
アマチュア無線を再開した10年前の2013年春、一つだけ支度を忘れたことがありました。
すぐに、CWを再開しなかったので、Paddle(電鍵)を買っていなかったのです。
特に欲しかったのは、米国製Bencherの「JA-2」(日本限定品、土台がクロムメッキ仕様)です。
2015年の春に1アマを取得した時に記念に買おうと試みますが、何処も品切れでした。
どうもそれまで総代理店をしていた所が輸入代理店事業を廃業したために、日本で一時期入手が困難になっていたようです。
やっぱりCWがしたいので、2016年3月 GHD KEYと言う日本メーカーのPaddleとアクリルのダストボックスのセットを3万弱で買いました。
しかし、かなり調整するもタッチなど自分と操作感が合わず、1年ほどでヤフオクで手離してしまいました。
その前にヤフオクで中古で買ったのがBencherの「BY-1」(土台が黒塗装仕様)
「BY-2」(土台がクロムメッキ仕様)
「JA-1」や「JA-2」と言う日本仕様品は高いし数が少ないので入手困難でした。
かれこれ、6年ほどヤフオクで買った中古の「BY-2」で運用してきました。
「BY-1」の方は、Jirochanさんに差し上げたので今は有りません。
ある日、何気なくAmazonを「BY-1」で検索してみるとパドルが表示されます。販売者はAmazon本体ではなくマ-ケットプレイスでした。そこで「BY-2」も検索すると売ってます。「BY-2」の値段は39800円とまあ、いいお値段ですね。10年前は3万円しないくらいだった気がします。
北米のハムショップでの価格は220ドル辺りで、送料に30ドルほど考えると計250ドルです。そのまま今の相場の138円/ドルで換算してみると34500円で価格差は約5000円。
まあ、ドル相場を考えると売値は充分納得のいくものでした。
長期間待ったり、関税取られたりするのもウザいので、早々に購入手続きしました。
今日届きました。段ボールに入ってヤマトで届いたので開けると、エアクッション2重巻きの物が入っています。
出てきた箱がこれです。Bencherと言うブランドは今はVivroplexと言う別の電鍵メーカが持っているようです。
箱を開けると取り扱い説明書が同梱されていました。
ちゃんとポリ袋に入っています。新品なのが感動です。
早速に現有機と並べてみると流石に左の新品は全体がピカピカです。
他には「Bencher」のシールの位置や操作レバーの間隔が少し大きくなっているようで、打鍵フィーリングが変わっています。まあ、これには慣れるしかないですね。
その代わり、旧機では、汚れて黒くなっていた金メッキ接点部分は
金色ピカピカだし、気持ち良いです。
アクリルのダストボックスはサイズそのままだったので流用することにしました。
古い物も接点洗浄を検討して、メンテナンスし、予備として持っておきたいと思います。
Posted at 2023/05/24 18:20:00 | |
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