
ハムフェスタ笠岡のジャンク市で買ったTRIO(現KENWOOD)のハンドマイクですが、マイクコネクタが6ピンで、自分のKENWOODの無線機(8ピン)とコネクタが合わずに使えずにいました。
コネクタを付け替えて使用する手もありますが、手持ちの余剰のコネクタも無いし、マイクケーブルも結構ヤレていて、ケーブルごと交換したいと思いました。
早々に考えたのは、現用しているKENWOOD用マイク(おしゃもじマイクの模造品:\1900)のケーブルを流用することです。
おしゃもじマイクの模造品は、PTTを押した質感やマイクの音質が、若干本家に劣る感じですけど、現用に問題はありませんでした。
以前にも1個モジュラーコネクタのタイプを分解しているので中身は予想できますし、こいつと代替えすることにしました。
まずは、それぞれのケースを開けて内部の確認です。
左がTRIOの古いマイク、右がおしゃもじ模造マイクです。
左のマイクは、ダイナミックマイクユニットとマイクロスイッチ、PTTスイッチに金属のリターンスプリングが組んである辺り本格的です。
右のマイクは、小さなコンデンサマイクユニット(音質がいまいち)と基板上に小さなマイクロスイッチが載っていて、PTTスイッチの戻りは、PTTスイッチのプラスチックに貼り付けてある、オレンジ色のゴムのような物で、かなり原価低減して、ちゃちな造りです。値段が1900円なので充分な造りではあります。
まずは、マイクピンと電線色の関係をテスターで導通をあたって調べます。
(汚い字ですいません。)
次に配線をTRIOのマイク側にはんだ付けしなおすのですが、作業中に重大なアクシデント発生です。
ダイナミックマイクユニットの電極を剥いでしまいました。これでは、使うことができません。
ダイナミックマイクユニットは手持ちがありません。以前にRJX601のマイクの時にカラオケマイクに入っているユニットを無理やり押し込みました。
早々に最寄りのハードオフに行ってみました。
何かのお導きがあったのでしょうか?ジャンクの置いてあるスペースの真ん中あたり、ちょうど1個目に覗いたコンテナの一番上に買ってくれと言わんばかりにSONYと書かれたしょぼいカラオケマイクが\540(税込)。
ちょっと高いけどしょうがないか。でもコンデンサマイクなら買いません。
ダストカバーを緩めてみると見事にダイナミックマイクでした(^^♪
工作は、お部屋がフラックス臭くなると怒られるので、ベランダです。
雨が降らずに助かった。
結果、3個(元のTRIOのマイクケース+おしゃもじ模造マイクのケーブル+SONYのカラオケマイクのダイナミックマイクユニット)いちになりましたが、無事完成して、交信結果も問題なしです。
おしゃもじマイクの模造品の本体部分は、今後の工作用に残しておきます。
交換の様子は、ROVERの整備手帳で。
Posted at 2019/04/30 14:22:50 | |
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