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オザミの愛車 [スバル WRX STI]

整備手帳

作業日:2015年9月27日

2ピースブレーキローター(フロント)の交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
先日、ブレーキングジャダーの解消をねらってキャリパー取付ボルトを交換、ある程度のジャダー軽減を確認できたんですが、やはりディスクローターも交換してジャダー根絶を目指すことに。

尚、先日のキャリパー取付ボルト交換の際、ローターやベルハウジングの状態も確認してやろうとローターの取り外しも試みたんですが、バリバリの固着状態でラスペネ&ゴムハンマーでの努力も虚しく、ローター取り外しはかないませんでした。。。
本作業はそのリベンジにもなります。

今回、かなり乱暴なローター取り外し方法について記述していますが、最悪の場合にはローターにクラックが入るリスキーな方法ですので参照される場合には自己責任にてお願い致します。
2
キャリパーを取り外し、先日と同様にラスペネ&ゴムハンマーでローターを取り外そうとしますが、ビクともしません。。。
そこで、自分が学生時代からやっている方法を試すことに。

まず、ちょっとやそっとじゃ曲がらない角材を準備します。
今回使用したのは、ホームセンターで普通に売られているサッシ材で20mm×20mm断面のものです(板厚2mm)。

この角材をハブアクスルナットの先端にあてがいつつ、画像の様にキャリパーピストン戻しで角材とローターとをジワジワと引き寄せてやります。
一応、ローターに傷をつけないため、ピストン戻しのローターと接触する部分には軍手やウエスをかましてやります。
殆どの場合、ピストン戻しのレバーを2~3回転させたところで、バゴンッ!って感じでローターが外れてくれます。

尚、ハブアクスルナットの先端がローター外面より入り込んだ構造の場合には、アクスルナットにソケットをかまして、そのソケットの先端に角材をあてがってやります。

ちなみに、画像ではホイールナットを取り付けていませんが、バゴンッ!て外れたローターが落下しないように必ず2個くらいのホイールナットをハブボルトのネジ代を余して取り付けて作業します。
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画像はローターが外れた直後のものです。

画像ではホイールナットを取り付けていませんが、前述の通り、必ずホイールナットを取り付けた状態でバゴンッ!となるようにします。

尚、ローターの厚みやハブアクスルナットの先端が大きく突出しているような状況ですと、ピストン戻しをいっぱいに開いた状態でも角材とローターとを一緒に掴めない状況になります。
また、ピストン戻しを1つしか所有していないような場合もあると思います。
そんな場合、画像で赤○をつけた角材端部を踏み付けておいて、ハブアクスルナット端部を支点に緑○部1箇所にのみピストン戻しをセットしてやればOKです。

今回、以上の要領で(無事に)バゴンッ!とローターを取り外せましたが… 学生時代に同じことをしていてローターにクラックが入った経験があります。
出来るだけ他の手段でもってローター取り外しを行うべきと思いますし、仮に同じ方法でローターを取り外す場合には、交換できるローターが手元にある場合にした方が無難かと(^^;
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無事に取り外せたローターの画像です。

ベルハウンジグとローターの分割に向けて固定ピン・ボルトにラスペネを吹きつけて一服。
特にカジリや折れも無く、無事に各ボルトを取り外し、ベルハウジングとローターとを分離できました。
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分離したベルハウンジングをパーツクリーナーで清掃しつつ各部をチェックします。

ハブボルトが通るホール(赤○部)ですが、僅かにハブボルトのネジ山が食い込んだ跡がついていました。
ただ、ホイール回転方向の端部にだけ食い込み跡がついていましたから、ブレーキング時の食い込み跡と思います。

何れにしても、ローターがハブから外れなかった原因は、ハブボルトの噛み込みによるものではなく、単に錆&焼き付きによるハブ固着だったようです。

半年くらい前にハブを新品に換装しましたが、新品から一気にサビが出て行く過程でがっちり固着しちゃったようです。
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一応、取り外したピン・ボルトをチェックしてみると…

一部に欠け(赤□部)やクラック(緑□部)の出ているものがありました。
やはり、この手の部品は消耗品として再利用は避けたほうがいいですね(^^;

(元々、今回のローター交換では新品のピン・ボルトを使用する予定でした)
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新品ローターに新品のピン・ボルトを使ってベルハウジングを組み付けていきます。

ボルトはM6、締め付けトルクは15 N・m指定でした。
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無事にベルハウジングと新品ローターを組み付け、ローターを適当に脱脂・洗浄、ハブに組み付けて作業完了となりました。

ところで…
今回の新品ローター2枚の片方には、ピンのようなもの(赤□部)が1つ、ローターのベンチレーション内に取り付けられていました。
ちなみに、今まで使ってきたローターについても、1枚には同じピンが装着されていました。

GVBでENDLESSのローターを購入するまで、こういったピンの装着を目にしたことが無かったんですが…
これって、ローターの回転バランスウェイトか何かでしょうか??
(今までのローターでも装着状態で問題は起きていなかったので、今回もそのまま同じ位置に装着し直しておきました)

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