9月3日(日)
「第9回遊佐町クラシックカーミーティング」
のあとは、
「ミニミニハチロクミーティング in YUZA」
で盛り上がりました!?
でも、楽しい楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、
お名残惜しくも皆さんと別れて、帰路に就きます。
会場近く、R7沿いの『道の駅 鳥海ふらっと』にふらっとお立ち寄り。
ここで、ゴールドのクロスオーバー7発見!
これは、もしかして、山形のクロスオーバー7乗りの「Sさん」?
会場近くの道の駅なので、もしや?と思ったのですが、残念ながら違うオーナーさんでした。
実は昨日「Sさん」に会おうと連絡を取ったのですが、
☞
夕陽に見とれて鶴岡の到着が遅くなりそうで、
時間もハッキリしなかったため、会うことは叶わず・・・。
すみません。(>_<)
今日は日曜日ですが、お仕事ということで、
「仕事終わったら、間に合えば、行きます!」
と言っていただいたのですが、会えず仕舞い・・・。
お忙しいので仕方ないです。また次の機会に。
再び独りになった私は、今回の旅、最後の寄り道スポットへ向かいます。
R7を酒田に向け南下。
寄り道最終スポットに向かうきっかけとなったのは・・・、
この
『JR貨物時刻表』
最新号ではないです。平成28年版。
公益社団法人『鉄道貨物協会』が年一回発行。
JR貨物のほか、各地の臨海鉄道や、今やごく少数派となった秩父鉄道、三岐鉄道、西濃鉄道などの私鉄貨物列車も掲載。
山形県庄内地方に向かう、ということで、この時刻表の中に「気になる路線がある」ことを思い出したのでした。
酒田周辺は114ページに、奥羽線、羽越線、信越線、北陸線を合わせ
「日本海縦貫線」と総称して、本線長距離のコンテナ高速貨物列車が掲載されています。
貨物列車は国鉄時代の全国ネットワークが生きていて、日本海縦貫線では、トワイライトエクスプレスを思い出させる札幌-大阪間の高速コンテナ列車のほか、札幌-福岡間高速コンテナ列車など、旅客列車には無かった長距離列車が、今でも走っているのです。
さて、今回注目したのは本線ではなく、
こちら120ページの、
『酒田港線 酒田⇔酒田港』
コンテナ貨物列車2往復と、機関車の単機回送2往復が設定されています。
1日たった4往復の運転。
この貨物時刻表には、列車時刻のほかコンテナ貨物駅構内図や機関車運用表など、貨物列車情報が満載。
(^^)!
酒田港駅の配線図も掲載されています。
地方重要港湾である酒田港。
その埠頭に縦横無尽に敷かれた臨港線・・・。
これまで何となく興味を引かれていましたが、せっかくの機会。近くまで来たことだし、どうしても寄ってみたくなったのでした。
酒田港駅から奥は県営公共臨港線で、
酒田臨港開発(株)が管理・運営する上下分離方式の貨物線となっていました。
☞
地図は、『廃線レポート酒田臨港開発線』から転載して追記。
今回、青矢印の、①踏切、②跨線橋、③車止め から撮影しました。

①踏切から、右の線路は酒田駅方向につながっています。
左の線路は酒田港から、食糧倉庫跡を経て、花王や東ソーの工場から大浜埠頭へ向かう、山形県が管理していた「県営公共臨港線」。
現在は、このすぐ先まで入れ換えで使われるのみで、その先は廃線となり使われていません。
①の踏切から、酒田港駅構内方向。
レールの頭が光っているので、列車が定期的に走っていることが解ります。
②の跨線橋に昇ってみます。
コンテナ車コキ50000形や高速コンテナ車コキ100系と、荷役作業が一段落した仕訳線が見えます。
酒田臨港開発(株)は現存する会社で、入れ換え用の小型ディーゼル機関車を所有し、今でも酒田港駅の管理を引き受けています。
先ほど撮影した①踏切。
右の線路奥が酒田駅方向。
左は、廃線となった大浜埠頭方向の公共臨港線につながります。
DE10けん引のコンテナ列車到着の様子はこんな感じ。
☞
酒田港駅で午後の入れ換えを眺める。
http://r32tworld.exblog.jp/19406104/#19406104_1 から転載。
酒田港駅の到着線と出発線です。
コンテナを降ろしたコキ50000形が見えます。
到着、出発線の先は、③車止めで線路が終わり・・・。
草むして錆びたレールの風景が、郷愁を誘う・・・。

時刻は15時過ぎ。
時刻表には、酒田港17:20発のDE10けん引コンテナ列車が記されています。
列車の走る風景を直に見てみたいと思うのですが、さすがに見てから帰ると日付が変わってしまうため、それは無理と思い今回はおあずけ。
ちょっと残念(>_<)
時間があれば、廃線となった酒田公共臨港線の、食料倉庫跡、花王そして東ソー引き込み線、大浜埠頭方面にも足を伸ばしたかったのですが、ココまでとします。
(また来年来ればいいか!? (^^) )
すぐ横は酒田港埠頭。
日本の沿岸警備を担う海上保安庁巡視船「つるぎ」が停泊中。
第二管区酒田海上保安部に配備されています。
毎時40ノット以上(70km/h以上)の高速性能を有します。
1999年(平成11年)に起きた「能登半島沖不審船事件」、当時の巡視船が高速で逃げる北朝鮮の不審船に追い付けなかった屈辱的な教訓から急遽計画、配備された高速巡視船。
しばらくは、緊張状態が続きそうな日本海沿岸・・・。
☞ 【参考】
配線略図.net 酒田港駅貨物線
https://www.haisenryakuzu.net/documents/feature/2015/sakatako/
廃線レポート 酒田臨港開発線
http://yamaiga.com/rail/sakata/main.html
酒田港駅で午前中の入れ換えを眺める。
http://r32tworld.exblog.jp/18752306/
酒田港駅で午後の入れ換えを眺める。
http://r32tworld.exblog.jp/19406104/#19406104_1
さて、時刻は15時半。
これで思い残すことはありません。
〈(;^_^)
今度こそ帰路に就きます。
酒田市内を日本海東北道_酒田IC方面へ。
日本海東北道にオーン。
新潟まで150km。
鶴岡JCTで山形道を分岐。
おっと、温海温泉から先は工事中。
一旦R7に降ります。
R7を南下、16:17 新潟県に入りました。
653系1000番台 特急「いなほ」とすれ違う。
道の駅「朝日」で、1STOP
この先、村上から再び日本海東北道。
中条本線料金所からは有料区間。
時刻は18:00 新潟西ICあたりで夕暮れです。
長岡JCTで関越道を分岐。北陸道を西進します。
18:50 米山SAで2STOP。
後ろのトラックは?
「十勝のむヨーグルト」
こういうの好きです。
ひたすら走る!
21:20 小矢部川SAで、3STOP
22:25 鯖江ICで高速オーフ。
イベントだけでなく、あちこち寄り道しての2日間。
走行距離は1220km、平均燃費は14km/Lでした。
エアコン掛けっ放しだったので、まあまあか(^^)
22:50 無事到着、荷物をおろし車庫に片づけ完了!
この2日間、お相手いただいた皆さん、メールやメッセージで連絡下さった皆さん、
ありがとうございましたー。
(^o^)/
来年も行けるかな?
(2日間の出来事、5巻も引っ張りました・・・(;^^)> )_
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鉄学 | 日記
Posted at
2017/09/19 06:00:05