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2006年07月18日 イイね!

北海道ツーリングレポート 5日目 2006年7月18日

北海道ツーリングレポート 5日目 2006年7月18日7/18(火)
本日の予定
旭川-美瑛-富良野-日高-苫小牧-フェリー乗船

道内最終日、五日目の朝を迎えました。
7:10 起床。あぁ、寝坊しちまった。
まず外の様子を伺います。
いや、布団に入ってる時からすでに解っていました。
窓を通して外から車が走る音が聞こえ、それが「シャーッ」っていってたんですよ。
「シャーッ」って。(-_-)v-~
はい、雨っす。
降ってます。
一気にダメダメモードです。
北海道に来てから、出発前から雨ってのは無かったんですよねぇ。
カナリ滅入ります。普通のツーリングなら中止にします。

昨日買っておいたおにぎりとサンドイッチをほうばります。
ぼけーっとコーヒーをすすっておりましたが、
今日の夕方には苫小牧に着き、帰りのフェリーに乗らなければなりません。
のんびりもしてられないので、気を取り直して身支度開始です。
フェリーに持ち込む着替え類や小物を別にまとめ、準備完了。
外に出ますと、思ったより小降りでした。
駐輪所に無理やり停めてあった車も無くなっており、バイクを屋根の下に移動させました。


雨の中積み込まないで済みました。最初から空いてれば。。。

一通りバイクを確認します。いたずらもされていないようです。良かった。。。
チェーンを見たところ、昨日の大雨で油が全て飛んでしまっておりました。
うっすら錆びも浮いておりました。早速給油。
ルブを持ってきておいて良かった。
しかし、このヤマハ純正のルブはダメだな。携帯に便利な大きさで持ってくるのに良いから買ったのだが、
油自体、飛び散らないように粘度が高いのはいいが、まったく浸透しないではないか!(してるのか?)
尚且つ、誤ってタイヤに掛かってしまったら取れないの何のって!
油が白いからその目立つこと!あぁ、失敗。もう使わん。(自分が悪いだけでは??)

さてさて、そうこうしているうちに準備完了。チェックアウトっす。

さぁ、出発しようか。
朝からカッパ。あぁ、参ったなぁ。何だかんだで気分も乗らず、8:40頃の出発となりました。

最初の目的地は美瑛の「セブンスターの木」としました。
国道から入ってすぐ見つかるでしょう。
その後、「ケントメリーの木」を見まして、拓真館に行く予定。

旭川を出まして、1時間くらいでセブンスターの木に到着。雨は上がっておりました。

早速カッパのままですが、セブンスターの木の前にて記念撮影。(9:40)

周りの丘も綺麗です。



さぁ、雨が上がっているうちに次に行こう!
「ケンとメリーの木」です。
と、駐車場に入ったところ、入り口付近でZX-10Rが倒れていました!
オーナーが必死に起こそうとしています。荷物が多いのでなかなか起こせないようであります。
あんちゃんとバラデロが助けます。
どうもスタンドをかけるのが甘かったようで、自然に倒れてしまったらしい。
可愛そうに。

また雨がパラついて来ております。持ってきた傘を早速挿しまして、撮影。


もうデジイチは出せない状態です。
こういうときはコンデジが一番ですね。
写真も撮ったので、ケンメリの木に併設されている売店へ。
スカイラインのケンメリが置いてあったはずですが、見当たりません。
以前来た時にはこんなに立派ではなかったなぁ。儲かってるんだろうなぁ。
観光地化された売店には興味もわかず、中も見ないで帰ってまいりました。

本来なら、パッチワークの丘とかいろいろ回って写真を撮りたかったのですが、
この雨ではねぇ。
あそこなら屋根がある!と真直ぐ「拓真館」へ向います。
途中、親子の木を発見。
あんちゃんが言いました。
「あれを「捕まった宇宙人の木」と命名しよう!」
なら、エリア51はあっちだね!とか、キャトルミューチュレーションはココで起こったのか?とか、
マジスティック12は居るか!とか、ちと盛り上がりました。

拓真館に着くころ、空が明るくなってきまして、徐々に晴れてまいりました!
太陽が出ると暑い!
拓真館の目の前にある駐車場は有料でした。
バイクで適当なところに停めようとしたところ、あっち行け!とばかりにおぢちゃんに追いやられました。
路駐はダメか。。。
ふと、あっち行けのあっちを見たところ、離れた場所に売店と駐車場がありました。
あぁ、そこに行けってことか。ナルホド。
高台?の駐車場にバイクを停め、早速カッパを脱ぎました!立ってるだけで汗だくです。
しかし、この時ばかりは汗だく最高!天気が良ければなんでもいいぞ!

拓真館にはアジア系の外国人観光客が一杯居ましたよ。
こんなところにも観光でくるんですねぇ。
拓真館の中に入ろうとしたところ、ブーツを脱がなきゃならないことが判明。
半濡れの靴下で床の上を歩くのもなんだし、第一ブーツを脱ぐのすら面倒だから見るのをやめようか?
と問うたところ、皆さん同意。興味は無さそうっス。
で、外にあった拓真館のモニュメント?の前で記念撮影。


駐車場に戻りまして次のルートを検討。
この天気なら、さぞかし旬のラベンダーとかが綺麗だろう!
よし!ファーム富田に寄ってお花畑でも見てこよう!
となりまして、カッパをタタミ、いき揚々と出発したのでありました。

それにしても、美瑛はどこを走っても絵になる風景ばかりですねぇ。
有名どころはそれなりに綺麗ですが、名もない丘であってもいい感じでありました。
美瑛だけで半日は取りたい。(晴れてたら。。。)

美瑛から富良野は、意外と時間が掛かりましたね。
国道まで出るのに迷ったのもありましたが、国道に出たあとは渋滞とかもありました。
しばらく走っていましたら、またもやバラデロの無線機が入りっぱなしに。
チョコチョコ停まるのもナンなんで、無線を切ってもらうことに。
そして、またもやメットのシールドにポツポツと雨が着きはじめました。あぁ。

ファーム富田の看板が見えました。
駐車場に入ろうとしたところ、今日は平日!というのに、ものすごい車です!大渋滞。
バス、バス、バス!凄い人です!
車をすり抜け、ちょっとしたスペースにバイクを停め、早速見学。(11:30)
有名な七色の丘?を見ようとしたところ、本格的に雨が降ってきました。

折角のお花畑も綺麗には写りませんでした。残念!
この時期全ての花が満開!晴れていればさぞかしうまく写真も撮れたでしょう!?

この後、富良野駅前に向いまして「北の国から資料館」を見学、
その近くにある「唯我独尊」にてソーセージカレーを食べる予定でしたが、キャンセルとなりました。
この雨では仕方がない。
それに資料館より本物の麓郷をジックリ見たほうがいいのでは?となりまして、
駅前は次の機会にしましょうと、ファーム内のレストランで昼食をとることにしました。


ファーム富田のソーセージカレーであります。880円。
カレーの味はまぁまぁでしたよ。量は少なかった。ソーセージは皮が硬かったですね。
レストランの隣の倉庫?には、メロンが山済みとなっておりまして、観光客が群がっておりました。
見ますとカットメロンも販売しておりました。
食後のデザートにと、2切れで250円の富良野メロンを食します。
旨い!

外は雨が強くなって来ております。
バイクに戻り、仕方なくカッパを着ます。
さぁ、麓郷に向おう!

2000年に嫁さんとレンタカーで周ったときに、一度麓郷に訪れています。
その時、石の家はあったものの、一般公開はされておらず遠くから見るだけでした。
もちろん「拾ってきた家」とかもありませんでしたよ。
今は近くまで逝くことが出来るようです。
あんちゃんやバラデロは麓郷自体初めてであります。ジックリ見よう!

麓郷の森に着くころ、雨も上がってきました。
いやぁ、我々の旅は雨に祟られていますが、ここぞというポイントでは、雨が止んでくれております。
運がいい!?(前向きっす)
麓郷は空いていましたね。ドラマが終わって数年経ちますんで、ブームは去ったのかな?
一通りの五郎の家を見学しました。


麓郷の森看板前にて。雨はやんでもカッパは脱げない。。。

麓郷の森。前に来たときよりも更に風化が進んでたような気がします。
あまり手入れしていないのかなぁ?
もう少し整備した方が良いと思いましたね。
歴代の五郎の家々を巡る小道なんて、雨のせいで川となっておりました。
ブーツでも厳しい。普通の靴で来る人はもっと辛いでしょう。

麓郷の森を後にしまして、五郎の石の家に向います。天気はまだもっております!


まずは以前もあった石の家前の高台にて撮影。(以前はココからしか見れなかった)
その後、やる気の無さそうなおやぢに入場料200円を払いまして、石の家を見学。
石の家は思ったより立派な造り。住めますね。
これを五郎が造ったのかぁ!?とドラマと解っているのに感動しました。

駐車場に戻りまして、ルートを確認。現在の時間は13:30。
14時には富良野を出ないと厳しい感じ。
でも、もう一つくらい見れるな?
麓郷に来る途中にあった、「拾ってきた家」に向います。
「北海道ツーリング2006、最後の観光です!」
言った自分が心にしみてしまいました。

拾ってきた家の入場料は200円でした。
しかし、ゆっくり見てる時間も無いので、策の外から見るだけに
一応記念撮影。十分でしたね。



そろそろ時間のようです!
(この台詞ね、高校ん時の製図の先生が、授業の終わりが近づいてきたときに必ず言ってた台詞なんですよ。)
そろそろ時間のようです!
あぁ、終わってしまうのか!北海道!
準備整え、出発しようとしたところ、また雨が降ってきちゃいました。ほんと、運がいい?

拾ってきた家の駐車場

カッパを着込みまして、苫小牧に向けて出発です!
帰りのルートは、最初に予定していた夕張を通り、ぐるっと北から下がるルートをやめまして、
日高自動車道に乗ることにしました。国道237号をひたすら南下します。

雨の中、淡々と進みます。
途中、あんちゃんの無線も逝かれてしまいました。
今回、無線の雨対策をあまり考えていなかったのが敗因ですね。
本体は生活防水で多少の雨では問題ありませんが、PTTとイヤホンのジャック部分は、無防備状態。
雨が降ったらタンクバッグ、もしくは胸元に入れておいた方が無難。
次の課題となっております。

途中の給油ポイントで思わぬハプニング。
ホクレンの占冠SSで給油しようとしたところ、なんとセルフだったんですよ。
メーターを確認。あと50kmは走れますがポンチは給油したいようで、セルフスタンドに旗があるか聞いてきてもらいました。
案の定、旗はありませんでした。残念。
どうしても黄色のフラッグをリベンジGETしたく、ポンチだけ給油。
我々は向いにある道の駅「しむかっぷ」で休憩することにしました。
道の駅にはBMWのバイクが数台止まっておりました。
話をしたところ、我々と同じフェリーに今夜乗るとか。
あぁ、みんな帰るんだなぁ。。。

ポンチを待っている間、道の駅にて北海道限定のぷっちょ、夕張メロン味を発見!子供のお土産としました。(5本入り630円)


北海道初のソフトクリームを食しました。
なかなか旨かったですよ!

さぁ、そうゆっくりもしていられません。先を急がねば!
先に出たBMW軍団を追うかのように、我々も出発しました。
それにしてもいい道です。
北海道の道はよく整備されています。走りやすい!

このR237。走りやすいのですが、もう少し車を抜かせるポイントがあればもっと良かったですね。
車やトラックに阻まれるのが多かった。余裕を持ってればそんなことを考えなかったかもしれませんが。

雨も上がってくれました!南の方の空は明るく見えます!

無線が復活したあんちゃんから急電!
「そろそろガソリンがやばいよ!」
前回給油してから、230km近く走っていましたが、私のメーターもバーを1本残すのみとなっています。
今回はちと燃費が悪い感じですねぇ。あんちゃんも同じようでした。
ツーマップルを確認しましたが、この先にはホクレンの給油所が見当たりません。
私のも日高にあるホクレンSSまで持ちそうも無かったので、何処でもいいから次の給油所で入れよう!と伝えました。
しばらく走ってポンチから入電。
「ココで入れようか?」
どこ?
おぉ!目の前にはホクレンの黄色い看板が!
あれれ?ここの場所ってマップルだとモービルのはずじゃ?
マップルに載ってないのにホクレンがあったじゃん!
平取町にありました、ホクレン「振内SS」でありました。
黄色い旗も並んでおります!助かった!GETできるぞ!
念願の旗をもらいつつ給油。リヤバッグに旗を挿し、上機嫌でスタンドのオヤヂとお話。
これが失敗でした。。。
オヤヂはバイクに給油するのが慣れていないのか、タンクのリミットを越えてフチギリギリまで
ガソリンを入れておりました!
「あぁ、もういいっス!」
「え、いいの?」
アタリマイジャボケ!これじゃフタ閉まんねぇジャン!
とは言いませんでしたが、困りましたね。
フタを開けたままバイクを起こし、タンクを水平に。
ブクブクブク。
なんとかガソリンがフタが閉まる程度まで減ってくれました。

で、タンクに鍵をしてメインスイッチにキーを挿そうとしたところ、挿さりません!
キーを確認したら、グニっと曲がっておりました。。。。なんで?
ありゃりゃ、スペアキーの登場か???
気合一発、指でグイっとキーを伸ばし、恐る恐るメインに挿したところ、回りました!
いや、助かった!時間無いのに荷物下ろしてスペア探すところだった。。。
皆さん、スペアキーは持って行った方がいいですよ!何があるか解りません!

なぜに曲がったかは知りませんが、かなりあせりましたね。
そんなトラブルを知りもしない他のみんなは既に準備完了で待っております。
お待たせぇ~!と出発したのでありました。(15:40)

日高自動車道までの道のりに、もう一箇所ホクレンがありましたね。マップルも信用できないもんだ?

日高自動車道の「日高富川IC」までもう少し。
北海道初日にそこを下りまして、再び戻って参りました。
ぐるっと回ってきたんですねぇ。感無量でございます。
無線はまたもポンチと二人きりになりまして、感動の会話も二人だけで。
「いやぁ、どうもねぇ!ずぅーっと前を走ってもらって助かったよ!」
「いやいや、いろいろ迷惑掛けて悪かったね!」
「そんなことないよ!楽しかったない!」
日高自動車道に入り、苫小牧まであと50km。16:10でありました。

苫小牧発のフェリーは、19:00出港。
2時間前の17時には手続きを完了しなければなりません。(仙台は1時間半前)
ちと急がねば!
我々のはその気になればリミッターも無いんで、ふわわぐらいで巡航できますが、
ネックはあんちゃんのジレラランナー。最高速は130km/hくらいか?
いや、もっと出るとは思うのですが、ギヤなしのスクーターです。高回転での巡航はちと厳しい様子。
制限速度+αの控えめで進みます。
ところどころ、二車線になったタイミングで、バビョーン!と車を抜かします。
日高自動車道は快適な道路であります。暫定期間では有りますが、これがタダなんていいところですよ!北海道は!

快適に進みまして、「沼ノ端西IC」が近づいてきました。
IC手前で二車線になりましたが、もうバビョーンは無しです。
無線が入らずそれを知らないバラデロとあんちゃんは、さっきまでと同じく迎撃体勢をとり、バビョーンと行きそうになっておりました。

それが面白かった!
二人の為にポンチは看板を指差し、下りる合図をします。
「次降りるよ!」
納得した二人は落ち着いた様子。高速を下ります。

ここで事件発生!
高速を下りまして国道235を右折して入ろうと、道路のセンターラインに寄っていきました。
いやぁ、このタイミングが良かった!助かった!
なんと、若いにいちゃんが乗ったカローラ?に我々全員、轢かれそうになりましたよ!

私は一番後ろで一部始終見ていましたが、そのにいちゃん、高速入り口が解らなかったのか知りませんが、
我々のいる高速入り口の道路に差し掛かったとたん、イキナリ左折してきまして、
タイヤのスキール音とともに、曲がりきれずにわれわれの車線へ突っ込んできました!
いやぁ、センターラインに寄っていてホントに良かった!ポンチなんて、もう少し外よりにいたら轢かれていました!

ドガガガガァ~!我々の左側の縁石に車を乗り上げ、ガードレールにコスリつつ、
ひきつった顔のにいちゃんの車は、私の隣に止まりました。。。
アブねぇ!危うく事故って帰れなくなるところだったじゃねぇか!
睨み付ける(シールドあるから解らんか)我々に対し、何度も頭を下げてるあんちゃん。
いやぁ、お互い事故らず良かったねぇ。。。

気を取り直しまして、港に向けて出発です!
もう17時をまわろうとしております。
予定ですと、港近くのどこぞのコンビニにて夕飯等や飲みもんを購入してフェリーに乗り込むはずでしたが、
時間が迫っており、真直ぐターミナルに行くことにしました。
船内のメシは高いですが、乗り遅れるのもなんですからね。
しかし我々の今回のツーリングは切羽詰ってますしたねぇ!
余裕ってのがない!
富良野から苫小牧まで170km弱。高速使うし、二時間半もあれば着くだろう?とかアマーイ考えでいましたが、
結局3時間掛かりましたね。
北海道は60km/1時間で考えた方がヨサゲですね。
混むところは混むし、何よりも休憩時間を考えていなかった!
いや、休憩しても着くだろう!とか思っておりましたが、結局時間が無くて、道内での休憩は、観光と給油ぐらいしか
しませんでしたねぇ。

17:00。苫小牧港に到着。既にターミナルには、車やバイクがワンサカ集まっていました。
一ちゃん最後!って感じで、我々が到着。
所定の仙台行きのバイク置き場には、バイクがあふれており、我々は大洗行きの駐車場に先導されました。
バイクを置きまして、ターミナルへ手続きに行きます。
今回は忘れないように!と二人に車検証を持たせ、超混みの受付へ。
書類を書いて受付に並んだところ、混んでるせいか車検証の提示は無く、手続き終了。
17:30、バイク置き場へ向かったところ、既に他のバイクは乗船開始となっており、
そそくさと仙台行きの列に並びました。


ちと待たされている間、ポンチに写真を撮ってもらいました。
カッパを着て乗船を待ってる輩は我々だけでしたねぇ。
皆さん、雨に当たらなかったのか?
いや、皆余裕で着いて、カッパぐらい既に畳んでしまったんだろう。

さぁ、我々も乗船開始です!
ポンチともお別れです!
「ありがとう!ポンチ!またくるよ!」
「うん、ありがとうね!最後まで見送るよ!」
「え?出港までいるの?早く帰りなよ!疲れてるんだから!」
「いや、出港の写真を撮ってから帰るよ!」
いやぁ、律儀なヤツですよ。ほんといいヤツです。

ここで一つ忘れたことがあったんですよ。
ポンチが集めたホクレンのフラッグ。
ポンチはいらないってことで、今回来れなかった、せんせ@ZZRとかうじ@ZRXに渡して欲しいって言われてたんですよ。
慌しいせいですっかり忘れてしまいました。

帰りのフェリーは「きそ」。
多分、太平洋フェリーの中では一番新しいと思います。
甲板員から我々に指示が入ります。
「固定ロープ毎にバイクを停めてください!壁にタイヤをつけまして、ハンドルはロックしないまま、ギヤはローに入れて停めてください!」

行きのフェリーの「いしかり」より、バイクを置く間隔が広いようです。
言われたとおりにバイクを停めまして、さっさとカッパを脱ぎます。
既に乾いているカッパを折り畳み、船内へ持ち込む荷物を取り出します。
今回はヘルメットも持って行くことに。
乗るエレベーターを忘れないようにしまして、船内へ入りました。
この「きそ」は新しいせいか、B寝台も「いしかり」とはまったく違っておりました。
ベッド付8人部屋って感じで、同じ小部屋の上下左右の8人は、カーテンを開ければ
みな、顔を合わせるって感じだった「いしかり」に対し、「きそ」は二人部屋?って感じでした。
二段ベッドなのは確かなのですが、上下のベッドの入り口が、左右に分かれており、
右の小部屋は上のベッドだけの作り、左に行くと下のベッドだけの作りとなっていまして、
より、個室感覚が強い設計となっておりました。
旨く表現できませんが、「きそ」のホームぺージでも見て確認ください。
尚且つ、ベッド内に設置されているライトにはコンセントも付いておりまして、携帯の充電等に便利であります。
二つのベッド毎に棚があり、そこに荷物も置いておける。
なかなかいい感じでありました。
ここで思わぬ人たちと遭遇です。
私の行きつけのバイク屋のメンバーに遭遇しました!
バイク屋の店長に、行きも帰りも同じフェリーに乗るはずだと聞いておりましたが、
行きのフェリーで会えなかった人たちに出くわしました。
それも同じB寝台の大部屋内の隣同士でありました!
偶然とはいえ驚きましたね!
「あれ?○レンスの人ですよね?」と俺。
「あれれ?やっぱりそうですよね?」とその人たち。
いやぁ、奇遇ですねぇ!と少しばかり盛り上がってました。
ロイズの生チョコなんかをもらいまして、チト話をしたあとベッドに戻りました。
濡れたブーツやジャケットを干しまして、ラフな格好に着替えます。

ちと落ち着いたときにポンチから電話。
「いやぁ、旗を渡すのを忘れていたよ!どうしようね!」とポンチ。
「俺も乗ってから気が付いたよ。今更だからもういいよ!」
「なんとかそっちに渡せないか聞いてみるよ!」
「いや、手間だからいいよ!」
しばらくしまして、また電話です。
「乗客用タラップから渡せるって言ったから行ってみるよ!」
あららぁ、係員にでも渡せるのかな?
早速、船のタラップ入り口へ向いまして、しばし待ちます。
あらららぁ?ポンチが直接やってきたぞぉ?
完全に船内で再会です。
「いやぁ、ノーチェックでココまで来れたよ。どうなってんだこの船は?」
無事にホクレンフラッグを受け取りました。
「いやぁ、ありがとうね!ゆっくりお別れも出来なかったから心残りだったよ!」
「ポンチもこのまま乗って福島に帰ろう!」
「いやいや、それは無理っす。」
硬い握手を交わし、ポンチは戻っていきました。

さぁて、早めにディナーにしちゃいますか!旗を持ったままレストランに出陣!
18:15。船内のレストランにてディナー開始です!
ディナーバイキングは、1800円でした。
高めに感じますが、メニューは豊富。味もまぁまぁであります!
大ジョッキ900円を追加しまして、カンパイ!
食べ始めたとたん、またポンチから電話です。
「出港のときに外に出れないかい?写真撮るから!」
「いやぁ、早めに夕食を始めちゃったんだよ。外には出れないかも知れないよ。ごめんね!」
「了解!出れるときはよろしく!」

ポンチに豪華ディナーの写真をメールしました。

結構うまそうでしょ?

返ってきたポンチのメールにみな爆笑!
「俺もディナー中。。。」

我々の豪華ディナーに対し、ラーメンひとつの写真が添付。
がはは!わびしいねぇ!(ひどいやつらだ)

そろそろ出港時間に近づきました。
レストランの店員に聞いてみました。
「途中でタバコ吸いに行くときはどうしたらいいんですか?」
「テーブルに食事中のフダを置いていただいて、チケット持って行っていただければ大丈夫ですよ。」
おぉ、再入場は簡単だな!ヨシ!ポンチに別れを言いに行こう!

早速、埠頭側のデッキにでまして、ポンチを探します!

若干薄暗くなってきた苫小牧港のフェリー埠頭の駐車場にポンチはいました。
「お~い!ここだよう!」周りを気にせず叫びます。
気が付いたようであります。
早速電話しました。
「バイキングでも再入場可能だってことで出てきたよ!」
「おぉ、それは良かった!お疲れさん!」
みなに電話を回します。一通り話して電話を切ります。
「また来るぞーい!」皆で叫びます。
船が動き始めました。
ポンチが徐々に見えなくなってきました。
最後に盛り上がりましたねぇ。

さぁさぁ、戻ってディナー再開です!
既に一食分は食べてますが、時間が空くとまだまだ入ります。
バイキングの料理は、減ったら直ぐに出てきます。効率が良いですね。
バイキングのラインも2つあり、左右同じメニューが並んでおります。
順番に並んでるってぇのに、お約束のおばちゃん攻撃が始まっておりました。
少し待てばトレーは取れるのに、割り込んでトレーを保持するおばちゃん。
連れのだんなは恥ずかしそうでしたね。
ステーキがメインって感じですね。肉はそんなに硬くなかった。味もまぁまぁ。
デザートのメロンは3種類ありました。流石に赤肉のメロンはありませんでしたが。
味はですね。お世辞にも旨いとか甘い!とかは思えませんでした。
コーヒーは面倒でしたねぇ。一杯一杯抽出する本格的な?サーバーでしたが、時間が掛かるのがネック。
おばちゃんらは、カップを3つも4つも持ってならんでるもんですから、一人5分は掛かってたような気がします。
席にゆとりはありましたが、入り口はカナリ混んでいました。
食べ物を取るときに混雑する為だと思いますが、それにキレてる人たちもいましたねぇ。
早めに来ておいて良かった!

腹も一杯になりましたので、船内の探索です。
結構豪華なつくりの船内は、なんでしょう、ワーナーの映画館?ディズニーのホテル?みたいな
マジカルな雰囲気のデザインでした。明らかに「いしかり」とは別ですね。いい感じであります。
バイキングを食べた、レストラン「タヒチ」の手前には、軽食が食べられる「マーメイドクラブ」って場所がありました。
まぁまぁ安いメニューがいろいろ並んでおりました。ここで食べても良かったなぁ。
バイク屋○レンスのお客さんがそこで食べてましたね。

多分、前に北海道に渡ったときは、先代の「きそ」に乗ったと思いましたね。
エコノミーでしたが、かなりうるさく揺れた気がしましたが、この船は新しいせいか設計がいいのか、まったく静かで揺れも少ない。

「いしかり」に比べてもそう思いましたよ。
今回も船に酔わずに済みそうです。

探索も終わり、風呂へと向いました。
「いしかり」に比べ、かなり広いお風呂でした。
ジャグジーあり、サウナあり、寝そべって入れるところもありましたね。
湯加減もちょうど良かった。

さっぱりしたところで、階段近くのオープンスペースのテーブルを陣取り、昨日余ったチョコやらマメ類を肴に反省会を開始!
流石に初日のフェリー内のようには話が弾みませんでしたねぇ。
疲れてるのと、終わったんだなぁって気持ちで一杯でしたよ。
ソーセージもありました。ピリカラのやつです。
食べた後、ふと思いました。
あれ?これって知床のクルーザーの上でも食べたな?あれっていつだ?
袋には「要冷蔵」と書かれております。
15日の夜に買ったやつだ。要冷蔵っておい!カンカン照りのクルーザーにも持ち込んだよなぁ?
ま、変な味もしなかったんで大丈夫だろう。
ほら、たべっせ!
二人は食べませんでした。。。
こんなの防腐剤やらタップリは行ってるはずです。
ぬるい分、不味いって感じでした。
大丈夫でしたよ。
さぁさぁ、アルコール洗浄をするため?数本ビールやチューハイを呑みまして、
気分も良くなってきました。

ちと寂しい、最後の夜も更けてきました。酔っ払って眠い。
ベッドに戻り、寝ることとしました。
一つ問題発生。
我々の寝た部屋の外側には、ドッグなんとか?(名前忘れた)って部屋があったんですよ。
なんだろう?と思っていましたが、寝るまで気が付きませんでした。
なんかねぇ、犬の鳴き声が聞こえるんですよ。
ワンワンキャンキャン。
犬小屋だったんですねぇ。まったくのところ。いい迷惑ですよ。こんなところに設置してるなんて。
私は疲れてたんで直ぐ寝ちゃいましたが、気になる人は多かったのではないでしょうか。

さぁ、明日は最終日です!仙台港に9:20ころつきまして、バビョーンと郡山に帰ります!

さっさと寝ましょう!
おやすみなさい!

本日の走行距離 274km
給油 ホクレン振内SS  13.83L @133円  1,830円 240.2km 17.37km/L

本日の費用
ガソリン代       1,830円
昼飯代         880円
カットメロン      250円
石の家入場料    200円
ソフトクリーム    260円
夕飯        2,700円
お土産       700円
ビールその他   480円
合計          7,300円

六日目へつづく
四日目に戻る

Posted at 2006/08/21 22:20:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング2006 | 旅行/地域
2006年07月17日 イイね!

北海道ツーリングレポート 4日目 2006年7月17日

北海道ツーリングレポート 4日目 2006年7月17日7/17(月)

本日の予定
ウトロ(知床岬クルージング)-オシンコシンの滝-美幌町経由-層雲峡-旭川泊

四日目の朝を迎えました。
昨日は意外と距離が伸びてましたね。500kmオーバーでした。
予定より50kmくらい多く走った気がします。野付半島も行かなかったのに!
迷ったせいですねぇ。

今朝もゆっくり起きればいいものを、6時には目が覚めてしまったので、
朝風呂に向います。
ロビーには朝の6時だというのに団体さんが待機しておりました。
登山のような、トレッキングのような格好をしております。
知床五湖辺りを探索しに行くのかな?
知床の朝は早い!

露天風呂では、夜見れなかった広大な風景が見れまして最高でしたよ。
ゆっくり入りまして、部屋に戻り、朝飯を食べに行きます。
朝飯もバイキングです。

朝食のメニューもいろいろありました。食べ応え十分でありました。

朝飯を食べた後、売店に立ち寄りました。
昨日下見をしてまして、その時心が引かれたシカの角で作ってある携帯ストラップを購入しました。
そこには職人?が常時いまして、自分の名前とシレトコって字を彫ってもらえます。(サービス)
もう少し大き目のを購入すれば日付も掘ってもらえたんですが、あまり大きいと邪魔になりそうで
小さめのを購入。(高いし)
嫁さんと子供達には、エゾオコジョ(イタチの仲間?)のキーホルダーを購入しました。

あぁ、そういえば、昨日裏摩周の展望台の売店で、子供達にキーホルダーを買ったんだった。
忘れてた。北海道限定でココでしか手に入らないよ!というキティちゃんのキーホルダーと
マリモを模ったキャッツアイストーン?のキーホルダー。
キティちゃんはうまく騙されましたね。開陽台に行ったらそこにも売ってましたからね。まったく。

さーて、お土産も買ったんで、部屋に戻り少しづつ荷物をバイクに運びます。

しかしこのホテル、でかすぎ。荷物を運ぶのも一苦労。思わず台車を借りました。



9:10。ホテル前でホテルの女の人に頼んで記念撮影。

そしてゴジラ岩へ向います。
ゴジラ岩までホテルから5分。バイクを駐車場に停め、ジャケットを脱ぎまして、軽装になります!
だって晴れてるんですもん!暑いくらいです!
それにしても運がイイ!
北海道に来る前は、知床ではフリースが欲しいのでは?とか思ってたくらいですからね!
暑いのでTシャツにカワパンでクルーザーに乗ることにします。
ペットボトルとカメラ、一応薄手のウィンドブレーカーは持ちました。
10:00。定刻に船が出港。いよいよ知床岬クルージングの始まりです!


いろいろな会社?からクルーザーは出てるようです。
10時同時に三隻の船が出ました。
いやぁ、言葉に表せないほどの大自然を堪能しましたよ!
この船旅で200枚は写真を撮りました。
その一部を載せますね。
滝がメインですが、名前はうる覚えっス。間違ってたらすみません。


知床五湖付近の岩影はコケの緑が綺麗だったなぁ。


カシュニの滝。直接海に水が落ちておりました。


カムイワッカの滝


乙女の涙 フラペの滝


男の涙 湯の華の滝


順調に船は進み、心配した酔いも無く知床岬先端に到着! (11:30)

わかりますか?これが先端です。

地図で確認してみてください。先端を海側から見た写真であります。
左側が羅臼。右側がウトロ。
先端には、羅臼側からは2日くらい掛けて歩いてこれるそうです。
ウトロ側からは船のみだそうな。

岬を海側から堪能したあと、船は港に戻ります。
岬からの帰り、岸辺に黒い影が!
初めクマかな?と思いきや、バックパッカーらしいヒトが二人歩いておりました!
これには船長もビックリ!
場所的に崖を降りないと行けないところだそうです。
あの人たちはどうなったのだろう???

さて、帰りの船で起きてるのは我々4人だけでした。
船内の20名くらいの人等は飽きてしまったのか、寝ております。
まぁ、行きの行程も船外に出てたのは最初だけで、あとは皆さん中に入ってしまいましたけどね。
もうお昼です。腹が減ってきました。
メシを喰うタイミングは無いと思っておりましたが、十分食べられましたね。
海も穏やかなんで揺れも少ない。
時間帯によって変わる風景の光を堪能しつつ、昨夜のツマミを皆でほうばりながら帰りも楽しみました。
本来なら、沖に出まして、イルカウォッチや運がよければクジラまで見れるところですが、
今日に限ってクマを見れていない。
帰りの行程も岸寄りを進むことにしたようです。
あまりクルージングでは行かないところも行ってくれまして、これはこれで良かったですよ。
途中、行きの行程で説明をしながら運転をしていた船長が我々のところにやってきました。
いろいろ話が聞けて楽しかった!
私が一眼レフを使っていたので、写真の話にもなったのですが、写真撮るなら夕方がいいとのこと。
確かに、朝日から昼の太陽の方向は、知床の風景に対して逆光となっており、
露出の設定にカナリ苦労しながら写真を撮っておりました。
そういうのを知っていて、以前はサンセットクルーズに近い時間を設定して船を出していたころもあったそうですが、
人が集まらなかったそうです。
ウトロ側から写真を撮るなら、夕方が最高。納得です。
見たトに帰る頃からちと雲行が怪しくなってきました。太陽も隠れるようになり、ちと寒くなってきました。
ウィンドブレーカーを着込みます。風をさえぎるだけで十分でありました。

13:10。クルージング終了!
結局、野生のクマは見ることが出来ませんでした。(人は見た)
船長いわく、逆に運がいいと。(≧∇≦)
今年は毎日クマが見れており、見れない日は貴重だと。前向きな我々はいい気分になりました!?
岸に着き、預けた荷物を引き取り出発準備です。
これから300km近く走らねばなりません。
時間帯が遅く、北海道初日の300kmより、宿に着く時間が遅くなることは確実。

これからが辛いぞ!いざ出発!
ウトロ港を抜け、10分も走らないうちにオシンコシンの滝に到着。 (13:40)

道沿いにこんな滝があるなんて考えてもいませんでした。
ちょっと奥の方にあり、滝まで歩いていくのでは?と考えていましたからね!
綺麗な滝でした。
手持ちで極力シャッタースピードを落として撮影。
ちと水が流れるような写真になったかな?

さーて、本日は給油にちと気を使わないといけません。
昨日、川北SSで給油しなかった分、ちと予定がズレテしまいまして、急遽羅臼で給油しました。
そこから50kmは走っています。
道北の青フラッグをGETするためには、旭川近辺での給油が必須。
しかしながら、給油ポイントがない層雲峡エリア前で入れておかないと、旭川まで持ちません!
で、ちと早かったのですが、斜里のSSで給油することにしました。
メシも食べてないんで、そのすぐ先のセブンイレブンにて遅い昼食をとりました。
(14:30)

雲行がますますあやしくなっております。進む方向の空は真っ黒で暗い。。。
携帯で確認したところ、雨雲はすぐそこから旭川まで続いており、ところどころカナリの大雨になっていそう。
皆と相談。下だけカッパをはきまして進むことに。
30分くらい走ったでしょうか。美幌町に入るころに、とうとう雨が降ってまいりました。

仕方なく、カッパを着込みまして進みます。
次第に雨が強くなって来ております。カナリの雨量です。バケツをひっくり返したような大雨。
防水仕様の私のブーツも水が入ってきてるのを感じ取れます。
左足なんてシフトの度に、カポカポ水が動いてるのが解るくらい。

途中、バラデロの無線が入りっぱなしになり、気が付かないのか無線が使えない状態になりました。
美幌町のセイコマにて休憩がてらバラデロの無線の確認。 (15:50)
どうもスイッチのジャック部分が逝かれたようです。
仕方が無いんで、バラデロの無線を切って貰う事に。
その後、やっと小雨になってきまして、道の駅「おんねゆ温泉」にて休憩。

ブーツの水を抜き、カッパを脱いでビックリ。
この雨で撥水効果が薄れたカッパは、水を通してしまってジャケットまで到達。さらに中のTシャツまで濡れておりました。
まだ買って1年も経ってないカッパなのに!(雨で使う回数はかなりあったが。。。)

キッチリ防水しておけば良かったなぁ。。。

さーて、宿に電話。現在17:30。旭川まで120km。
到着は20時近くになりますと連絡。
24時までに入っていただければ問題ないとのこと。どういうホテルだ?(≧∇≦)
気合を入れなおし、先に進みます。
ココから雨も上がるのでは!と期待しましたが、見事外れました。
旭川まで全線雨。
しかも真っ暗闇の層雲峡の峠を通らなければならず、最悪でした。
今回、こんな暗闇のシカモ雨の中走るとは考えておらず、スモークのシールドをしてきました。
これがまったく見えません。コワイッす。
シールドは内側まで濡れ、曇ってきております。
乱反射する対向車の光の中、前を走るバラデロのテールランプだけ追いまして、走っておりました。
それにしてもポンチは早い!この雨の峠でもゆわkm/hペースで走っております。エライ!

層雲峡温泉が見えました。(ココで泊まりたかったなぁ。。。もう走るのイヤ)
予定ですと、銀河の滝、流星の滝を見ようとか言ってましたが、
看板すら解らず、通り過ぎましたよ。
峠を下る途中、ポンチが給油をしたいと言ってきました。
タイミングが早いけど仕方が無い。でもタンクの容量も燃費も俺と同じくらいなんだけどなぁ?
運良く、ホクレン「川上SS」をみつけまして給油。 (19:00)
しかも見事、道北青フラッグをGETできました!
しかしこの給油所、給油スタンド上にしか屋根が無く、雨の中メットを脱いで休むところも無い。
いや、スタンド店内に入ればいいのですが、流石に濡れ濡れの我々が入るのはちと躊躇します。
トイレだけ済ませまして、先に進むことに。

峠を下りまして、やっと旭川の街中に入りました。
ホテルを探さねば!
雨ですと地図もろくに確認できません。
しかも夜です。見ようとしても見えません。
ここら辺だと思ってましたポイントにホテルがない。仕方なくセブンイレブンにて確認。

なんと店員はその宿を知らないと言うではないですか!
住所を聞かれ、雨の中資料を確認。地図からすると、ここの裏辺りだと。
うーん、ロスタイム。よく調べたつもり解らず、迷ってしまった。
セブンを出まして、すぐ横の道を裏(南)に進みます。
角を一つ左折。ふと右上をみますと、「オスパー」の看板が!
あぁ!ここだ!
ホテルの名前は「オスパーコート宮前」
あとで知りましたが、ここいらの人たちはこの施設は「オスパー」と言う名で通っており、
フルネームでは知らない人が殆どの模様。
タクシーの運ちゃんですら、あぁ、オスパーね!ってな具合でした。

20時過ぎ。やっとのことでオスパーに到着。
屋根付きの場所があるとのことでしたが、そこには既に車が2台入っており使えない状態。
まったく車を停める場所じゃないだろ!
仕方なく外の駐車場に停めました。
ヤバイ雰囲気の漂うところでしたよ。朝までバイクが心配でした。
このホテル、俗に言う24hサウナみたいな感じで、温泉が入れるホテルです。
入り口はまさに銭湯風。最初は間違えたと思いましたよ。
温泉と併設されている宿泊施設は、長期滞在を狙ってまして、マンションのような造りになっております。
銭湯の受付で鍵をもらい、別棟に歩いていき(中を通って)エレベーターにて上っていきました。
各部屋には鉄の扉に新聞受けとポストがついており、NHKのテレビのマークまでも貼ってあります!
マンションは良く言いすぎだなぁ。アパート?

泊まった部屋は6畳と4畳半の二つの間があり、キッチン、風呂、洗濯機までついておりました。
これで1泊一人3290円は安いと思います。なんせ、24hの温泉、サウナ付ですからね!
しかしながら、立地条件は最悪です。
案の定、ホテルの周りには何にもないし、駅前までちょっと距離があります。
仕方なくタクシーを呼んでもらい、目当ての松尾ジンギスカンの二条店へ。
1メーターちょいの700円だったかな?
ギリギリ閉店30分前の店に飛び込むことが出来ました。
いやぁ、本場の生肉のジンギスカンは旨かった!
ビールも進む進む!

たらふく食って呑んで2300円くらいで済みました。安い!
二条店の近くにあるローソン屋敷に寄りまして、明日の朝飯をGET。
宿に帰りました。
ここの風呂は銭湯って感じでしたね。
サウナ、薬湯、ジャグジー等ありまして、十分楽しめるお風呂でした。
受付前にアイスが売っておりました。なんでも100円。
雪印のソフトクリーム(アイス)を食べました。
そういやぁ、北海道に来てソフトクリームを食べていないなぁ。明日は食べよう!
洗濯機が部屋にあるといいですね!
靴下やら手袋やら、小物は全て脱水にかけました。
部屋中、洗濯物が干してある状態に。
気になるブーツには、部屋にあったバスタオルを詰め込んでおきました。
これで明日には乾いているだろう?
なんだかんだやってるうちに12時を過ぎております。
明日は晴れるといいなぁ。。。
おやすみなさい!

本日の走行距離 281km
給油 ホクレン斜里SS  4.27L @132円  592円 77.2km 18.08km/L
    ホクレン上川SS  11.24L @135円 1,517円 199.0km 17.70km/L

本日の費用
ガソリン代       2,109円
お土産   1,731円
知床宿泊       10,110円
知床クルーズ      7,200円
昼メシ          316円
お茶           147円
旭川宿泊       3,290円
ジンギスカン      2,300円
タクシー        700円
明日の朝飯       326円 
合計          28,229円

五日目へつづく
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Posted at 2006/08/14 09:57:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング2006 | 旅行/地域
2006年07月16日 イイね!

北海道ツーリングレポート 3日目 2006年7月16日

北海道ツーリングレポート 3日目 2006年7月16日本日の予定
帯広-釧路(勝手丼)-標茶-裏摩周展望台-神の子池-開陽台-北19号-野付半島-羅臼-知床峠-ウトロ(ホテル知床泊)

16日 日曜日。3日目の朝を迎えました。6時起床です。
早々に起きまして、バイクを取りに行きます。
帯広の朝はくもり。どんよりとした暑い雲が空一杯覆っていました。
天気予報はくもり。降水確率60%。絶対降るだろうな。

さてさて、パコ本館にバイクを取りに行ったところ、我々の他に数台のバイクが泊まっておりました。
我々より遅くに着た模様。
しかし、汚いバイクだ。雨に当たらなかったのになぁ。

パコ2にバイクを移動しまして早速荷物を積み込みます。
今回、サイドバッグを持ってこなくて正解でした。
何回も荷物を持って往復しなくてすみますからね!
6:40には積み込み完了!


あんちゃんのリヤボックスには「水曜どうでしょう」のステッカーが貼られております。
これがやりたくて、この箱にしたとか。Goodだ!
みなさん、黄色と緑の旗が誇らしげに挿してあります!
これ以降、私の旗はしばらく見れなくなります。。。あぁ、まったく持って失敗でしたよ。。。

朝飯はちと早く行っても食べられるそうです。
今日は農機具の展示会があるようで、帯広のどのホテルも満室だとか。
そのせいで、朝飯の会場も早めに開いて対応しているそうです。

朝食は和食メインの献立。
旨そうでしたが、控えめに取りましてさっさと食べます。
しかし、バラデロときたら、Tシャツ短パンで飯を食いに来ています。
あれほど身支度を整えてさっとメシ喰って早めに出るぞと言っておいたのに。。。


最初の立ち寄り場である釧路には、和商市場に寄るという目的がありました。
勝手丼を食べる予定であります。
今まで2回とも釧路には行きましたが、和商市場には行った事が無い。
各雑誌の北海道特集には、必ずと言って勝手丼が出てきております。
最初の行程では、朝飯は食わずに9時には和商市場に到着し、勝手丼を朝飯としよう!
との予定を立てていましたが、腹が減りそうなんで、7時からのメシをさらっと食べ、腹ごしらえをしてから
釧路に向かい、勝手丼を食す!と言うことに切り替えました。

さてさて、私とあんちゃんは既に準備完了!暖気も終了しまして出発を待つのみ!
しかしながら、ポンチとバラデロはまだ準備に手間取っておりますが、
やっとのことで、皆さん準備完了!早速出発!(7:30)
空模様が気になる中、帯広を後にしました。
出発してまもなく、深い霧に包まれた感じの雰囲気に切り替わりました。
霧の中、しばらく走っていますと、道路も濡れてきております。
しばらくは我慢して走りましたが、ブーツとカワパンがまたもや汚くなってきました。ドロはねが凄い!
無線にて状況を確認。ジャケットも霧で濡れてきており、
カッパを来て走った方がいいかね?と問うたところ、皆も同意。
早速二日目にしてカッパを着るときがやってまいりました。

側道にバイクを停め、早速カッパを着込みます。
この時はまだ、霧で濡れるから、釧路まではいつもこういう天気だから。と思っていました。
しかし、ここから雨との戦いの日が始まったのでありました!あぁ、無情。

でですね、私のカッパはリヤバッグの中に入れてあり、そこから取り出したのですが、
その時大きな過ちをしてしまったんですね。
リヤバッグのサイドのポケットにホクレンフラッグを刺しておいたのですが、
その刺し込みが浅くなったのに気が付かず、走りだしてしまったんですねぇ。気が付きませんでした。

カッパを着込み、再出発!
軽快に国道38号を進みます!バビョーン!
水しぶきが上がる中、言えない速度で巡航する4人。バビョーン!
車もバンバン抜かします。バビョーン。。。(-_-)v-~
途中、豊頃町のカントリーサインが見えてきました!ハルニレの木をモチーフにしたものです。
超有名な?カントリーサインを前に、
「豊頃町のみなさん、こんにちわー!」
と叫びまして、満足していました。
ふと、サイドミラーをみますと、今まで見えていたホクレンフラッグのはためきが見えません。
あぁ!やっちまった!
リヤバッグ両サイドに刺しておいたはずの旗が二本ともない!
ぐぉぉぉぅ。
ものすごい脱力感に襲われましたね。精神的ショックもものすごかった。
本日の行程はかなり走りこむ予定となっており、今更戻って探すのも無理。
数秒間のうちに黄旗、緑旗をどこでリベンジGETできるか?を考えておりました。
本日は日曜日。ホクレンは本州で言う農協のSSみたいなもんです。
日曜日に休むところが多く、緑旗である道東で本日GETするにはちと難しいかもしれない。
そう思って、昨日あらかじめGETしておいたんですよ。
あぁ、本日のルートで設定している給油箇所がやっていることを願う!
問題は黄旗。これは最終日に回るしかない。どこでGETできるかカナリ不安。
もしかすると、幻の黄旗になるかも???

仕方が無い。進むとしよう。
私の気持ちを表すかのように、小雨も降って参りました。(T∇T)
雨の中、海沿いのR38をひたすら進みます。
このルートはかなり軽快に進むことが出来ます。
周りの車も殆どゆわkm/hのペース。
トラックなんてよわkm/hは出しているでしょう!
そんな中、やわkm/h程度で進むCBR。
「ちと速度を上げよう!ゆわkm/h平均ぐらいで宜しく!」
無線にて伝えました。
ポンチはですね、北海道に住んでいますが、仕事柄殆どソロでのツーリングのようでして
このようなマスツーでの経験があまり無く、どう走っていいか解らんようです。
うるさいように指示してましたが、真直ぐなポンチはちと沈んだかなぁ?(すまんね、ポンチ)
軽快に雨の中を進んでいますと、一台のトラックが前を走っておりました。
よわkm/hぐらいで進んでいます。
おぉ、ペースカーだな!これについていけばいいや!
私は無線で伝えました。
「しばらくこのトラックについていこう!楽だよ。」
このトラック、空荷なのかかなり早い。坂道でも速度を落とさず走っていく。いいペースカーだ。
経験上、こういうトラックはありがたい。地元のトラックのようですし、取締り等も把握しているはず。
しかーし!問題発生!
ゆずりあいの二車線道路に切り替わり、そのままトラックに着いて行けばいいものを、
ポンチが抜きに掛かりました!
「いやいや、このまま行こうって!抜かすと面倒だって!」
私は叫びました。聞こえていないのか、とうとう抜いてしまいました。
抜いてしばらくしますと、ゆわkm/hくらいに落とすポンチ。ガンガンせまってくるトラック。
一番後ろの私はたまったモンじゃない。
「よわkm/hくらいで走っているトラック抜いたんだから、それ以上の速度で走らんとあおられるゾイ!」
我々は集団の一番前を走るハメになってしまいました。
ポンチはどのくらいの速度で走っていいのか解らんようです。
よわkm/h以上でひたすら走る我々。
一定間隔を保ってついてくるトラック。いやぁ、圧迫感がありますねぇ。
私ときたら、殆ど一番前を走ることが多く、一番後ろをのんびり走るって経験がすくない。
煽られる心境。イヤですねぇ。

さて、しばらくこの状態で走っていますと、前に白いカローラが走ってるのを見つけました。
「あの車を抜こう!」
「了解!」
カローラにちと犠牲になってもらおう。
案の定、ちと遅いカローラにトラックが阻まれ、我々もペースを落とすことに成功。
雨の中の国道をハイペースで走るのは疲れました。
気が付くと一時間以上走っております。
雨の中、精神も疲れたんで、ここいらで休憩しよう!
「この先に道の駅のしらぬか恋問ってあるからそこで休憩しよう!」
ここの豚丼も有名なんだよなぁ。
ようやく、道の駅が見えてきましたが、皆に確認したところ、
あと、30分くらいで釧路につくから休まないで行こう!となり、先に進むことに。
このころから雨も上がり始め、釧路に着くころにはすっかり雨も上がっておりました。
勝手丼が待っております!
釧路の街中に入りますと、流石に車が多い!今日は三連休の中日の日曜日。朝から混んでる模様。
和商市場は駅のすぐ近くにありました。(ちと迷った)(9:40)
しかし、駐車場が解らん。裏側に有料の地下駐車場入り口ってのがありましたが、バイクで入るのもねぇ?
私だけ駐車所を探してグルグル回ることに。
ふと入り口側の和商市場駐車場案内の看板前歩道に、木の板が敷いてあることに気が付きました。
その朽ちた板の合間のアスファルトには、北海道特有?のバイクのサイドスタンドでめり込んだ穴が無数にあり、
ココに停めて大丈夫だオーラが発生しておりました。
よし停めよう!

早速バイクを停めまして、和商市場店内を散策。


いやいや、いたるところで呼び止められます!
「ご飯食べたの?うちのいくらはおいしいよぉ!」
「そこでご飯買ってきな!いくら載せてあげるから!」
止められる度にいくらの試食。一店一店味付けも違います。
店内にある数店舗の魚屋には、勝手丼用に魚介類のネタを小分けにした皿が並んでおり、
それぞれ値段が書いております。
ココのシステムは、ご飯を売ってる店屋で、好きな大きさのご飯を買ってきまして
そこいらの店で気に入った具を載せてもらい食べるというシステムです。
誰がつけたか勝手丼。
とりあえず一周しながら自分の好きそうなネタがある店を決めました。
で、食べる前に友人のお土産だけは送っておこうとお土産を物色。
友人には花咲カニと夕張メロンを送りました。
すっきりしたところで、勝手丼の登場!(10:20)
ご飯は150円の中盛り。私の選んだネタは以下。
いくら、ウニ、ヒラメのエンガワ、鯨の生肉、イカの5品。ネタが980円となりました!


大食いバラデロは、ご飯は大盛の250円。ネタが2000円以上になったとか?スゴイ!
もう一杯食べられそうでしたが、やめときました。
11時にバイク前で待ち合わせと決めまして、その後は各個人のお土産を物色。
自宅と嫁の実家に夕張メロンを。職場にはロイズの白い恋人を。
メロンを買った店で交渉。メロンを送るときにお菓子もタダで送ってもらえることに。
送料分特をしました!
あんちゃんと大量のメロンを買ったということで、帰り際そこのおばちゃんから
バナナを5本頂きました。本日の昼食が手に入りました!
今日は時間も無いんで、勝手丼を食べて、観光地で何かつまんで昼食としよう!と
決めていましたんで、バナナは助かりました。

腹も膨れ、お土産も送り、スッキリしたところで再出発!
天気予報によると道東付近は徐々に回復傾向で雨の心配もなさそう。
カッパをたたみまして、一路摩周湖へ向ったのでありました。
この後、私の勘違いで道を間違えてしまってグルグル数週釧路駅周辺を回ってしまいました。
最後尾のナビの役割が立っておらん。皆すまんかった!

釧路湿原を堪能しつつ、快適な速度で進みます。
途中通った塘路湖とシラルトロ沼はよかった。若干日も挿してきており。太陽に照らされた水面がキラキラして美しかった。
展望台を見つけて写真を撮りたかったなぁ。時間が足りない!

そろそろ給油ポイントだ!ということで、ホクレンを探すことに。
予定の標茶のSSは開いているか?どうしても道東フラッグが欲しい!
しばらく走っていますと、右側にホクレンが!開いてました!
早速給油をしまして、本来なら2本目の道東緑フラッグをGET!


ちとうれしくて記念撮影。(12:30)
さーて、目的も達成!摩周湖に向けてGO!だ!

今回の裏摩周までのルートは、国道391から道道13号に入り、R243を左折。北25号?を北東に進み、養老牛から道道150号に入り、
裏摩周を目指します。
R391から道道13号に曲がるポイントがわかりづらかったです。
ま、適当に曲がったら、あぁこの道だって感じでした。
この道道13号。景色はいいし、道は空いてるし最高の道でしたねぇ。
しかーし!タダでは通してくれない北海道!大自然の恩恵を受けます!
しばらく眠気がさしてぼぉーっと走っていましたところ、イキナリポンチが叫びます!

シカだ!!!!!

「うれしー」がトラじゃなく、シカだ!って叫んだのが頭によぎりました。(わかる人はわかる)
そうです、シカでした。。。
ポンチの目の前を左の林からシカがイキナリ飛び出してきたんですよ!
それも2頭!
一頭目はちと余裕があったものの、二頭目はヤバカッタ!
一頭目で減速したお陰で無事に済んだものの、間髪いれずに出てこられてポンチがぶつかったらあなた、
皆、巻添えを食らうハメになっておりましたね!
いやぁ、シカは群れでいますからね?また出てくるのでは?と慎重に進みましたよ。
右側の丘を見ますと、10数頭のシカの群れがこちらの様子を見ています。
最後の2頭だったのかな?
今思えば、写真を撮ればよかったのですが、当時は心臓バクバク状態。
それどころぢゃありませんでしたよ。
まったり走っていたところにシカの攻撃!恐るべし北海道!

R243の標識が見えました。左折します。
いやぁ、北海道ならではの直線!最高速をトライアルしたくなってしまいます!
次は北25号を右折。
わりかしわかり易い道路でしたね?ただ、先の地名を頭に入れていないと厳しいかも?
北25号は、養老牛まで10kmくらいの直線道路となっております。
これがねぇ、長いんですよ。暇なんですよ。
またもやカメラをゴソゴソ取り出しまして、写真を撮りながらの走行(危険だなぁ)
動画も撮って見ました。
で、夢中で撮ってたら、標識を見落とし、養老牛を過ぎてしまいました。(゜Д゜||)すまん。。。
無事Uターンをしまして、裏摩周展望台方面へ。

前に来たときにここいらで牛乳飲んだ覚えがあるなぁ。濃厚で美味しかった!
しばらく走っていますと、目の前の山の斜面にデカイ「牛」の文字が。

写真はこちらですが、正面の山に牛と言う文字が。良くわからないなぁ。
裏摩周展望台に近づくにつれ、完全に晴れてきました!
おぉ?今回も霧の摩周湖はお預けかぁ?
過去2回、摩周湖に来ていますが、どちらも晴れ。霧の摩周湖を見たことがありません。
今回は?と、贅沢な期待をしていたのですが、見事ピーカン!
見ると婚期が遅れるとか、出世が出来ないとか言われている、カムイシュ島もバッチリ見ることが出来ました。(-_-)v-~

今回はじめてのピーカンでの写真撮影。(13:30)

露出調整を間違えてまた顔が暗くなっちゃった。

そうそう、裏摩周の駐車場で本日5日目という、ドラッグスターに乗った女の子と会いました。
一人で周っているそうです。シートネットには10本近いホクレンのフラッグが!
あら、何本ももらえるのね?
ちょこっと雑談した後、ドラッグスターの女の子は去っていきました。
さーて、お昼です!
前に来たときに比べ、トイレや売店、駐車場に至るまで、綺麗に整備されており、
何か食べ物は無いか期待しましたが、ナーンにもありませんでした。
腹減ったなぁ?ということで、昨日の宴会で余ったチョコレートと、和商市場でもらったバナナを
腹に入れ、足しに。

バナナがあって助かったなぁ!

さてさて、次は「神の子池」を目指します。
今まで2回、裏摩周まで来ておいて、その存在すら知らなかった池。
摩周湖と繋がっている唯一の池だとか。
道道150号を北上し、左側に看板を発見!2キロくらいのまぁまぁ走りやすいダートを抜け、駐車場が見えてきました。
5~6台くらいの車が停まっております。
駐車場から見える範囲に川があり、その奥が神の子池となっておりました。
いやぁ、こんな綺麗な池は見たことが無い!
池の中央はものすごい青!フィルター持ってくりゃ良かった!(無いけど)

うまく写っているといいが。(14:30)
良く見ますと、青く澄んだ池の底が動いて見えます。
水が湧き出ているんですねぇ!この水が摩周湖の水なのか!
妙に納得しまして、池を一周。
光の加減でいろいろな色に見えますが、この蒼さはナンなんだろう?衝撃でしたね!

神の子池を後にしまして、一路「開陽台」へ。
ライダーの聖地です。
展望台からは330度のパノラミック地平線が見れるポイント。
開陽台に進むにつれて、どんよりとした空に変わってきてしまいました。

折角の地平線もどんよりとしております。残念!(15:30)
しかしライダーが多いなぁ!

さぁ、ココまで着たらやっぱり「北19号」を走らないと!
バイク雑誌には必ずと言っていいほど載っています、なだらかにアップダウンしている直線道路。
その北海道を象徴する道の写真を撮りたい!
心が躍ります!まだ走ったことがありませんでしたからね!
開陽台の駐車場をあとにしまして、北19号を目指します。
すぐ近くなんで、地図なんて確認しませんでした。
っていうか、頭に入っていませんでした。
駐車場を下り、最初の交差点を右に曲がります。
あぁ、ここで間違えたんですよ。まったくのところ。
ここを左折すれば、そこが北19号だったんですよ。
ナーンにも標識とか無いんで、最初の道に戻るのに右折しちゃって、訳わからず真直ぐ走って、
ちょうど写真と同じようなアップダウンの直線道路が出てきてしまって、ここがそうだ!とか思い込んじゃって、
ちと違うからもう少し先に進もう!とか舞い上がっちゃって、気が付いたら「空港」の標識が。
今回ですね、方位磁石まで持ってきているんですよ。温度計付きの素晴らしいやつ。
方位を確認しながらですね、地図をみましてね、行く手はずだったんですよ。
ところがぎっチョン、まったく違う方向に10キロ以上走って御覧なさい。
どこを走ってるかなんて検討つきませんよ。ましてやあるはずも無い空港の標識が出てくるんですもん。

迷って戻ろうと確認している写真。一応直線道路っす。(16:00)

結局ですね、この時点で結構な時間となってたんで「北19号」は諦めましたよ。
で、行くつもりだったホクレンの「川北SS」での限定フラッグGETも諦めました。
あぁ、無情。
さぁ、もう16時を過ぎております。
今日は知床峠を越えてウトロまで行かねばなりません!
野付半島も諦め、R244からR335に入ります。
この辺から急激に寒くなってきましたね。気温16度。
半袖にジャケットじゃ寒さに震えるようになってきました。
しかしながら、休憩しているところではありません。
R335の海沿いルートでは、右側に国後島が見えておりました。北方領土です。

国後島が写ってるはず。。。

寒さが応えます。
みな、口数も少なくなって来ておりました。
ここで無線にてクイズを出しました。
「世界には七つの海がありますが、その七つの海の名称を答えよ。」
だーれも答えてくれません。寂しい。
仕方なく、答えを喋る私。
「北太平洋、南太平洋、北大西洋、南大西洋、インド洋、北極海、南極海。だと思った」
そのあとまたクイズ。
「さて、今見えてる国後島との間の海はなんて名前?」
これは私もわからないんで聞いてみただけなんですが、皆もわからんようです。
太平洋?かな??よくわからん。
さーて、寒いけど先を急ごう!
羅臼港が見えてきました。
そろそろガソリンもヤバイ。
羅臼に入りまして、若干暖かくなってきました。寒いイメージだったんだけどなぁ?気温は20度。
ホクレン羅臼SSも発見できました!早速給油です。
羅臼SSでは、ライダーに対して募金を募っていました。
100円以上募金していただくと、薄手の手袋がもらえるとか。
ただし、ココでは左手だけのプレゼントであり、行くはずであった川北SSでは、右手がもらえたそうな。
とりあえず、100円を募金し、手袋をもらいました。
あぁ、予定通り川北SSに行ってれば良かったなぁ。。。
ここでもらえた道東緑フラッグには、羅臼SSのスタンプが押してあり、限定フラッグでありました。
知りませんでしたねぇ。川北SSは限定フラッグと言うのはしってましたがねぇ。
羅臼と川北は協賛してるんですねぇ。
さて、給油も終わり知床峠に向けて出発です!(17:30)
ウトロへはバイクだと30分で着くそうな。
おぉ!早いな!と期待したんですが、峠では渋滞にはまり、結構な時間が掛かりました。

夕日に包まれた知床峠

シカとか小動物が見れるらしく、道路には路注している車が一杯居ましたね。
我々もシカを見ることが出来ましたが、ゆっくり観察しておりました。

知床峠頂上の駐車場で休憩です。(17:50)
開陽台で見かけた20台くらいの地元のツーリンググループも停まっていました。
それにしても凄い景色でしたねぇ。厚い雲が無ければ、遠くに見える海の水平線に北方領土が見えるそうな。


さてさて、18時を超えそうです。時間がありません。
知床峠の下りは、車も居ないタイミングで、結構スムーズに下れました。
峠も終わりに近づいたところ、知床五湖の標識が見えました。
あぁ、こんなところにあるんだ。
いろいろな情報を見てまして、自分のイメージと違っていました。
こんな森の中にあるなんて。開けた場所から入っていくイメージを持ってたんですよ。
自分で見るってのは大事ですねぇ。
いよいよ知床に来たという実感がわきましたね!
ココにもシカが一杯居ましたよ。野生のシカですが、バイクが来てもまったく逃げません。
エサをあたえている不届きな輩も居ましたね。
そんなの見ますと興醒めしちゃいまして、停まって写真を撮る気になりませんでした。

ウトロの漁港が見えました!
さーて、本日の泊まる宿はどこに?
今晩はちと奮発しまして、「ホテル知床」に宿泊予定。
朝夕バイキングが付きながら、9450円(ヤフートラベル)というのはホテルにしたら安い方ではないかと。
民宿やらホテル旅館を探してはみたものの、世界遺産効果なのか空いてたのがそこだけだったんですよ。
いや、1泊2万とか出せば、それなのホテルは空いていましたが論外です。

たいした期待もせずホテルを探します。
先頭のポンチは何を勘違いしたのか、見た目も立派な「知床観光ホテル」の駐車場へ向います。
勘違いした(いや、誠意ある)ボーイも、我々に対し、駐車場はこちらですと、走りまくり。
無線にて、「ウチラのホテルは、ホテル知床だよ。ここは違うよ!」とポンチに伝えます。
息を切らしたボーイに謝り、「ホテル知床」を再び探します。
奥ぅの方にありました!「ホテル知床」!(18:20)
いやぁ、ビックリしましたよ!最後まで部屋が空いてた格安な観光地ホテルにしては、立派な感じであります!
ロビーもでかい!地元の磐梯熱海や岳温泉には無い広さです!これは期待できそうだ!
玄関にいたボーイに確認。「バイクはどこに置けばいいですか?」
「バイク20台でお越しのお客様でしょうか?」とボーイ。
ん?20台?さっきのグループだな?同じホテルなんだ。
「いや、それとは違います。」
「では、そちらのスペースにお止めください。」
一応屋根がある玄関からチト離れた小さなスペースにバイクを停めることに。
玄関の辺りから広くスペースが空いていましたが、そこには20台のバイクが止まるようです。
端っこの我々に対し、親切なボーイは木の板を持ってきました。
「スタンドの下におひきください。」おぉ、わかってるな!このボーイ!気に入った!
バイクを停めている間、買出しを忘れたことに気づき、私がチェックインをしている間、あんちゃんとバラデロが
麓のセイコマに買出しに行くことに。
あんちゃんとバラデロを待っている間、ぼんやり外を見ていますと駐車場でカメラを持ったカップルが写真を撮っていました。
何かいるのかな?とカメラの先をみてみますと、二頭の親子であろうシカが歩いておりました。
駐車場にシカが歩いているんですよ!すごいっすねぇ。さすが知床です!

チェックインも終わり、みながそろったところで、部屋に向います。
売店も大きいし、とにかくデカイ。いいホテルです!
あとはメシと風呂がどうなっているか?これが大事です!

夕飯はバイキングです。20時半までに会場に入ればいいとか。
時間が少しありましたので、まずは風呂に向いました。
泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉で、しょっぱい温泉でした。
外にある露天風呂は、熱いので加水はしているものの、源泉かけ流しでした。
この時は体を洗って内風呂だけ堪能しましたが、疲れが取れましたねぇ。
さっぱりしたところで、メシを食べに「チタタ」という会場に向います。
広い!何人居るんだ?ってほど凄い人だ!
入り口で、お盆とサービスのカニを一杯(一匹)もらいまして、テーブルにつきます。
メニューは覚えきれないほど沢山ありましたね。
その場で焼いてくれるホタテを初め、和洋中なんでもござれって感じ。
バイキングなのに我先にと割り込む醜いばばぁ達を横目に、いろいろな物を取りました。
ここでも中ジョッキ一杯だけカンパイで飲みました。
メシが入らなくなりますからね!
鹿肉のハンバーグってのは旨かったなぁ。刺身やら”つぶ”やらホントいろいろありました!
これでもか!って程食べた後に、バラデロとポンチはカレーを食べていましたよ。
デザートにライチを10個ほど頂きました。旨かった!


さーて、腹も一杯になりました!部屋にて二次会です!
買出しに行って買ってきたビールやらいろいろ有ります。
腹がきつい中、呑みは続きます。
23時ころポンチが風呂に行くというので、皆で行くことに。
露天風呂に入りました。
真っ暗な闇の中、知床での露天風呂は格別でした。
源泉を引いている露天風呂はニ箇所あり、一つは源泉に近い熱め。
酔っ払っていたんで、長くは入ってられませんでしたが、気持ちよかったですよ。

部屋に戻り、明日の準備。
明日はゴジラ岩観光の知床岬クルージング。
クルーザーに乗って知床の大自然を海側から見る観光クルージング。
知床岬まで行って帰って来る3時間のコースです。
料金は8000円。ただし、ネット予約ですとクーポンがもらえ、1割引の7200円に。
大き目の観光船の6千円のコースもあるんですが、小さなクルーザーですと岸壁に近いところを
通れて見ごたえ十分だとか。
今年はヒグマを見れなかった日はないとのこと。
今回のツーリングのメインであります!
あぁ、楽しみ!おやすみなさい!

本日の走行距離 508km
給油 ホクレン標茶SS  11.50L @139円 1,599円 203.4km 17.68km/L
    ホクレン羅臼SS  10.10L @144円 1,454円 191.1km 18..92km/L

本日の費用
ガソリン代       3,053円
お土産お菓子メロン   14,040円
勝手丼         1,130円
ホクレンカンパ       100円
酒、水、ツマミ      500円
合計          18,823円

四日目へつづく

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Posted at 2006/08/07 23:08:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング2006 | 旅行/地域
2006年07月15日 イイね!

北海道ツーリングレポート 2日目 2006年7月15日

北海道ツーリングレポート 2日目 2006年7月15日本日の走行予定
苫小牧港10:45着-昼飯でマルトマ食堂-襟裳岬-幸福の駅-愛国駅-帯広パコ2泊


6:30 フェリー内での朝を迎えました。
同じ部屋の住人達はまだ寝ているようです。
昨晩、騒がしかったゴジラも今は静かです。
夜中暑くて数回おきましたが、そこそこ眠れました。

カーテンは閉めたままベッドに設置してあるライトをつけまして本日のルートの確認をします。
いしかりのB寝台は、ライトだけの設置でしたね。
ちなみに、帰りの「きそ」は、ライトの下にコンセントもありましたよ。
寝床で携帯の充電が出来ない、いしかりのB寝台はちと不便でしたね。

ツーリング中のの地図はもちろん、ライダーのバイブル「ツーリングマップル 北海道」であります。
今年の春に買った最新版。しかしながら既にボロボロの状態。。。
出発まで見まくってましたからねぇ。
ルートを検討しているときも楽しかったなぁ!

ツーリング中、頼りになるのはこのマップルだけです。
もちろん今回のルートは既に頭に叩き込んでありますよ!
でも、分岐のところや街中では、ナビが欲しかったのは確かです。
最近のバイク搭載型のナビは結構安くなってきました。6~7万ほどで買えるもの出てきましたからね。
今回の為によっぽど買おうかと思いましたが、金も無いんでやめときましたよ。
いつの日か買おう。

このマップルも、もう少し詳細と、もう少し広域のが欲しいですねぇ。
北海道はやっぱり広かった!尚且つ、信号も少ないんで停まるタイミングが少なく、
どんどん先に進んでしまって、走ってる最中にマップをめくるってのが何回もありましたよ。(危険!)
北海道にはA4サイズのマップがいいなぁと思いました。
しかし、最近のタンクバッグは、このツーリングマップルを基準にして設計されているのが多く、
A4サイズの地図が入る使い勝手がいいタンクバッグが少ない。
それだけツーリングマップルは、ライダーに普及している証拠なんですけどね。
普段、東北等を走ってるときはそれほど気にならなかったサイズが、
広い北海道ですと、ちと不便。(それでも東北とは、縮尺が違ってるのですが。)
ま、このサイズだから、走ってる最中でもめくれたってことでもありますね。

しかしソワソワしますねぇ。身震いするほどです。

いよいよ北海道上陸の朝を迎えたわけですからね!

寝床を片付けているうちに、バラデロが起きてるのに気が付きました。
カーテン越しにライトがついてるのが見えます。

「おはゆ」

「おはよ」

本日の予定は、10:45に苫小牧港に着岸しまして、下船後、
ターミナルで待っているであろう、高校を卒業してから札幌の大学に入学し、
長男でありながらそのまま居ついてしまって、一昨年北海道で嫁さんまでもらってしまった
CBR600RRのポンチ君と苫小牧ターミナルで合流し、
まずは昼飯!と、漁港にあります新鮮採れたてのホッキをゴーカイに食べられる「マルトマ食堂」へ
行く予定となっております。

バラデロとヒソヒソ話をしているうちに、あんちゃんも起きてきたようです。

で、腹も減ったな!ということで
早速、クーポンを持ちまして、フェリー内のレストランへ朝食バイキングを食べに向いました。(7:15)

本日のレストランのオープンは7:15。
レストランの前に行きますと、既に長蛇の列となっておりました。

みなさん、暇なんですよ。
我々もそうだが、メシを喰うしか楽しみがない。
まだ、14時間ちょいしか乗らないこのフェリーはいいほうですね。
夜寝てる時間が殆どですしね。
2000年に新潟から車で渡ったときは大変でしたね。
朝10時にフェリーに乗って、まるまる一日フェリー内で過ごしましたからね。17時間。
船に酔った私には拷問に近かった。。。

今回のフェリーはホント揺れも少なく快適に過ごせております。
なんてったって、この私が朝飯を食べる気になってますもん。

朝食バイキングの並んだ品々を見る限り、メニュー内容はいい感じに見えます。
うわさに聞くほど悪くはないと思えます。
ちょっとした旅館やホテルの朝食バイキングって感じです。

朝からコーラを飲むあんちゃん。考えられない。
しかしビール呑んでる人もいるんでそれもありか。

さて、満腹になってしまいました。
売店をひやかしたり、航路図を見たりして時間を潰します。
フェリーの窓からはイルカが泳いでるのも見れましたよ!
この船を追いかけてるようです。

そろそろ、北海道が見えてきたようです。騒がしくなってきました。(9:30)

我々もデッキに出てみました。

結構ぬるい?
今時期、北海道は寒いと思ってた我々は暖かい海風にうたれながら、これは暑くなるかも?
先日までの苫小牧付近のの気温データは、最低15度、最高でも22度くらいの結果でした。
北海道全域、結構涼しいぞと。
それを確認した我々は、暑い中スリーシーズンの格好をしてきました。
携帯でウェザーチャンネルをみますと、本日の苫小牧辺りは26度くらいまで上昇するようです。

参ったなぁ。。。涼しい格好は何一つ持ってきてないぞ?
ジャケットを脱いでもしまうスペースも無い。。。

さて、徐々に苫小牧港に近づいていきます。
漁船やら、船頭船?、軍艦も見えますねぇ。

突然、艦内放送が入りました。

「本日着岸予定の埠頭は、岸壁破損のため着岸できません。
 隣りの岸壁に着岸しますので、ご了承ください。」

え”?

隣りってどこよ?

早速、待っているであろう、ポンチにメールで連絡。(10:16)
しばらくしても音沙汰なし。
まだ着いていないのかな?まぁいいや。何とかなるべ。

そろそろ時間のようです!

周りはせわしく下船準備に入っているようです。
そんな中、まだ短パンにサンダル姿の俺らってどうよ?

さーて、俺らも行きますか!
ジャケットとカワパンを着込み、この夏日?に冬に近い格好をしまして、暑い車両甲板へ降ります。。。

熱気むんむん。

トラックのエンジンはヤハリ掛けっぱなしのようでした。
かなり空気が悪い!

で、早速迷いました。

乗ったエレベーターとは別のエレベーターで下りたのが敗因でした。
甲板内は、トラックのせいで同じような景色ってのも迷わせた要因。

しばらくトラックやら車の狭い間を行ったりきたりして、やっとマイZ1000を見つけました。

既に汗だく。

ウデ部分なんて、ビッショリです。
汗疹も浮かんで来ております。(T∇T)

殆どのライダーは準備万端のようであります。
気が早いライダーはもうエンジンをかけております。

ふふふ、素人め!(何が??)
っていうか、うるさいし、空気悪くなるからエンジンをかけるな!

船内に持って行った荷物を詰め込み、我々も準備完了。
気になってたハンドルの固定用ロープを外します。
見た感じ、大丈夫そうだ。ま、乗ってみないとわからんが?


そういやぁ、このときは着岸するまで転倒防止のためロープ類は外すな!とかの案内は無かったなぁ。
帰りの便はアナウンスがありましたね。

やっと着岸し、下船開始です。(10:45)

やっぱりバイクは車のあとからのようですねぇ。待つとしますか。
トラックから順々に降りていきます。
トラックが数台下りた後、バイク組の後ろに広いスペースが出来ました。
甲板員がやってきまして、出口に近いバイクを誘導し始めました。

お!先に出れるのかな?

そのようであります。
後ろを塞いでいたトラックが退けたところから、順々バイクが降り始めました。
慌てて我々もジャケットのチャックを閉め、ヘルメットを被り、エンジンをかけました。
くぅ、いよいよ上陸!

って時に携帯に着信!

ポンチだ。ヘルメット被っちゃったし、出れる状態じゃぁないなぁ。
多分、無事着いて待ってるんだろう。かわいそうだが電話は無視をしました。

いよいよ我々が降りる出番です!(11:00)

バイクにまたがり、バックで出ようとしまして、チョット後退しますと、ゴツ!
なにやらリヤタイヤに引っかかるものが。
床にある車両固定用のフックを掛ける出っ張りでありました。
危険だなぁ。床にはこういうのがゴロゴロありますからね。
ちょこちょこバイクを前後させて、やっと抜けることに成功!

次々にバイクが船から出て行きます。

11時15分。北海道上陸!
天気は晴れ!気温25度!
上々です!

隣りの岸壁って行っても、まったく気にせず降りれましたね。
もともとの岸壁ってのを知りませんが。

ターミナルへ向い、ポンチを探します。

いました!ターミナル付近で赤いRSタイチのジャケットを着込んだ輩がこちらに手を振っています!

「ターミナル脇に電話ボックスがあって、そこにバイク停めれるから!」

そう叫んでおりました。
言われた通りにすすみますと、ポンチの赤いCBR600RR(’06)が停まっております。
真新しい、CBR600RR。逆車です。まだ600kmくらいしか走っていないホントの新車。
今回の為に買ったと言って過言はないでしょう。
しかしながら、真直ぐな道路しかない北海道で、そういうレプリカが合っているのか?
という疑問もあります。
ま、本人が気に入って買ったんだから俺が考えても仕方が無い!

ウチラもCBRの脇に横付けしました。。
しばらくすると、ポンチも走ってやってきました!

「いやぁ、とうとうやってきたよ!」

「いやいや、お疲れさん!結構早かったね?」

「ん!トラックの後かなと思ったら、順々に出て来れたよ!割とスムーズだった。
 早速、メシ喰いにいこう!話はそこで!」

「わかったよ、すぐそこだから!」

今思うと失敗しましたね。この時の写真をまったく撮っていないんですよ。気持ちが焦ってたんだか、舞い上がっていたのか。
この日最初に撮った写真は、先日のブログで載せた、高速を走りながらZ1000のスクリーン越しに撮った
写真であります。
もっと撮っておけば良かったなぁ。
なんせこの日、晴れてたのはこの時だけだったもんなぁ。。。(-_-)v-~



ポンチ@CBRを先頭に、いよいよ北海道ツーリングが始まりました!

苫小牧港を後にし、R36を目指します。
マルトマ食堂がある港町は、苫小牧港の向かいにあります。

「すぐそこ」

といわれながらも15分は掛かります。
北海道人の距離感覚は、内地の倍はあると考えていいでしょう。
すぐそこってきょりじゃぁないっす。
しばらく走って、やっとマルトマ食堂にたどりつきました。(11:20)

駐車場にバイクを停めまして、食堂へ向います。
え?こんなところなの?
という感じの場所でしたよ。
魚市場の事務所のような建物の中に入りますと、既に何人かの先客が椅子に入っておりました。
その椅子の向いに食堂の入り口が見えました。
しばらく待っていましたが、なんとなく悪い予感がしましたよ。

ポンチが中に入って確認してきました。
まずなそうな顔っス。

「えーっと、結構な人数がいるよ。しばらく食べれないね。どうしようね?」
とポンチ。

やっぱ混でるのかぁ。そうだよねぇ。ヒトが外で待ってる程だもんねぇ。

今日はこれから300km走らないといけません。
ココでは最低30分は待つでしょう。そこから注文して喰って1時間以上掛かるかなぁ?
まだ11:30だし、やっぱ一気に高速乗って日高門別で降りてから飯を考えよう!

日高門別までココから約50キロ。
高速乗れば30分で着くのでは?という甘い考えがあり、皆も同意。
先に進むことになりました。

それにしても、ホッキカレー、食べたかったなぁ。
お昼前ならすぐに食べられると思ってたんだけどなぁ。
まさかこんなに混んでるとは思いませんでした。
考えてみると、本日は祝日の海の日を含んだ、3連休の初日。混んでるのは当たり前か?
それに、地元テレビの「1×8いこうよ」で、大泉洋が食べにきたらしく?最近、人気に拍車がかかったとか。

後ろ髪引かれながら、マルトマ食堂を後にすることにしました。

出発の前に、マルトマ付近の駐車場で今回やらなければならなかった、無線機のチャンネル合わせを実施しました。

私たちが持っている特定小電力のトランシーバは、iCOMというメーカーのものです。
ポンチが持っているのは、アルインコ製。
同じ特小なんで、チャンネル周波数も同じなのでは?と安易な考えで、同調なんてあまり気にしませんでした。

特小で使える周波数のチャンネルは、全部で20CH。
レジャー用(9CH)と業務用(11CH)にわかれ、我々のiCOMの物は1~20という表示で、自由に使えます。
それに比べ、現在もラインナップにはあるが、若干古い型のアルインコ製の特小は、
キッチリ、レジャー9CH、業務用11CHと、20CHは使えるものの、レジャーと業務用で切替をしなければなりません。

とりあえず、普段我々が使ってるレジャー用9CH の一つを試してみました。

とりあえず私がしゃべってみます。

「チェックゥ」
(暑い中、ヘルメットを被らないと喋れないってのが面倒だ)
(いや、無線単体で使えばいいのだが、近すぎて生の声を拾ってわかりズライ)
(既に汗だく状態だ)
(北海道は涼しいって行ったのは誰だ?→俺)
という考えが頭をよぎります。

とりあえず私の声は拾えるようです。

ポンチも返事をよこします。

「@:;%#$&”+*???」

でた!宇宙人侵略!

ミーミー変な声が聞こえてよくわからないっす!(゜Д゜||)

「チャンネル変えッペ。」

「@:;%#$&”+*???2」

チャンネルを変えてもやっぱだめ。これを数回繰り返します。

私とポンチが汗だくになって頑張ってチャンネルを合わせているのに、
上着を脱いで寛いでいる他の二人。
いいねぇ!

どうすっぺ?合う周波数がない。

あ、業務用CHを使ってみよう!

「ちっと、業務用にCHを切り替えてくれない?」

「了解!」

しばらく待ってみましたが、何かゴソゴソやってるようで、
一向に喋ってくれません。

汗だくのヘルメットを脱いで、CBRに向いました。

「どうしたの?」

「CHの切り替え方がわからん。取説持ってきたはずなんだが。。。。」

「あらら、参ったね。」

「あ、あった!」

ここまで結構な時間が掛かっております。すんなりいくと思ったんだけどなぁ。。。

やっと業務用にCHを切り替えまして、再トライ。

「聞こえますか、どうぞっ」

「聞こえます!」

おぉ!日本語だ!やっと地球に繋がったんだ!我々は助かるぞ!

とバカなことを考えつつ、早速出発しよう!となりました。

すでに12時近くなっていました。

ポンチとの久しぶりの会話を楽しみつつ、昼飯にしようと思っていたのに、
久しぶりの会話といえば、片言の日本語と、聞き取りづらい宇宙人語で終わってしまった。。。

しかし、周波数が同じでも業務用でしか使えないってのは参ったなぁ。
でも、ツーリング中でも、エリアが狭い特小だから問題ないか?
グループモードも使えるようだし!

さーて、出発です!

無線好調!信号待ちで停まると暑い以外は全てよし!
気分が乗ってきました!

とりあえず、R36を苫小牧港方面に進みまして、R235に入ります。
その後日高自動車道の「沼ノ端西IC」より高速に乗りました。
ここから「日高富川IC」まで一気に進みます。
この道路、高速道路でありながら、暫定期間で無料となっております。
道の雰囲気的には、磐越自動車道に似て、片側1車線の対面道路なんですが、
結構空いていまして、ビュンビュン飛ばせます。

気持ちいい!


思わず走りながら取り捲った写真がこちら。

ところどころ2車線になるんですが、そこが一番の飛ばしところ。
追い越し車線側から、遅い車を一気に抜き去り、先を進みます!

途中、車を抜いているさなか、遠くに赤いランプがチラチラしてるのが見えました。
パトカーが停まっているようです。

やべ!早速やったか?

ポンチのCBRにはレーダー探知機がついております。

ポンチ、解らなかったのか???

今回のツーリング中の、4台のバイクの配列は以下。
先頭を走るのはCBR600RR、次にジレラ ランナー。次にバラデロが走り、殿は私のZ1000。

こういう場合、先頭が捕まると全員捕まります。

私は意識して列から離れました。

いや、決して私だけ逃げようなんて思っていませんよ!
まったく持ってそんなことは考えていません!
いや、ちっと離れてると前のグループとは別なのかとか思ってもらえないかなぁ?
なんて考えて離れたわけではありませんよ!
o-_-)=○)゜O゜)バキ

さぁさぁ、ドキドキしながらパトカーに近づきます。
こういうときは高速は不利ですよねぇ。
一車線しかないんだもん。わき道にそれたり、Uターンかましたりも出来ない。

覚悟を決めて進みましたところ、なにやら、車が停まっており、バイクもある。。。

事故でした。。。

車とバイクの接触事故のようです。

車の車種はわかりませんでしたが、バイクはハーレー。
ハーレーのクラシックのサイドカーでした。

サイドカー側のタイヤがヒシャゲていました。
車も側面が凹んでいる。

どういう事故だったんだろう。

無線にて我々も安全運転で行こう!と再確認をしました。

雄大な風景を楽しみつつ、安全運転で進みます。
安全運転といいながら、写真撮ってる俺って。。。(-_-)v-~

日高は牧場が多いですね。
高速道路からの風景も、牧場か牧草地帯が多いようにみえます。
広い草原に、丸くまとめて刈られた牧草がゴロゴロしており、
その風景は北海道の代名詞のような気がします。

近くで見るとでかいんだろうなぁ、アレ。

まもなく、日高富川ICです。
降り口は普通に減速して行って、国道237にぶつかる感じでした。
乗るときもそうでしたが、料金所が無いってのは不思議な感じ。

R237を南下し、R235へ向います。
そこから襟裳岬まで一気に走る予定であります。

計算どおり、郡山から200kmチョイ走っており、初めの給油ポイントである、
ホクレン「門別SS」へ向います。
今回の給油は、だいたい200km毎に行うことにしております。
一番ちいさなタンクのランナーと燃費の悪い私のZ1000を基準にしておりますが、
それでもランナー、Z1000共、一回の給油で250kmは走れるのですが、
マージンを取って給油ポイントを決めておきました。


見事、ホクレンフラッグの道南・道央の黄色をGET!

ホクレンの旗は、3色あります。
道南・道央の黄色
道東の緑
道北の青
以上三色を今回のツーリングでGETする予定です。
その他、道東 標津の川北SSの限定フラッグ、運がよければ、ホンダのバイク屋で赤いフラッグを
GETしたいなと思っておりました。

さてさて、結構いい時間ですが、まだ飯を食っていません。
どこで食べようか?

チョコチョコ店屋は有ったものの、入らずスタンドに来てしまった。
この後、どこかにはあるべ!と思っておりましたが、
結局、道の駅「サラブレッドロード新冠(にいかっぷ)」まで、食堂を探せず進むことになってしまいました。
(14:00)

新冠での食事は、カツ定食でした。(写真を撮るのを忘れた。)
カツ定食には2種類あるとのこと。
大き目のカツを使ったA定食と普通サイズのB定食。
結構高めだったので、迷わず「普通ので」と頼みました。
味はまぁまぁでしたよ。

さーて、時間もおしております。
時間的には予定通りなのですが、予定より早く進むと思っていた私としては、ちと不満。
ここまで意外と時間が掛かっております。
襟裳岬はまだまだ先。
ちゃっちゃと行きましょう!(14:40)

この頃から、我々の立てたスケジュールはちと厳しいと実感してきました。
やはり、予定通りゆったり観光しながら行くと、宿に着くときにはとんでもない時間になると。
本日の宿到着予定時間は、19時。どうなるか?
まぁ、貧乏サラリーマンツーリングです。時間も無ければ金も無い。
とりあえず出来る限り走って見れるところをそれなりに見よう!と思っておりました。

新冠から襟裳岬までの道は、それほど特記すべきところはありませんでした。
ただ、海沿いを走っているということだけ。

途中、ポンチが給油をしたいと言ってきました。
そういえば、さっき門別SSで一人だけ給油しなかったなぁ。
マスツーでの給油は、ガスが残っていても極力一緒に給油するのが基本なんだけどなぁ。

仕方が無いんで、「様似SS」で給油することに。(15:30)

そこで面白い集団と遭遇しました。
トライク(三輪バイク)の軍団です。8台くらいいたかなぁ?
狭いSSに数台のトライク。入りきりません!
中にはボスホスもいました!凄い太いタイヤです!圧倒!
こういうバイクで走るのもおもしろそうだが、燃費が悪そうだ(*^-^*)

さて、給油もすませ先に進みます。襟裳まで30キロ程度です。30分で着くでしょう。
次の給油は、帯広手前あたりを予定。
ポンチに無線にて、ガソリンが入ってても次は一緒に給油して頂戴!と言っておきました。

襟裳に近づくにつれ、どんよりとした天気になってきており、涼しげにもなってきました。
雨が降らないだけマシ。というような天気であり、あの新冠までの太陽はどこに行ったの?

襟裳岬はすぐそこです。
襟裳までの道のりは良い風景でしたよ。晴れていればもっと綺麗なんだろうなぁ。
風が強いせいか、高い木が殆ど見れません。
岩山に芝生が敷き詰めてあるような、高山植物?ってなイメージの丈の短い草木が一面 黄緑色に広がっており、
それがキラキラ光っていてなんとも言えない綺麗な風景でありました。

さぁ、襟裳岬に到着です!(16:00)



うわさの?風の館もありました!
金なんて払う気もないんで、さっさと先端に進みます。

おぉ、これが襟裳の岬か!

荒々しいなぁ!流石に風が強い!
お、先端まで歩いていけるようだ。でも時間が無いからパスだな。
さっさと看板の前で記念撮影して切り上げだ!

感動もヘッタクレもない連中。

さっさとスケジュールをこなします。(-_-)v-~

襟裳岬から帯広方面に向かいます。
国道336号線の襟裳町から広尾町までの区間を黄金道路というそうです。
黄金を敷き詰められるほど莫大な費用をかけて建設したのでこの名前がついたとか。
走っててそんなに凄い道路という印象派ありませんでした。
ただ、途中途中のトンネルやら見てると、金が掛かったんだろうなぁ?と思う程度でありました。
この辺、雨は降っていないんですが、やたらと道路が濡れていましたね。
しかも砂というか、泥を含んだような感じでありまして、瞬く間にバイクは真ッ茶色になってしまった。
ブーツとカワパンのスソも茶色い。。。

広尾町を抜けまして、R336からR236に分岐しまして、帯広に向けて北上を続けます。
大樹町付近で前回の給油から200kmとなり、給油ポイントとなりました。
無線で確認。

「そろそろ給油ポイントだけど、みんなどうだい?」
「まだ大丈夫だよ!」

私のタンクもまだ半分残ってる感じであります。
普通に考えてあと100kmは走りそう。

「じゃ、もう少し走ろう!まだ先にホクレンが何箇所かあるし!」

この時点で17時くらいでした。結構時間が掛かっております。
帯広での目的の一つに、デパートの藤丸にて「どうでしょう」のグッズを買う!ということが有りました。
藤丸デパートは、19時に閉まってしまいます。
それに間に合うように行かねば!

帯広まで約80km。微妙な感じになって来ておりました。
帯広まで行く間の観光予定地であった幸福駅や、愛国駅は頭から吹っ飛んでおりました。

徐々に帯広に近づいております。
この辺からは、制限速度に気をつけなければなりません。
町の境界線では、パンダが停まっていたり、すれ違ったりすることが多くなっており、
速度の表示板も、イキナリ40km制限になったり50kmになったりしております。

レーダー反応!

ポンチが叫びました!
先の方を見ますと、パンダがこちらに向かって走ってきておりました。
あれに反応したのかなぁ?
先頭のポンチはカナリ慎重に走っております。制限速度以下です。

やりすぎだなぁ。。。
と思いつつ、パンダとすれ違いました。
(上の写真は小さくてわかりませんが、先にパトカーが写っております。)

あらら、こっち見てるなぁ。
コリャ、追いかけてくるかな?

案の定、パンダはすれ違った後、Uターンをしているのを確認。

「あらら、追いかけてくるようだぞ。ま、この速度なら問題ないから普通に進もう。」

と言った途端、さらに速度を下げるポンチ。

「一旦停まります!」とポンチ。

「なんで!?」

マジで停まったぞおい!
そんなに警戒すること無いって!

「いやいや、なんで停まるの?これじゃ逆に不審がられるって!」

仕方が無いんで地図を確認する不利をしてパンダをやり過ごしました。
ま、よくあることですね。
パトカーも管内巡回中だったんでしょう。
それにしてもポンチはなにをそんなにビビっているのか?

パンダが行った後、再出発。
案の定、パトカー渋滞となっている中、ゆっくりと進みます。

また町の境界線にきました。
いつの間にか、パトカーのすぐ後を走っている我々。
40キロ制限になっています。

「40キロ制限になるよ。速度は落としてね。」と私。

以前、知人がパトカーの後を着いて走ってるとき、制限速度を10kmほど上回って走っていたそうです。
速度制限の切り替わりでそのまま着いていったら、パンダの後ろに積んである電光表示板に
「とまりなさい」
との文字が。
速度超過違反。15kmオーバー。
汚いやり方をする警察もいるもんだ。
ウチラも二の舞を踏むことはない。

40km制限になった途端、パンダは真面目にも更に速度を落としましたよ。
イライラしてきました。
どうでしょうに間に合うかどうかという大事なときに!
先の方を確認すると、ホクレンのスタンドが見えました。「中札内SS」でありました。

「そこのホクレンに入ろう!パトについて走ってると気分わりぃから!」

前回の給油から231km。給油タイムであります。

緑フラッグGET!
本日2色目!幸先いい??
帯広付近は、道東フラッグのようでした!ラッキー!

現在17:50。
帯広まで50km。微妙。。。

給油後は順調に進みました。
幸福駅や愛国駅を通り過ぎ、一路帯広へ!

18:30。帯広の街に入りました。
間に合いそうです!
ただ、場所がよくわからない。
だいたいの場所を調べていたはずが、良くわからん?
トラックのあんちゃんを捕まえて場所を聞き出し、藤丸デパートを発見!

警備員の目を気にしつつ、歩道のチャリ置き場?にバイクを止めまして、いざ出陣!
ライダーであり、どうでしょう藩士の異様な4人は、藤丸屋敷の討ち入りを果たしたのでありました!

閑散としている藤丸デパートの閉店間際。
エレベーターを見つけまして、乗り込みます!
中にはエレベーターガールが!
いやぁ、いるんですねぇ、エレベーターガール!

鼻息を荒くしつつ、階を要請!

「どうでしょうグッズの売り場まで!」

出来たねぇちゃんであります!
異様な4人のへんてこな要請に対し、

「6階でございますね。ありがとうございます。上に参ります。」

うーん、お約束のエレベーター内での沈黙。
鼻息だけは荒い。

「6階、玩具売り場でございます」

エレベーターのドアが開きました。
どうでしょうグッズはどこだぁ!と叫ばんばかりの藩士4人は、一斉にあたりをキョロキョロ。

あったぞぉ!

こじんまりとしたスペースに、欲しかったあのグッズが陳列されております。
時間が無い中、いろいろと物色しつつ、それぞれ欲しい物をGET!(18:58)
帰り際、どうでしょうのガチャポンを見つけ、興奮しながら200円をぶち込み、
ガチャガチャとまわす4人。
私は見事大泉のムンクの叫びバッチをゲットして、満足気に玩具売り場を後にしたのでありました。
店内にはホタルの光が流れつつ、閉店のアナウンス。

帰りのエレベーターにはもうおねぇちゃんは居ませんでした。残念!
1階に下り、メイン玄関から多くの藤丸店員たちに見送られつつ、下界に出たのでありました。
すぐさま、鍵を閉められたのは言うまでもありません!

各人、意気揚々とバイクにまたがり、一路本日の宿泊先である、「ホテルパコ帯広2」へ向ったのでありました。

途中、パコ帯広本館の脇を通りました。
立派なホテルであります。
帯広にはパコが3箇所あります。どれもリーズナブルな価格のビジネスホテルであります。
ツーリングGOGO!の北海道0円マップに情報が載っておりました。
ネット予約が出来れば、1泊4千円強で泊まれまして、パコ2と3については、その値段で朝夕のメシがついております。
本館には温泉大浴場がありまして、飯はなし。
2、3に宿泊しても、本館の温泉に入ることが出来ます。(徒歩3分程度)
サービスの夕飯に間に合うには、18:30までに着かなければならず、無理とわかってたので
今回は夕飯はキャンセルしておきました。朝飯は7時からです。

ウチらが泊まるホテルは?
ちとさまよいながらも見つけることが出来たパコ2。(19:15)
立派な本館に比べますと、、、(-_-)v-~寝れるだけマシです。

とりあえず、ホテル玄関前のスペースにバイクを停め、2階にある受付に向いました。
ツイン二部屋。10,500円。先に徴収。カギと本館の温泉に入れる入浴券(オレンジの棒?)を預かりまして、
ツインに定員で泊まっていただけたので、ということでQUOカード500円を2枚もらいましたよ。(期間限定)

19:30。各々部屋に荷物を持ち込みましてちと休憩。
しかし狭い。。。シングルの部屋にベッドを無理やり二つ置いた感じであります。
部屋の隅の机と椅子はまったく使えない状態。
テレビをつけるにもベッドを跨ぐ感じで行かねばならんほどであります。

普段なら結構空いてるはずでしたが、予約した時点でネット上では3館とも満室。
電話を掛けてやっと取れたパコ2のツイン二部屋。
寝れるだけマシ。。。(-_-)v-~

バイクを異動してきます。
パコ2の玄関先にはちょっとしたスペースがありまして、4台くらいのバイクなら停めることが出来るのですが、
ちと治安が心配。
ホテル側の配慮で、本館の明るい屋根付きの玄関先にバイクを停める事が出来ました。
裏道からコソっと爆音たてて本館にバイクを持ち込みます。
再び2に戻りまして、カワパンを脱ぎ、汗だくになったTシャツと下着を着替え、
夕飯と温泉の準備。タオル片手に街に繰り出しました。

帯広での夕食は「豚丼」をチョイス。
有名どころの「ぱんちょう」は今回はパス。
呑めてゆっくりできる、「はげ天」を目指し街中を歩いておりました。
土曜の夜ってこともあり、結構繁華街はにぎわっております。
タオル片手にTシャツタンパンで歩く4人は、そんな賑わいの中でも浮いてた気が。。。
はげ天はすぐに見つかりました。

早速中に入りまして、注文。
「生中と豚丼四つ!」
「豚丼は4枚と上豚丼の6枚のどちらにしますか?」
「6枚!」と即答!

即座にビールが並びました!カンパイ!うめぇ!
乾杯から10分もしないうちに、今度は豚丼がでてきました!


(子の他に、味噌汁とおしんこが付きました。)

はげ天の豚丼は、醤油系の焼肉のタレに似たタレと一緒に、約3mm厚の豚肉を
炭火で焼いた感じでありまして、かなり旨そうに見えます。
大き目のお碗にご飯が敷き詰められ、6枚の豚肉でご飯が見えない状態に。

味は?

豚肉の油とタレで絡まった肉は炭の味と一緒に口の中に広がりまして、絶妙の旨さ!
それがまたご飯と合う!
4人とも速攻で喰い終わってしまいました!
ビールは中ジョッキ一杯で腹が膨れてしまい、満足感タップリ!
価格は他の店に比べ高めの設定でありましたが、旨かったですよぉ!
上豚丼1280円、ビール580円。
またも閉店間際であったらしく、次々入ってくるお客は引き返しております。
腹も膨れて満足しましたんで、話もそこそこに我々も退散!(20:30)
パコ本館の温泉に向いました。

温泉は地かにありました。
パコ2で渡された入浴券を入り口で渡しいざ入浴!
温泉は茶色の塩系でして、昔入った「十勝川温泉」の泉質に似ておりました。
ただ、あそこのように白いタオルを入れた途端、真っ茶色に変色!ってほどでもなく、
意外とさらっとしたお湯でしたねぇ。良い湯でした。

結構疲れていた皆さん、サウナに入る気力も無く、早々に上がりましてホテルへ帰ったのでありました。

途中、ローソン屋敷に立ち寄りまして、夜の宴会の準備。
私の部屋に集まりまして、北海道初日の宴会が始まりました。
話が盛り上がったまま、23時にはお開き。

明日は6時半にはバイクを取りに行き、準備を整え、7時前に食堂に集合。
朝飯をさっさと食べまして、釧路に向けていざ出発!という段取りで、皆寝床につきました。

本日の走行距離 312km
給油 ホクレン門別SS   12.15L @137円 1,665円 209.4km 17.23km/L
    ホクレン中札内SS  10.53L @130円 1,437円 231.5km 21.98km/L

本日の費用
ガソリン代      3,102円
どうでしょうグッズ  4,000円
昼めし代        840円
夕めし代       1,840円
酒、水、ツマミ     582円
宿泊費        5,250円
合計         15,614円 


三日目へつづく
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Posted at 2006/08/03 20:05:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング2006 | 旅行/地域
2006年07月14日 イイね!

北海道ツーリングレポート 1日目 2006年7月14日

北海道ツーリングレポート 1日目 2006年7月14日いよいよ北海道ツーリングへの出発の日を迎えました。

なんかね、自宅は午後から出発なんですけど、朝6時には目が覚めていましたね。
通常通り朝飯食いまして、嫁と子供たちをそれぞれ送り出し、自分といえばソワソワしながら
バイクを見に行ったり、荷物を積みなおしたりしておりましたよ。
時間が経つのがおせぇのなんの!

朝のうち、ちょっと雨が降りましたが、午後からの天候はくもり。
雨さえ降ってなれば問題なし!
しかし暑い!
気温は30度を超えてそうだ。
こんな暑い時に、革パンに3シーズンのヒットエアージャケットってのはきついなぁ!

今回、パッキングにはかなり気を使いましたよ。
宿泊は全てホテルということで、キャンプ道具は一切持って行きませんでした。
その分、かなり荷物が減ったはずなのですが、60Lのリヤバッグは満載状態。なんでだ?
追加でサイドバッグを使用するかかなり悩みました。
サイドバッグがありますと、カッパやら工具やらすぐに出せるものを入れて置けますからね。
しかし、街中のホテルの宿泊ですと、装備を全て部屋に持っていかなければなりません。
その手間を考えると、面倒なんでリヤバッグ一つに押し込むことにしました。
5泊分持った下着なんかは、なんとかなるべと1泊分を持って行くのをやめ、その他も降ろしまして、結構隙間も出来ました。
これで、急な雨の時も、デジイチを入れておけるなと。(*^-^*)

しかし贅沢になったもんです。
1990年夏。最初に北海道へバイクで渡ったときは、SRX400の2型にテントとクーラーバッグ(ソフトタイプ)を一つ積んで、
その中に、着替えやら寝袋やらを詰め込み、タンクバッグにコッフェルとかのキャンプ道具を入れて走りました。

それで十分だったんですよねぇ。

1991年夏、今度はDT125R(’88)での上陸。
この時の荷物も90年と同じ。
あ、タンクバッグの代わりにデイバッグを背負って行きました。

それに比べて今回の荷物ときたら、キャンプもしないのに過去2回の積載量の倍は積んでそうな感じであります。

あれから15年。やっと、やっと、北海道へバイクで再び目指すことが出来ました。
感無量でございます!
(その間、車で3回、電車で1回行っていますが。。。)



13:30
あんちゃん@天栄ジレラ ランナー乗りがやってまいりました。


ん?
軽装だな。上は長Tシャツっぽいの1枚だな。下はジーンズだ。
カワパン履くって言ってたのに。
お、革ジャンを持ってきてるが、リヤのネットに入っているな。

うーん。
暑いし、俺もジャケットの袖を取って走るか!

記念撮影や雑談をしているうちに14時チョイ前、出発時間となりました。
いよいよ出発であります!

13:50
本日の予定は、郡山から本宮へ4号線を下り、本宮ICから高速に乗り込み、
バラデロ@東和との集合場所である、国見SAへ向かいます。

順調に本宮ICまで進みまして、高速に乗ります。
平日というのに下り線は混んでいます。
福島西ICを過ぎた頃、雲行があやしいぞ、おい。。。

そうです!来ましたよ!雨。。。

いやぁ、ウチラのツーリングには雨がつきもんですからね。
こんな通り雨のようなのは雨のうちに入りません!
と、言い聞かし、カッパを着ずに走りました。
濡れるのは仕方がありませんが、半袖状態の腕に雨が当たって痛いのなんの。

しばらく、降ったり止んだりは続きました。

結局ビショビショになって国見SAへ到着。(14:50)

国見に着いた頃には晴れており、結構な暑さ。
あんちゃんと二人して確信しました。

「濡れたけど、この分だと仙台までには乾くない!」
(「~ない」とは、方言で、「~ね」とかの意味です。否定語ではない)(念のため)
(ちなみに、標準語圏内で、「そこに ~ がありますね」という標準語を、「そこに ~ があるない」と
口走ってしまいますと、「ある」のか「ない」のかはっきりしろ!と混乱を招きます。)(どうでもいいな)

二人はB型。ノーテンキ野郎です。良く言うと、前向き?

バイク用の駐輪所にて、ナンシーに遭遇しないかハラハラしながら、一服してお茶を飲んでますと、
バラデロ@東和がやってまいりました!


おっと、サイドバッグにはレインカバーが掛けてあります。
雨に当たったな!Goodだ!それでこそ仲間だ!(←バカ)



さーて、15:20。興奮仕切って何しゃべったか忘れてしまいましたが、

「そろそろ出発しますか!」

と言ったのは覚えております。

この後、仙台の南部道路?の仙台東ICで下りまして、仙台港へ向います。
仙台東へは東北道の仙台南ICから分岐しており、仙台港まで一気に進めるようになっております。

仙台南か仙台宮城ICで下りても良かったのですが、暑い中、渋滞しているであろう、仙台の街中を走る気になりませんでした。
ちと金が掛かりましたが、結局のところ仙台東まで高速を使って正解でしたよ。

仙台は更に暑かった!たしか、手元の温度計で34度くらいになってた気がしました。
(タンクバッグには、CAMPINGSTAGの温度計と方位磁石の付いたキーホルダーを付けてあります。
これが結構使えて便利でした。)

仙台東ICを下りまして、まだ時間があると言うことで、南海部品に寄りました。(16:10)
あんちゃんが小物入れが欲しいということで寄ったのですが、
いいものがありません。

タンクバッグを設置できないスクーターのランナー。
その上、長Tにジーンズじゃ、高速のチケットすらしまうところがない。
不便に感じてたんですねぇ。
ジャケット着てれば、内ポケットにでも入れておけるものの。

近くにダイソーの100円ショップがあるとバラデロが知ってましたので、そちらへ向いました。

ココまで走ってる最中、私のリヤバッグは段差を越えたり、ブレーキを踏むたびに背中に激突してきてました。
後ろ側の固定は、ナンバープレートに設置してたフックに、ゴムひもを付けてただけなので、
良く固定できていなかったんですよ。
キッチリ固定しちゃうと、フェンダーレスのアルミのプレートが捥げてしまいそうで。。。

で、考えた結果、リヤシートとバッグの間に、最近流行り?のダッシュボードに敷いたりする、滑り止めのノンスリシートを
挟んでおこうとなりました。ちっとは滑らなくなるかなと。
(結局、道内雨ばかりでして、折角のノンスリも水で役が立たず、滑りどうしでしたよ)

私も100円ショップにて物色。見事、二人とも狙い通りのものをGETできました。
100均さまさま!なんでもありますねぇ! (16:50)

いよいよフェリーターミナルへ向います!

90年の一人で渡航した以来の再来です。(91年は、八戸-苫小牧、苫小牧-大洗を使用)

しかし、まったく覚えておりません!たいしたもんです!
キャンセル待ちでドキドキしていたはずなんだけどなぁ!

本日乗船します、「いしかり」が既に停泊しておりました。
ジャンジャン、トレーラー等が荷物を運んでるように見えます。

とりあえず記念撮影。


さぁ、乗船手続きです。
既にあるJTBのクーポンを持ちまして、列に並びます。

はて?周りの人をみますと、なにやらA4サイズの紙を持っています?
テーブルにて何かを書き込んでる人たちもチラホラ?

なんだあれ?

あぁ、クーポン持ってても、乗船申請書を書かないといけないんだ!

さっそく、予約番号、車種名、登録番号、排気量を記入。

しかし、バイク3台なのに、記入欄が2列(2台分)しかないってのはどうなんだべ?
乗船人は何人も書けるのに?
ま、バイクはタダの手荷物扱いみたいなもんだし、よしとするか。
とりあえず、欄外にもう一台分を記入。

「車検証を持ってきた?」と他の二人に聞く俺。

「いや、バイクの中だよ」と二人。

まーったく、あれほどコピーして持ってこいって言ったべ!

このバガヤヅラ!

バイクに書類を取りに行き、再び並びます。

待つこと数分、自分の番がやってまいりました。

ドキドキしながらおねぇちゃんにクーポンと書類を渡します。

「車検証を拝見します」とおねぇちゃん。

そらきた!誇らしげにコピーを見せる私。

おねぇちゃんは、我がZ1000の車種名の脇に「カワサキ」と赤字で記入。
あぁ、メーカー名も必要だったか!

めでたく乗船手続き終了!
バイクにつける乗船タグも貰いました。

そこに記入された番号は、1,2,3番!
おぉ!バイクの手続き一番乗りだ!

ちと感動気味の私達に対し、朝飯用のクーポンを渡しながら冷静なおねぇちゃんは言いました。

「18:20から乗船案内が始まりますので、それまでに建物脇にあります、乗船案内所へバイクを持って行ってください」

事務的なおねぇちゃん。こいつは手強い!

余裕をぶっこいたつもりで、「18:20までに行けばいいのですね?」と聞きなおすオレ。
この程度でやり返したと思ってしまうオレ。(-_-)v-~

時計を見ますと、まだ 17:10。

んじゃ、時間があるから買出しに行くべ!と、ちと離れた場所にあるジャスコへ向ったのでした。

船内のメシは高いくて不味い!とのことで、夕飯は先に買って船内に持っていくことにしておりました。
翌日のフェリー内での朝食はクーポンがあり、ただで食べれます。

ジャスコに着きますと、即座に食料品売り場へ向ったんだゲンチョモ(だけれども)
広すぎてどこに何が有るかわからん。
ぐるぐる回っていたら、制服を着た女子高生二人が短いスカートなのに、膝をパカパカ開閉しながら椅子に座ってしゃべっておりました。

白です。(*o*)☆\(ーー);バキッ

レジの前を通っただけで考えるのが面倒になり、入り口にそば屋があったを確認していた面倒くさがりの3人は、

「喰っちまうべ」

本日の夕飯。

カツ丼定食でございます。787円也。

腹も一杯になったので、再び買出しに食料品売り場へ向いました。

とりあえずビールとお茶のペットボトルをGET。
ツマミは。。。腹いっぱいだと何も旨そうに見えないんで、カキピーとか乾き物を取り合えずGET。

さぁさぁ、フェリーに向おう!

結構時間を押しています。(18:00)

ターミナルに到着。18:20。
30台位でしょうか、結構バイクが並んでおります。
皆、余裕の感じでまっております。

ドキドキしてるのはウチラだけか??

早速、乗船のタグを左のミラーに括り付けました。

盛り上がってきました!

いよいよ乗船でございます!

係員がやって参りました。

「手続き完了した方は、これから乗船となります。5台づつ案内しますので、前から順番に出発してください」

前から3列目くらいにいた私はすぐにでも行けたのですが、前にバイクを置いた人はまだ手続きを終わっていないようです。
数台バイクが行った後、すり抜けるようにして我々3台は進みました。

「やっぱデカイなぁ!」

初めて乗るバラデロは感動しているようであります。

「あそこが風呂だべない?」

そうだね?進むことしか頭がない私は素っ気無い返事。

船の脇に並ぶバイクたち。

ドキドキするなぁ!

最初の5台が行きました。
次の5台も行きました。

お!3組目の一番前だ。
これで3台一緒に行けるな!

幸先いいぞぉ!(こんなことで幸せを感じる)

さぁ、行け!との合図でございます!

いざ出発!

しかし、こんな鉄板を斜めに進むなんて、雨が降ってなくて良かったなぁ。
とシミジミ思いましたよ。ボコボコしてるし。

なんせ、リヤバッグは60Lで、何キロ積んであるか解りませんからね!

家を出て一発目のコーナーで、思わずふら付いてビビッたことは内緒です。。。

慎重に行かねば!

艦内に入りますと、既に入った5台は準備完了で早くも歩いておりました。
次に乗った5台は、設置待ちの模様。
その後ろに私がつきました。

甲板の外側の壁に向けて、一台一台横並びでバイクを置いていきます。
側面の壁にタイヤを押し付け、ギヤは一速。ハンドルは固定せずにエンジンを切ります。

あとは、甲板の作業員が順番に来てくれて、一台一台、ハンドルと船にある手すりのようなパイプに縛っていきます。

私は思いました。

ハンドル、曲がらネェベな?

それほど強く縛り付けるんですよ。
緩めて自分でもう一度やり直したい気分でしたよ。

スクーターのランナーはセンタースタンドを掛けて止めました。
サイドスタンドもあるのですが、地面に設置してるときはいいものの、
バイクを起こすとサイドスタンドは自動で起きる仕組みになっており、
ちょっと浮かせただけでスタンドがハズレ、余計に危ないからです。

サイドスタンドじゃなければダメだ!という甲板員に対し、説明をし、
やっと理解してもらってセンタースタンドのままでOKとなったのですが、センタースタンドって、
後ろに引張りながらかけますよね?
そうすると、いくらタイヤを壁に設置してても、センタースタンドをかけると壁から離れてしまって、
船と固定が出来ません。
四苦八苦しながら甲板員と共にスタンドをしたまま壁にズルズル押し付けるあんちゃん@ランナー。

とりあえず、第一難関クリア!

あらかじめ船内用に別けておいた荷物とタンクバッグを持ってエレベーターに向いました。
私はヘルメットをバイクに置いてきました。
余計な荷物となるからです。

しかーし!他の二人は持ってきたようであります。

なんで?と聞く前にバラデロが説明しました。

「まぁちゃん(俺)ヘル持ってこなかったんだ?
保冷車などがいる場合、船が付くまで甲板でエンジンを掛けっぱなしにしており、
汚れるとの情報があったから俺は持ってきたよ」

だそうです。

おおっと、気が付かなかった!失敗した!っていうか、早く教えろよ!

と思いましたが、戻るのも面倒なのでそのままにしました。
(結局、汚れたかどうかは不明っていうか、確認もしませんでした。排ガスで苦しかったのは確か。)

今回のフェリーは、太平洋フェリーの「いしかり」。
多分、苫小牧線での3台あるうち、一番古かった気がします。
それでも船内は綺麗で、豪華に感じました。

部屋はB寝台。2段ベッドです。
前に行った際、エコノミーで結構辛かった思いがあり、片道1500円を上乗せしまして、ベッドにしました。
後一人いたらA寝台の個室にしたんですけどね。割安パックがあって魅力でした。
でも、3人では高すぎた。

我ら3人のうち、割り当てられたB寝台のベッドは、二人が下で、もう一人は上。
他の二人が下がいいとのことで、心に思うことがありましたが、やさしい私は上にすると言いましたよ。
が、荷物を置き始めた頃、あんちゃんが気を利かしてくれました!

「まぁちゃんは酔うから下の方がいいない!」

おぉ!解ってくれたか!流石だ!

「おぉ、そうしてくれるかい?悪いね!夜中に間に合わないで上から下に吐くところだったよ!」

と一言多い俺。

過去、91年の苫小牧-大洗線で、一人酔ってしまい、ヒドイ目にあった俺。
そのあと、海釣りに船で行っても撃沈した俺。

どうも船には酔う傾向があるようです。気分的にダメです。
今回は、しっかり酔い止めのクスリは飲んできているものの、ちと不安であります。
酔った後でも効く薬も持って来ておりますが。
それを覚えておいてくれたんですねぇ。うれしい限りです!

さーて、ベッドも決まりました!

風呂に入ろう!

目指せ1番風呂!

遅い一般客を待たずして、一番最初に風呂に入れる確立が高いのがバイク乗りです!

って感じで風呂場へ向いました。

男用の風呂は私たちが最初に見つけて喋ってた反対側でした。

結局5番目くらいだったかな?
既に数名、風呂の洗い場で体を洗っておりました。
私もササっと洗いまして、湯船に浸かります。

湯船に浸かったのはイチバーン!

と喜びつつ、まだ明るい外を、小さな船窓から見ていました。

湯船の温度は熱かったのですが、お陰でさっぱりしましたよ。
サウナも会ったのですが、それ以上に汗をかいて走ってきましたんで、入る気にもなりませんでした。

(後から気が付きましたが、この船って名古屋から出てる?ということは、一番風呂もヘッタクレもなかったんような?)

部屋に戻り、汗でびっしょりになったカワパンとジャケットを寝台の外にある手すりに掛けました。
それを見た他の人たちが、タオルやら服やらいっぱい掛け始めましたよ。
いい手だな!とか思ったんでしょうな!

あれですね、ハンガーが欲しかったね。
荷物になりますが、折りたたみですとそうでもない気がします。
100均で買えば良かったなぁ。。。

さて、出港(20:00)までまだ時間がありましたが、暇なウチラは
テレビ前のテーブル席を確保し、前祝を始めました。

買ってきたビールはチトぬるめになっていましたが、ビシュッとあけまして、
トイレにあった紙コップを使い、注ぎあいまして、カンパイ!

グビッといきました。

うめぇ!

船内のビールもそれほど高くありませんでしたね。
アサヒのドライ500mlも330円だったかな?
お茶とかのペットボトルは普通に150円。
そんなに呑まないのであれば、中で買った方が冷えてていいですね。
売店にもいろいろ売っておりました。
ツマミやチューハイ等、ワインまでありまして品揃えは十分。

買ってきた500ml 2本はあっという間に無くなり、5本?ほどテーブルに転がったころ、

いよいよ出港です!

外に出よう!

暑いし。(最初から呑み過ぎだって)

腹いっぱいで苦しいのを我慢しつつ、デッキに出ました。

気持ちいい!

仙台港の夜景をバックにしつつ、記念撮影。

今回持って行ったカメラは2台。いずれもデジタル。
一台は、ペンタックスの*istDS + DA16-45mmF4ALと、SonyサイバーショットU30。
船内の写真は全てU30。
こういうときはコンデジ(U30)が手軽でいいですね。

迷惑にも、ウチラが座ってたテーブルはカッチラカシたまま船内をしばらく散策。
売店によりまして、またチューハイをGET。
まだ呑みます。

買ってきたつまみに飽きがきたころ、地図を広げまして、明日からのルートの確認。
酔いも周ってハイテンション。

心配した揺れに関しても、外洋に出ても穏やかでありましたし、酒に酔ったお陰で船酔いはせずにすみそうです。

22時にはベッドに入りました。

ベッドルームはいくつか分かれていまして、ウチラ3人の他、5人が一区切りの部屋に寝ております。(8人部屋×3つで大部屋一つ)
私がベッドで日記をつけてますと、隣のオヤヂがやってきて、紙コップを渡してきました。

「寝酒」

ぼそっと一言と共に、ビールを注ぎ、引き返していきました。

グビっ。

寝よう。

明日の苫小牧は晴れてるといいなぁ。




ゴジラが一匹紛れ込んでるなぁ。






隣りのオヤヂか。寝るの早いな。



本日の走行距離 152km
給油なし。

費用
フェリー代   往復 32,000円
高速料金        2,900円
夕飯代          787円
ビール・酒代 つまみ等 1,834円
ノンスリシートbyダイソー 105円
合計         37,626円 




二日目につづく


Posted at 2006/07/24 20:05:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道ツーリング2006 | 旅行/地域

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