
9月21日
RUSHに参加して来ました。
4月は残念ながら鈴鹿自体が閉鎖になり中止でした。なので実に1年振りのレースとなります。
今回もアクシデントが…
前日車両をガレージに取りに行き出庫しようとエンジンを掛けギヤを…?ん?クラッチペダルがなんかおかしい?いつもの位置にクラッチペダルがありません?足ははるか奥の踏み込んだ位置に…なんで?しかも目一杯踏んでもギヤが入りません!😭
手で引っ張るとパコンとペダルは戻りますが踏むとまた1番奥の位置で止まり戻りません…
ショップに連絡するもすぐには対応出来ないとの返事…
困った事になりました。動かす事も出来ないので取り敢えず監督に連絡し状況を話なし出れなくなった事を報告し、ガックリ肩を落とし自宅に帰りフテ寝してしまいました(笑)💤
2時間位して目が覚めて、あれっそう言えばガレージの鍵閉めたっけ?不意に不安になりまたガレージまで。家から20分程の距離ですが、その間もしかして直ってたりして?と都合の良い妄想を。
鍵はしっかり閉まってました!(笑)
ダメ元でとシートに座りエンジンを掛けクラッチペダルを。
相変わらずパコンて奥にはいってしまいます。が❗️ほんの僅かに先ほどより弾力のある踏み代が❗️祈る気持ちでギヤを1速に。
おおっ!入った!
ゆっくり戻すとかなり奥の位置ではあるけどクラッチが繋がった感覚が!マジで❓
しかし動かして良いのだろーか?という不安が…
動かしてまた途中でギヤが入らないとか??ヤバい事になったら不味いよね〜?不安は最高潮に達しましたが、えーい!ままよ!とガレージから出してしまいました。少し1速のまま近くをそろそろと走ると、なんとペダルの弾力が少しずつ戻って来ました❗️嘘みたい🤥
取り敢えず家まで乗って帰りましたがほぼ普通の状態に戻りました。慌ててまた監督に連絡して「直りました!行けそうです!行きます!」と。監督から「大丈夫かいな? ま、取り敢えず来れるなら来て 俺もまだこの状態だから徹夜になるかも?」

送られて来た写真を見てたまげました!リヤフェンダー直してるとは聞いてましたが前日夕方でまだこの状態⁈
自分のトラブルの事が凄く小さな事に思えて来ました(笑)
このクラッチペダルの現象わかる方いたらアドバイスお願いします🙇♂️
さて、時間はもう17時を回ってます。諦めてたので何も準備が進んでいません。タイヤを部屋から引っ張り出して交換し工具や予備タイヤも積んで…etc
なんとか8時頃に準備完了し風呂に入り速攻で寝ました。
翌朝、恐る恐るクラッチペダルの感覚を確認。少しだけ奥側に下がってましたが踏み代はありギヤもちゃんと入りました。
7時に出発し鈴鹿に10時前に到着。祈るような気持ちでピットを覗くと、来てる!来てる!監督居るわ!ちゃんと車もありました!すげ〜な❗️と感心しきり。しかし、この後とんでもない事が起きるとは微塵も思っていませんでした。
ピットで準備してると「こんにちは!」と声を掛けてくれる人が⁈ ずっと車をみてくれていた主治医でした。2年くらい前にショップを退職して今は個人でメカニックを受けています。今はGTでランボルギーニのメカニックの仕事が主との事。昨年ホンダから移籍した小暮選手の車をピットメカニックでみてるそうです。今回のクラッチの話しをしたら、空いてる時にみてもいいですよと。凄く嬉しかった。ずっと信頼して任せて来た人なので。
声を掛けて下さったKさん
スピードイエローのGT3が素敵でした。996はやっぱりいい!
常連でRSクラスの王者
天龍インディアンボンバーズのT-Day'sさん

ブリーフィングが終わった頃にドンガラ号 積車で到着(笑)
ピットに入り準備していると監督が「俺もこっちに入れるから一回入替て」と。第一走者はグリッドスタートなのでもちろん監督に頼みました。ピットの前側に監督が車を移動して来ました。が!何か変!臭い!ガソリン臭い!?みると左リヤの下からダラダラと液体が…
リヤフードを開けて確認しますが漏れてるところがよくわかりません。「もう1回エンジン掛けてみるわ」すると、わわっ!
凄い勢いでガソリンが床に流れ出て少し離れたとこからガソリンが揮発して白いモヤの様になって広がっているのが見えました。ヤバい!「監督エンジン切って!止めて!」もう近づくのも少し怖くなって来ました。
監督は漏れ箇所が分からずまだをイグニッションを回すような様子で「ヤバいですよ!車押して出しましょう!」どうも監督もテンパってたようです。2人で押してピットの一番後ろまで車を下げ明るく良く見える位置に。インジェクションの一つから漏れてました。「おかしいなぁ〜、インジェクションのOリング切れたのかな?」初めて知りましたが監督の車のインジェクションはR35のを移植してるらしいです。取付るのに自作のアルミの削り出しの部品を使ってるそうな。エアコンのコンプレッサーやらエアインテークなどエンジンの上にあるものを全部外さないとインジェクションにアクセス出来ません。この時点で監督は走るのを半分諦めたような感じでしたし私も無理かな?と思ってました。
インジェクションを外しましたがOリングは切れてなかったのですが、隙間があるんだねと。
当然代わりのOリングなどある訳もなくどうしたものかと作業が進まなくなりました。
ふと思い付いた事があり自分の工具入れを探し、あった!
探したのはシールテープでした。オイル漏れがあった時に使えるかも?と工具入れに数年前に入れていた物で結局使う機会も無かったので忘れてました。「監督、これ巻いたらどうですか?」提案してみました。やってみようという事になりシールテープをインジェクションの本体に巻いてOリングが少しキツくなるように。
インジェクションを取付けてイグニッションを祈る気持ちで回しました。「おおっ、止まったね!」監督の言葉にホッとしました。さぁ、あとは外した物を組み上げるだけと思いましたが、もうすぐ第一走者のフリー走行が始まる時間が迫っており監督から「スタートいって!」と。「えっ!ええっ?、ボクが⁈」ま、状況からして断る事は出来ず慌てて準備。
なんとか間に合い手伝いに来てくれていたP仲間を助手席に乗せてフリー走行に。初めの慣熟の1周だけ人を乗せて走れます。2週間前に一応30分だけ走ってますが全くタイム出なかったしグリッドスタートの事でかなり動揺してました。1周走り助手席のP仲間を降ろしてフリー走行に。時間は15分程しかありません。走り出すとなんとなく良い感じでした。
監督も第二走者のフリー走者に間に合い無事に走れたようでした。
スタートの時間が迫って来て緊張感は最高潮に。グリッドへの試走からグリッド位置に。グリッド表では真ん中くらいの位置だった気がするけど、後ろには3台くらいしかいなかった気がします。
少しよそ見してたらいつの間にシグナル消灯間際で慌ててギヤを入れてスタート!遅れてしまいスタート直後に最後尾になってしまいました。しかしそれでもう気は楽になってました。前の車両からはみるみる離され、グリッドスタートしなかったピットロードからスタートした車両にも追いつかれながらも割りと落ち着いて走れましたが、2周程のスプーンに差し掛かったところで赤旗が。スプーン出口でオーバーランでグラベルにハマった996が?
ピットロードに戻り、監督の車両の様子を確認して大丈夫との事なので残り45分程でピットインすると連絡。
再スタートし、一旦道を譲った996GT3に必死でついていきました。ストレートでは明らかに離されるのですが、コーナーで近づく事が出来るのでストレート手前でロックオン!
初めてストレートで水冷をオーバーテイク出来ました❗️また抜かれるかドキドキでしたがその車両には抜かれず。
その後はピッチもあがり良いリズムで無事任務を果たしピットイン。監督に襷を渡しあとは無事完走を祈るだけ。
RUSHでのベストラップが出ました。2'41.080
今まで頑張っても45秒くらいしか出なかったので走っててもなんか気持ち良かったです。
ラップの半分は41、42秒代で走れてたので凄く良かったのではないかと思います。とにかく今日はクリップを取る事を丁寧にやったのでレコードラインを走れてたんだと思います。まだ余裕はあった感じはあるのでまだタイムは上がる気はしました。
監督も無事完走しクラス4位はちょっと残念ですが、上の3チームが早すぎるので健闘したレースだったと思います。
というか、よく2人とも走れたなぁと。今回は天気の心配もなく1年振りでもあったので無事走れて良かったです。今までで一番楽しめました。
また4月が楽しみです。
今回のレースクイーンさん
寂しくお一人様でした…
レースの後はやっぱりこれ!

監督の大好物で1時間半程並びようやくありつけました。
今回もタイヤはV720
レコードラインを走れたのであまりピックアップはしてない感じです。今回良かったので気に入りました

でも後半はやっぱりダレたかな?