10月27日(木)
再び厚木の「やっちゃう会社」に出張します。
今朝は、北回りで東京へ。
8:26 北鯖江から521系3次量産車233Mに乗車。
テッチャンコーナーに陣取り、終点福井駅の入線シーンを捕えます。
☞ 「3番場内警戒、制限25!」
と声を出すとヘンタイ扱いされるので、心の声で「指差歓呼!」
福井駅3番線に到着。
521系3次車は、衝突安全を強化した225系、227系顔ですが・・・、
隣、1番線の金沢行521系2次量産車は、瀬戸大橋線の223系5000番台顔です。
スタイルが全然異なるので、系列もしくは番台が変わってもよい気がしますが、何故か521系は全て連番で製造されています。
さて乗車するのは、683系4000番台「サンダーバード3号」金沢行。
8:54 リニューアル改造されていないオリジナル編成が入線。
9:38 金沢に到着。乗り換え通路から北陸新幹線ホームへ。
E7系「かがやき508号」東京行は、既に11番線に入線していました。
12番線は、シャトル便「つるぎ704号」富山行。
E7系とW7系、開業1年半ですっかり北陸の顔になりました。
去年3月まで、金沢から東京へのメインルートは、
北越急行直通「はくたか」+上越新幹線「とき」
だったのですが・・・。
1号車9番E席に陣取ります。
車内販売の「Train Caffe set」 至福のひととき。
ガトーショコラとコーヒーをいただき、“バイブル”の最新号に目を通します。
11:56 大宮に到着しました。ココは「エキナカ」発祥の地。
乗り場案内が無ければ、デパートの一角にしか見えません。
さて本来なら、大宮から「埼京線」か「湘南新宿ライン」で新宿に向かうのが順当なルートなのですが
今日は敢えて、同じ湘南新宿ラインを通るも、東武鉄道→JR直通の、
東武「鬼怒川温泉」発_JR新宿行「きぬがわ4号」
に乗車することにします。
栗橋から東北本線に転線してきたJR253系1000番台「きぬがわ4号」、
12:16 大宮へ入線。
観光客輸送のため、東武鉄道とJR東日本が協力し、2006年3月から東武日光・鬼怒川温泉とJR新宿間の相互直通運転を開始したこのルート。
栗橋駅に、
東武日光線とJR東北本線の連絡線を設置して実現しました。
1991年運転開始当初、JRが用意した乗り入れ車両は485系(予備が189系)
485系3000番台並みに改装され、スペーシア色をまとった専用編成が用意されました。
栗橋駅連絡線に停車中の485系専用編成。
2011年からは、成田エクスプレス運用が終了した253系6両編成12両が、東武乗り入れ用に改造され、現在まで運用についています。
「きぬがわ4号」は全車指定席。
指定席特急券は東武特急カウンターとJRみどりの窓口で購入できます。
253系1000番台の車内。
東武直通相互乗り入れに際し、車内設備が一新されました。
平日の車内はガラガラなのが気になりますが。
モノクラス6両編成ですが、車端部にグリーン車時代の特別室の名残があり、そこだけ側廊下式になっています。
JR東日本の253系。
元は1991年運転開始の、特急「成田エクスプレス」、通称「N'EX」用の車両。
車内外とも、国際空港連絡特急として意欲的なデザインがなされました。
荷物棚には航空機並みのハットラック(扉付き)が採用されていました。
「成田エクスプレス」は、2009年から新開発のE259系へ置き換えが始まり、2010年に完了。
253系は「N'EX」から撤退します。
253系は、5次量産車2編成12両が、東武直通用に改造され253系1000番台となりました。
また、3両編成2本(6両)が長野電鉄に譲渡され、長電2100系として長野-湯田中間の特急に使われています。
長野電鉄での塗装は、ほぼN'EXと同じでイメージが変わりません。
実は赤色の色調が異なるようなのですが、見た目よく解りません。
N’EXの雰囲気を残しているのはうれしいです。
湯田中へ向かう長電2100系。
正面JRの文字がNERに。(NAGANO ELECTRIC RAILWAY).
長野市内「朝陽駅」にて
さて、「きぬがわ4号」を満喫します。
ルートは湘南新宿ラインと同じ、大宮から新宿まで30分の旅。
わずかな時間ですが、空いているので幕の内弁当で昼食を<(^^;)
12:48 終点「新宿」到着、湘南新宿ラインの231系との並び。
253系は、「きぬがわ5号」鬼怒川温泉行として13:01に折り返していきます。
小田急新宿のロマンスカー乗り場へ。
60000系MSE「はこね」が入線。
折り返し、13:10発「はこね27号」箱根湯本行に乗車します。
60000系MSE(Multi Super Express) の貫通型先頭車と非貫通型先頭車。
貫通扉は「メトロはこね」の分割併合時に使用します。

号車表示の「01」がサンダーバードのようでカッコいい!
50000形VSEと同一コンセプトの車内デザイン。
やや木目の色が濃い目なのが60000形。
左がMSE60000形、右はVSE50000形
本厚木に到着。
車内販売のパーサーに見送られ、お名残惜しくも下車します(^^;)>
しばらく定点観測~。
上りMSE60000形「あさぎり」 と 下りVSE50000形「はこね」
しばらくするとそこへ、懐かしいロマンスカー塗装の電車が!
LSE7000形「はこね」です。
おじさん世代には、小田急ロマンスカーと言えば、このスタイルと塗装!?

7000形は1980年から1983年までに4編成44両が製造されました。現在は2編成が稼働中。
先日、2018年3月に新型小田急ロマンスカー70000形電車が導入されるのと入れ
替わりに廃車引退が発表されました。
3000形以来の、新世代小田急ロマンスカー正統派の血を引き継ぐ7000形、それまで元気に走り続けてほしい、と願わずにはいられません。
さて、最近の小田急車には、こんなマークが目立ちます。
2008年から導入された、アルファベット「O」を図案化したブランドマーク。
メビウスの輪のようにも見えます。
小田急の車両には「OER」のステンレス切り抜き文字が飾られていました。
【小田急電鉄小史】
1923年(大正12年)5月1日小田原急行鉄道株式会社創立
1941年小田急電鉄株式会社に改称
1942年東京横浜鉄道に買収され、東京急行電鉄(大東急)が発足。
1948年東京急行電鉄から分離され、小田急電鉄株式会社として再発足
という訳で、小田急電鉄『Odakyu Electreic Railway』略して『OER』のマークは静かに消えつつあるのでした。
アポイントの時間が近づきました。
本厚木から一駅、愛甲石田へ移動します。
電車は、唯一の小田急鋼製車塗装となった8000形。
愛甲石田駅です。ココから、タクシーで『やっちゃう会社』へ。
訪問先は、
『日産自動車(株)先進技術開発センター(NTDC)』
Working Time 終了~。
打合せが終わるころには、もうあたりは真っ暗でした。
退勤用路線バスを横目に、愛甲石田までタクシーで移動です。
新横浜まで、残り時間は約1時間・・・!
小田急最新通勤車4000形で町田に向かい、横浜線233系に乗り換え。
19:52 新横浜で、N700系「ひかり531号」に乗り換えます。
ここまで愛甲石田から52分、「間に合ったー(^^)>」
車内でビール片手に夕食!?
21:44 米原に到着
681系『しらさぎ63号』
敦賀で最終の福井行、521系271Mに最後の乗り換え。
23:23 北鯖江到着しました。
こうして今日も、『テツ旅な出張』が終わるのでした。
そろそろ、関西方面にも行きたいな~。