【ぶらりお伊勢さん】近鉄特急『VISTA EX』で出張 !?

4月5日　
三重県伊勢市の取引先に出張。




伊勢と言えば『近鉄特急』

近鉄名古屋駅地下ホーム。
10:10発賢島行き特急に乗車します。


列車は、
「30000系VISTA EX」4両＋「12200系スナックカー」4両の8両編成。


30000系は2階建車2両を普通車2両が挟む4両編成が基本。
VISTA CARとしては3代目になります。
（Wikipediaから）


30000系VISTA EX、2階建車のエントランスと客室。
2階建て車両ではありますが、1階はグループ向けのソファー席で通り抜けができません。
2階席はハイデッカー構造になっています。貫通路も同じ高さ。


階下席





【近鉄VISTA CAR の歴史】
（Wikipediaから）

1958年に登場した、初代VISTA　CAR　10000系　


試作要素が強く、7両編成1本のみ製造されました。
VISTA CAR2両を含む3車体連接の中間車を電動車2両ずつで挟む7両編成です。
アメリカ大陸横断特急のドームカーに似た鷹揚なデザイン。



2代目VISTA CAR 10100系
1959年登場
我々の世代は、近鉄ビスタカーと言えばこの車両、と言えるくらい印象の強い正面デザインです。


非貫通先頭車と貫通先頭車
編成は、3車体連接で一組。
　A編成；非貫通+VISTA CAR+貫通
　B編成；貫通+VISTA CAR+非貫通
　C編成；貫通+VISTA CAR+貫通
の組み合わせがあります。

最大3組併結の9両編成で運転されたことがあります。



修学旅行用電車
初代「あおぞら号」20100系
これもVISTA CARの仲間です。
オール2階建て3両編成。
中間車は1階に機器を集中配置し２階席のみのハイデッカー構造。


JR東日本「湘南ライナー」オール２階建て215系。
20100系とよく似た構造ですが、215系は先頭車１階が機器室となっています。



３代目VISTA CAR 30000系(登場時)
1978年から製造。
先頭車は12200系を基本に改良された12400系サニーカーと共通設計。


2000年までに大規模な更新工事を受け「VISTA EX」に改められました。




10:10　賢島行き特急は、近鉄名古屋を発車しました。
地下線を抜けると米野車庫。
『アーバンライナーNEXT』21020系をキャッチ。


VISTA CARの窓は天井まで回り込んでいます。
スハネ14 750番台B個室寝台の上階や285系寝台電車サンライズエクスプレス、E26系寝台客車カシオペアを彷彿とさせます。


デッキ（エントランス）は車両中央にあります。
（Wikipediaから）

北海道や山陰で活躍したAB合造寝台車オロハネ10を思い出させます。

オロハネ10（Wikipediaから）
この写真では、扉の右が中央廊下式Ａ寝台、左が側廊下式Ｂ寝台です。


JR九州783系も中央デッキ式ですね。




塩浜で、JR貨物稲沢機関区のDD51 800番台をキャッチ。
古参ですがバリ現役。四日市製油所からのタキ専貨を牽引しています。


11:36　宇治山田駅で下車


後ろ4両は、スナックカー12200系
1969年頃製造、車齢40年以上の大ベテラン車両。


折り返し用2番線には12200系上本町行特急が停車中。
大阪方先頭車は、近鉄特急一般型最新の、
22600系　NEW ACE CAR.


ほどなくして「しまかぜ」50000系が到着。
VISTA CARの15分あとに名古屋を発車し追いかけてきました。

「しまかぜ」50000系はプレミアムシートと個室で構成されています。
またラウンジカーが連結され、軽食やコーヒーなどを楽しめます。
一般窓口で特急券を買うことができ食堂車気分を味わえる貴重な列車。

本当はこれに乗りたかったのですが・・・。
人気が高く、指定券は早々に売り切れでした。


宇治山田駅です。
外観も中央コンコースも重厚な造り。


さて
　『お仕事タ〜イム』
　　　　　　　　・・・　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　終了！
　


折角なので、お伊勢さん参りに(^^;)>
伊勢神宮内宮へ参拝します。　　

鳥居をくぐり宇治橋から五十鈴川を渡って境内へ




神楽殿と正宮　
崇高な雰囲気です。


門前町「おかげ横丁」　と　「赤福本店」

お土産はおきまりの「赤福もち」

帰りの名古屋行き特急も　「VISTA EX」30000系


思わず、
仕事であることを忘れる(?)出張でした。
<(;^^)