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前回の続きになります。

今回はフロントディスクブレーキのオーバーホールです。

現状はこんな感じです。





マスターシリンダーはこんな状態です。





以前も出しましたが、マスターシリンダーの中は・・・





マスターシリンダー側のラバー部品は完全に千切れており要オーバーホールなんですが、フルード状態の確認窓は完全に曇ってしまっているので、社外の汎用品に交換を考えていました。(純正部品は既に廃盤)
ただ、レビューを見るとJokerにはサイズが違うため加工が必要となるということで購入を迷っていたタイミングで、奇跡的にJoker純正のマスターシリンダー 新品未使用のデッドストックを見つけることができました！！
これはかなり嬉しいですね。

ブレーキホースも純正部品は廃盤になっているので、汎用品のステンメッシュホースに交換します。



ジョーカーには120cmでちょうど良かったです。


キャリパーもASSYでは出ませんので、パーツリストで必要な消耗品を調達し、サービスマニュアルを参考にしながらキャリパーのオーバーホールを実施しました。







グリス指定、フルード指定されているので、指定されているものを準備しました。


シリコングリスはKUREのスプレータイプ。




モリブデングリスはAZのペーストタイプ。




ブレーキフルードは近所のホームセンターで購入したDOT-4のもの。
少量しか入らないので250mlで十分ですね。




必要な部材はそろったのでオーバーホールしていきます。




















オーバーホール作業中は写真を撮る余裕はほとんどなかったので、もともともキャリパー写真と新品のピストン写真しかありませんｗ


今回のブレーキパーツ一新に合わせてローターも交換しました。






完成して取り付けた状態。




参考）旧キャリパーの状態。




だいぶ綺麗になりました！！


マスターシリンダーと一緒にハンドル廻りの廃盤新品パーツを購入することができため、それらの組付けも同時に実施していきます。

マスターシリンダーの他にハンドルバー、アクセルワイヤ、グリップ等廃盤部品がまとめて手に入りました。




スイッチは中身を分解してクリーニング。





接点スプレーを充填しておきました。

外側も磨いて新品ハンドルバーに組付けです。




レストア前に比べるとだいぶ綺麗になりました。




こうやって目に見える部分はやりがいがありますね！
ちなみに、フルードが入っていない状態からのエア抜きは結構大変でした。
隣人宅でコンプレッサーを借りて二人でやりましたが、それでもエアが抜けきらず大変でしたね。。。

次はハンドル廻りのメータ類、灯火類のレストアになります。


つづく。