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2018年04月25日

【出張で旅テツ⑩】相模鉄道いずみ野線で『ヘッドライトが歌う会社』へ!?

【出張で旅テツ⑩】相模鉄道いずみ野線で『ヘッドライトが歌う会社』へ!?


4月25日(水)
朝の、相模鉄道 横浜駅 



朝の通勤時間帯も終盤ですが、3本あるホームには2~4分おきに列車が発着します。
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相模鉄道 略して相鉄(SOTETSU)は、横浜-海老名の本線、二俣川-湘南台のいずみ野線と、車両回送に使われる、海老名の手前、相模国分信号場-厚木(操車場)の厚木線、の3線38.1kmを営業する、路線延長が最短の大手私鉄です。
また、首都圏の大手私鉄では唯一、東京都内に路線を持たない鉄道でもあります。
 
茅ヶ崎から厚木を経て橋本に至る相模線は、もともと相模鉄道の路線として開業。
その後国有化され国鉄相模線となり、分割民営化でJR相模線になりました。
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少し時間があるので、出入りする車両をチェック~(^^)
今の相鉄では最古参、1975年登場の7000系。

ただし、この正面スタイルは1986年以降に登場した後期増備車で、新7000系と呼ばれます。
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前面デザイン以外、JR東日本E231系と同じ仕様の10000系。
2002年登場。
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前面デザイン以外、JR東日本E233系と同じ仕様の11000系。
2009年登場。
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相鉄オリジナル仕様の9000系。
これはリニューアル施工された第二編成9702F。
最新型20000系に倣った濃紺塗装。
この日は20000系の姿を見ることはできませんでした。
この、9000系 快速湘南台行に乗車します。
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9000系は、10両編成中2両がセミクロスシートになっています。
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終点の地下駅、湘南台に到着。
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相鉄湘南台駅はホームが地下二階で、コンコースが地下一階。
改札口は、横浜市営地下鉄ブルーライン、小田急電鉄江ノ島線と並んでいます。
小田急は地上ホーム。
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湘南台駅前から、最新の大型観光バス「いすゞ ガーラ」に乗り込み、向かった先は・・・!
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オープン1周年の「いすゞプラザ」。
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館内は、いすゞ自動車の最新モデルからヒストリックな車両展示、リアルにクルマが行き交う大型ジオラマ。販売車両が企画されてから工場で生産されるまでの体験コーナー、など、大人も子供も見て触って楽しめる展示が続きます。


さて、
「いすゞ自動車」といえば、何と云っても、中高生の頃聞いたラジオの深夜番組、
『いすゞ歌うヘッドライト』!?
サブタイトルは
(~コックピットのあなたへ~)

ニッポン放送の「オールナイトニッポン第一部」のあと、TBSラジオ系列とクロスネット局では、TBSラジオの「いすゞ歌うヘッドライト」が午前3時から5時まで放送されました。

スポンサーの紆余曲折もあり、時間やネット局の変化があるも、1974年から2001年まで27年間放送されました。

番組コーナーには、
「午前4時の聞きもの」
「ドライブイン情報」
「夜明けの喫茶室」など。

そして、空が白じむ頃のエンディングは、
「それでは、安全運転で!? 今日も元気に、いってらっしゃ~い」
というアナウンスで締めくくり。
(ほかにも幾つかのパターンがあったようです。)

いやぁ懐かしい・・・。
(勉強もしないで、気づけば夜明け)



話をいすゞプラザに戻して。

いすゞ自動車が最初に生産したトラック
「ウーズレーCP型」
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大型ジオラマです。
鉄道模型の大型レイアウトは、大宮の鉄道博物館、名古屋のリニア鉄道館、京都鉄道博物館で見ることができますが、ミニカーが動くジオラマは珍しい。
ちゃんとヘッドライトを点灯させ、ウィンカーも点滅します。
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ちなみに、鉄道模型の場合、町や山林の風景を作り込んだものは、昔から「レイアウト」と言います。
「ジオラマ」という言い方は、「田宮のプラモデル」から始まった気がしますが、鉄道にはどうもしっくりときません。
鉄道模型雑誌の老舗「機芸出版社」の名門『鉄道模型趣味』では、頑なに「レイアウト」と言い続けています。賛同のエールを贈りたいところですねー。

さて、ここは主役がクルマなので、その『ジオラマ』ですが・・・。

クルマ自身がモータで動くのか、道路の裏側に動く磁石があって動くのか、わかりませんが、不思議なくらい、動きがとても滑らか~。
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「おっ!」「これは、(@_@)」
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街の遊撃手、FFジェミニ。
CFのように、ちゃんと噴水の周りをランデヴーします。
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都市の夕暮れから、夜のとばり、夜明けも再現。
デモ走行は、毎時15分から15分間。
見とれてしまいました。
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そして、いすゞの実車展示。
自衛隊の輸送用特装車、SKW。
防衛省名『73式 3 1/2t型』
AWDの6輪駆動で、水深1mの河川も走ることができます。
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低床フラットの路線バス、エルガ。
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そして、大型トラック「GIGA」
これはトレーラーヘッドのトラクタ。
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中型トラック「FORWARD」
これの前モデルの5.5トンが、私が通った自動車学校の大型免許教習車でした。
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日本では販売していないSUV「mu-X」
「ビックホーン」の後継車。
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2階展示場へ上がります。
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「トラックができるまで」
CAD以前の、懐かしい製図道具の数々。
学生時代を思い出しますねー。
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1枚の鉄板がプレスされてドアパネルに
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塗装体験コーナー。
プロジェクションマッピングで、スプレーガンの疑似体験ができます。
(出来映えを採点されます)
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「スミダ自動車」の乗り合いバス。
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トラックTX
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初代エルフ
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ベレル
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FRのジェミニ前期モデル。
GMの世界戦略車。
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そして・・・、
『いすゞ117クーペ』
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希少な「ハンドメイド」です。
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いやぁ、もう12時過ぎ。
ずっと見ていたいのですが・・・。
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昼食を挟んで、午後は、いすゞ自動車の皆さんと打合せ。
ウチの会社紹介と製品/技術のプレゼンテーションなのでした。

「ささっ、お仕事、お仕事!?」


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ブログ一覧 | ビジネストリップ | 日記
Posted at 2018/05/06 06:28:58

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この記事へのコメント

2018年5月6日 6:38
♪はーしれ 走れぇ~ へ行かれましたか(笑)。

イスズがもう一度5ナンバーのクルマを造ってくれたら ・・・ って思う方は少なくないと思うのですが(笑)。
コメントへの返答
2018年5月6日 23:19
いーつぅまでもー、い~つぅまーでもー♪ 
どーこ~までもー、ど~こ~まーでもー♪
ですね(^^)

乗用車は、山椒のような、個性派で長期生産モデルが多かったですねー。
ベレットなんて、今の軽よりも小さいし。
規模を追わない小粋なメーカーとして、乗用車生産再開してほしいです。
(^^;)>
2018年5月6日 7:46
おはようございます。
いすずのトラック~♪
最近のCMで耳に残る頭に残るディーゼルの大御所メーカーですね。
自分らが免許取ったころは普通に乗用車売っていたけど~♪
ジェミニのレカロ付いていたのとか・・・硬派だったなぁ~。
イルムシャRか・・・そういえば、GT-Rってベレットにありましたね。硬派すぎるメーカーだったんですかね~。販売不振に。
イタリアンって感じのデザインでしたね・・・ピアッァとか。
SUVはその後、10年かそこら販売していたようですが・・・
ビックホーンと近未来的デザインの?失念・・・変わったデザインで売れるのか!?って思いましたが、やはり売れなかったようで(^^;
トヨタが技術欲しがるくらいのメーカーなんですよね~。
その、いすずさんとお話するとは・・・一流メーカーにお勤めなんですね(^^)
コメントへの返答
2018年5月6日 23:47
こんばんは。
トラック・バスの大手として生き残りを模索しているメーカーですね。
乗用車は、ベレル、ベレット、ジェミニ、フローリアン、117クーペ、ピアッツァ、アスカ、ビックホーン、ミュー・・・。
長期間作り続けられるモデルが多かった中で、ジェミニはFRからFFへとフルモデルチェンジした特異な存在でした。
117クーペやピアッツァは、イタリアのジウジアーロがデザインしましたねー。
経営と技術的には、GM、オペル、ロータスなどとか関係して結構複雑。あ、ジェミニにはハンドリングバイロータスなんてのもありました。

大型トラックGIGAの最新型は、海外メーカーの影響を受けアクの強い顔になりましたが、初代GIGAのロボットのような近未来的な顔は衝撃的でした。

いえいえ、お客様に呼ばれたらどこへでも参上して説明し論議する、この繰り返しなだけなんです。
(^^;)>
2018年5月6日 9:04
いすゞ、FFジェミニの街の遊撃手のCMが懐かしいです。
あの時期はジウジアローのデザインを買ってきていたようですね。スタイリッシュで好きな車のひとつでした。時代に淘汰されてしまいましたがあらためて振り返るとメカ的にも意欲的なギアボックス開発や晩年のエラン用1600ターボエンジンとか魅力的なものを持っている会社ですね。
コメントへの返答
2018年5月6日 23:54
街の遊撃手のCF、ほんとにワルツを踊っているようでしたが、細工なしで2人のドライバーがランデヴーしてたんですよね、凄かった~。
ベレット、117クーペと続き、ピアッツァが、いすゞジウジアーロモデルの最終型でした。AE86、3ドアのスタイルは、ピアッツァの影響を受けたと言われています。
はい、自動変速NAVI5とか、メカ的にも独自のこだわりがありますねー。
<(^^;)
2018年5月6日 9:39
いすゞプラザ、行かれたのですね。
私はGWの間に行こうと思って調べたら休館という事でした。
今年中に時間を作って行こうかと考えています。

歌うヘッドライト、懐かしいですね。
私は小学校5年生くらいからラジオを聴く事にハマって夜中に起きてオールナイトニッポンや平日は歌うヘッドライトを聴いていました。
走れ歌謡曲より歌うヘッドライトでした。

歌うヘッドライトを聴き始めた頃はまだ5局ネット?くらいだったと思います。オープニングやエンディングに流れる広川太一郎さんのナレーションの声が好きでした。
ドライブイン情報とか有りましたね。

何年か前に歌うヘッドライトのCD-BOXが出た時に購入してしまいました。ナレーションやエンディングテーマも収録されていました。

歌うヘッドライトの事が書かれていたので思わずコメントさせて頂きました。
コメントへの返答
2018年5月7日 12:56
技術プレゼンと打合せのオファーがあったあと、「是非、いすゞプラザにもお立ち寄りください」というお誘いがあり、ありがたくお受けしました。『トヨタ会館』の展示も秀逸ですが、「働くクルマ」が主役で、体感主体の『いすゞプラザ』は一見の価値ありです。

文化放送『日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲』、1968年から続く超長寿番組ですが、実は聞いたことがないんです。小学生の頃、オールナイトニッポン第一部が終わった午前3時、バリコンをいじると聞こえてきたのが『歌うヘッドライト』の、バイオリンとアコーディオンのテーマ曲!?
ドライブインなんて、マイカーのない家に育った小学生には縁遠い存在でしたが、妙にワクワクしました。
エンディング前のCMの「~お別れの時間がやって来ました。もうすぐ午前5時・・・」 だったか何だか、のセリフがなんかカッコよかったんです。

おー、(@_@)
CD-BOXがあるのですねー。
手に入れてみたい気もします。
(レンタルでもいいかな <(^^;))

ありがとうございます。
2018年5月6日 14:09
相模鉄道は、路線が限定されている上に沿線に観光地等が無いため、東京に住んでいても乗る機会が少ない路線ですので、私も20年ほど前に厚木基地のオープンハウスを見に行った時の1往復でしか乗車経験がありません。ただ、以前の独特の車体色や幅広の車体ということから、直接触れる機会が少ないのに「クセが強い濃厚」なイメージが残っています。電車には珍しい油圧式パワーウインドー装備という特徴もありましたね。それと、またもや「連結器関連ネタ」ですが、新性能化以降一般的に多芯化され本数が減る傾向にあるジャンパ連結器を、少芯の連結器を多数並べるというのも昔から特徴的でとても気になっていました。←完全に変態オタクネタですね!(笑)
 仰せの通り、鉄道模型はジオラマではなく「レイアウト」ですね!ここの件は、正に「我が意を得たり」の感が致します。まあ、「ぼたもちとおはぎ」の違いのようなものかもしれませんが、こればかりは譲れない気がします。私見ですが、ジオラマという言葉には博物館にある例えば「江戸時代の街並み」ですとか、「縄文時代のXX遺跡の全景復元模型」のような、そこに動くものがない模型(3次元の静的再現)というイメージが伴い、鉄道模型のレイアウトのような、動きも含めた再現には相容れないような感覚をもっています。
 いすゞプラザは是非見学したいと思っていて、なんとか今年中に実現したいです。
 ベレルについて後期の4つ目の黒い車が90年代まで、当時の御茶ノ水の家の前を通過するのを頻繁に目撃したので、その車がその後どうなったのか気になるところです。或いは何所かで生き残っていてイベントに登場しないかと、希望をつないでいます。
コメントへの返答
2018年5月7日 18:57
相模鉄道、初めての乗車と思いましたが、以前厚木の日産NDCに出張し、海老名から横浜までショートカットするため利用したことがありました。横浜からいずみ野線に向かうのは初めてですねー。
今は廃車された6000系の前期が、地下鉄直通103系低窓貫通車に丸みを帯びたようなデザインで、後期が、高運転台、幅広裾絞り車体にマイナーチェンジされましたねー。6000系から、現有の最古参7000系までは、東急7000系の台車枠外側にブレーキディスクが剥き出しになった「パイオニアⅢ型」に似た、「日立KH台車」を装備していました。
油圧式パワーウインドゥは確かに珍しいですね。
ジャンパー栓の少芯化のお話とは・・・、さすがです。 <(^^;)
本支線の分割併合はないものの、10両編成は本務6+付属4ですから、ジャンパー栓は必須でしたけど、少芯多数化すると、連結切り離しが煩雑な気がしますが、何故なんでしょうねー?
なるほど、動くか動かないかで、レイアウトとジオラマを使い分けるのも、一理ありですねー。とすると、このいすゞのは、クルマが自走するので「レイアウト」と呼ぶべきかも。
いや、実は中央に「いすゞプラザ駅」があり、相鉄線が乗り入れていて、10000系が出入りしていました。なので、鉄道車両が動いている訳ですから、これはやはり「レイアウト」と呼ぶべきなんでしょうねー。ブログでは、館内表示とパンフレットに従い「ジオラマ」としました。
ベレルは石川県小松市の「日本自動車博物館」に蔵車されていたのでは、と思います。
さすがにイベントで見たことはありません。
『いすゞプラザ』、子供から大人まで、楽しめて学べる、よくできた施設と思いました。
是非、お出かけください。
湘南台駅の無料シャトルバスは30分毎に出ています。
(^^)/
2018年5月6日 18:44
ここの年表に使われてるミニチュアカー、ほとんどがワンオフで製作されたとか?!なんとも見ごたえのあるもののようですね…いつかは行かなきゃ!
ジオラマ、どうやって走ってるんでしょうかね?しかもヘッドライトまで点灯するなんて…すごすぎるっ!!
ずっと見入っちゃいそうですよね、時間も忘れて。
お仕事、お疲れ様でしたっ。
コメントへの返答
2018年5月7日 1:10
えー、そうだったんですかー。
そういえば、いすゞ車のミニカーで固められていた訳ですが、そうですよねワンオフでないと全車揃わない訳ですよねー。
動きがギクシャクせず滑らかなんです。ちゃんと30m手前からウインカー出して曲がるし・・・。この正しい交通マナー、どこぞの県民に見せつけたい・・・。
はい、午後のプレゼン/打合せは無くしたかったです。ありがとうございます。
(^^)/

プロフィール

「@フレンドリー182 さん、北の大地上陸ですか〜!? 壮大なスケール感、楽しんできてください。
(^^)b」
何シテル?   08/10 06:08
柴犬のLEN吉、本名「レン」永遠の12才です。 クルマでお出かけするのが大好き。 イベントで見掛けたら、声を掛けてください。 (^^)/
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