ハブボルト交換&簡易キャンバー調整。
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車高を上げる作業の為、タイヤを外そうとしたところ・・・フロントの左右各一本ずつ、ハブボルトがナメてました。(一本はナットが外れず、折れました)
どちらもタイヤ屋が最後に組み付けた分なのに・・・なんで?(自分で組んだリアは無事でした)
そんな訳でハブボルトの交換。
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前作業として、ブレーキキャリパー一式を外します。
次にブレーキディスクに空いているネジ穴にM8ボルトをねじ込み、ディスクとハブを分離します。
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交換するハブボルトをハンマーで打ち抜きます。
この時、ブレーキダストカバーの無い所でハブボルトを打ち抜きます。(打ち抜いたハブボルトが抜けない為。もしかしたらその必要は無いかもしれません)
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新しいハブボルトをハブに差込み、M16ナット+ワッシャー(写真ではワッシャー5枚)を間に入れ、ホイールナットを締め上げて、ハブボルトをハブに引き込みます。
後は、バラした手順の逆でブレーキ類を組み、タイヤを組み、少し走行した後、ホイールナットのトルク確認(増し締め)をして完了です。
※各ボルト・ナット類の規定締め付けトルクは守って下さい。
又、当記事を参考にされる場合、全て自己責任でお願いします。
5
キャンバー調整用カムボルトによるキャンバーの調整。(フロント)
フロントのキャンバーは基準値が0°です。純正では調整が利かない=現状が左右とも揃っている!という想定で行いました。
写真の形でレーザーポイント付きレベルをディスクに取り付け、カムボルト調整0°のポイントをマジックでマーキング。
何処かで見た(計算はしていない)のですが、おおよそ1度でタイヤ上部が1cmボディーへ寄るとの事だったので、チョイ少なめで、マーキングしたポイントから7mmズレるまでカムボルトを回し、各ボルトを締め上げ、タイヤを組みました。
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その状態だとネガティブキャンバーだとハッキリ判る位角度が付いていた&少し左右の角度差が有ったので、再度タイヤを外す。
今度は角度の浅い方を2mm、角度の深い方を3mm(大体こんなもんだろうとw)、ポジティブ側へズレる様にカムボルトを回し、各ボルトを締め上げ、タイヤを組み上げた所、気持ちネガティブキャンバーという形で左右のキャンバー角が揃いました。
(写真はアルミホイール両端に水平器を当て、傾き具合を確認した状態。)
※本来は下げ振りを下げ、アルミの上端と下端の離れ差を合わせる事で、左右の角度を正確に揃えられるのですが、今回は都合良く、水平器のラインが入っている所に気泡が合った物ですから。w
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この写真は車高は上げ・キャンバー未調整時に水平器をアルミに当てた写真です。気持ちポジティブキャンバーですね。w
結果、車は真っ直ぐ走るのですが、以前に比べ直進安定性が悪くなった模様。
若干ネガティブキャンバーになった&トーインが強くなった為?だと思います。
今回の経験で、アライメント調整もシビアでなければ自分で何とかなる事が判ったので、ヤフオクで落札したアライメント調整治具が届き次第、トー調整をしてみたいと思います。
※あまり参考にならないと思いますが、もし参考にされる場合は自己責任でお願いします。
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