
11/28付けのブログ記事(
こちら)でご報告したように、AROC-愛媛忘年会のツーリングの折に、対向してきたトラックに接触して右ドアミラーカバーが脱落・紛失してしまいました。
岡山Dの美人尾根遺産からもらったチンクのドアミラーカバーで当座をしのいでいましたが、この度無事復活しました(*^_^*)
本来なら純正カバーを注文して取付けるのが筋ですが、カーボンの純正品は左右セットで20万円位という超ボッタクリ価格なので、オートクレーブ成形の本物のドライカーボン部品を安価に製造することで最近4C乗りの間で有名になっている、コソボ共和国のKoshiの製品(
こちら)を購入しました。
Koshiの商品は米国のMadness Autoworks(
こちら)というショップで取り扱っていますし、最近日本のEvergreen Corporation(
こちら)が日本代理店になったようなので、どちらに注文しようかと考えていたら、送料等の経費を節約するために共同購入相手を探していたPonji!さんとBRAVE18さんから声をかけて頂いたので、ちゃっかり相乗りさせていただきました。
人柱になった4C乗りの方々の話を聞くと、Koshiの製品は高品質・高精度だけど納期がかかるというのが通説になっているようですが、過去にKoshiと取引経験のあるPonji!さんが直接Koshiに注文してくれて、幸い全てメーカー在庫があったので、2週間位であっという間に到着してしまいました(*^_^*)
グッドタイミングで、パイロットに義務付けられている年一回の航空身体検査の為に神戸に行く必要があり、ついでに年明けに予定しているゴニョリの相談にユニコルセに行く予定にしていたので、Ponji!さんやBRAVE番長と待ち合わせして、ユニコルセでブツの受け渡し。
これがKoshi製のカーボンミラーカバーです。
評判通り非常に美しい仕上がりですが、想像以上に板厚が薄いので、羽根のように軽いです。
剛性の高い本物のドライカーボンなので、薄いといってもヘナヘナな感じは全くありません。
左右セットで280ユーロ(購入時のレートで34,908円)なので、純正品の1/6の価格です(*^_^*)
但し問題は、裏側を見ると小さな爪が1個あるだけです・・・・・(^_^;)
通常のプラスチック製カバーは裏側に取付け用の爪が4本一体成型されており、本体側の丸印の4か所に噛み合って固定される仕掛けになっていますが、この方式は使えません。
純正カーボンカバーの裏側を見たことがある番長の話では、純正品はもっと板厚があって取付け用の爪も付いていたとのことです。
金型で射出成型するプラスチック製カバーと違って、片面型にプレプレグを積層して成形するオートクレーブ成形品ではこういう爪を一体成型するのは困難なのは理解できますが、純正カーボンカバーではこの辺はどう解決しているのでしょうか?
仕方がないので、エポキシ接着剤で接着することにしました。
こういう事態が十分予想されていたので、ユニコルセで受け渡しにして良かった!!
スーパーメカニックのタケちゃんがあっという間に取付けてくれました。
バッチリ取付けられました(*^_^*)
表面の仕上げやカーボンクロスの布目なども純正品と比較して違和感がないので、無傷の左側は純正品をそのまま使用することにしました。
フィッティング精度は純正品以上です。
純正品は、普通の目線で見える範囲のチリはちゃんとあっているのですが、下面側には大きな隙間(矢印)や全体的に大きな段差が生じているのに対し・・・、
Koshiのカバーはほぼぴったりフィットしています。
接着固定なので、今度ぶつけたらカバーのみの交換では済まないというのが大きな欠点ですが、純正品の1/6の価格でこの品質ならオッケーでしょう(*^_^*)
どうせ注文するなら・・・・、とカバー以外にも注文してしまいました(^_^;)
先ずはワイパーカバー(179ユーロ(22,316円)。
0.6mmという非常に薄い板厚で成形されており、既存のワイパーアームに被せて両面テープ等で固定する商品です。
なおこの商品に限らず、Koshiの製品には両面テープは貼り付けられていないので、ユーザー側で用意する必要があります。
これも精度はバツグンで、両面テープ固定の必要が無いくらいぴったりフィットしますが、根元のカバーを取り付ける為にワイパーアームを取り外す必要があります。
4Cはボンネットを簡単に開けることが出来ず、ワイパーアームを軸から外すのが非常に固くて大変なので、素人が下手に手を出してボンネットを傷つけるといけないので、またタケちゃんに丸投げ~!!
バッチリ取付けられました。
さりげない所ですが中々良いアクセントになります(*^_^*)
お次はフューエルリッドカバー(120ユーロ(14、960円))。
ワイパーカバーと同じく0.6mmという非常に薄い板厚で成形されており、両面テープで既存のフューエルリッドの上から貼り付けます。
純正オプションにも似たようなものが有りますが、そちらが平面シートなのに対しKoshiのは縁の折り曲げ部分までカバーされているので貼付感が無く、フューエルリッドそのものがカーボン製のように見えて中々グッド!!(*^_^*)
このままではちょっと物足りないので、DB-Setteさんのをパクッて、Flat Outさんから調達したフューエルリッドカバーエンブレムプレート(
こちら)を貼り付けてやりました。
ステッカーではなくメタル製なので中々重厚感があってグッド!!
最後はパドルシフター(320ユーロ(39,894円))。
4C用のパドルシフターは、プラスチック製の国産品(
こちら)やアルミ製の海外品(
こちら)などがすでに発売されていますが、カーボン製が発売されるのを待ち焦がれておりました。
既存のパドルにフィットした形状に機械加工されており、既存のパドルに嵌め込んで両面テープ固定します。
赤いカーボン調シートは既存のパドルを隠すためのもので、赤の他に黄色と白も選べます。
機械加工精度はバッチリで、隙間やガタなくガッチリ取付けられます。
機能的には既存のパドルに不満な所は無いので完全に自己満足の世界ですが、常に目に入り触る所の質感は大切です。
美しいだけでなく非常に触り心地が良いので、意味なくナデナデしたくなります(笑)
同時に番長は、インナードアハンドル、スピーカーカバー、DNAスイッチカバー等のインテリア小物カーボンパーツを注文していましたが、これらも中々素敵でした。
但し、こういうインテリアパーツを買い始めるとこれだけで済まず、小物だけでなくセンターコンソールやドアインナーパネルといった大物まで逝ってしまいそうなので、インテリアパーツはパドルだけにしておきます(笑)
質素な4Cのインテリアは、ストイックな雰囲気でこれはこれで中々気に入っていますしね(*^_^*)
Ponji!さん、BRAVE18さん、
この度は大変お世話になりました~(*^_^*)
年明けにゴニョリで伺う際もよろしく~~!!