3月21日から24日まで、
フィリピンにある生産子会社へ出張です。
今回の出張目的は、顧客が実施する「工程品質監査」に立ち会うため・・・。
対象の製品は日本とフィリピンを跨いで生産されているので、監査立会い出張となったのでした。
ここしばらく別担当だったこともあり、フィリピン訪問は実に17年ぶり!?
この間フィリピン政権も交代し、子会社も増設増設で様変わりしているので、前回と何が違うのか楽しみです(^^)
飛行機は関西空港9:55am出発の、フィリピン航空PR407便。
鯖江から朝出ても間に合わないので、出発前夜は関空近くのホテルに宿泊〜。
『サンダーバート44号』で新大阪へ、21:19到着。
新大阪21:46発。287系『くろしお31号』で、関西空港線分岐駅の阪和線日根野へ。
紀勢線に入らなず太平洋が見えない、和歌山止まりの「くろしお」は、この31号だけです。
287系は、683系に丸みを持たせた正面デザインの直流区間専用車。
ちょっとサンライズエクスプレス285系に似ています。
車内は683系4000番台とほとんど変わりません。
22:33 日根野到着。
「日根野駅から徒歩1分」、が売り物のこのホテルへ。
明けて22日朝、
部屋の窓から、JR西日本「吹田総合車両所 日根野支所」が見えます。
以前の「日根野電車区」です。
関空特急「はるか」281系と、阪和線快速225系の姿が。
(^^)/
奇しくも、今月発売の「鉄道ジャーナル5月号」には・・・!
「日根野支所」の特集記事!? 223系と225系がいっぱい。

阪和線の国鉄時代は片町線と並んで旧形国電の宝庫と言われていたのですが・・・、今ではJR西日本の最新近郊型と特急が行き交う路線になりました。
朝食を済ませたあとは、電車ではなく7:00発ホテルサービスのシャトルバスで、「関西国際空港」通称「関空」に向かいます。

関空が見えてきました。
雨に煙る駐機場。
4階降車場から国際線出発階へ。
関空は、国際線出発は4階、到着は1階、国内線は2階、と動線がキレイに分離されているので動きやすい。
成田、羽田、中部より使い勝手が良いかも♪
チェックインカウンターは・・・、やはり結構人が多い!?
フィリピン航空のカウンターは、F1からF6です。
預入れ荷物がないので、スムースに発券。
ゲート37、搭乗は9:25、出発は9:55です。
フィリピン航空はいずれのアライアンスにも非加盟ですが、このPR407便と帰りのPR408便はANA全日空と共同運航便。
出発案内には・・・、
あらら、マニラ行き『PR407 遅延』の表示が!?
手荷物検査場から、出国審査場へ向かいます。
手荷物検査、今日は流れがスムースで比較的早く進むよう。
イミグレーションを抜けると、もうそこは「日本国外」。

シャトルで、「本館駅」から37番ゲートに近い「終端駅」へ。
フィリピン航空「PR407便」 機材は、エアバスA330-300です。
搭乗開始~♪ と、ここまではOn Time.
遅延と表示があったのに、特に遅れている様子もなく・・・!?
今回は行きも帰りもエコノミークラスなので、通路を右へ。
機内に乗り込み、荷物を八ットラックに収め、シートに座ってベルトを着用。
ゲートが離れ、ドアロックして、さあ発進!
と思ったら、機長のアナウンスが!
『滑走路が混みあっているため、当機の離陸まであと30分ほどかかる見込みです』
乗客は全員着席しているので、このままじっと待つしかありません。
・・・・・・・。
20分ほど経ったところで、駐機場から動きだしました。
メイン滑走路に入ったら、管制官の離陸許可を受け、おもむろにエンジンフルパワーで加速ー・・・!
Lift Off!
雨模様なので、ほどなく陸地は雲の下に消えていきました。
A330 -300の機内です。シート配置は3-3-3、ちょっと狭い(^^;)>
これから機内サービス、Lunchの時間。
昼食は、筑前煮とサラダの弁当風、フィリピンのビールと共に(^^)
ほろ酔い加減でウトウト・・・。 <(-o-;) zzzzz
離陸して4時間、フィリピンの街並みが見えてきました。
14:50 マニラ・ニノイアキノ国際空港、通称NAIAに着陸~♪
日本との時差は1時間。
緯度は台湾とほぼ同じで、台北から南に1000kmほどのところ。
17年ぶりのフィリピンに降り立ちます。
1階へ降りるとイミグレーション(入国審査)。
「え〝っ!」 なんか、もの凄い人だかりになってる!?
結局、入国審査と税関に1時間ほど要して、ようやくフィリピンに入国できたのでした。
気温はセ氏30℃くらいで、ちょっと蒸し暑い感じ。
会社から迎えのドライバーに電話を入れます。
空港を出発~♫
高速道路「Skyway」へ、
「おーん、オーン、おーん」
マニラ市内の高層ビル群が見えます。
料金所はETCが完備しています。

午後の気だるい時間、道路も空いてるー!
マニラ郊外の工業団地「ラグナ」へ向かいます。
中間ゲートをくぐって。
高速を降りて、さらに前進。
ラグナは、元々湿地帯の上にできた大地。周辺はバナナやマンゴーの畑が広がっています。
道端には、バラックなバナナとマンゴー屋さん!?
ラグナ工業団地に入り、現地法人の工場が見えてきました。
お客さんより1日早く、工場に入場~♪
監査スケジュールと内容確認の打合せを行います。
なんだかんだでこの日は終了。
現地法人の、従業員のクルマです。
100系カローラ、走り屋仕様なのが、何故かうれしい。
打合せを終え、ホテルにチェックイン!
マニラの夜が更けていきます。
明けて、3月23日 監査当日。
ビュッフェ式の朝食、目玉焼きにサラダを添えて。
フィリピンの通貨は『ペソ』
朝、少し時間があるのでホテル周辺を散策。
街路樹が南国、常夏っぽい。
定点観測で、市民の足『ジプニー』を捉えます。 ←詳しくはコチラへ
そして、マニラの旧車をチェ~ック!? ←詳しくはコチラへ
シビックセダン。
これが今回みたもっとも古いクルマ。
100系『安全コロナ』
工場に向う、送迎車の中から。
「初代ハリアー」
サニー発見!
「マーチ」
「30系カローラ2Drハードトップ」
と、そこへ、
「RESCUE」 が物々しく警戒中。
SWATまで出動しているとは、何があったのがわかりませんが物騒な話
現地法人の工場に到着~。
工程品質監査が始まりました。
マニュアルや記録類の確認に続いて、現場確認。


質問にもどうにか回答して、監査は無事終了。
お客様と一緒にマニラ市内へ。
お客様を夕食にお連れします。
3月24日
監査とフィリピン滞在の最終日。
再び、ビュッフェで朝食。
現地工場で「クロージングミーティング」です。
宿題も幾つかもらって、今回の監査は終。
お客様と一緒に、マニラ・ニノイアキノ国際空港へ向かいます。
フィリピン航空専用のターミナル2へ。
ターミナル2が見えてきました。
降車場から空港ビル内へ。
チェックインします。
お客様は成田へ、小職は関空へ。
Immigrationを通り、税関に向かいます。
出国審査完了! PR408はゲート3、搭乗14:25、出発は1455です。
あとは乗るだけ、と思っていたら、何やらゲート3がザワ付いています!?
とそこへ、PR408「関西空港」行についてのアナウンスが。
半分くらいしか聞き取れなかったのですが・・・。
どうも、
「PR408は欠航になり、次の便は翌日未明の3時頃になる!」
と言っているようです!?
(>_<)
「え“~」
12時間も足止め?
事情がよく呑み込めていないのですが、果たして無事日本に戻れるのでしょうか?
「後編」に続きます。
(^^)>