先週ぼやいていたデスクトップパソコンから、NAS(DS218J)への安定して速い転送速度が出ない件ですが、ネット等で調べていたらデスクトップパソコン側の問題がいくつか見つかりました。
機器の置き換えや配線の変更が無いのに、日によって読み書きが50MByte/sを切る時と100MB/s前後の時があり、不思議に思っていました。
そこで、いろいろ考えて、それぞれに問題があるようだったので、少しづつ改善していきました。
(1)宅内LANのルートの改善
デスクトップパソコンの最寄りHub1個介して、インターネットの入り口の宅内ルーターのHub端子へ繋がり、そこから天井裏のHubを通って、納戸のHub経由してNASって感じでした。納戸のHubには無線LANのアクセスポイントも繋がっていて娘のスマホなどが接続しており、ルートが複雑で、混んでました。
そこで、天井裏のHubからの配線を直接デスクトップパソコンの最寄りHubに突き刺して、娘が良く使っている納戸の無線LANのアクセスポイントのルートを子供部屋のLAN端子にまわして、移動しました。
これで、デスクトップパソコンと納戸のNASまでのLANルートには、インターネットのパケットが通る可能性が低くなって混まなくなったはずです。
(2)デスクトップパソコンの設定改善
デスクトップパソコンのデバイスマネージャー上でのLANポートである
「Realtek PCIe GBE Ethernet Family Controller」 の
設定項目がいやに少ないことに気がつきました。
恐らくwindows10をクリーンインストールしたときwindows10の標準ドライバーが組まれていて、新たに入れるのを忘れていたようです。
早々にマザーボードメーカのASUSのページから最新版をダウウンロードしてインストールしました。
それが、2020/05/26版のドライバーです。
詳細設定をしようと詳細設定のタブをめくります。
速度を出すには、「省電力設定」や「**オフロード」なんていう のを徹底的に「無効」にしないといけないらしいのですが、その辺りを設定しても、やはり速度にばらつきが出ます。
Gigabit Liteって設定も 何を判断してかはわかりませんが、1Gbpsを半分の500Mbpsに下げても良いって設定なので「無効」にしました。
(3)NASのパフォーマンス向上(機種変更)
元々使っていたNASのDS218Jを再起動して、すぐの転送速度は比較的速いのですが、翌日になったら落ちていたりします。
やはり、監視カメラの録画をしながら、他に高速伝送は厳しいのかもしれません。
これには、NASを変えるしかありません。
そこで、ちょっと高いけど、CPUやメモリに余裕がある同じメーカのDS220+と言うNASに交換しました。
すると、約100MB/s前後の読み書き速度が安定して出るようになりました。
ルートを変えてルーターの直下に繋ぐとやっぱり、速度が落ちるので、3つの改善全部で速度が出ていることがわかりました。
DS218Jは1年使ったけど、ヤフオクに出しました。
Posted at 2020/11/21 21:05:40 | |
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