今日、帰宅したら、日本無線協会から、第一級陸上特殊無線技士(1陸特)の国家試験の結果通知が来ており、無事合格していました。

まあ、6月24日付で日本無線協会のHPで合格者の受験番号が発行になっており、わかっていたのですが、手紙が来ると嬉しいものです。
既にHP発表の結果から、昨日には従事者免許証の申請書を中国総通局に送付して本日には到着しているようでした。1週間程度で従事者免許証が発行されるようです。
申請書を送るのに定形外書留だと430円と高い郵送料がかかるので、レターパックライト(360円)で中国総通局に申請書類を送付しました。

アマチュア無線を再開し、昨年、1アマを取ってから、まだ受験知識が残っている今のうちに仕事には必要ありませんが、プロの方も取ってみたくなりました。
かといって、第一級陸上無線技士(1陸技)は「難易度が高いし」、「試験料も高いし」、「試験も科目が多くて平日に2日間あるし」と 逃げ腰で、まずプロでも中間難易度と思われる1陸特を受験することにしました。
1陸特は、受験料も5352円とリーズナブルで、試験も平日1日の午前or午後で終わります。
1アマ受験の時には、高校の頃に持っていた真空管が中心だった上級ハムになる本の買い直しと、工学の参考書を買い込んだけど、結局、工学はネットの過去問解説サイト(
無線工学を基礎から学ぶ Gxk)+
過去問ダウンロードサイトからの過去問を印刷してひたすら解きました。
味をしめて、1陸特は教本類を全く買わず、完全にネット(
過去問分析で陸特絶対合格)のみで受験に臨んでみました。アマチュアと違って、マイクロ波やデータ通信・衛星の部分は初体験でした。
ただ、国家試験に合格するのと実際に無線工学に長けていたり、運用ができるのは違いますから、実務経験の無い自分に、いきなりマイクロ波中継の無線設備は使えないでしょう。
1陸特の合格体験記などを見ると文系の方などは、馴染みのないdB計算は、覚えずに解けるようにと言うのがありますが、完全にlogを用いた公式で解けるようになる必要はないかと思います。
・電力なら3dBで倍、10dBで10倍、-3dBなら1/2、-10dBは1/10
・電圧なら6dBで倍、20dBで10倍、-6dBなら1/2、-20dBは1/10
と覚えておけば、dB自体は足し算で実際の数値は掛け算になるので、うまくすれば暗算で答えが出ます。
(Q)100Vの交流電圧を54dBの減衰器に加えた、減衰器の出力電圧は幾らか?と言う問いに
(A) -54dB=-60dB+6dB=(-20dB-20dB-20dB)+6dB
足し算を掛け算にして・・・(1/10)×(1/10)×(1/10)×2
つまり、1/1000にして2倍にする
=0.1×2=0.2Vとなるんですよ。
また、ボケ防止に別の資格とるべく勉強しましょうかね。
Posted at 2016/06/27 20:03:23 | |
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