輪るピングドラム
http://penguindrum.jp/
の名言なのですが、少々重いので、興味の無い方はスルーしてください。
今日は、「こんな日もあるさ」って感じです。ヤッテラレネ~
それにしても活字にすると重いな~(^^;
もしこの世界に、神様と呼べるものがいるのなら、そいつに一つだけ聞きたい。人の世界に、運命は本当にあるのか。もし、人が運命を無視して、本能も遺伝子の命令も無視して、誰かを愛したとしたら、神様、そいつは本当に人なのか? …なんてね。
俺は、運命って言葉が嫌いだ。生まれ、出会い、別れ、成功と失敗、人生の幸、不幸…。それらがあらかじめ運命によって決められているのなら、僕たちは何のために生まれてくるんだろう?裕福な家庭に生まれる人、美しい母親から生まれる人、飢餓や戦争の真っ只中に生まれる人。それらがすべて運命だとすれば、神様って奴はとんでもなく理不尽で残酷だ。
人は、何のために生まれるのか。あくせく毎日を過ごすためだけに人が作られたのだとしたらそれは何かの罰なのか、それとも、皮肉なジョークなのか。そんなんじゃ、遺伝子にプログラムされた生存戦略に忠実な動物の方がよっぽどシンプルで美しい。
僕を取り巻くこの世界が、今の僕には酷く不確かなものに見える。まるで、シュレーディンガーの猫のように。
南極の皇帝ペンギンよ。氷壁の水際で飛び込むのを躊躇っている大勢のペンギンたち。彼らのうち、一羽が飛び込めば海の中に獰猛な海豹がいるかどうかが分かる。無論、誰も死にたくはないわ。だから彼らはひたすら待つの。氷の上で押し合いながら、ついてない誰かが海へ落ちてゆくのを。
もちろん、人生には幸せな出会いばかりじゃない。嫌なこと、悲しいことだって沢山ある。自分ではどうしようもない、そういう不幸を運命だって受け入れるのはとても辛いこと…でも、私はこう思う。悲しいこと、辛いことにもきっと意味があるんだって。無駄なことなんて一つもない。
Posted at 2011/10/07 21:03:15 | |
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なんとなく | 日記