。
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手前に1/18スケールの330 P4 Spyder #23(GMP製)を配してみました。
1967年のDaytona 24時間レースで優勝した、Lorenzo Bandini/Chris Amon組車です。
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1967年のルマンでは、プライベーターの車の輸送用にFiat 662Nのトランスポーターも使用されました。
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ALM Modelからこのトランスポーターが発売されていますので、1967年のルマンの情景を再現してみました。
上段の412 P #22(BBR製)は、スイスのScuderia FilipinettiチームからエントリーしてDNFに終わったJean Guichet/Herbert Muller組車、412 P #25(MG Model製)は、N.A.R.TからエントリーしてDNFに終わったPedro Rodriguez/Giancarlo Baghetti組車です。
手前の365 P2 Drogo #26(Techno Model製)は、N.A.R.TからエントリーしてDNFに終わったChuck Parsons /Ricardo Rodriguez組車です。
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ティッシュペーパーと木工ボンドを使って、下段の車にカバーが掛かっている状態を再現してやりました。
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1967年のルマンのペースカーには、Ferrari 330 GTが使用されていました。
こんなミニカーまでBBRから発売されています。
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1967年のルマン2位の330 P4 #21(ミニカーショップRomuの完成品)と並べてみました。
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後編に続く!!

2020年05月11日 イイね!

Classic Racing Car Transporterの世界 Part 5(イタリア編その5:Scuderia Ferrari 前編)

Classic Racing Car Transporterの世界 Part 5(イタリア編その5:Scuderia Ferrari 前編)

前回のMaserati Worksから大分間が開いてしまいしたが、Part 5ではイタリア編の本命Scuderia Ferrariのトランスポーターをご紹介します。
なにせ写真を撮影するだけでも膨大な作業なのでなかなか手が付けられずにいましたが、Stay HomeなGWを利用してやっとアップできる状態までこぎつけました。
大作なので、前編、中編、後篇の3部作でお届けいたします。時間のある時にゆっくりご覧ください。

私のコレクションは、Classic Racing Car Transporterのミニカーのコレクションとしてはかなり充実したものと自負しておりますが、まだまだ入手していないものも一杯あるので、歯抜けになっているものについては私が良く利用しているイタリアのミニカーショップCarmodel(こちら)のHPから写真を拝借しました。
また、ミニカーのスケールは特記ない限り1/43です。

戦後から1948年頃までのScuderia Ferrari最初期には、Fiat 626トラックのシャシーを利用したトランスポーターが使用されていたようですが、今回ネットや書籍を探してみましたが実車写真を発見できませんでした。
最近Tronから発売されたこのミニカーで私も初めてその存在を知りました。
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その当時のFerrari車、1947年のGP Piacenzaに出場してDNFに終わった125S #128のミニカーです(BBR製)。
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Fiat 626トランスポーターに代わって、1948年から1951年までAlfa Romeo 800のバスシャシーを利用してイタリアのSICCA社で架装したトランスポーターが使用されました。
当初はこの写真のように黄色と赤のツートーンカラーに塗装されていました。
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このミニカーもTronから発売されています。
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これと組合わせるとすると。戦後復活第一回目の1949年のルマンに初出場し初優勝を飾った、L.Chinetti/L.Selsdson組の166MM #22が最適と思ったのですが、今回不覚にもこの歴史的な車のミニカーを所有していないことに気付きました(^-^;
IXO製のミニカーの写真を拝借して掲載します。
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このトランスポーターは1950年にレースからの帰途に事故を起こし、修理後は白とグレーのツートーンカラーに塗り替えられました。
1951年に売却されて、イタリアのプライベートチームScuderia Marzottoで1954年まで使用されますが、これについてはまた後日ご紹介します。
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この車もTronから発売されています。
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戦後黎明期のF1で無敵を誇ったAlfetta 159をついにFerrariが倒した、記念すべき1951年のイギリスGP優勝車(ドライバーはJose Froilan Gonzazlez)の375 F1 #12(Qaruzo製)です。
ついに古巣のAlfaを倒したEnzo Ferrariが歓喜のあまり、「私は母を殺してしまった」と叫んだという有名な逸話はこの時のものです。
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1951年ドイツGPのパドック写真ですが、トランスポーターの隣にOM Leoncinoサポートバンが駐車しているのが見えます。
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これもTronから発売されています。
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1952年にAlfa Romeo 800トランスポーターに代わってFiat 642のトランスポーターが導入され(少なくとも2台は確認)、1956年ごろまで使用されました。
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これもTronから発売されています。
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後部ドアは開状態に固定で、開閉は出来ません。
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1954年のルマンでFerrariに2勝目をもたらした、Froilan Gonzalez/Maurice Trintignant組の375 Plus #4(左 IXO製)と1955年のルマンに出場してDNFに終わった、Eugenio Castellotti/ Paolo Marzotto組の121 LM #4(右 BBR製)と並べてみました。
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1955年のオランダGPで5位に入賞した、Eugenio Castellottiの555 Supersqualo F1 #6(MG Model製)と、1956年のドイツGPで優勝したJuan Manuel FangioのLancia/Ferrari D50 #1(IXO製)と並べてみました。
この年FangioはMaseratiのStirling Mossと熾烈なタイトル争いを演じ、最終戦イタリアGPで自身4度目のF1チャンプを決めました。
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1953年のMille Miglia優勝車、Giannino Marzotto/ Marco Crosara組の340 MM Vignale #547(heco Miniatures製)で、積載情景を再現してみました。
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この当時のサポートカー OM FrugoneもTronから発売されています。
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1952年のフランスGPを制した、Alberto Ascariの500 F2 #8(Qaruzo製)と並べてみました。
この年のチャンピオンシップはF2マシンで争われましたが、出走した6戦全勝という圧倒的な強さを見せたAscariがチャンピオンに輝きました。
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1/18スケールの1954年Carrera Panamericana優勝車 375 Plus #19(BBR製)を前景に置いてみました。
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1/18スケールの1952年イギリスGP優勝車、Alberto Ascariの500 F2 #15(Exoto製)を前景に置いてみました。
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この当時のAlfa Romeo Romeo 2 VanのサポートカーがProgetto Kから発売されています。
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1956年のMille Migliaで4位に入賞した、Juan Manuel Fangioの290 MM #600(heco Miniatures製)と並べてみました。
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1957年に、イタリアのBartolettiで架装されたFiat 642 RN2 Bartolettiトランスポーターが2台導入され、1970年頃まで長きにわたって使用されました。

1957年イギリスGP
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1957年 Modena
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1960年 Nurburgring
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このトランスポーターの1/43スケールミニカーは、Exotoから素晴らしい出来のものが発売されています。
1957年のVenezuela GPに出場した、Manurice Trintignant/Oliver Gendebien組の250 TR 58 #18(Bang製)と、1958年の1000km Buenos Airesを制した、Peter Collins/Phil Hill組の250 TR 58 #2(heco Miniatures製)を積載してみました。
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1958年のルマンでFerrariに3勝目をもたらした250 TR 58 #14 Olivier Gendebien/Phil Hill組を、モデル工房のLP Creationが超絶ディテールで再現したミニカーです。
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Exoto製1/18スケールの1958年フランスGP優勝車246 F1 #4 と、Figurenmanufaktu製のメカニック、ドライバーフィギュアを前景に置いてみました。
ドライバーのMike Hawthorneは、優勝1回ながら2位5回のポイントが効いてこの年のF1チャンピオンに輝きました。
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積載された250 TR 59/60 #11(Starter製)は、1960年のルマンを制した、Olivier Gendebien/ Paul Frere組の車、手前の250 TR 61 #10(Starter製)は、翌1961年のルマンを連破したOlivier Gendebien/Phil Hill組の車です。
1960年からFerrariは破竹のルマン6連覇を達成しますが、スポーツカーレースシーンでFerrariが最も輝いていた時代です。
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積載されている330 TR1/LM #6(Red Line製)は、1962年のルマンで3連覇を達成した、Olivier Gendebien/Phil Hill組の車、330 GTO #7(Red Line製)はDNFに終わったMike Parkes/Lorenzo Bandini車です。
手前の250 GTO #19(Eidolon製)は、ワークスではなくプライベート参加で2位に入ったPierre Noblet/Jean Guichet組の車です。
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1962年のルマンで2位に入ったPierre Noblet/Jean Guichet組の250 GTO #19は、CMCから超絶ディテールの1/18スケールミニカーが発売されています。
クローズアップしても破綻するところがなく、撮り方によっては実車写真に見えますね。
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Fiat 642 RN2 Bartolettiトランスポーターのミニカーは、なんとCMCから1/18スケールのミニカーも発売されています。
流石にトランスポーターの1/18ミニカーは馬鹿でかくて(全長約50㎝)、メッチャ重い(重量4.2kg)です。
積載車は、1961年のベルギーGPを制したPhil Hillの156 F1 #4(CMC製)と、同年のモナコGPで3位に入ったPhil Hillの156 F1 #38(Exoto製)です。
手前に、同年のイタリアGPを制したPhil Hillの156 F1 #2(Exoto製)、Phil Hillと当時デザイナーとして入社したてのMaulo Forghieriの1/18スケールフィギュア(Le Mans Miniatures製)を配してみました。
Phil Hillはこの年、米国人初のF1チャンピオンに輝きました。
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運転席ドアをはじめ、各部が開閉、可動します。
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流石CMCの作品だけあって、細部も抜かりがありません。

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中編に続く!!

2020年02月26日 イイね!

アルファロメオ 4C インタークーラーホース交換

アルファロメオ 4C インタークーラーホース交換前回の記事から続く。

3連メーターの取付け作業中に、インタークーラー下あたりのサブフレームやアンダーカバーにかなりのオイル漏れ跡を発見しました。よく観察してみると、インタークーラー入口に繋がっているMiddleホース(下図の2)のインタークーラーと反対側の端部付近(下図の青矢印の箇所)に、クラックらしきものがあります(^-^;
ブーストはちゃんとかかっているので完全に裂けてはいないと思われますが、時間の問題なのでホース交換必須!!(トホホ)
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Lowerホース(上図の1)とUpperホース(上図の3)は異常無いようですが、サーキットを走る4CでLowerホースが裂けた例もあるので、予防交換で3本ともSAMCOの強化ホースと交換することにし、急遽ALFA9 supply(こちら)から調達しました。
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取り外した純正ホースです。
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Middleホースのインタークーラーと反対側の内面はゴム層が剥離し、
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外側にはクラックも観察されます。
LowerとUpperホースには異常は観察されませんでした。
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流石SAMCO、形状と寸法はぴったりで取付けには特に苦労はありませんでした。
Lowerホースの取り付け状態です。
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Middleホースの取り付け状態です。
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Upperホースの取り付け状態です。
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掛かった費用は整備手帳(こちら)をご参照ください。

これでインタークーラーホースは当分安心かな?
Posted at 2020/02/26 18:23:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 4Cのこと | クルマ
2020年02月26日 イイね!

アルファロメオ 4C 3連メーター取付け

アルファロメオ 4C 3連メーター取付け

オイルキャッチタンクに続いて、3連メーターの取付けについてご紹介します。

サーキット走行する限りは車を壊さないためにも、油圧、油温、水温などをきちんとモニターすべきですが、4Cの計器盤に表示されるバーグラフ式の水温計、油温計は、いかなる時も水温90℃。油温100℃に張り付いているので、正確な値を表示しているとはとても思えません。
また、4Cはサーキット走行するとミッションの油温が上がり易いらしいので、オイル管理の為にも、必要ならミッションクーラー等の冷却対策を講じるためにも正確なミッション油温もモニターしたいところです。

という訳で、エンジン油圧、油温、ミッション油温をモニターできるように3連メーターを装着しました。
ダッシュボード上にメーターを並べるのは好みではないので、ほとんど使っていない純正オーディオユニットを撤去して、跡地に1DINタイプの3連メーターを装着することにしました。

候補となったのは、日本精機のDefi DIN-Gauge(こちら)と、APEXiのDIN3 Meter(こちら)です。
機能的には、デジタル式のAPEXiの方が警告機能やピークホールド機能等も付いていて優れているのですが、昭和のオヤジとしてはアナログメーターに惹かれてDefiの方を選びました。
温度センサー2個、圧力センサー1個、3mのハーネス3本、電源配線用部品等が付属していますが、4Cに装着するにはハーネスの長さが足らないので、別売り品の2m延長ハーネスが3本必要です。
センサー・ハーネス類を含む重量1.2kgですが、純正オーディオユニットが1.2kgなので重量増は相殺されます。スピーカーまで外すと更に軽量化できますね(笑)。
目盛りと指針の色の組み合わせで4種類(こちら)の商品があるのですが、私は白目盛り、赤指針を選択しました。
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エンジン油圧と油温センサーは、オイルフィルターのところにオイルセンサーアタッチメントをかまして取付けました。
これはSpRさんに調達してもらいましたが、Juranのオイルセンサーアタッチメント SAS-6(センターボルトM20x1.5、Oリング径Φ60㎜)です(こちら)。
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圧力・温度センサー装着状態です。
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車体取り付け状態です。
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この機会に、お高い(税抜5.500円)純正オイルフィルターとは決別して、お安い(税抜1.200円)マツダ・三菱車用の汎用オイルフィルターを装着しました。
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ミッションオイルの油温はこのドレンプラグの所から取ることにしましたが、これが中々の難物(*_*;
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4Cの純正ミッションドレンプラグはこのような6角穴付きプラグで、シールテープを巻いて漏れを止めるテーパーネジになっています。
純正ドレンプラグでは温度センサーを取り付ける改造が出来ないので、ネジの外径より頭の小さい6角頭付きプラグを調達する必要がありますが、ここでネックになるのがネジの規格。
一見PT1/2の管用ネジに見えるのですが、PT1/2(ピッチ1.8㎜位)より明らかにピッチが細かくピッチ1.5㎜位です。
こんな変な規格のテーパーネジは聞いたことが無いのでヨーロッパの独自規格ではないかと思いますが、日本ではこんな規格の汎用品は売っていません。
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困った末にネットを漁りまくって英国のショップでやっと見つけたのが、このアルファロメオ 155 Q4リアデフ用のドレンプラグ(こちら
これなら使えそうです。
155 Q4のドライブトレインはランチア デルタ HFインテグラーレの流用なので、元をただせばランチアの部品ですね。みん友さん情報では、1.4Lチンクにも同様の部品が使われているようなので、フィアット系の車を探せば他にも使えるものがありそうです。
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温度センサー取付けのためにカシメを外してマグネットを取り外し、PT1/8のメネジ加工を行いました。
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苦労の末、ミッションケースに装着完了!
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ハーネスは、シートベルト下アンカーの側にあるグロメットから車内に引き込みますが、狭い所なので中々の難作業(^-^;
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やっと3連メーター装着完了!
Defiの3連メーターは、右ハンドル車に装着した場合の視認性を高めるために、各メーターをちょっと右に振って取付けてありますが、4Cのセンターコンソールは少しドライバー側に振られているのでLHDの場合でも問題なしです。逆にRHDだとメーターが右に振られて却って見難いかも・・・。
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夜間照明状態だとこんな感じです。
左から、ミッション油温、エンジン油温、エンジン油圧です。
この季節だと、一般道や高速道路の通常走行では、エンジン油温が95~100℃位、ミッション油温が80℃前後位で、広域農道で気合を入れて走るとエンジン油温110℃、ミッション油温100℃位まで上昇します。
夏場やサーキットの全開走行でどうなるかは、また折々にご報告します。

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掛かった費用については、整備手帳(こちら)をご参照ください。

これで作業完了のはずが、取付作業中にインタークーラー下あたりのサブフレームやアンダーカバーに結構なオイル漏れ跡を発見!!(*_*;
To be continued!

Posted at 2020/02/26 13:48:38 | コメント(6) | トラックバック(0) | 4Cのこと | クルマ

プロフィール

「4Cで広域農道攻めてたら、ミッションのオーバーヒート警告が出て(ミッション油温計は130℃😱)セーフモードに入ってしまい、パドル操作を受け付けなくなった😰 クールダウンして再始動したら正常に復帰したけど、暑過ぎです😓」
何シテル?   07/13 16:41
セクシーな赤いイタリア娘をこよなく愛するRosso Alfaです。 ちょっと古めのレーシングカーとそのサポートカー、トランスポーターのミニカー収集も趣味の一つ...
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2025/08/18 04:41:37
ANCEL バッテリー・モニター 
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2025/07/09 21:30:54
C3に「ONE LAP CORT(ワンラップコート)」施工しました! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/15 22:32:35

愛車一覧

アルファロメオ ジュリア アルファロメオ ジュリア
私も来年古希の歳を迎えますので、まだ元気に車に乗れる内にアルファ最後の純内燃機関、後輪駆 ...
アルファロメオ 4C アルファロメオ 4C
営業さんと話をしてから1年2か月、平成27年1月27日やっと納車となりました。 全世界1 ...
マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)
息子が都内転勤の為に車を手放さざるを得なくなったので、前車のジュリエッタを売却して、1年 ...
アルファロメオ ジュリエッタ アルファロメオ ジュリエッタ
11年、12万km乗った156(2.5V6,6MT)から、2012年3月にジュリエッタQ ...
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