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車高にしても、ツラ具合にしても、格好だけ追い求めるのであれば、
比較的簡単に目標を達成できます。
しかしながら、機能も両立させようとするとこれがなかなか難しいですね。
例えばスペーサー。ハブなしであれば、希望のスペーサーと、
ロングボルト程度でミリ単位の調節が可能です。
ただハブ付きスペーサーを用いて、
きちんとホイールのセンター出しを行おうとすると、極端に選択枝が少なくなってきます。
ハブ付きスペーサーであわせるより、特注インセットでホイールを
あわせる方が場合によっては楽かもしれません。
また、そのツラ具合も設定する車高で大きく変わってきます。
ベタベタにするのか、車検ギリギリOKラインにするのか・・・。
基本的な路線としては、格好は良くしたい。でも「走り」は我慢したくない。
家族からの不満はなくしたい。フル積載でもバンプしない。
多少のギャップはものともせず、速度リミッターまで踏み切りたい。
そんな感じで考えたら、現在の車高に落ち着きました。
まず車高を決めて、そこからホイールの出具合を決定しました。
ボディ加工はしないで可能な限りのツラ具合です。
多少リアが高めですが、これは常に家族がリアに乗り、
多くの荷物を積載するため、やむをえない処置です。
(タイヤを積載した状態で車高を調節しました。)

フロントバンパーに取り付けたCATZのフォグライト。
個人的には気に入っていたのですが、イギリスのオーナーズクラブでは結構不評で、
「他をすっきりまとめているの、これだけ後付け感がある。」と酷評されています・・・。
これは、両サイドの純正フォグを取り外して、右をサブラジエターの導風、
左をエアクリーナーの導風に使用しているためで、止むを得ない処置なのです。
ただ「すっきり純正風。」のコンセプトから外れているのは確かなので、
今回のAf-impスタコン参加を前に、小加工をしてもらうことにしました。
純正フォグはHIDにして元に戻して、
フロントスポイラーに空いている穴(現状機能していない)から、
サブラジエターとエアクリーナーにそれぞれ導風するダクトを製作します。
これで「すっきり純正風。しかも機能的。」とコンセプト踏襲です。

埼玉県行田市のエレガントデザインさん主催、
Af-impスタコン(9月11日)に参加することにしました。
ローバー220クーペで参加する予定ですが、
もう一人ドライバーが用意できればローバー75も持って行きます。
これまで、3回Af-impのスタコンには参加していますが、
7位(21点)、8位(19点)がそれぞれあるのみで、上位進出を果たしたことはありません。
派手さは無いですし、知らない人が見ると「これどこか改造しているの？」
という感じなので、アピールポイントが少ないのでしょう。
見る人が見れば「これは全く原型を留めていない」と判るのですが、
ローバー220クーペの原型を知っている人って果たしてどれぐらいいるのか・・・。
よくあるパターンとして聞かれるのは、
フルエアロを指して「これ純正ですか？」
ウイングを指して「これ純正ですか？」
メーターパネルを指して「これ純正ですか？」
ボディーカラーを見て「これ純正ですか？」
2シーター化された室内を見て「これ純正ですか？」と言ったところでしょうか。
どれも後付けなのですが、こちらとしてはそれだけ自然に見えるということで、
素直に喜んでいます。コテコテも好きですが、やはり「さりげなく」です。
世界に1台（正確には2台）の「ローバー・スポーツ」というブランドを自負しています。

後部座席（運転席後ろ)のドアの内張りが、剥がれていたので、
オールメイクス埼玉で修理してもらいました。
内張りを固定するクリップが経年劣化で割れていたようです。
カパカパになっていた内張りが、きちんと直りました。
先日交換したABSセンサーですが、交換後もたまにABS&TCS警告灯が点灯します。
ABSモデュレーターそのものの問題のようです。
2時間ほどで交換できるようですので、次の機会に交換してもらおうかと思います。
さすがに10年経つ車ですので、細かな部品交換が必要なようです。

高速道路をローバー75で走行中にバックミラーに速い車が映ったので、道を譲りました。
見てみると最新のBMW528 Mスポーツでしたので、どんなものかなぁと思い、
少し後を追いかけてみることにしました。
するとどうやらそれに気がついたのか、どんどん速度を上げていきます。
こちらもエアコンをオフにして、アクセルをベタ踏みします。
悲しいかなどんどん差が開いていきます・・・。
ただ、速度のノリは比較的高回転のNAエンジンぽくて気持ちよい吹きあがりです。
「ぬおわ」キロを超えてもグングン速度は上がっていきます。
程なく高速カーブが迫ってきて、BMWはやや減速をしました。
ギリギリまでブレーキを粘って、チラッとメーターを見ると、
針は「ふぬわ」キロを指していました。
ローバー75に乗り換えてからの最高記録です。
まだまだ速度は伸びそうでしたが、
こちらも減速してサイドからBMWをパスして先頭に立ちました。
相手も以外に「走る」ローバー75にびっくりしたかもしれません。
その後は、程よい速度でランデブー走行となりました。楽しいひと時を満喫です。