
ふと機器修理に使うかもと言うことで、中華電解コンデンサの「35V 1000uF」を2個、ヤフーショッピングで手配しました。
注文した後、メーカ名の「ChengX」でネット検索すると「1年で故障した」とか「発熱がデカい」とか酷い情報しか出てきません。
まあ、機器修理に使うのは止めた方がよさそうには思えましたが、物のデータぐらいは測定しても良いかなと思いました。
本日、定型外郵便で到着しました。
封筒を開けるとプチプチに包まれた電解コンデンサが出てきました。
なんと仕様の「105℃品、35V 1000uF」は合っているのですが、メーカ名が、「Hyncdz」なんです。
「Hyncdz」をネット検索してみると、中国 深圳の電子部品メーカのようです。
Amazonのレビューでも別のメーカーの電解コンデンサーを注文したら「Hyncdz」の電解コンデンサが届いたといった投稿もあったみたい。
ですが、日本語のレビューや評判は見当たりませんでした。
まあ、せっかく買ったんですし、中華のLCRDメーターで測定してみようと思います。
比較対象としては、「ルビコンの25V 820uF」も測定してみます。
(1)「ルビコン(日本メーカー)の25V 820uF」2個
1個目 C=845.7uF ESR=0.1Ω Vloss=2.2%
2個目 C=857.2uF ESR=0.09Ω Vloss=1.6%
この2個は、測定値も揃っており、静電容量も大きめで良い感じがします。
(2)「Hyncdz 35V 1000uF」
1個目 C=906.5uF ESR=0.16Ω Vloss=1.3%
静電容量が―10%ぐらいで少な目ですねえ。まあ、それぐらいで異常と言う数値でも無さそう。
2個目 C=1046uF ESR=0.12Ω Vloss=0.3%
2個の静電容量の値に差は有りますけど、初期特性的には、問題無さそうです。
ただ、このコンデンサを機器に組み込んで液漏れなど二次被害が起こると恐ろしいので止めておきます。
Posted at 2022/06/20 21:07:32 | |
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