基本プランを決め、それに肉付け。
ただ、両親を連れての行程になるので、去年秋の慣らしの旅で行ったような
過酷なツアーは無理。 北斗星車中1泊、現地2泊の3泊4日コースが妥当なところだろう。
また現地2泊でも夏の北海道を味わえる定番は押さえておきたい。
旭山動物園。 緑の大地と色鮮やかな花が咲く美瑛・富良野。 花畑牧場にも行きたい。
・・・つまり、旭川、美瑛、富良野、帯広というのが見えてくる。
旅程は仕事の具合もあるので土日を絡め月曜は有給休暇を取るとして、金曜夕刻出発が最も良い。 出発日は・・・7月3日、10日(金)、17日(金)のいずれか。 3日だとラベンダーの開花にちょっと早いかな? 17日になると翌日から3連休 & 学生夏休みということもありチケット確保が超困難になる恐れと、富良野のラベンダー祭と重なり行く前から渋滞が見える。。。 となると10日出発しかない。
早速宿の手配。(まだ4月だけど)
美瑛・・・去年泊まった
ホテルラヴニールがいいなぁ。 早速電話してみると「既に満室です。」との事務的なお返事。 @o@;
周辺宿泊施設に連絡して、とりあえず確保。
帯広・・・こちらも去年泊まった
北海道ホテル。 ここもなんなく予約。
そして出発予定2ヶ月前。 帰路の便をスムーズに予約。
あとは、往路の北斗星(+旭川までの在来線特急+レンタカー)の予約ができれば完璧。
どうせ乗るなら、A寝台個室のロイヤルかツインデラックスにしよう! 悪くてもB寝台個室のソロとデュエット。 B寝台開放は・・・万一個室が取れなかったら・・・でもまぁ、大丈夫だろう!
15年前くらいに3年連続で夏2回、冬1回連続で北斗星のロイヤル、
夢空間北斗星のスイートとロイヤルと計5回取れてただけに、今回も同じような方法で動きました。
発売日(出発1ヶ月前)の始発電車に乗り、前受けしてくれる(10時発売より前に申込書を受けてくれる)駅のみどりの窓口の開店と同時に申込書を渡し、それを他の駅含め全部で10駅にお願いしてきました。
申し込んだ内容は、
◆ 第一希望 ・・・ ロイヤル2室。 できれば
10号車(車両中央に部屋があるので揺れが少ない。=人気個室)×2室。 取れなければ9号車ロイヤルでも可。
◆ 第二希望 ・・・ ロイヤル1室+ツインデラックス1室。
◆ 第三希望 ・・・ A寝台個室+B寝台個室。 組合せはお任せ。
◆ 第四希望 ・・・ B寝台個室で3名分。
◆ 第五希望 ・・・ B寝台開放で3名分。
もちろん10駅全て同じ希望です。 つまり網をかけ、10時ピッタリに端末を叩いてどこかで引っ掛かればOKみたいな。 もし人数分より多く確保できても、欲しいとこだけ購入すればいいし。
10駅中、5駅が自分が一番乗りで申込書を出したので、とりあえず、一安心モード。 また申し込んだ駅からは、「11時以降に来てください。」とのことだったので、帰宅途中で一つ一つ確認しに。
1駅目
窓口担当 : 「全て取れませんでした。 すいません。」
自分 : 「えっ!? B寝台開放も?」
窓口担当 : 「はい。 開放寝台も全てダメでした。」
自分 : 「分かりました。 でもそのままキャンセル待ちを入れておいてください。」
窓口担当 : 「はい。 ではキャンセルが出たら連絡します。」
2駅目
1駅目と全く同じ状況。 orz
3駅目~7駅目(2番手申込み含む)
相変わらず全滅。 ォィォィ! 大丈夫か?
8駅目(2番手申込み)
窓口担当 : 「1番手の人(カシオペア希望)の方も全滅でした。」
9駅目(2番手申込み)
窓口担当 : 「とりあえず、ロイヤル1室(10号車11番)のみ確保できましたが、他は確保できませんでした。 すいません。」
自分 : 「は~。 よかった~。 ロイヤル1室だけでも発券してください。 そして補助ベッド利用で2名分に。(ロイヤルは補助ベッドを使うことで2人個室になる。) もう1名分(自分の分)は寝台の種類問わずでキャンセル待ちにしておいてください。」
↑↑↑
端末を叩いてチケットを取ってくれた女性が女神に見えたのは言うまでもない。
10駅目。(1番手申込み)
全滅。
はい。 網をかけても2名分(1室)しか確保できなかったのです。(2番手申込みの駅で取れたのは不思議だけど。)
カシオペアは相変わらず予約が困難とは聞いていたけど、まさか北斗星まで。。。 秒殺どころか瞬殺だったようです。
まぁ、キャンセル待ちを入れてあるので、どこかで出てくるだろう。。。そんな楽観視しながらも、最悪の場合、新幹線→在来線特急を乗り継いで先に上陸、もしくは翌日朝一番の便で追いかけることも考えてもいました。(転売目的で購入してるのもいるだろうと、ヤフオクもウォッチ。)
しかし・・・一週間経っても全く連絡なし。
知ってる人は知ってると思うけど、7月中旬の差し掛かる週末というのは夏の北海道を堪能するには最高のシーズン。 そんな金曜の夕刻に出発する北斗星に乗ろうというのだから、無謀といえば無謀なのだけど。。。
でも、とりあえず安全策をとり翌日朝一番の便だけでも買っておくか。。。と、YCATのカウンター前まで来たときに携帯が鳴り・・・
「●◆駅、みどりの窓口の■▲と申します。 キャンセル待ちしていたA寝台のツインデラックスが1室出てきましたが、如何しましょう?」
↑↑↑
この■▲さん(女性)も女神に見えた。
●◆駅の窓口担当曰く、北斗星のA個室がキャンセル待ちで出てくることはほとんどないとか。 ← 良くてB個室までらしい。
しかし、北斗星のオ・タ・ノ・シ・ミの、食堂車でのディナーは1人分のみしか予約できず。 まぁ、そこは
パブタイムも利用すればなんとかなるからいいかな。
幸いにしてキャンセル待ちで出てきた2人用A個室のツインデラックスは車両中央の部屋(8号車4番)。
・・・ということで3人ともA個室となりました。(ツインデラックスを両親に。 ロイヤルは自分一人で利用。 それぞれの設備一覧は
こちら。)
昨年3月にそれまで2往復あった北斗星が、青函トンネル内の北海道新幹線工事時間確保を目的に1往復に減便されたので、チケット取得が困難になっただけでなく、食堂車の夕食タイムが1回のみになってしまったので、席数分の夕食予約が埋まった時点で完売。
時期を選ばなくて、札幌 → 上野で乗車するのなら比較的チケットを取り易い列車なのかもしれないけど、週末を北海道内で過ごそうとする曜日の札幌行きのチケットはしばらく争奪戦が続くのかもしれません。
また今回は、宿、交通費、現地での食費や雑費、両親の分も含め、自分が全額負担。 不況下で給与、賞与とも●●%ダウン(でも仕事量は増えてる)になり、とても厳しい状況だけど、親が動けなくなってしまい行きたくても行けなくて後悔するより、両親への最後のプレゼント(両親には「冥土の土産の旅行だと思ってほしい。」と伝えてある。)だと思って行ってきました。
理解してくれた妻、子供には感謝です。