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ぴこちゅのブログ一覧

2019年01月02日 イイね!

正月明け

正月明け皆さんおはこんばんにちわ。
ナルチョッパーで傾奇者のぴこちゅです。
年があけて2日目ですね。
特に上げるような記事は無いのですが正月と言う事で更新します。
ネタはハッキリ言って無いです。
年末ジャンボも買い忘れましたし。
これで宝くじには当たらない。



今ハマッてるのはラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の朝香果林の「Starlight」という曲です。カッコイイので是非聴いてみて下さい。
Starlightは→コチラ
1度聞くとハマると思います。
初めて聞いたときコレだ!と思いました。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はあまり好きじゃなかったのですが朝香果林の曲で好きになりました。


今日も正月って事で朝から呑んでます。
体重が増えそうな予感・・・
ここんとこダイエットあまりしてないので体重増えっぱなしです。
お腹のお肉が取れません。
歳とってもスリムな体型を維持したいですよね。
線は細いのでお腹意外は細いです。
手首なんて女の子と同等くらいに細いです。


正月3ヶ日位はブログ上げたいなと思っています。
明日も多分何もないけどブログ上げようかな~と思っています。
その後は引き続きラノベ書いていけたらなと思ってたりします。
しかし冨樫病なので上手く書けるか分からないです。
冨樫先生もハンター×ハンター書いてる位だから頑張らなきゃなと思います。


今年はダイエットとラノベ完成させるのが目標です。
「小説家になろう」の方でも投稿しようと思います。目指すはアニメ化。
文章がメチャクチャな所がありますがラノベならば許される!なんて甘い考えです。
KAGUYA昨年の12/2からやってますので所見に方はどうぞ読んで下さい。
現在20話まで公開中です。


この記事書いてる時点でかなり酔っ払ってます。
この後また寝ようかと思っています。


よかったらイイネ押してコメントに応援メッセージ書いてくれると喜んで書く気になります。
今日もここまで読んでくれてありがとう。

Good-Bye Thank you!!


本日の教訓:まだ正月!
Posted at 2019/01/02 07:51:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2019年01月01日 イイね!

謹賀新年

謹賀新年皆さんおはこんばんにちわ。
ナルチョッパーで傾奇者のぴこちゅです。
年が明けましたね。
あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
と言う事で本年も飛ばして行きます。




1月1日はAqoursの三年生黒澤ダイヤの誕生日です。
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黒澤ダイア写真集です。

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Aqoursは黒澤ルビィ押しなんですがね。ルビィちゃんのお姉ちゃんと言う事で誕生日を祝いたいと思います。


正月は皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日も呑んで呑んで呑みまくります。

昨日新しいチームも作りました。
チーム概要欄は→コチラ

是非入って下さい。
オフ会はまだ先ですが6月からやる予定です。

今日は朝起きたらアケオメLINEが沢山入ってました。
昨日は夕方からくたばっていたため朝にLINE返しました。

ダイエットがなかなか上手くいきません70kgもあります。
今年こそ目標数値の62kgに到達したいと思います。

チームまだまだ募集してます。
チーム概要欄は→コチラ

今日も朝から呑んでます。
正月くらい朝から呑まないとね♪
皆さんも朝から呑んでください。
仕事ある人はご愁傷様です。
正月を使ってKAGUYA全一気読みもいいと思いますよ。
女僧侶の物語(ストーリー)12/30もよろしくお願いします。
新らしいラノベは現在構想中です。
しばらくお待ち下さい。


では良い正月を♪



よかったらイイネ押してコメントに応援メッセージ書いてくれると喜んで書く気になります。
今日もここまで読んでくれてありがとう。

Good-Bye Thank you!!


本日の教訓:呑んでも良い!
Posted at 2019/01/01 08:47:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2018年12月31日 イイね!

おおみそか

おおみそか皆さんおはこんばんにちわ。
ナルチョッパーで傾奇者のぴこちゅです。
今日は大晦日ですね。
お休みの人は大いに呑みましょう。
二日酔いなんか気にせずどんどん呑もう。



今日はKAGUYAお休みです。
今後はKAGUYA読みたいって人が居る場合だけ書きます。
1人でも読んでくれる人がいるならば書きます。
本当は12/30でKAGUYA終わらせるつもりだったのですが、終わりませんでした。
申し訳ありません。引き続きKAGUYAを書こうか悩んでいます。

新しい物語も引き続き考えていきます。
12/30更新の女僧侶の物語(ストーリー)は自信作なので読んでみて下さい。
今日はお知らせがあります。
以前から悩んでいた「みんカラぴこちゅ会」をグループで作りました。
オフ会メインのチームです。
良かったら入って下さい。
チーム概要欄は→コチラ
縛り等一切無い軽自動車からスーパーカーまで自由に入ってもらって結構です。
みんカラ苫小牧に入ってるのですが一切活動が無いため新規で作りました。
このブログを見てる人も見てない人も是非入って下さい。
あまり大人数にはならないと思います。
多分数名規模のチーム。
チーム概要欄は→コチラ

URLは→https://minkara.carview.co.jp/group/Pikochu/

本格的な活動は年明け6月からとなります。
まぁ今までのみんカラぴこちゅ会と何ら変わりはありません。
みんなで集まって雑談するだけです。
走行会もしようと思っています。

チーム概要欄は→コチラ

皆さん是非入って下さいね。って言ってもこのブログ観てくれてる人は数名だとは思いますが。

平成最後の年のチームです。一緒に入って盛り上がって下さい。

スレッドは自由に作ってもらって結構です。

チーム概要欄は→コチラ


今日は年末、呑みまくりましょう。
明日仕事の人はご愁傷様です。
呑んだら車に乗るのは止めましょう。
飲酒運転はダメ!絶対!
今日からTVも年末スペシェル番組ばかり入りますね。
色々HDDに予約してあります。
多分夕方には潰れて寝てると思うので。

では良いお年を~( ´Д`)ノ~

よかったらイイネ押してコメントに応援メッセージ書いてくれると喜んで書く気になります。
今日もここまで読んでくれてありがとう。

Good-Bye Thank you!!

追記:大晦日の記事が重複してたため1個にしました。重複した理由は不明です。この記事1本でいきます。
本日の教訓:呑める時に呑め!
Posted at 2018/12/31 11:29:54 | コメント(5) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2018年12月30日 イイね!

女僧侶の物語

女僧侶の物語皆さんおはこんばんにちわ。
ナルチョッパーで傾奇者のぴこちゅです。
1人でも読んでくれる人がいるとやる気が出ます。
コメント欄は励みになります。
今日はKAGUYAお休みです。その代わりもう1本のラノベを放出します。
KAGUYAとは違う独特な世界観を楽しんで下さい。



~女僧侶の物語~
ここはどこだ。家で眠っていたはずなのに。
ふと目を覚ますと異世界にいた。その目の前には綺麗な女性が。



「ふむ、ま~こんなもんだろう」女性は言った。



俺は訳が分からずなんで自分がこんな所にいるのかが分からない。

昨日の夜に朝までBARで呑んでて帰ってきて意識を失うように眠った所までは覚えてる。
しかし、今の状況はあきらかにおかしい。夢にしては現実味がありすぎる。



そもそも夢の中って夢って気が付かないと思うけど。


「どうした、キョトンとして」目の前の女性は優し気にそう言った。


「どうしてこんな所にいるのかがわからないんですけど、夢の世界ですかね?」




女性は興味津々に俺を見てくる。

「私がお前を召喚したのだ」


召喚?は?何言ってんの。かといって回りは明らかに日本ではない。
森の中である。もちろんパジャマ1枚で。

その女性は自分の事を女僧侶だと言って自己紹介し始めた。


「いきなり召喚されて気が動転してるのか。仕方ない・・・・・・」



そういって女僧侶は今の世界(ヴァルディナ)の現状を話してくれた。

どうやら魔王とかいう存在が世界を脅かしてるらしい。

そして勇者は今のところ現れてはいないと。

この女僧侶傭兵みたいなもんか?と思った。




「今から魔王を倒しに行く。お前もついてこい」


そう言われて森を抜ける。


町並みが見えてきた。どうやら魔王の城の1番近くにある町らしい。



女僧侶は自身をリカと名乗りそう呼ぶように指示された。
リカは俺の服装を不思議そうに見ていた。




「おい、不思議な格好をしているな。お前防具を買ってやるから防具屋にいくぞ」


そういって防具屋に連れて行かれた。

一応異世界の住人らしい服にはなった。後衛系?みたいな。



「これから魔王の城に行って魔王を倒すぞ」


そうリカは言って防具屋を後にした。


「今日はちょっと召喚で疲れた。宿を取るぞ」


そういい宿を取った。
翌日魔王城へと着いていく羽目になった。
そして迷宮を潜り抜け配下を蹴散らしてくと魔王の広間に着いた。



「良くぞ来た歴戦の勇者よおま・・・・・・」



そういう魔王にリカは有無を言わさず攻撃を仕掛けて行った。


リカは魔王と戦っていた。



それも互角以上にだ。俺はその光景を目の当たりにしていた。


リカは護符を使い魔王を攻めてゆく。


圧倒的リカの強さ。俺はそんな彼女の足を引っ張らないよう物陰に隠れていた。


女僧侶ってあんなに強いのか。俺はあっけらかんとみていた。




「お前も戦え」



リカがそういうと魔王とやらに戦いを仕掛けろと指示をした。

一般人である俺は魔王なんぞとやらの最上級の魔物に対して何も手が無かった。

普通魔王ってゆうのはパーティが協力して倒すものじゃないのか?そう思った。

しかしリカは魔王っといっても、身長2m位の怪物に対して優位に戦っていた。



そして難なくリカは魔王にトドメを差した。


リカは女僧侶のくせに魔王を1人で倒したのだった。


「回復魔法でこちらは無傷のまま戦えたわ。あんなザコ相手にならない」


そういって魔王の死骸を蹴っていた。そして魔王が消えた後宝石を回収してた。



「これで王国で報酬が貰えるわね。あなたは何もしなかったんだから無報酬よ」

俺は言った

「元の世界へ帰してくれ。全然役に立たなかったし、俺なんていらないだろう?」っと。


するとリカはこう言う。
「戦力が欲しかったのだが召喚としては失敗だったな。残念ながら元の世界にに戻す方法は知らない。死にたくなければ私と一緒に着いて来い。精霊神ならばお前を帰す事ができるかもな」っと。


俺は唖然とした。元の世界に帰る方法を探らねば。一生こんな所で生活するのは嫌だ。

どうにかしてその精霊神とやらに会う必要がある。


リカは母国に帰るぞっと言い移動魔法を使った。

「リザーブ」そうリカが大声で叫ぶ。


一瞬で景色が切り替わる。


母国に入ると王の城に行き王に謁見を求めた。


すると王の元へ通された。


「そなたが魔王を打ち倒したのか。褒美はなんなりと好きなものを望むが良いぞ」王はそう言った。


すると外が暗くなり雷鳴が轟く。

頭の中に直接声が聞こえる。



「我が配下を倒した者よまだ世界は余の者だ。大魔王と言うべき我を討伐できるものならするがいい」



王様は混乱している。


リカは「報酬に庭付き一軒家を下さい。もちろん今後一切の税金は免除で」



そういうと王が「大魔王を倒した暁にはその願いを聞き入れてやろう」


「当初の目的を果たしたのですよ。褒美を下さい。大魔王なんて興味ないです」リカはそう言った。


「今頼れるのはそなただけなのだ。勇者は現れないし現状で大魔王に立ち向かえるのはそなたしかおらぬ」


「庭付き一軒家プラスいい男を紹介してくれるのなら、仕方ないです大魔王を葬ってきます」



リカはそう言い放った。


「大魔王を倒した暁にはお前をヴァルディナの勇者として認めよう」王がそう言った。


「僧侶で結構です」リカは王様に向かって言った。


「所でそこの者は誰じゃ?パーティメンバーか?」王様が不思議そうに俺を指差してそう言った。


「この者は森で異世界から召喚した者です。まぁ役に立ちませんが」そうリカが言う。


「お主も魔王を倒せば勇者として迎え入れようぞ」王様は俺にそう言った。


リカは魔王を倒した報奨金も貰っていた。

城を後にする。リカの話によれば前衛は必要ないという。


俺は臆病だから黒魔術士になって後方支援しろと言われてリカの知り合いの魔術士に預けられる事になった。

リカは美人だ、俺は嫁さんにしてもいいかな~とか軽い考えで黒魔術士の知り合いに預けられ修行をする事になった。


案外魔法って簡単に使えるもんなだなと感心しつつ初級魔法を覚えていった。
魔法(スペル)を唱えるだけで魔法が発動するのだ。
魔力切れになると倒れるけど。


俺はリカの知り合いの魔術師の元で魔法修行を行った。だいたい1週間で中級魔法まで使えるようになった。

リカが俺を引き取りに来た。師匠に礼を言ってるようだ。

そしてリカが食事に誘ってくれた。


「そういえばあなたの名前なんていうの?」リカが尋ねてきた。



「俺は林秀人」そうして過去の事を話しながら食事をする。


「じゃああなたヒデでいいわね。今後そう名乗りなさい」そう言われた。


元の世界に返してくれる精霊神とやらにいけないと会わないとと伝えると、そのうち会えるわよっとリカが言う。


俺みたいに異世界から召喚される者は珍しくないらしい。


召喚の際に固有スキルを習得すると聞いたが俺には何のスキルも無かった。


まずは大魔王がどこにいるのかについて話し合った。


どうやらまた違う異世界にいるらしい。


異世界へと通じる洞窟の話を聞いてそこに向かう事にした。


どうやら異世界へ通じる洞窟とやらも魔物が潜んでるようだった。

リカは問題ないと言いながらスタスタ歩いて行った。




道中に会う魔物もリカにかかれば瞬殺だ。




俺の出番は無い。


そうして空間の歪みがある部屋に着いた。


「これが異世界へと通じる扉か」そう言うとリカは迷わず飛び込んだ。


俺は少し躊躇したが勇気を出して歪みに飛び込んだ。
すると祠に転送された。


近くに町があるぞ。っとリカが指を差すと町へと向かう。


町に着いた。今日はもう宿を取るぞとリカが言うと宿に行った。


空き室が今は無いので相部屋でもいいですか?っと宿屋の主人は言う。


「別に構わん、空きがあって良かった」どうやらリカは俺を男として見てないらしい。ちょっとガッカリ・・・


まずは大魔王とやらの情報収集からだな。そういうとリカはベッドに横になり寝た。
俺はというと仕方なく木の床の上で寝た。

体が痛くて夜中何度も目が覚めた。

翌朝疲れもとれないままにリカに起こされた。


さっそく町のギルドに行くぞっと言われギルドに向かった。
ギルドには冒険者が詰掛け食事をしている。


リカは適当な冒険者に大魔王の城はどこにあるのかと聞いて回っていた。


「お嬢ちゃん1人で大魔王を倒すつもりかい?ここでパーティでも組んでいけよ」と冒険者は言うがリカは必要ないと答える。


ギルドで朝飯を食うとリカが大魔王城は北の果てにあるという情報を教えてくれた。

さすがに北の果てまで歩いていくのは無理だろうといい北に村があるというのでそこに向かう事にした。


町を出ると「ヒデあなたが戦いなさい。か弱い女の子から魔物を守るのが男ってもんだわ。」


魔王を1人で倒しておいてどこがか弱いというのだ。


北の村に着く道中の魔物は俺が倒して行った。さほどの強さではなかった。俺の魔法でも倒せる。


村に着いた。もう日が暮れている。リカは宿を取った。今度は別々の部屋だ。今日は魔力をちょっと使いすぎた。ゆっくり眠ろう。そう思いグッスリと寝た。


翌日村の住人に大魔王城の聞き込みを行った。するとさらに北の街のギルドなら有力な情報を持ってるかもしれない。そう住民は答えていた。


そして早速北の街に向かう。道中俺が魔物を退治してリカは着いてくるだけだった。


魔物を倒すと小さな宝石になる。それがこの世界ではギルドで換金して通貨として使えるようであった。


そうして街に着く。もう夜だ。
リカは宿屋を見つけると俺を呼んだ。
そして1夜明けた。翌日魔力が回復してるのを確かめるとリカが部屋に来た。


そしてギルドへと向かった。


リカはギルドの人達から情報収集をした。手際がいい。
すると大魔王城は北の最果ての海に浮かぶ古城だという情報を得た。

そして大空の覇者、飛竜の話も聞いて来た。

まずは飛竜を飼いならす必要があるらしい。

そして精霊神の塔の情報も聞いて来た。


とりあえず飛竜の巣に向かう事にした。どうやら山の天辺に飛竜がいるようだった。


リカは軽々と岩場を駆け抜けて行く。俺はやっとの思いでついていくと飛竜の巣に着いた。


飛竜は「我が力を欲する者よ。力を見せろ。」そういって襲い掛かってきた。


リカは懐から護符を出し、自身を分身させ対空魔法を一斉放射した。


俺も加えて中級魔法を放つが当たらない。


リカの対空魔法が直撃し飛竜は落ちてきた。



「汝の力見せてもらったぞ。我が力存分に使うが良い。何が望みだ」



リカはヒソヒソと飛竜と喋り始めた。


まずは精霊神の塔に行く事になった。飛竜の背中に乗せてもらって大空を舞う。


普通塔ってのは1階から苦労して上がるものだろうが飛竜に乗せてもらったおかげで難なく頂上に着いた。


リカは石碑に祈りを捧げると光の球が空から舞い降りてきた。


そして光の球は自分が精霊神だと名乗った。


俺は精霊神に元の世界へと戻してくれとお願いした。


しかし大魔王の力で精霊神の力も弱まっているので大魔王を倒さないと無理だと言われた。


リカは大魔王に対抗する武器をくれと言っていた。


そして空から虹色の剣が舞い降りてきた。


リカはそれを受け取るとヒュンヒュンと素振りをした。


「人間達よ、大魔王を倒す事を願っています。さすれば我が加護を与えましょう」そういって光は消えた。
俺は結局何も貰えなかった。

そして飛竜を召喚すると大魔王の住む古城まで乗せてもらった。

リカは飛竜に待機するよう命じると城の中に入っていった。


特に迷路になってる様子は無く入り口から入ってすぐ大扉があって開けると自称大魔王とかいうやつが話しかけてきた。


「魔王を倒したのはお前か。我が部下を倒した事、そして我に背いたことを後悔させ・・・」


話しの途中でリカが大魔王に襲い掛かった。


俺も後方から中級魔法を放ったが全然効いてない様子だった。


リカは懐から護符を出すと今度は10人の分身を出した。


どうやら1体1体の能力はそのまま引き継げるようだった。
そして虹色の剣を持つ10人のリカ達が大魔王を蹂躙してゆく。


懐からまた護符を出すと辺り一面炎に包まれた。

俺は隠れてリカを応援していた。

すると大魔王が叫び声を上げて倒れ炎の中に倒れてゆく。

炎に焼かれてゆく大魔王。再びリカが護符を出すと大魔王に向けて護符を投げつけた。するととんでもない爆発が起きた。



古城の半分が吹き飛んだ。



これで終りね。そういうとリカは爆発後の宝石を回収していった。


しかし世界は闇に閉ざされたままだった。


古城を後にして精霊神の元へ向かう。

そして精霊神の塔の天辺の石碑でリカが祈りを捧げると精霊神が舞い降りてきた。
そして精霊神は言う。「この世界には4体の大魔王が居ます。あなた達が倒したのはその中の1人です。残りの3人も倒してください人間よ」


嫌よ面倒くさい。なんで私がそこまでしなきゃならないの?大魔王を倒したんだから王様から褒美を貰って素敵な旦那様と幸せに暮らすわ。


精霊神もとまどっている。なんとか精霊神はリカを説得した。
それであと3体の大魔王はどこにいるの?そうリカが問いかけるとそれぞれ別の世界を支配してるらしいとの事。


「あなた達の元住んでる世界から異世界へ行ける」そう答えてくれた。


とりあえず王様に報告ね。リカは飛竜に護符を取り付けると巣に帰るよう命じた。


リカの移動魔法が発動する。一瞬で国に帰ってきた。


「リザーブ」リカが呪文を唱えた。景色が一瞬にして変わる。



王様に報告したいと衛兵にいうと王様のもとへと案内された。


大魔王は倒しました報酬を下さい。リカはそう言った。他の3体の大魔王の事は隠して。


あの後他の大魔王からも脅しがあったという。リカはチッと舌打ちした。


他の大魔王も全て倒した暁にはそなたの願いを叶えてやろう。


最初大魔王だけでいいって言ったじゃないですか。お望みどおり大魔王を倒してきましたよ。


大魔王が他にもいるとなった以上、全ての大魔王を倒してくれ。


そんなの面倒くさいです。他の冒険者がやればいいじゃないですか?勇者はまだ現れないんですか?リカが言った。


勇者は家系で産まれる者だ。ちなみに勇者は今8歳じゃ。


じゃあ勇者の父親が倒せばいいじゃないですか?リカが王様に問う。


勇者の父親は魔王に殺されてしまったのだ。今は幼い勇者の成長を待ってるヒマはない。


そんな弱い勇者なんて必要ないじゃない無いですか。私が全魔王を抹殺すれば願いは叶えてくれるのですね?リカが問う。


「そういうことじゃ。期待しておるぞ。」


王様から大魔王討伐の報奨金をリカは受け取っていた。


そして城を後にした。





なんて他人行儀な王様なの?基本的に他力本願じゃない。ヒデもそう思うでしょ?


力のあるものが戦うのは当然じゃないか?と思った。

しばらくは休憩しようとの事で1週間位リカの家で休息しようとリカは言い出した。

食ってはギルドに行って酒を呑み。酔いつぶれるリカがリバースするので背中をさすりながら家に帰る。そんな日々が続いた。


魔王討伐で莫大な報奨金が入ってるから当分遊んで暮らせるとの事。


1週間が経ちリカは大魔王を倒しに行くと二日酔いで騒いでいた。


俺はギルドに行き冒険者カードを作るようにリカに言われた。


冒険者カードを作るとレベルとステータスが見れるらしい。


俺は冒険者カードを作ると自分のレベルと能力を確認した。



LV14・・・・・・まだまだだ。


リカにレベルを聞いてみた。


するとリカは自分の冒険者カードを見せてくれた。レベル738!こりゃ魔王1人で倒せるな~と密かに思った。


ギルド内で異界の洞窟の話をリカは聞いてきた。


街の外に出るとリカは護符を取り出し何か唱え出した。


すると飛竜が召喚された。飛竜に乗ると異界の洞窟にいけと指示した。


あっというまに異界の洞窟についた。

リカは飛竜に戻れと言って巣に戻した。


洞窟に入ると3つの扉があった。

リカは1番右から行くといい俺はリカに着いて行った。

扉をあけると広間があり空間の歪みがある部屋に着いた。


リカはヒョイっと空間の歪みに入る。俺は少し遅れて空間の歪みに入った。

するとまた異世界の祠に着いた。



遠くに街が見える。とりあえず街を目指す事にした。

街まで来る間に魔物には会わなかった。

街に着くとギルドへ行きリカは情報収集を始めた。


この世界の大魔王は邪悪な存在ではないため魔物は少ないという。

そして東の果てに大魔王城があるという情報も持ってきた。

リカはとりあえずギルドで食事を頼み酒を呑んだ。


リカが酔っ払い始めると俺は外に出て宿を探した。


宿に予約を取るとギルドに戻った。リカはもう出来上がっていた。


リカに宿を予約したというと宿に向かう。途中リカが道端にリバースする。


俺は背中をさすってやり大丈夫か?と声をかける。まだまだイケるとリカは答えた。


宿に着くとベッドにリカを寝かせた。どうやらすぐ寝たようだ。


俺は書置きを残し隣の部屋で寝た。


そして朝が来た。よく眠れた。


リカを起こしに行くとまだ起きてなく、しかも寝起きが悪かった。リカは起きると気持ち悪いと言った。二日酔いになってるようだった。


リカを連れて街の外に出るとリカは飛竜を召喚した。


そして飛竜の背に乗り大魔王城まで向かうように言った。


大空を移動出来る事によって難なく十分程で大魔王城に着いた。


大魔王城は簡素な作りになっており扉を開けると大広間に辿り着いた。


大広間には誰も居なかった。石碑が1個部屋の中心に置いてあった。


リカが石碑に祈りを捧げると、大魔王と名乗る妖精が現れた。


「この世界は私の支配下にある。しかし人間に悪さをするつもりはない。人間の守護者光の精霊よ」と大魔王と呼ばれる妖精は言った。


リカは大魔王と話をしている。

そして一緒に他の大魔王を倒そうと妖精は言った。妖精は倒されると人間への加護が失われると言っていた。

案外いい奴なのかもしれない。妖精は自分の事を『ピノ』と名乗った。

普段は隠れて呼ばれたら出てくるという話だった。


この世界での大魔王はあっけなく仲間になった。


そしてリカはリザーブの移動魔法を唱える。すると周りの風景が一変し、異界の祠の前に着いた。中に入って今度は中央の扉を開くと空間の歪みがある部屋に着いた。


リカとピノは空間の歪みに入ってゆく。俺も遅れて空間の歪みに飛び込んでいくとやはり祠に着いた。


近くに街が見える。魔物もウヨウヨしている。


俺が先陣を切り魔法で魔物を倒してゆくとリカは後ろから着いてきた。


そして街に入るときピノは姿を消した。


とりあえずお決まりのギルドでの情報収集だ。


この世界の大魔王は凶暴らしく、よく街に攻めてくるという情報を得た。


この街の冒険者は強いらしく大魔王が来ても追い払えるとの事だった。


前回大魔王が攻めてきたのは1週間前。そろそろ大魔王が攻めてくるんじゃないかとギルド内で噂になっていた。


リカは大魔王が来るのを待つと言っていた。



そして昼間からお酒を呑んでいた。俺は道すがら倒した魔物の宝石を換金した。



リカは先に宿を取るといい、宿を予約した。
そしてギルドに戻るとまた酒を呑み、つまみを頼んだ。


リカと雑談してみた。

歳は何歳か聞いたら26歳だという。俺は28歳だと言った。するとリカは俺の事をずっと年下だと思ってたらしい。ま~役に立たないからそう思う気持ちはわかる。
今後の大魔王が攻めてくるまでの間何をするか相談した。
するとリカはずっと呑んでるという。アル中なんじゃないかと思った。


日が暮れ夜になってもリカは呑み続け夜中になった。


大魔王は来ないと分かるとリカと一緒に宿に戻った。


宿に戻るとピノが姿を現した。ピノは次に大魔王が来るのは3日後だという。


なぜ分かるのか聞いたら予言が出来ると言う。


リカは3日間は呑み続けると言った。


そうしてだらけた生活が2日間続いた。リカは呑んではリバースしての繰り返しだった。その度に俺は背中をさすってやる。


3日目の朝リカを起こしに行くと2日酔いだと言って2度寝した。


しょうがないからリカの側に居てピノと喋ってた。


「今日の15時に大魔王はこの街に来る」ピノはそう言った。


チェックアウト時間が近づいて来たのでリカを起こした。


そしてギルドに向かうとリカはまた酒を注文した。


今日の15時に大魔王が攻めてくるらしいとピノに言われた事を言った。


「呑んでても大魔王如き敵じゃないわ」そうリカは言った。


15時前にはリカはもう泥酔していた。こんなんで大魔王を倒せるのか?そう思った。


15時が過ぎ空が急激に暗くなる。


すると街の上空に大魔王とその手下がやって来た。

街の冒険者が大魔王の手下の相手をする。


冒険者は意外と強かった。次々に魔物の群れを殲滅していく。リカを呼ぶとリカはふらついて外に出てきた。


ピノが姿を現し「スネークバインド」と唱えると大魔王は地上に引きずり下ろされた。


大魔王はピノを見ると「これはこれは大魔王ピノではないか。不戦条約を忘れたか?」と問いただした。ピノは「人間に害をなすものは許せない」そう言った。


リカがダルそうに大魔王の前に立った。


懐から護符を出すと10人のリカの分身が出来た。しかしリカがリバースすると分身も一斉にリバースした。


「あんたなんてサクッと倒してあげるわ」リカがそう言うと10人のリカが大魔王に襲い掛かった。


リカ本体は気持ちが悪そうだった。


分身が大魔王を翻弄してゆく。3mはありそうな怪物だ。ピノも大魔王に魔法攻撃を仕掛けてゆく。大魔王に止めを刺しにいくリカ。そして大魔王はリカの剣に刺され絶命した。


街のギルドの連中が歓喜に沸き上がった。リカは大魔王の死骸を護符で焼ききるとデカイ宝石を回収した。


そのデカイ宝石をギルドで換金してくるように言われたので、俺はギルドで換金し数十枚の金貨をリカに渡した。


するとまたリカは「今日はあたしの奢りよ!祝杯だ~!」と言ってギルドの連中と一緒に呑んでいた。



俺も少し酒を呑み、ほろ酔い気分になる。


そして泥酔したリカを連れて宿に戻る。残る大魔王はあと1匹だ。


リカをベッドに寝かせるとピノと少しお喋りした。


ピノは大魔王を名乗る事は止め光の精霊を名乗ると言う。


そして最後の大魔王の情報も話してくれた。


大魔王の中で最大の力を持つ大魔王らしい。


そんな奴に勝てるのか?っとピノに聞いたらリカの方が多分強いだろうと言った。


予言でリカが大魔王を倒してる姿が見えたのだという。


そして俺は眠りについた。


翌日起きたら9時だった。慌ててリカを起こしにいくとまだ眠いなどと言っていたが、強引に起こした。


リカはまた二日酔いで起き上がって着替えた。着替え中俺は部屋の外に出ていた。


着替えが終わってリカが部屋から出てくる。気分が悪そうだ。


ギルドに行って迎え酒よ。そう言うリカを街の外に連れ出した。


「大魔王を倒しにいくんだろ?呑むんだったら次の街で呑めばいい」そういって強引にリザーブを使わせた。景色が一変する。


異界の祠に着いた。移動魔法で酔ったといいリカがリバースする。俺はまた背中をさすってやる。


異界の祠に着くと今度は左の扉に入った。残る扉は1つだけ。


そして部屋に出ると時空の歪みがあった。



リカは時空の歪みに飛び込みピノもそれに続く、俺はワンテンポ遅れて時空の歪みに入った。


またしても祠に着いた。


近くに大きな街が見える。リカは歩きたくない。休んでいくと言ったが俺がリカをおんぶして街まで運んだ。

ギルドに入るとリカは元気を取り戻していた。

さっそく酒を頼むと一気に呑み情報収集を始めた。


俺もギルド内で大魔王の情報を聞いた。


すると西の最果ての地に大魔王の城があるという情報を掴んだ。


リカは明日出発するといい酒とつまみを頼んだ。


「ヒデもたまには付き合いなさいよ」そう言って俺はリカの酒に付き合って雑談していた。


「護符って俺でも使えるのかな?」俺はリカに聞いた。すると「レベルが高くないと効果は薄いわね」と言われた。何枚護符を持ってるか聞いたが、護符は使用する前に紙に書いてストックしてあるという。

俺もリカも相当酔っ払い、宿に向かった。


そしてリカをベッドに寝かせると俺も部屋に行った。


ピノと少し話して俺は寝た。


朝起きると頭が痛かった。ピノにリカを起こさせに行った。しかしピノは戻ってきてリカが起きないと言った。しょうがなく俺がリカを起こしに行った。目覚めは相当悪く起こすのに数分かかった。

リカは気持ち悪いというと、お酒呑むの止めたら?と俺は言う。

しかしリカはお酒呑むのを止めないという。


「ちょっと勢いつけていきましょ」そうリカが言うとギルドで酒を注文した。


完全にアル中くさい気がした。


1杯呑むと街の外へ出て飛竜を召喚した。

リカは飛竜と何か話してる。そして飛竜の背中にのると猛スピードで大空を駆け抜けた。


リカはテンションが高いようだった。空の上ではしゃいでいる。


そして大魔王城へと着いた。かなり大きめの建物だった。


中に入ると複雑な迷路のような場所だった。魔物も沢山生息している。

しかしテンションの高いリカに魔物は瞬殺され俺は宝石を拾い集めていた。

迷宮の案内役はピノがしてくれた。



ピノは何度もここに来た事があるという。特に迷う事無く大魔王の居る広間まで辿り着いた。

「よく来たな愚かな人間よ。ここで我に喰われるがよい」そう大魔王が言った。


「あんたこそここで倒されるのよ。覚悟しなさい」そういって大魔王を挑発した。


「人間界を荒らすのは止めなさい」ピノが言う。


「お~そこに居るのは大魔王ピノではないか。人間と組んだのか?」


ピノは大魔王に精霊になった事を伝えると大魔王は激怒した。

大魔王は体長5mはありそうな化物だった。
リカは懐から護符を数枚出すと分身が20人位現れた。


そして大魔王に突撃してゆく分身達。魔王は翻弄され慌てていた。

「こうなったら奥の手を使うしかないな」大魔王がそう言うと呪文を唱え始めた。

すると大魔王はリカの姿になった。

「これで互角だ。いざ勝負。」リカの姿になった大魔王は言った。
しかし20人の分身とピノの前ではなす術も無かった。

リカは大魔王に止めの一撃をさすと懐から護符を取り出し大魔王に向けて放った。

すると城の半分が吹き飛び大魔王はデカイ宝石になっていた。


俺はまたしても何もできなかった。
外が見えていたのでリカは飛竜を呼び出す。


そして飛竜に乗って街に戻った。辺りは光に包まれている。


大魔王を全て倒した事によって世界は光に包まれたのだ。


街に戻るとリカは真っ先にギルドへ向かうと酒を注文し呑んだ。


「私の手にかかれば大魔王なんて単なるザコだわ」たしかにその通りかもしれない。ピノは人間に姿を変えるとリカと一緒に呑んでいた。


リカとピノが仲良さそうに喋る。
「ピノは私の家に住むといいわ。大豪邸が待ってるんだもの」リカはそう言った。


「じゃあそうしようかしら。城の石碑にいても暇だし」とピノは言っている。


「ヒデも私の家に住んでいいわよ」リカがそう言う。

しかし俺は帰りたいと言った。


ギルドで大魔王を倒した宝石を換金してこいと言われ、俺はギルドカウンターで換金してリカに金貨を数十枚渡した。

その日は夜中まで3人で呑み続けた。


そして泥酔するリカと俺を連れピノは宿屋まで運んだ。


翌日起きたら頭が痛くて気持ち悪かった。完全な二日酔いだ。

リカの部屋へ行きリカとピノを起こす。

リカとピノも気持ち悪いと言いながら宿を出た。


王様に報告しに行くわよ。そう言ってリカは移動魔法リザーブを詠唱した。




一瞬で景色が変わる。




母国に着くと城へ向かった。衛兵に事情を話すと王様の前まで連れられた。


王様はよくやったと言う。


リカは家具付き大豪邸を望んだ。もちろん税金は免除で大魔王討伐の報奨金もくれと言っていた。


王様は今は使ってない貴族の屋敷があるからそこを与えると言った。


王様は俺にも褒美をくれると言ったが何もしていないので断った。


リカは王様から大金を受け取ると早速貴族の屋敷へと向かった。


「広くてなかなかいいわね。まぁ男は手に入らなかったけど。」リカそう言った。


人間にの姿に変身したピノとギルドで呑むと言い出した。

俺はしょうがなくリカに着いて行った。どうせ吐くまで呑むんだろう。そう思った。


「ヒデも呑みなさい。今日は私のおごりよ」リカはそう言って酒とつまみを注文した。


ギルドから冒険者が集まってくる。「あんたが大魔王を倒したんだってな。噂になってるぜ」冒険者の一人がそう言った。



「大魔王なんてチョロイわよ。もっと強い敵と戦いたいわ。」リカが気分良さそうに言う。



俺はギルドのカウンターで冒険者カードを更新してもらった。


レベル30になっている。リカにくっついていっただけなのに俺もレベルが上がるのか。そう思った。

リカがギルドの中心で盛り上がっている。冒険者も巻き込んで。

リカに近寄ると精霊神の元へと連れてってくれと言った。


「今度ね、今度。今は一緒に呑みましょう」そうリカが言った。


今度っていつなんだ?俺はそう思った。

酒飲みは夜中まで続いた。

そして泥酔したリカとピノを連れてリカの屋敷へ行く。

ベッドがある部屋にリカとピノを寝かせると俺はリビングで寝た。

朝が来て目が覚める。俺はリカとピノを起こしに行った。


「あと10分。」そういってリカはまた寝ようとした。


そしてピノを起こした。頭が痛いと言っていた。妖精の姿に戻ると俺の肩に乗っかってきた。しょうがないからリカをほっといてキッチンに向かった。食材はあるようだ。


俺は朝飯を作った。そしてまたリカを起こしに行く。



「朝飯できたぞ~」そうするとリカは、頭痛いと言いながら起きて来た。

3人一緒に食事をする。精霊でも飯は食うんだな。そう思った。
今日は精霊神に会いに行くぞ。俺はそういうとリカは面倒くさいと言った。

俺の人生がかかっているのだ。駄々をこねるリカは少し可愛かった。


リカは着替えをするとギルドに行きましょうと言う。


今日はお酒は無しだ。精霊神の元へいくぞ。そう言うと、「1杯だけ。ね?」っと言った。


しょうがないからギルドへ向かう。そしてリカはお酒を頼んだ。


そしてリカに酒が入ると急に元気になった。陽気なやつである。


そしてピノと共に街の外に連れ出すとリザーブを使わせた。

精霊神の塔の頂上に着く。外から行かなくてもいいのか?俺がそう聞くと一度行った場所なら移動魔法で行けるとの事だった。なんて便利なんだ。そう思った。

俺が精霊神の石碑に祈りを捧げても何も起きなかった。


「徳が足りないからよ」そう言うとリカが石碑に祈りを捧げた。

すると大きな光が空から舞い降りてきた。


「よく来ましたね勇者達よ。あなた達の望みを叶えましょう」そう精霊神が言ってきた。


「あんたなんてケチョンケチョンにしてあげる」ピノはそう言って光に攻撃した。どうやら精霊と精霊神は仲が悪いらしい。


俺は精霊神に元の世界へ返してくれと言った。


すると願いを叶えてくれると言う。


リカにお別れの挨拶をすると、またすぐに会えるわよ。リカがそう言った。




俺は光に包まれた。




ピノは精霊神に必死に攻撃している。


リカの笑顔を見ながら世界が真っ白になった。


次の瞬間俺は現実世界での家で目が覚めた。


日付を見るとBARで呑んだ次の日だった。


全て夢だったのかな?そう思うと会社に行く用意をした。


そうして1ヶ月が過ぎた。


リカとの激闘の日々を懐かしく思った。


1人で居る時に魔法も使ってみたが発動しなかった。


そりゃそうか。そう思い日々を過ごしていた。


とある日BARに呑みに行った。そして泥酔して家に辿り着いて、リカに買ってもらった異世界の服をなんとなく着て寝た。


すると目が覚めるとまた見慣れない世界に戻っていた。




リカが笑顔で言う。「また会えたね♪」俺はまた異世界に召喚されてしまった。




To be continued?

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今日は以前から考えてたファンタジー物のリメイクです。
一応一話完結です。
この先の物語も実は考えてあります。
反響があればこの先も書いていこうと思います。

よかったらイイネ押してコメントに応援メッセージ書いてくれると喜んで書く気になります。
今日もここまで読んでくれてありがとう。

Good-Bye Thank you!!
Posted at 2018/12/30 15:14:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | ラノベII | 日記
2018年12月29日 イイね!

KAGUYA~炸裂~

KAGUYA~炸裂~皆さんおはこんばんにちわ。
ナルチョッパーで傾奇者のぴこちゅです。
1人でも読んでくれる人がいるとやる気が出ます。
コメント欄は励みになります。12/2から始ってるので所見のかたはどうぞ観て下さい。ではKAGUYA20話目




KAGUYA~炸裂~
朝学校へいくと柏が教室で待っていた。

「おぅ! 朝からどうした」

「今日緊急で族長会議があるんですよ。もし良かったら一緒に出てくれませんか。神埼も出席します」

「俺なんかが行っていいのか?」

「竹内がなんか話あるみたいなんですよ」

「おう分かった。今日何時だ?」

「20時に迎えに行きます」
そうして柏は一礼してクラスを出て行った。

「あんた族長会議にまで顔出すようになったの?」あゆが言ってくる。

「頼まれたら断れないタチでね」

「暴走族に関わるのやめなよ。危ないって」

「まぁ、族っても喧嘩あるわけじゃないからな」
フラグが立ったような気がした。
そうして雑談をしていた。
ホームルームのチャイムが鳴り出席を取るとクッションを抱いて爆睡した。


その日は特に何も無かった。
学校が終わるとチャリで家に帰った。
族長会議か、何か俺に用なのかな。
そう思っていると原と真也が窓から入ってきた。

「お前等教習所は?」

「今日はお休みだよ」原が言う。

「たまにはのんびりゲームでもしようと思ってね」真也が答える。

「まぁ久しぶりにゆっくりするのも悪くないな。楽しく遊んでいけ」
俺がそう答えると原と真也はゲームを始めた。

「そういえば今日緊急族長会議に呼ばれてな~。なんかあるんかな~とか思って」

「えっ!真吾が族長会議に!」
原が驚いて言った。

「神埼も来るよ」

「真吾もついに族長会議デビューか」
真也がそう言った。

「デビューって程でもないけど。だから今日は20時になったら帰れよ」

「しょうがないな~20時過ぎたら帰って教本でも見るか」
真也が言った。

「教本はいいけど勉強もちゃんとやってるか?」

「学校の勉強はボチボチやってるよ」
原が答えた。

「テストで赤点とらないようにな」
2人からの反応は無かった。
俺は2人のゲームしてる姿をずっと見つめていた。

「飯は食っていくか?」

「うん! ご馳走になる」
2人がそういったのでリビングに行き母に3人前の晩御飯を作ってもらうように言った。
そして30分が過ぎ晩御飯が出来たと知らせが来た。
3人でリビングにいくと「いつもご馳走様です」と、原が言う。
「遠慮しないでどんどん食べてね」母が言う。
そして3人で食事をすると部屋に戻った。

まだときメモにはまってるようだった。

「どうしても詩織ちゃん落とせないんだよな~」
原がそう言う。

「まぁ、そう簡単にはクリアできないようになってるのさ」
俺は答えた。
そうしてゲームを続けていく。
20時近くになった。

「お前等今日はもう出かけるから帰れ」

「しょうがないな~また来るよ」
原がそういい、真也も帰ってゆく。
まもなくするとV8サウンドが聞こえてきた。
「よぅ! 行くか」

「お願いします」
そういってリンカーンマークVの助手席に乗り込んだ。

「場所はどこでやるんだ?」

「|皇帝《エンペラー》がいつも集まる埠頭です。今日は集会がないので人はいないと思います」

「そうか。俺が出席するのはなぜだ?」

「竹内から直々に来るように言われています」
しばらく雑談をしてると埠頭に着いた。
竹内と神埼も着いてるようだった。
俺は竹内に近づくと自己紹介する。

「尾崎真吾です。今後とも宜しく」

「俺は竹内信介だ。初めましてだな」
竹内も自己紹介した。
神埼、柏、竹内、俺で集まると俺は話を切り出した。

「今日なんで俺なんかが呼ばれたの?」

「実は明日静岡県から|黒鴉《ブラッククロウ》という族がこの街に来るんだ。|黒鴉《ブラッククロウ》は総勢1000人規模の隣の静岡県で唯一の暴走族だ。そいつらが遠征に来る。だから俺たち|皇帝《エンペラー》と神鬼没で一旦手を組んで潰したいと思ってる」
竹内は物騒な事を言った。
ハイ!フラグ回収。

「|皇帝《エンペラー》だけで対処できないのか?」
神埼が言う。

「相手は1000人を越える大所帯だ。とても|皇帝《エンペラー》だけでは手に負えない。そこででかくなった神鬼没に手を借りたいということだ」
竹内が言った。

「一時休戦で共闘というわけか。ま~県外からの連中にこの街を荒らされるのは嫌だからな~。どうします尾崎さん」
柏が言う。

「よし、分かった。協力しよう。その代わり半年は神鬼没に手を出さないと約束してくれ」俺は提案する。

「分かった。神鬼没には手を出さないと約束しよう」

「んで、決戦場所はどこだ?」

「この埠頭に来ることになってる」
竹内が言う。

「じゃあ明日、この場所に神鬼没全員連れてくる。喧嘩にならないように竹内からも言っといてくれ」
柏がそう言う。

「わかった。|皇帝《エンペラー》の連中には神鬼没に手出ししないように言っておく」
竹内が言った。

「しっかし、なんで県外から遠征になんて来るのかねえ~」俺が呟くと竹内は、「横浜は日本でも有名だ。だから潰しに来るんだろう」

「どんな部隊編成なんだ?」俺が問うと竹内は答えた。

「総長に親衛隊、特攻隊、切り込み隊に偵察隊の4グループに分かれてる。それぞれの規模はかなり大きい。偵察隊から昨日連絡が入って宣戦布告してきた」

「わざわざ負けに来ることはないだろうに。俺が潰してやんぜ」
神埼は意気込んでいた。

「じゃあ|皇帝《エンペラー》と神鬼没の特攻隊と切り込み隊を前面に配置して、後方に幹部を守る親衛隊を配置するのはどうだ?」
俺はそう提案した。

「それがいいかもな。いざとなったら幹部も全員出撃だ。敵の頭の強さは分からない。1000人を束ねる総長ともなるとかなり強いだろう」
竹内が言った。

「総長討伐には柏、神埼、高橋、近藤を当てる。|皇帝《エンペラー》からも切り込み隊の向井を含め何人か出して欲しい」俺は提案した。

「分かった。こっちも何人かピックアップして頭対策に備えよう」
竹内が答える。

「頭がやられると終りだ、竹内さんはこの戦闘に参加しないでくれ。陣頭指揮を取ってもらう。もし頭を倒せなかったら俺が相手の頭をやる。それでいいな?」
俺はそう提案した。

「わかった。尾崎とやらに任せるよ」

「頭なんぞグチャグチャの挽肉にしてやんぜ」
神埼が笑いながらそう言う。

「1000人を束ねる頭だ。相当強いと思え」
俺は神埼にそう言った。

「所詮俺達の敵じゃない事を見せてやりましょう」
柏がそう言う。

「協力感謝する。昨日の今日でどうしようかと思ってた所だ。援軍が来ると安心出来る」
竹内がそう言った。

「明日は戦争だ。俺たちの街は俺たちが守る」
神埼がそう言う。

「無理しなくていいからな。いざとなったら俺が頭を潰す。まぁ出番は無さそうだが」

「戦力を確認させてくれ|皇帝《エンペラー》は600人、神鬼没は400人でいいんだよな?」竹内が言った。

「今回レディースは入れないから神鬼没は350人だ。この戦争に女を投入するわけにはいかない」

「950人程度か、悪くない数字だな。総力戦でもいいとこいけるだろう。こっちは武闘派もいるわけだしな」
竹内が言う。

「元鬼没だけでもかなりの戦力になるぜ。日常的に喧嘩してたからな」
柏が答える。

「ところで明日は何時に|黒鴉《ブラッククロウ》は来るんだ?」
俺の問いかけに竹内が答える。

「22時に埠頭に来る事になってる。静岡県からだから多少時間はズレるかもしれないがな」

「じゃあ神鬼没と|皇帝《エンペラー》は20時に集合をかけろ。いきなり戦闘しても仲間割れする可能性があるからな。仲良くなっておく必要がある」
俺はそう提案した。

「わかった|皇帝《エンペラー》も20時には全員集まるように連絡しておこう」

「神鬼没はとりあえず公園に19時30分に集合させますね。移動もあるし」
柏がそう言った。

「おぅ頼むわ。俺の所には19時に来てくれ」

「尾崎よぉ! お前相当強いんだってな。街の噂になってるぞ。お前が頭を潰してくれると有難いんだが」
竹内が言った。

「俺はメンバーじゃなくてあくまでも影だ。前面に出ることは無い。ピンチになったら出るけどな。まぁ明日は仲良くやっていこうぜ」
そう言うと俺は竹内に握手を求めた。
すると竹内は手を握り返してきた。

「今の握手で分かったよ。あんたは強い。明日は宜しく頼む」
竹内が言った。

「要は頭潰せば勝ちだろ? そんなの俺等にかかれば余裕だぜ。俺等はこの街でも5本の指に入る強さだ、そんな俺等が組んだら相手なんて無いぜ!」
神埼が言う。

「柏ぁ。高橋に連絡を取ってレディースは明日公園で待機だと伝えておけ」

「江川に連絡とるなら尾崎さんの方がいいのでは?」

「何でも俺に頼ろうとするな。お前が神鬼没の頭だ。そこんとこ覚えとけ!」

「すみません。高橋に伝えます」

「明日は|絶対《ゼッテー》勝つぞ。県外からのクズに負けるわけにはいかねえ」
そう言って竹内はタバコに火をつけた。
神埼もタバコを吸う。

「俺等ならま~負ける事はないだろう。俺が頭をとってやるぜ」
神埼が意気込む。

「まぁ明日になってみないとどうなるかわからんがな」
俺はそう呟いた。

「この街の族を甘く見てもらっては困る。力を見せ付けるいい機会だ」
竹内が言った。

「勝ったあとはどうする?俺の配下でいいか?」
俺は言った。

「それは任せる。県外の族なんぞに興味はないからな。好きにするといい」
竹内が答えた。

「じゃあ明日ここに集合な」
俺が言うと皆頷いた。

「じゃあ帰るとするか。おい柏帰るぞ。」

「わかりました」
竹内に挨拶すると俺はリンカーンマークVの助手席に座る。
そして埠頭を後にした。

「今回は共同戦線を張るが俺との勝負はついてねえぜ」
神埼が言う。

「わかってる。必ずケリは付けてやる」
竹内がそう言うと、神埼はジェイソンに跨りエンジンをかける。

「明日は頼むぜ」
竹内がそう言うと、神埼は猛烈なスピードで走り去って行った。


翌日、昼間はジムに行ってトレーニングをした。
そして夕方になると原と真也が来た。

「真吾聞いたかよ、県外から遠征軍来るらしいぜ。|皇帝《エンペラー》内でも大騒ぎだ」原が言った。

「あぁ聞いてるよ。昨日その事で話し合ってきた。一時的に|皇帝《エンペラー》と神鬼没が組む事になった。特に真也お前には活躍してもらわないとな」

「あぁ。切り込み隊長の座にかけて今日は負けねえよ」
真也も意気込んでいる。

「今日の集合はちょっと早いんだよな。何するのかな?」
原が聞いてきた。

「|皇帝《エンペラー》と神鬼没の交流会みたいなもんだ」
そして雑談してると18時になった。
俺らは先行くわ。徒歩で合流だし。

「お前等、今日は気合入れていけよ」

「おぅ。任せとけ」
真也が元気よく答えた。
PHSが鳴った。相手は綾だった。

「真吾県外の暴走族と喧嘩するんだって?」

「あぁ。危ないからレディースは待機だ。公園でガールズトークでもしてろ」

「怪我しないでね。本当はあたしたちも行きたかったんだけど」

「俺の判断だ。レディースは今回の戦闘には参加させない。どんな連中かわからないからな」

「あたし達のこと心配してくれてるのね。真吾優しいね」

「顔に怪我してお嫁に行けなくなったら困るだろ?だから今回はレディースはお留守番だ。レディース同士仲良くやれよ」

「うん♪ わかった」
そしてしばらく雑談した。

「じゃあな。また」

「じゃあね♪」
そして電話を切った。
あっという間に19時だ。柏が迎えに来た。V8サウンドが聞こえる。俺は外に出た。

「今日は宜しくお願いします」

「あぁ。何も心配する事は無い。行くか」
そう言ってリンカーンマークVの助手席に乗り込む。
公園に着いたらもう神鬼没の大半が集まってた。

「|皇帝《エンペラー》と組むって本当ですか?」
神鬼没のメンバーがそう言う。

「あぁ、共同戦線だ」
柏は答える。
周囲がざわめき始める。
柏にコーヒーを買ってこさせると時間までブランコで待った。
するとレディース達がやってきた。
どうやら応援にきたようだった。
レディースは神鬼没の輪の中に入って楽しそうにお喋りしていた。
綾は高橋と共にいる。
裕子がこっちに気がついて近づいてくる。

「真吾、怪我だけはしないでね」

「俺を誰だと思ってる。ザコ相手になんて負けねえよ」
そして裕子と雑談してると19時半になった。

「お前等埠頭に移動だ~!」柏が叫ぶ。
レディースに見送られながら神鬼没は埠頭へと向かった。
埠頭に着くと|皇帝《エンペラー》のメンバーも集まっていた。

竹内に神鬼没と|皇帝《エンペラー》2~3人のグループになって話するように言った。
そして|皇帝《エンペラー》と神鬼没はグループになって喋り始めた。

15分おきにメンバーを交代させ。5人~6人グループを作るように竹内に命じた。
すると|皇帝《エンペラー》と神鬼没のグループが出来上がった。
原と真也が俺に気が付いて近づいてくる。

「真吾やっぱり来てたのか」
原がそう言う。

「まぁな。俺が来ないわけにはいかないだろ?」

「これで勝利は確実だな」
真也が言う。

そして竹内が近づいてくる。
「お前等知り合いか?」
原と真也は緊張している。
「はい、中学時代からの親友です」
真也が答えた。


「切り込み隊長として向井には頑張ってもらわないとな」

「原も頑張れよ。期待してるからな」

「はい!頑張ります!」
2人はそう言った。
すると竹内は神埼と柏の元に向かって行った。

「ハァ~、緊張した。総長に話しかけられるなんて思わなかったよ」
原が言う。

「緊張なんてするのか?あんなやつに」

「当たり前じゃないか。雲の上の存在だぞ」
原が言った。

「そんなもんかね~。お前等もグループの中に入って輪を広めておけ。特に神鬼没とは仲良くするんだぞ」

「うん、わかった」
原と真也はそう言って輪の中に入っていった。
俺は柏の元へ向かう。丁度いい事に神埼、竹内もいる。

「敵も総長である竹内さんを狙ってくるだろう。親衛隊を竹内さんの周りに重点的に配備しろ。神鬼没の親衛隊もだ。神埼は頭を潰せ」
そういうと竹内と柏は親衛隊を集めてその旨を伝えた。
皆を集めて気合を入れさせる竹内と柏。
そうして時間より早く|黒鴉《ブラッククロウ》が来た。
総長らしき男が近づいてくる。

「お前等今日で解散させてやんよ。覚悟しろ」そう言った。

「こっちこそ横浜の族の力見せてやんぜ」竹内が答える。
総長らしき男が戻ると合図を出す。
一斉にこちらへ向かってくる。
竹内と柏が「行け~!」と大声で叫ぶ。
大乱闘が始まった。
柏、神埼、高橋、近藤を呼ぶと頭を潰すように命じた。
|皇帝《エンペラー》も精鋭部隊を送り出した。
包囲網を突破して何人かやってくる。

竹内を狙いに来たのだ。
そして竹内はあっという間に突破してきた奴等を倒すと、「お前等!気合入れろ~!」と雄叫びを上げた。
俺に向かってくる奴がいたが原が盾になってくれた。


「真吾はそこを動かなくていい。俺らがヤルぜ」
原が言った。
真也は敵の頭の元へ向かっていた。
高橋と近藤は乱戦に巻き込まれて戦っている。
柏と神埼が頭の元まで辿り着いた。

「総長さんよぉ~もう終りにしようぜ」
神埼が挑発する。
柏が殴りかかった。
何発かパンチや蹴りを当てたが相手の総長にやられた。

「柏を倒しただけでいい気になるんじゃねーぞコラ!」
神埼が雄叫びを上げた。
そして闘いが始まった。神埼が一方的に圧倒している。
そこへ|皇帝《エンペラー》の精鋭部隊が到着した。
神埼1人でも倒せたのだが|皇帝《エンペラー》の精鋭部隊も同時に相手の総長を攻撃する。
そして相手の総長は地に膝をついた。
|皇帝《エンペラー》の精鋭部隊は攻撃を止めたが神崎は必要以上に攻撃を加えていた。
神埼は強かった。相手が地面に転がっても永遠と蹴りを繰り出していた。

しかし相手の親衛隊に取り囲まれる。
|皇帝《エンペラー》の精鋭部隊は互角以上に渡り合い、次々と親衛隊を倒してゆく。
その中には真也の姿もあった。
相手の部隊も混戦をすり抜け竹内のもとへと何人か来た。
しかし竹内は強かった。5人をあっという間に倒した。

俺の元へも何人か来たが、原がボコボコになっているのに俺を守ろうとする。
相手の総長はもう虫の息だった。神埼が圧倒的な強さを発揮していた。
柏も起き上がって相手の総長に暴行を加える。
相手の総長は、「もう降参だ許してくれ」と言った。

柏はそれで攻撃を止めたが、キレた神崎は止まらなかった。
俺はヤバイと思い、相手の総長の所まで走って行った。
何人かの兵隊をなぎ倒しながら。
そして神埼の元へ辿り着くと、「神埼、もうその辺にしといてやれ。死んでしまうぞ」

すると神埼が冷静に戻り、「わかりました。敗北宣言をさせます」と言って相手の総長を立たせた。
「これ以上痛い思いしたくなければ、兵隊を止めさせろ」

相手の総長は震えながら「ハイ」といい、全員に撤退命令を出した。
竹内も「戦闘中止!」っと叫ぶと乱戦は終わった。
俺は相手の総長の元へ行き、「これからは俺の配下な。文句あるんだったらもっとボコにすんぞ!」というと、「わかりました。あんたの配下に入るよ」と言った。
PHSの番号も交換しておいた。

「あんたが頭なのか?」相手の総長がそう言うと。「そうだ。俺が本当の頭だ」と言った。

「一騎打ちしないか?」と言われたが相手はもうボロボロだ。

「神埼に勝てたら一騎打ちしてやるよ。神埼やれ!」
そういうと神埼が相手の総長をボコボコにし始める。
|黒鴉《ブラッククロウ》のメンバーは心配そうにそれを見つめている。
気絶しかかった所で「神埼、もういいよ」と声をかけ神埼を止める。

|薬《シャブ》やってなくても神埼って強いんだな。そう思った。
もしかしたら竹内よりも強いんじゃないかとも思った。
|黒鴉《ブラッククロウ》の総長は何度も詫びを入れてくると竹内が歩いてきた。

「今後一切横浜に手を出す事は許さねえ! 次は無いと思え!」
竹内が威圧すると相手の総長は失禁した。
そうして|黒鴉《ブラッククロウ》達はボコボコになりながら帰って行った。

「これもあんたのおかげだよ尾崎」
竹内がそう言ってきた。

「俺は特に何もしてねえよ。やったのは神埼だ」

「あの程度で総長なんて、尾崎さんの手を煩わすまでもねえ」
神埼は言った。

「勝利だ!」竹内がそう叫ぶと|皇帝《エンペラー》、神鬼没は雄叫びを上げた。
見ると皆ボコボコになってる。
真也でもボコボコにされている。
|皇帝《エンペラー》、神鬼没共に仲良くなったようだった。
俺は柏に近づき言った「お前、弱すぎるぞ。もっと強くなれ」すると「お恥ずかしい限りです。すみません」と言ってきた。

神埼に近寄ると「お前はやりすぎ。限度を考えないとそのうち人を殺しちまうぞ」と言った。

「ちょっとハイになってたもので。今後気をつけます」神埼はそう言った。
原と真也が近づいてきて、「やったな。勝ったぞ!」と真也が言った。

原に「俺を守ってくれてありがとう」と言った。
「友達じゃん。当たり前だよ」原はボコボコになりながらもそう言った。

「原、お前の戦いは見事だった、よくぞ友達を守ったな」
竹内がそう言った。

「とんでもありません。当たり前の事をしただけです」
原がそう言った。

「尾崎ぃ、友達思いの奴がいて良かったな」
竹内は俺にそう言った。
戦場で無傷だったのは竹内と神埼と俺だけだった。
他はみんな疲労困憊でボコボコにされていた。

「皆!よく頑張った!」竹内が皆をねぎらう様に叫んだ。
「ウッス!」という声が聞こえてくる。

「皆。おつかれさん。この街は守りきったぞ」柏が声高らかにそう言う。
すると神鬼没からも「ウッス!」という声が聞こえてきた。

「今後も協力関係を築いていきたい。よろしくな。でも俺の代で神鬼没は潰すからな」そう言って竹内が俺に握手を求めてきた。

「今回別に俺は何もしてないですから」
そういって握手した。
そして竹内は「神埼ぃ! ありがとな」と言った。

「あの位、俺の敵じゃねーよ。もっと強いかと思っていた」
神埼はそう言った。
たしかに神埼は頭1つ飛びぬけた強さだった。
さすが竹内と互角に喋りあえる仲だと思った。

「さぁ帰るぞ~!」柏は言った。
竹内は帰り際に柏と神埼と俺に礼を言ってきた。

「礼には及ばん、この街は俺たちの街だからな」柏がそう言った。
そしてリンカーンマークVに乗り込み公園へと向かった。

「なぁ柏ぁ、神埼と竹内ってどっちが強いんだ?」

「互角の勝負でしょう。あの2人の強さは頭1つ飛び抜けてますから。でも尾崎さんの方があの2人よりも強いでしょう」そう言った。

公園ではレディースが待っていた。
ボコボコになった神鬼没を心配そうに見て皆周囲に集まっていた。
高橋もボコボコだ。綾が心配そうに高橋の元へと行く。
裕子も心配そうに柏の側へ寄る。
他のレディース達も心配そうに皆に駆け寄る。
綾が俺の元へ来る。「真吾は怪我ないのね。良かった」

「俺には強力な盾役がいたからね。まぁいなくても良かったんだけど」

「高橋なんてボコボコよ。情けない」綾はそう言った。

裕子が近づいてくる。「真吾怪我なくて良かった。心配してたんだよ」

「俺は何もしてなかったからな。ただ観ていただけだ」

「怪我するかと思って心配してたんだよ」
裕子が言った。

「何あんた真吾にベッタリして離れなさいよ」綾が言う。

「あんたこそ真吾に馴れ馴れしいのよ」裕子が言う。
女の戦いが勃発しそうだった。
「まぁ俺はいいからお互い相棒の所に行ってやりな」
そういうと2人共俺から離れた。

神埼に近寄ると「今日はよくやった。今日の主役は神埼だな」そう言うと、「あんなカスみたいな奴には負けませんよ。数に物を言わせるだけの奴なんて所詮ザコです。竹内にだって負けませんよ」
「竹内も相当な強さだったぞ。5人相手に一瞬で勝ったんだから」

「ザコなんて何人来ても一瞬で倒せます。強い奴を倒せるかどうかですよ」
神埼は冷静に言った。
神埼の周りにはレディースが集まっていた。
神埼って妙に人気あるんだよな~。

「走りでもそのうち竹内とケリ付けますよ。公道レースで最速を決めるって約束しましたから」

「生きて帰って来いよ」

「もちろんです。死を覚悟して走ってても死ぬわけにはいきませんからね」

「神埼ぃ、女の相手でもしてやれ」

「ハイ」
そして神埼はレディース数人に囲まれた。
俺は柏に缶コーヒーを買ってこさせた。

その間神鬼没のメンバーとも少し話した。なんかみんな俺の事をビビッてる様子だった。
缶コーヒーを手に俺はブランコに腰掛けると、勝利で賑わう神鬼没達を見ていた。
すると裕子が近づいてきた。

「真吾活躍したんだってね。聞いたわ。みんなの士気を高めたって」
缶コーヒーを開けると俺は言った。

「別に今日は何もしてないよ。作戦を立てただけ。柏の方が頑張ったよ。相手の総長に怯まず戦って。まぁボコボコにされたわけだが」

「真吾なら先陣切って戦うと思ってたのに不思議だわ」

「俺をなんだと思ってる。今日は観戦してただけだよ。俺の元まで来れる奴は1人も居なかったよ。友達が盾になってくれたからね」

「原君と向井君?」

「そうだよ。原がボコボコになりながらも俺を守ってくれた」

「真吾なら勝てたんじゃない?」

「俺は表に出ないって決めてたんだ。|皇帝《エンペラー》の総長と柏が陣頭指揮を取ってたよ」

「それより柏の所にいかなくていいのか?」

「正樹なら神鬼没のメンバーと話しこんでるのよ。輪に入れない」

「勝利の余韻に浸ってるんだろう。みんなあんなボコボコになるまで頑張ったからな」

「正樹から聞いたんだけど相手の総長神埼君が倒したんだってね。神埼君って強いのね」

「あの強さは尋常じゃなかった。相手の総長をもてあそんでたからね。まぁ俺でも十分勝てる相手だとは思うけど」

「神埼君が余裕なら真吾だったら1発よ~♪」
しばらく話してると綾がやってきた。

「また2人で何をコソコソ喋ってるのかしら?」

「正樹が構ってくれないから真吾とお話してるだけよ。文句あるの?」
裕子が挑発した。

「あたしの真吾に何気安くベタベタしてるわけ。柏のとこ行きなさいよ」
綾が怒る。

「あなただって高橋の所いけばいいじゃない。真吾に何の用なの?」

「真吾とお話しにきたのよ。あなたこそどっかいきなさいよ」

「まぁまぁ2人共落ち着けって。同じチーム内で言い争ってどうする」

「真吾はあたしと綾どっちが好きなの?」
裕子が突然言ってきた。

「どっちも彼氏がいるだろ? 俺には答えられないよ」

「あたしの方が真吾の事好きに決まってるじゃない」
綾が言う。

「あたしだって真吾の事が好きよ。あんたなんかに負けないんだから」
裕子がそう言う。

「2人共自分の彼氏の所に行って来い。これは命令だ」

「またお話しようね♪」裕子が言ってくる。

「今度はあたしとお喋りしましょ♪」綾も言ってくる。
そうして2人はまた神鬼没の輪の中に入っていった。
やれやれ。あの2人はなぜこうも仲が悪いのかね~って原因は俺か。ハァ~そう心の中で溜め息をつく。
今回の一件のようにまた県外からのチームに狙われたりしないだろうか。俺はそう思っていた。


そんな予感がまだ続くとはこの時俺は思っていなかった。


Coming soon!!
---------------------------------------------------------------------
県外からの戦争でした。ちょっと長くなりましたがこれでも大分削りました。


よかったらイイネ押してコメントに応援メッセージ書いてくれると喜んで書く気になります。
今日もここまで読んでくれてありがとう。

Good-Bye Thank you!!
Posted at 2018/12/29 15:10:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | ラノベ | 日記

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