キリンは泣かない。

折角の日曜日だけど本日は雨。

やること無いので適当にビデオでも見てみるかとAmazon Primeでテキトーに探してみると

東本昌平の「キリン」が映画化されてたんですね～。

ってなわけで400円払ってレンタルで見てみました。







うーん、中盤までは概ねいい感じで、キャストとか結構考えられてるなぁと。

東本作品につきもののエロシーンなんかそのまんまっぽいし

隼を芦ノ湖スカイラインで走るシーンはものすごくいい出来…

と思ったらスタントが宮崎敬一郎氏なのね。

貸し切り出来るからこそのスピード感ですな。俺じゃ絶対にあのスピードじゃ走れないっす…

C1とか夜のターンパイクの走行シーンも暗くて速度感が出にくいからかよく出来ていました。



ただしクライマックスの東名バトルシーンは実際に日中に東名で撮っているので

法定速度なのは仕方ない当たり前としても

元々非合法な走行シーンなので、上の隼のシーンとか見た後だとちょっとね。

見た感じ普通にツーリングしてる速度だけど、なぜか上体を伏せて走っていて

セリフだけ180km/hオーバーで…とか言ってて、とてもシュールに見えてしまいました。

ただ、フレームが弱くてブレてる表現とかはスタントが上手く表現してましたね。

もうちょっと早送りするとか撮影場所を変えるとかして、

スピード感をなんとか出来なかったかなぁと思うのですよ。

クライマックスの部分で結構な時間を割いているだけにちょっと残念でした。



ま、そんな感じですが原作ファンなら見る価値アリですね。

東本氏の言いたいことは十分に表現できていたと思います。