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オザミの愛車 [スバル WRX STI]

整備手帳

作業日:2014年10月5日

フューエル・コレクタータンク取り付け

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
サーキットで燃ポンが息継ぎをする対策として、フューエル・コレクタータンクを設置することにしました。

DIYで施工するか、ショップにお願いするか、かなり悩んだんですが、今回はショップにお願いすることにしました。
追加配管のベンディング加工や端部フレア施工には自分が所有していないSSTが必要です。DIYでの施工は、かえってコスト高になる… っていうのが大きな理由の一つです。
ただ、後部座席下部に燃料タンクが配置されているGVBにあっては、後部座席を設置した状態でも支障が出ないような配管施工をするのが難しく、自分の技量では手に負えないだろうと思ったから… というのが正直なところです(笑)

ここでは、ショップさんの施工の邪魔にならないように(?)盗み撮りした画像をベースに備忘録としての施工内容を残しておきます。

先ずはリヤシートを外し、フューエルラインの確認を行います。

画像では、燃料タンク上部にある運転席側・助手席側のカバーが共に外されています。

運転席側には、燃料ポンプ・アッシー(メインのレベルセンサーが組み込まれています)が取り付けられていて、エンジンルームに燃料を送るデリバリーライン(赤線)、レギュレーターからのリターンライン(黄線)、そして、ジェットポンプライン(※)(緑線)の3ラインが接続されています。

(※)GVBの燃料タンクは、プロペラシャフトを跨ぐように配置されている関係で鞍型形状の断面になっています。ジェットポンプの作用で運転席側・助手席側の燃料の偏りを抑える仕組みになっています。
FRや四駆にあっては、一般的な仕組みとなりますね。

助手席側には、サブのレベルセンサーが組み込まれていて、ジェットポンプ・ラインも接続されています。
また、助手席側のカバー直下にて、燃料のデリバリー・リターンの両ラインがグロメット接続されています。

尚、フューエル・コレクタータンクは、赤線のデリバリーライン、そして黄線のリターンの両ラインの途中に割り込む形で配置されることになります。
2
助手席側のカバー直下の画像です。

赤○部がデリバリーラインがグロメット接続されている部分です。
(赤矢印の方向に燃料がデリバリーされます)

黄○部がリターンラインがグロメット接続されている部分です。
(黄矢印の方向に燃料がリターンされてきます)

緑○部はジェットポンプラインの接続部になります。

今回、コレクタータンクを割り込ませるポイントとして、デリバリー・リターン両ラインのグロメット接続部を利用することになりました。
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運転席側のカバー直下の画像です。

デリバリー(赤○部)・リターン(黄○部)・ジェットポンプ(緑○部)の3ラインの接続が確認できます。

コレクタータンクを設置する際、一般的には、この燃ポン・アッシー頂部の接続部を利用してコレクタータンクのラインを割り込ませると思います。
ただ、この燃ポン頂部の接続部の配管径がけっこう太いもので、ショップさんに準備して頂いていたホースが接続できませんでした。
(それで上記した通り、助手席側のグロメット接続部を利用することになりました)
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為念、燃料ポンプ・アッシーを取り外し、各ラインの認識に間違いが無いかを確認してくださいました。

赤○部・黄○部・緑○部が3ラインの各接続部です。

しかし、こんなに立派なサブタンクが装着されているとは思いませんでした。
これは、よっぽどの事がない限り、息継ぎ症状は出ないような感じですね。
阿讃やタカタのようなショートサーキットなら、まず問題無いでしょう。
ただ、岡国のアトウッド~バックストレートの区間では、メーターで4割りくらいになると息継ぎが出ちゃいましたけど。。。
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設置していただくSARDのコレクタータンクです。

足元にステーが取り付けてありますが、ショップさんが溶接してくれたものです。
納品状態では、ステーの類は全く装着されていませんでした。
DIYで設置となると、(溶接機を持っていないので)バンド式のステーを自作して固定するしかなかったです。
ショップさん、数分で溶接してくださいました(比較的、厚板であるとはいえ、さすがです!)。
6
コレクタータンクの設置場所は、トランクの内の助手席側隅っこになりました。
設置は、上記したステーを利用してビス止めしてあります。

助手席側カバー部にあるデリバリー・リターンの両グロメット接続部から配管を引き込んでタンクに接続されています。
配管を通すスペースには、ショップさんも頭を悩まされていましたが、助手席側のキャニスターカバーの下部を通すことになりました。

キャニスターカバーの後部(赤○部)が邪魔になったのでカットしています。
当該カットによりキャニスターカバーの取り付けボルト1本が使えなくなりましたが、元々が3つのボルトで固定されていたものなので、2本のボルトで固定できていてガタは出ていません。

このままだと、トランクに重量物を積載した状態で荷崩れを起こすと、アルミ配管が破壊される懸念がありりますので、後日、自作のアルミ板(保護板)を追加施工してやることにします。

尚、コレクタータンクの燃ポンへの電源供給はバッ直で確保、純正燃料タンクのカブラー接続部から配線を分岐してリレーを組んでくれています。
7
助手席側の燃料タンク・カバー部の施工状態です。
このあと、カバーを装着、追加配管の養生をすれば施工完了となる状況です。

デリバリー・リターンの両グロメット接続部から4本の配管をとっているのが分かります。
言わすもがなですが、純正状態だと(コレクタータンク用配管を割り込ませる前だと)、赤○部同士、黄○部同士が接続された状態になります。
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助手席側の燃料タンクカバーを取り付け直した状態です。

コレクタータンクへの配管を通すためにカバーの一部を切り欠いています。
また、後部座席上に人や重量物を置いた際に追加した配管がダメージを受けないように、アルミ板のカバーを施工してくれています。

以上でコレクタータンクの設置完了となります。
後部座席の座面を取り付け直す際、少しですが力を入れて押し付けないとロックが掛からなくなりましたが(逆に言えば、しっかりロックは掛かるわけで)問題はありません。

これでガソリンが少ない状態でも不安無くアタックできますね!!(嬉)

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