ジムニー タイヤ交換 取り外し編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
必要主要工具です。
◆パンタジャッキ(回転式でもOK)
◆タイヤレバー3本(ワタシは短いバイク用ですがあれば車用の長いほうがすっと楽)
※14インチなどの軽自動車のタイヤ交換なら2本でオッケーです
◆ムシ回し
◆木端
◆ビードクリーム(シリコンスプレー代用してますがビードクリームはあった方がいいです)
※手組は慣れないとレバー飛ばして負傷したり過度な力をかけてタイヤを損傷する恐れがありますので専門業者に委託した方が無難です。
2
まずはビードを落とします。
バルブのムシを除去してエアーを完全に抜きます。
(ダメもとで足でタイヤ側面を踏みつけてみます。固着無いときは体重かけただけで落ちる時は落ちますw)
ジムニーならパンタジャッキと木端を併用してラダーフレームを有効活用しましょう。
インプレッサに乗ってた頃は塀と鉄柱の隙間がイイ感じでしたので利用してました(笑)
3
一点集中で押すのではなくグルっと一周行うくらいの気持ちでプレスします。
リムとビードの固着が無ければ一点で簡単に落ちます。
14インチクラスの軽自動車のタイヤなら足で踏むだけで簡単にビート落ちます(笑)
4
片面が落ちたら反対側も同様にビードを落とします。
5
両面完全に落ちました。
ここで隙間からビードクリームを塗ってあげると滑りが良くなってビードをめくる作業が楽になりますがレバーとゴムとの摩擦も少なくなるのでレバーのかかりが悪くなってレバーが滑って飛んで負傷しないようにしてください!
6
あとはタイヤレバーを使ってをビードを剥くだけです。
足でタイヤ側面を踏んでホイールのドロップ部分にビードを落とし踏んだまま反対側のリムにレバーを入れて徐々にビードをめくりあげていきます。
※カシメタイプのホイールバランサーウェイトがリムについていたらあらかじめ外しましょう。
7
ドロップとは何ぞや?…
ホイールの内側の凹んでいる部分です。
ココに片側のビードを入れることで反対側のビードとリムは距離が出ますのでレバーいれてめくるスペースが確保できます。
8
レバー先端(★レバーの使用する裏表注意※1)をできたスペースに入れてビードをリム下からめくりあげていきます。
これを片側1周行います。欲張らずにレバーを入れていく感覚は10センチくらいで行きます。
1/3周ほどめくれたら踏んでいた足は自由にしてください。
あとはレバーで簡単にグルっとめくれます。
9
片側のビードがリムの外にでました。
★レバーの使用する裏表注意※1
ココでレバーについてですが見ればわかりますよね…(;'∀')
レバー先端は湾曲して使用する方向(剥く時・入れる時)によって裏表を使い分けます。
ワタシのレバーは長年使いまくりすぎてほぼ真っすぐですり減って薄くなっちゃってますが新品はもっと厚みがあって湾曲もしっかりついてます(笑)
10
片面のビードが剥けたらあとは写真のようにホイール斜めにして抜きます。
※黄色矢印のレバーは撮影のためにリムをタイヤから浮かした状態を再現するために固定用で刺してます。
14インチクラスの軽自動車やスポーツタイヤなどはこの時点で手でホイールを掴んで引っ張れば簡単に抜けますが80サイズクラスのクロカンタイヤはそうはいきません…
ちょいと力とコツとレバーがここでもう一本必要になります(長いレバーがあれば2本で済みます)
11
タイヤを立てて下のビードはしっかりホイール内のドロップへ落とします。
12
その状態でレバーを入れてビードをめくっていくのですがこれが80サイズなどのクロカンタイヤだとビードが伸びないのでキツイです。
1本のレバーを挿入してレバーごと足で押さえココは固定、残りは2本のレバーを駆使してちょっとずつめくります。
※長いレバーがあればタイヤは立てたままの状態で作業し、1発目でグイっとレバーでタイヤを大きく潰しながら180度くらいまでめくりあげ、めくったレバーにまたがってレバーに乗ったままゴムハンマーなんかでレバー左右のビードを少しずつ叩くと落ちます。
13
長いタイヤレバーがあればのイメージですがこのままレバーをグイっとあと90度くらいタイヤ方向へタイヤを潰しながらめくります。
短いとパワー不足でこれが限界(笑)
試しにプラハンマーでレバー両サイドのリムを叩いてみましたがビクともしません(;'∀')めくりが足りませんね…
14
短いレバーしか持ってないワタシはちまちまと作業します。
両サイドのテンションかかったビードにいかにリムとビードの間にレバーを入れることができる三角地帯のスペースを作るかがコツです(笑)
慣れると力も時間も要りません。
15
半分も行うと無事に外れました~!
慣れるとビード落としてから5~6分の作業です。
16
外したホイールはリムに異常な傷などないかチェックしてタイヤカスなどを柔らかいワイヤーブラシで清掃します。
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