tatsu596-3のブログ一覧

今年７月に以前から気になっていたドアチェッカーの経年劣化で
ドアを開けた状態にしておくと勝手に閉まってしまう対策を
考えていてその状況をブログに上げました。
ステップ１としてはみんともさんにお借りした中古のドアチェッカーを
洗浄してグリスアップして取り付けて様子を見るところで終わって
います。
その中で新品が国内に無いので他車からの部品流用ができないか
同じ三菱車の部品を取り寄せたり貴重なセリカXXのドアチェッカーを
お借りしたりして思ったことは「かならず流用できる部品がある！」
と思えるような似た部品がけっこうあったことからです。

そこでみんカラを検索していたある日、マツダロードスターNDの
ドアチェッカーが自社で改善品を出して交換したという記事です。
「そういえば毎月おはみなに参加しているジャン！」
横浜で毎月１回おこなわれている「おはよう横浜みなとミーティング」は
そもそもマツダロードスターのミーティングでスタートしており
今でも多くのマツダロースターが参加されています。
みんカラの記事で部品の写真をみるとエクリプスのそれに似ている
じゃないですか！

そこでロードスターオーナーに打診したところ、交換した対策前の部品を
あげるという素晴らしい方がいらっしゃってお言葉に甘えていただいて
しまいました。ありがとう戦友！！（ポルコロッソ風っす）
さてまずは並べてみましょう。

先の部分はリンクのような部品がついているものの加工で逃げられそう。
そして本体サイズ、ボルトの幅やピッチはどうか？

そっくりだしステー部分の形状も似ているぞ！
イケルかも・・・と早速、マツダに行って注文しました。
N243-58-270A 1,628円也。
すぐ納品されましたが実はここで２回改善されたことがわかりもうひとつ
ND5V-58-270　1,771円也
を発注し数日後納品されました。
これ前者が２段階開き、後者が３段階だったのでどっちがエクリプスに
合うのかも選択肢が増えて良いではありませんか。

加工していきましょう。まずはリンク部分を切り落とします。
＊スゲー硬いのでご注意を。マキタのマルチツールの歯が１回でダメに
　なりました。やっぱりこういう時はサンダーですかね。



あとは取付穴の周辺をキレイに整形します。
ステーは樹脂に覆われていてエクリプスの部品と
厚みが２ｍｍ程度違いがあるのでホットナイフとヤスリでじっくり
整えます。
できあがった部品を並べてチェック


数か月ぶりですが再びドアトリムを外してスピーカー台も用意してと。
しかしここでアクシデント発生！？


ネジとネジの外側の幅は58ｍｍと同じはずなのになぜかドアの取付穴に
すんなり入ってくれないのです。


リューマーとヤスリで格闘すること２０分。
「おー！はいった！」
グリスを付け元通り組み立てて・・と。

おそるおそる閉めて・・「閉まった」
おそるおそる開けて・・「開いた」
苦労した甲斐がありました。
今回運転席側のみ３段階のND5V-58-270を先行して装着したのですが
狭い駐車場は１段目、広い駐車場には２段目と小刻みに合わせられるので
こっちのほうが良いかもしれません。
なにより「カチ」「カチ」と止まります。
いや～気持ちいいっす。新車の時こうだったっけ？
納車されて２８年経ってますので記憶にございませんが（苦笑

他にもポン付けできるドアチェッカーがあるかもしれませんが
とりあえず旅はゴールとさせていただきます。
最後にご協力いただいた多くの方に厚くお礼申し上げます。