日本の由々しき職人事情・・・

今日の仕事は
都内某所で耐震補強工事。。。

床を仕上げてくれてる左官屋さんは
泣く子も黙る大ベテランで、
その仕上がりは秀逸っす♪

もう、このレベルになると
職人というよりは芸術家☆

見ているだけでウットリです(*‘∀‘)◎



ただ・・・

こんな大御所の職人さんが
ココ数年、どんどん減っているのが現実。
（廃業、倒産、病死、、、色々です、、、）

どう考えてもこの業界、
若い人の担い手が居なくて
急ぎの現場や大人数を要する現場、
納期や工期がムチャクチャな現場だったりすると
本当に困った状況に陥るッス。。。


白い地下足袋に
長く使い古したコテ
経験が物語る無駄のない動き・・・

だが、、、

こんなベテランさんが活躍できる残り時間は少ない。

健康診断に引っ掛かることなく
元気で健康で動きがキレキレであっても
多くの大手ゼネコンの現場では
働きたくても働けない年齢に差し掛かっているからだ。

いわゆる
『世襲』が多い業界であったはずの建築系、
二代目だの三代目ってのを見掛ける事が少なくなった昨今、

５～１０年後、
職人不足でバブルが訪れるのが目に見えている。

今で云う、宮大工みたいな扱いを受ける日は近い。

１人工５万円とか、普通になるに違いない。

そうだ!!!!!

ハローワーク通いで仕事を探しているフリしている若者よ、
左官屋さんの親方を見つけて修行に行くべしッ♪

いつの日か、左官屋さんがフェラーリで現場に現れるに違いない。