ロアホース交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ロアホースが風化して崩壊寸前だったので交換することにしました。
今現在まだ純正が7000円で手に入るので爆発する前にやっておいて損はないです。
エンジン裏のウォーターインレットが無交換の場合、ロアホースを取るときにプライヤーで掴むだけで崩壊する可能性があるので、ついでに注文しておいた方が良いかと思います。
ウォーターインレットは後期は純正が出ますが、前期は廃盤なので社外のアルミ削りだしの物を買うしかないです。
ロアホースはどっちも出るようです。
ロアホース取り外しにあたり、冷却水を抜く必要があります。
106は冷却水のドレンがないので、ラジエーターからホースを抜いて冷却水を出します。
まずは車を上げてホイールとバンバーを取ってラジエーターとロアホースを露出。
2
次に右側タイヤハウスの中のロアホースを固定してる2箇所を外してホースをフリーにします。
3
正面のラジエーター下部にロアホースが繋がっているので、プライヤーでホースバンドをずらしてホースを抜きます。
冷却水が出てくるので下にバケツを置いて受けましょう。
それでもフレームを伝って絶対に漏れるのでバケツに入らず流れてしまった分は心の中で「おさかなさん、ごめんなさい」と唱えましょう。
4
ロアホースを抜いただけだとほとんど冷却水が出てこないと思うので、サージタンク横のヒーターホースについてるエア抜きキャップを緩めると追加で大量に出てきます。
もしかしたらやらない方が最後のエア抜きとか楽なのかもしれませんが、自分の場合毎回抜けるところまでは冷却水を抜いてます。
5
エンジン裏のロアホース接続部はサージタンクを外して上からアクセスする方が楽だと思います。
下からでも出来ると思いますが、取り付け部が思ってるより上にあり、ドラシャも邪魔をして見えづらいやりづらいなので自分は上からの方が好きです。
サージタンクは上に内六角ボルト3本、下から内六角ボルト2本で止まってます。
それに加え、スロットルボディに繋がっているカプラーとアクセルワイヤーを取るとサージタンクが外せます。
6
わかりづらいのでこれはインマニとインジェクターも外した図です。
以前アルミ削りだしのウォーターインレットを取り付けた時の写真です。
手で摘んでるのはヒーターホースで、ロアホースは写真上側に伸びている太い方です。
前期と後期で形が違うので後期の人は参考程度に。
と言っても、ヒーターホースとロアホースの位置が逆になってるだけなので特に問題ないと思いますが。
プライヤーでホースバンドをずらしてロアホースを引き抜きます。
逆の手順で組み上げれば交換はオーケーです。
7
問題はエア抜きなのですが、日本車と違って106はちょっとめんどくさいです。
我流です。
整備書などは見たことがありません。
参考程度に。
エア抜きの箇所は3箇所で、
ラジエーター左側
サーモハウジングの内六角バンジョーボルト
エンジン裏のヒーターホースのエア抜きキャップです。
とりあえず全部緩めてラジエーターから冷却水を入れます。
それだけでラジエーターとサーモからはちょっと漏れてくると思いますのでどちらも一旦軽く締めます。
ヒーターホースのとこは開きっぱ。
そしてエンジンをかけます。
ヒーター全開。
ラジエーターの水が減るので、なるべくラジエーターの口切り一杯を維持するつもりで足しつづけます。
ラジエーターのエア抜き位置より水位を高くしておくことがポイントです。
ヒーターホースのエア抜き穴からも出てきたら軽く締めます。
少し暖気します。
エア抜き箇所にエアが回ってると思うので全箇所一旦緩めてまた締めます。
ラジエーターの水が減ったら足し続けます。
スロットルを開けてエアを回しつつ熱くて触れなくならないくらいにもう少し暖気したら、もう一度全箇所緩めてヒーターホースのエア抜き穴以外は締めていいです。
ちなみにサーモのバンジョーボルトはM6の細さで中空になってるので見た目以上にトルク耐性が無いです。
すぐに折れるので締めるときは折らないように注意しましょう。
最後にラジエーターのリザーバの水位を気にしながらヒーターホースのエア抜き穴から冷却水を出し続け、頃合いを見てキャップを締めて、ラジエーターキャップを締めれば終わりです。
このやり方だとそれなりの量冷却水を垂れ流すことになるので多分間違ってると思いますが、とりあえずエア抜きはできてます。
参考程度にしてください。
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