(DIY)SASコントロールユニット交換

エアバッグ展開する程度の事故を起こしたら交換は必須です。
エラー消去サービスもありますが、中程度のGがかかった時に不具合が出るっぽい？

SASコントロールユニット
N243-57K-30　¥32,890(税込)

1型幌車なので枝番がAでしたが現在Gまでマイナーチェンジされています。
上記の品番で発注すれば自動的に最新のものが届くはずです。

初期型はセンシティブすぎるようで、サーキット走行でフェールセイフが入ってスロットル閉になり停車させられることも散見されましたが(私も1回ありました)、バージョンアップで修正されたような話も聞きます。

問題はディーラーで自車データを抜き出して、新しいユニットに書き込む必要があります。

交換前に車体データを保存しておきます。

海外のソフトでFORScanというソフトで解決しました。
https://forscan.org

年額1PCで¥1725ですが2ヶ月トライアルで使用できます。

OBD診断ケーブルをPC等に繋いで使用します。
対応機器類は本家HPを参照してください。

試しにepifanで使っていたOpenPortを使ってみたら使えました。必ずしも推奨品でなくて良さそうです。

通信を確立したらCPUみたいなアイコンをクリックすると接続できるモジュールが表示されます。

接続したいモジュールを選択して、下の再生ボタンをクリックすると接続されます。
今回はRCMを選択して開きます。

save allでデータを保存します。
致命的に壊れてて抜けない場合は、メーカーから提供されているアズビルドデータを使用することになります。
一応マツダからインターネットアクセスで拾いに行けます。

ttps://草5.b2b.松田.co.jp/asbuilt/faces/adf.task-flow?adf.tfId=IndexTaskFlow&adf.tfDoc=/WEB-INF/task-flow/IndexTaskFlow.xml&direct=1

(アドレス書いて良いのかな・・・)

背面の内装を剥ぎます。
バケットシートの場合はシートを外さないと難しいかも。
純正シートなら目一杯前に出せばギリいけます。

シートバックベゼル(前)を外す
シートバックベゼル(後)を外す(ネジあり)
サイドシルカバー外す
Bピラー部分のカバー外す
シフトレバーのとこのカバーを外す
センタートンネルのカバー外す(ネジあり)
シート後ろのカバーを外す
ETCケーブルを外す

オーディオをびっちり組んでるので横着して内装ズラすだけで交換しました。

小物入れを内装裏側に止まってるねじ4本外して除去してます。

位置的には小物入れの下、DVDプレイヤーとかが入る所の真下です。

10mmのナット3個で止まってますので交換します。
コネクタ抜き差しがあるのでバッテリーは外すのは基本。

またSASユニットは落とすなとか強い衝撃与えるなって書いてあるので慎重に取り扱ってください。ま、Gセンサー入ってるしね。

新しいSASユニットのデータ
FFと00がいっぱい。一番右はチェックディジットなのかな？

保存したデータをロードしてWrite allで書き込みます。数秒で完了します。

作業が終わったら車体を水平にしてGセンサーのリセットをかけます。

が、どうも作業書通りにならない・・・
エアバッグ系のエラーが残ってたからかな？(助手席のケーブル接続忘れてた)

FORScanのABS系のModule Initializationをやったけど大丈夫だったのかな・・・

交換前は発進時にギクシャクしていましたが、普通に発信できるようになりました。
また、横Gを掛けながら加速しようとすると失火していたのが、それも解消したっぽいです。
ちょこっと走っただけですが、街乗りレベルでは問題無さそうでした。

後日、もう少ししっかり走って検証してみます。

SASユニットを(Aのほう)を開けてみました。
ま、あけてどーこーできるもんでもないけど…

ステンのカバーの下のセンサーがGセンサー？裏にももう一個ありました。裏はカバーなし。
表の2個は2本足、裏のは12本足・・・
今時センサー1個で済みそうだけどどうなんでしょう🫠