100日レブまで回しても大丈夫 - オッティ

マイカー

100日レブまで回しても大丈夫

AY_SR
日産 / オッティ
S(MT_0.66) (2006年)
- レビュー日：2025年7月21日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：スポーツ走行

おすすめ度： 4

デザイン：1
走行性能：4
乗り心地：3
積載性：5
燃費：5
価格：5

満足している点: 小径ステアリング、フルバケ、タイヤはポテンザ等改造している前提ですが、とにかくクイック、ダイレクトでカートのような楽しさがあります。
意外とレブまで回すといい音がすることもあり、見た目にそぐわずタイトな峠をキビキビ走るのは速いし楽しいです。
操る楽しさだけならNA・NBロードスター、MR-Sなど昔のコンパクトスポーツカーに負けず劣らずと個人的には思います。
楽しいのに、エアコンONでレブまで頻繁に回しても郊外なら燃費は15km/lです。エアコンOFFで信号の少ない田舎道なら20km/lのときもあります。
不満な点: エアコンOFFでゼロ発進はそこそこですが、エアコンON時や中間加速は遅いし遅くてとにかく遅いです。
エアコンON、2名乗車、2速だとショッピングモール屋上へ向かう急坂が登れません。エンストします。
エアコンONにした途端かなりパワーダウンするので、夏場の加速はスポーツモード（エアコンOFF）にする必要があります。
総評: 今ならMTでも10万円代で見つかるはずなので、オモチャに最適です。まだ所有して2年ちょっとなので故障については未知数ですが、走行距離14万キロでも頻繁にレブまで回しても調子が悪くなるどころか良くなっている気さえします。
とにかく遅いですが、操る楽しさがあるし、万が一キズがついてもオンボロであまり気にならないので、手軽に車遊びしたい方や足車を探している方にオススメです。

デザイン: 1; カッコ悪い。おじいちゃんおばあちゃんが乗ってそう。
でも私の車の場合、外装はフロントキャンバーが2度弱ついているくらいでほぼノーマルなのに内装はフルバケ、追加メーター、ディープコーンステアリングというギャップが好き。
地味なので街中に溶け込めるのも良い点。
走行性能: 4; ドイツ基準らしいが、フロントキャンバー2度弱つけてるせいもあるのかふらつく。埼玉のマスコット、コバトンの看板を見て、なんで鳥が運転してるんだ？って考えていたら壁に突っ込みそうになった。
サスが抜けてることもあり100km/hオーバーで突っ込むとどこに飛んでいくか分からない危うさがあるが、意外と安定して曲がってくれる（フロントスタビ付き、リヤは無し）。でもリヤがやや流れながら曲がっていくので慣れないと扱いづらいかもしれない。
ブレーキはABSが使い物にならず、全く攻めてないのにABSが効きっぱなしでヒヤヒヤすることがあったのでヒューズ抜きでカット済み。ポテンザ+スポーツブレーキパッドだからということも関係しているかもしれない。
速度を落とさず曲がる必要があったり、リヤが若干不安定だったり、ABSカット済みだったりで見た目の割にテクニックを要求される勉強になる車です。
加速はエアコンOFFでゼロ発進の場合はそこそこ。それ以外の場合は人力車くらいだと思う。
乗り心地: 3; サスが抜けているとは言え、バネレートが硬いのか結構跳ねる。
フロントスタビ付きということもありロールも少ない気がするのでスポーツ走行に向いている。
積載性: 5; 過去の車が積載性がないものばかりだったので個人的には必要十分。でも自転車（シティサイクル）は厳しかったような。
燃費: 5; レブまで頻繁に回しても郊外走行なら夏場エアコンONで15km/l。
渋滞や短距離ばかりでも最低12km/lくらい。
エアコンOFFで信号の少ない郊外や高速をゆっくり走れば20km/l超えることもある。
価格: 5; 総額8.8万円、走行距離12万キロの個体を普通の中古車店で購入。
今売っても個人売買なら損はしないはず。
デジタル全盛の時代にアナログ感満載の軽のMTなので今後どうなるか。
故障経験: 故障したらヤフーのトップニュースになるかギネス記録に認定されるかもしれないくらい壊れないようです。
・・・冗談です。
アクセルオンオフで異音がしたため、助手席側のミッションマウントを確認するとほぼ千切れている状態だったので交換しました。どの個体も助手席側のミッションマウントは弱いようです。今のところそれだけです。