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2018年09月01日

【いくぜ東北!④】 鉄道 THE リアルラン, 寝台特急『あけぼの』に乗る!

【いくぜ東北!④】 鉄道 THE リアルラン, 寝台特急『あけぼの』に乗る!



9月1日(土)16:00
秋田県鹿角郡小坂町
『小坂鉄道小坂駅』








ブルートレインが日本中の都市を結んでいた、あの頃。

懐かしい光景が今、目の前に!

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いよいよ、動く24系「ブルートレインあけぼの」に乗車!


題して、

『鉄道 THE リアルラン 寝台特急 あけぼの 

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~回想~
頭の中でオーバーラップする追憶の情景・・・。



ジブリアニメ 『おもひでぽろぽろ』に、1982年頃、奥羽本線経由時代の『あけぼの』が登場します。

アニメの場面に、当時の記憶を重ねて。


主人公のタエ子(声;今井美樹)が上野駅から山形駅まで24系化間もない「あけぼの3号」に乗車。

上野名物、列車案内の看板が懐かしい…。

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時空を超えて、
時は1982年、国鉄 上野駅地平ホーム17番線。


時刻は22:00頃、

高架下、地平ホームの静寂を破る、スピーカーの声が!


「業務放送ぅ、トォーナナ番、回1003列車、接近!」 
(【訳】17番線、回送1003列車が接近中)

「1003列車」は下り「あけぼの3号」秋田行の列車番号。
尾久客車区から上野駅へ回送されるときの列車番号は「回1003列車」となります。

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そして、構内アナウンスが・・・!?
「お待たせいたしましたー、17番線に~、22時24分発ぅ~、特急寝台「あけぼの3号」奥羽線回りぃ秋田行が入線しま~す」

国鉄、JRを通じて『寝台特急』ではなく、『特急寝台』と案内する車掌さんや駅員さんが多かった記憶がありますね。そのたびに、「やっぱ、寝台特急でしょ!」と言いたくなったものですが・・・。


そして、尾久-上野名物、推進回送運転で、「あけぼの」がオハネフ24を先頭に、脱着式の標識灯を点灯させて、貫通扉を開放し空気管に直結した非常ブレーキ弁を操作する推進運転士(通称ラッパ屋さん)の前方注視の下、入線してきます。
(Wikipediaから)


さすがにアニメでは、貫通扉を開け推進運転で入線する理由が描き切れなかったのでしょう。

貫通扉は閉じたまま・・・。

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いやもう少し突っ込むと、1990年に上野駅での騒音、排ガス対策で編成ごと方向転換されるまでは電源車カニ24が編成最後尾。つまりこの頃の上野入線はカニ24を先頭に推進運転されたはずなのですが、アニメはオハネフ24が先頭です。


「危ないですから~、白線の内側までお下がりくださーい」

この頃はバリアフリーも意識されない時代。
黄色い点字ブロックもありません。だから「白線」

左がアニメの「あけぼの」乗車の場面、右は上野に到着した寝台特急「北陸」。

上野駅ホームの雰囲気出ています。
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通路の補助席に腰掛け、流れる景色を眺めながら、小学5年生の自分を思い返すシーンも。

車内や風景の描写が結構リアル。

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黒磯から先、ED75にけん引され東北本線を疾走。

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福島からEF71とED78の重連がけん引して、午前3:51、山形駅に到着。ちなみに先発の「あけぼの1号」は山形には停まりません。なのでこの列車は「あけぼの3号」だとわかります。

1982年当時の「あけぼの」は24系12両編成。38‰の板谷峠を越えるため、福島-山形間はED78+ED78もしくはEF71+ED78の重連運用だったところは忠実に描かれています。
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夏休み、仙山線高瀬駅近くの農家でべにばな摘みの農業体験するタエ子は、早朝の山形駅に降り立ちます。
振り返ると「あけぼの」の牽引機は山形で機関車交換して奥羽本線用ED75 700番台に。
(さすが高畑監督、時間の推移も完璧!)

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そして、ステイ先の農家から迎えに来たトシオ(声;柳葉敏郎)。
タエコが起きられず乗り過ごしたと勘違いしてあわてた様子。
後ろからタエコが現れ、チャンチャン♪
新幹線開業前の山形駅。地方駅によくある、改札の正面が1番線でしたねー。

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続きはレンタルビデオでどうぞ。
エンディングには仙山線のキハ52と455系も登場します。


アニメは奥羽本線「あけぼの」でしたが、その後の「あけぼの」は、山形新幹線と秋田新幹線に翻弄され、運転経路が変遷していきます。

1970-1990 東北本線-福島-奥羽本線
1990-1997 東北本線-小牛田-陸羽東線-新庄-奥羽本線
1997-2014 東北本線-高崎線-上越線-羽越本線-奥羽本線
経路は変わっても、上野-秋田-青森を結ぶ使命は守り続けたのでした。


実は私、寝台特急「あけぼの」には、20系時代から24系を経て、臨時列車化されるまで一度も乗ったことがなかったのです。
上野駅と長岡駅で見掛けることはあり、そのたびに「いつか乗っておきたい」と思いながら、結局実現できなかったのですが…。

「あけぼの」とともにJR時代を駆け抜けた、寝台特急「北陸」。
上野発着の夜行列車で私が最もなじみがあるのは、金沢-上野間を上越線経由で、約8時間で結んでいた、
14系寝台特急「北陸」。

早朝6:19 上野駅14番線に到着した金沢発の「北陸」です。
牽引は双頭連結器を装備した長岡車両センターのEF64 1000番台。

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「北陸」は8両編成の半数が、A個室寝台車シングルデラックス1両とB個室寝台車ソロ3両の個室寝台車。
上り下りとも、22時から23時頃出発し6時台に終着する便利なダイヤが組まれ、トクトク切符でB個室ソロを利用できたこともあって、女性客にも人気の寝台特急でした。

私的には、東京日帰り出張でも、得意の一周切符を駆使し「自主的」に前夜発にして、「北陸」のB個室ソロで自分だけの至福の時間を満喫したのでした。
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B個室寝台ソロの階下室です。

北斗星のJR東日本車ソロと同一仕様。「あけぼの」のソロとは異なり、レールに直角向きにベッドが配置されます。天井は低いのですが、座ってしまえば寝台+通路を占有でき、プライバシーも確保されて快適でした。

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2010年3月、寝台特急「北陸」は車両老朽化と乗客減少のため、僚友の急行「能登」とともに、北陸新幹線の開業を待たずして列車廃止となりました。

前夜発出張の高揚感も過去のものに・・・。
いや、まだ我々には、大阪停車の上り「サンライズ瀬戸・出雲」がある!




(閑話休題)





話を小坂鉄道に戻しましょう。



さて小坂駅の構内アナウンスが聞こえてきました。

「16時30分より『ブルートレインあけぼの』の体験乗車を行いま~す。「あけぼの」号に宿泊予定で体験乗車ご希望の方は、『ブルートレインあけぼの』号1号車開放B寝台にお集まりくださ~い」

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宿泊者特典として『あけぼの』24系を展示線から小坂駅ホームに据え付ける入替え作業に同乗できるのでした。構内回送運転とはいえ、動く24系寝台客車に乗ることができるのは、日本で唯一、小坂鉄道だけ!ここまで来て、この機会を逃す手はありません。




構内踏切を渡り、停車中のオハネフ24に向かいます。

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「寝台列車に乗る」というこのワクワク感は2016年2月の急行「はまなす」お別れ弾丸ツアー以来!?
☞【前編】最後の客車急行 『はまなす』 乗車記

☞【後編】最後の客車急行 『はまなす』 乗車記



機回り線のDD13 3のエンジンが始動しました。
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車扱い係の誘導で回送されます。
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機回しして、カニ24の前に向かいます。
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カニ24にDD13が近づいていきます。
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一旦停止。
尾久客車区、品川客車区、向日町運転所などでは、日常的にこんな光景が展開していたのですね。
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手旗誘導で、連結!
凸型ディーゼル機関車の牽引は、非電化の羽越本線や陸羽東線迂回運転のイメージですね。
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いよいよ、オハネフ24に乗車して発車を待ちます。
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寝台区画に腰を下ろすと、懐かしい感覚が!?
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発車しました。
「チャラララ、チャララン、チャラチャララン、チン!」
オルゴール原音のハイケンスのセレナーデがさらに気分を盛り上げます。
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展示線先のポイントで折り返し。
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24系車内からLEN吉LEVINを横目に見て・・・!
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タタン、タタン。ゆっくりとジョイント音を刻んで、
「間もなく小坂、小坂に到着しますー」
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「どなた様もー、お忘れ物の無いよう、ご注意ください」
わずか10分ほどですが「あの頃」の光景が甦りました。
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この窓からの風景。
最後尾のオハネフ、スハネフはミニ展望車でしたね・・・。

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体験乗車のあと、宿泊受付を済ませて、今日の宿「A個室シングルデラックス」へ。
2号車B個室ソロから乗り込みます。
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通路左右に個室が並びます。

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B個室ソロ上段。「北陸」14系のソロとは違い、レールと平行にベッドを配置。

このレイアウトは、サンライズエクスプレス285系のB個室ソロに継承されました。

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そして3号車A個室シングルデラックスへ。
部屋は『A1』です。
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今夜の寝城はここ!上段をセットした状態。

「北陸」スロネ14と同じデザインですが、補助ベッドがあるのが相違点。

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廊下も14系「北陸」スロネ14と同じですねー。

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方向幕のショット。

1号車 オハネフ24 12

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2号車 オハネ24 555

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3号車 スロネ24 551

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オハネフ24 12の車端表記。

「盛アオ」は、車両の所属地を示します。

国鉄なら、盛岡鉄道管理局青森運転所。

JRだと、JR東日本盛岡支社青森車両センター

そして昭和48年富士重工製の名盤。
小坂の24系は4両全て富士重工製。
スバル車なのですねー。
そういえば、2号車オハネ24の車番が555というのもスバルっぽい!?
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スロネ24です。寝台数11ですが定員22なのは補助ベッドがあるからなのですね。

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停車中はホームから三相220Vを給電しています。
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荷物室に発電機デンヨー150LSを増設。構内走行時はこちらから給電。オリジナルのディーゼル発電機は使われていません。
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次第に辺りは黄昏の空気に包まれていきます。

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オハネフ24 15は休憩用のフリースペースになっていて、中で飲食もできます。
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寝台一区画占有して夕食の時間。
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「教科書」を手元に。
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こちらが本物の「鉄道THEラストラン」
ついつい買ってしまいますね。f(^_^)
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山菜天ぷら弁当にサラダを金麦とともに。
食堂車のない寝台列車の食事って、こんな感じで済ませることが多かった・・・。
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宿泊施設なので非常口灯が設置された以外は、当時のまま。
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駅舎の休憩室には、タブレット閉塞用の信号継電器がありました。
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深夜の小坂駅。
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酔いが回ってきました。
そろそろ寝ることにします。
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朝もや煙る、夜明け。
おはよう放送が、ハイケンスのセレナーデとともに、
「皆さま、おはようございます。今日は9月1日日曜日。寝台特急あけぼのは、只今定刻で運転しております」
という時間帯。
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注文していたお弁当を受けとります。
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大館駅駅弁、花膳特製の『鶏めし弁当』。
包みに「あけぼの」の写真が!?
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ポリのお茶入れがこれまた懐かしい。
宿泊車両の中は飲食禁止なので、イメージだけ。
お弁当はお昼にいただきました。
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さて、お名残惜しく、もっと乗っていたいのですが・・・。
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今日は、
「遊佐町クラシックカーフェスティバル」

次の駅へと向かう(かのような)、24系『ブルートレインあけぼの』に別れを告げ、山形県遊佐町へ。
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また、乗りに来るよー(^o^)/


小坂線も復活させて、本線を走らせてくれたら・・・。

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Posted at 2018/09/29 06:43:09

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この記事へのコメント

2018年9月29日 7:18
おはようございます(^-^)。
いやぁ~、すっかり旅気分になれましたぁ~😆。
鉄もハチマル車は良いですねぇ~😌。
コメントへの返答
2018年9月29日 18:17
こんばんは(^^)
あー、それはうれしいです。(^^;)>
はい、ブルートレインは80~90年代がピークで、日本中を走り回っていましたから。
懐かしいです。
2018年9月29日 8:52
あー、やはり買ってたんだぁ(笑)。
「銀河」にもこういう車両が欲しかった(爆)。

次はわれらが名鉄パノラマカーですね。
コメントへの返答
2018年9月29日 19:42
全巻ではないですが、思い入れのある列車のときは買ってます。
急行「銀河」…、JR西所属の準ブルトレ(急行)でした。人気に反して廃止された理由に、最も通過距離の長いJR東海に「電気機関車を動かせる機関士がいなくなった」ことが挙げられます。「らしい」というか、分割民営化の歪みですね…。
2018年9月29日 9:17
ロケーションも抜群ですね小坂鉄道はぜひ行ってみたいです。
花膳の鶏めしは美味しいです、あけぼの乗車中に食べた時に感動しました。
コメントへの返答
2018年9月29日 18:29
papanenさんのページ、は「あけぼの」ですものね。ぜひぜひ訪れてみてください。
願わくば、展示線にも編成全部が収まる屋根を設けて、風雨をしのいでほしいところです。
花膳の鶏めし、美味しかったです。小坂線の起点は大館ですから関係深いんですね。
(^^)b
2018年9月29日 10:03
これは、良いですねー^_^

是非とも、行って泊まってみたいです。
すこーし遠いですが(^-^;
コメントへの返答
2018年9月29日 18:37
これは、良いです。 V(^^)

是非とも、訪れてみてください。
東北道小坂ICから10分で着く、好ロケーション。
奈良からちょうど1000kmくらい、クロスオーバー7ならあっという間ですよ~♪
<(^^;)
2018年9月29日 10:04
おはようございます♪

ブルートレイン、いいですね~。
なんだか列車の旅をしてみたい心情にかられてしまいます。

未経験の列車の旅、一度はやってみたいです。
コメントへの返答
2018年9月30日 1:08
こんばんは(^^)

ブルートレイン、何とも言えない旅情があります。今、流行りの豪華クルーズトレインでもこの雰囲気は出せません。

ヨーロッパでは国際夜行列車(Nightjet)が復活したそうです。乗ってみたいですね。
(^^)b
2018年9月29日 12:42
ブルトレ旅情が味わえる素晴らしい処ですね〜♪
しかも動くo(^_^)o〜堪りませんっ。
客車はスバル製だったんですね〜
旅券はやっぱり硬券がいいですね〜
お弁当美味しそう(^.^)
コメントへの返答
2018年9月30日 9:39
動いて泊まれるブルートレイン、もはやココだけになってしまいました。小坂線ごと観光鉄道として復活して24系を走らせたら、と思うのですが…。
ともあれ、いつまでも維持保存してほしいです。
小坂の24系4両、SUBARU車です(^^)
星6つではなく3つ☆☆☆ですが。
A寝台券!、マルス普及前の横長特急・急行券タイプもあったようなのですが、この日は入場券みたいなペラ券でちょっと残念。
「鶏めし」は遊佐クラミーで。(^^)/
2018年9月29日 17:33
こんばんは。
あのぅー、「鉄道THEラストラン」のLEN吉出版版は、どちらで購読できるのでしょうか?こっちの方が内容が濃そうなので、こっちが欲しいんですが。(爆)
 この推進運転のために、尾久のカニ21やカニ24には車掌室の窓に手動式ワイパーが追加されていましたね。カニ24の100番台が貫通化されたのも、新製当時は推進運転の先頭に位置していましたから、そのためかもしれませんね。
 組合対策でEF64に組み込まれたEF64100ですが、独特の長い車体なので、是非特急塗装でブルトレ牽引する雄姿を見てみたかったものです。
 駅弁のお茶はこれですよね。ペットボトルじゃありませんね。
コメントへの返答
2018年9月30日 9:34
こんばんは(^^)
えーと、『鉄道THEリアルラン』LEN吉出版。
非売品、不定期刊行、Net配信なもので…。
小坂のカニ24 511は、推進運転対応、貫通扉付き100番台から北斗星用として酷寒地改造されたものです。
最近、EF64 1001は茶坊主から国鉄色に戻ったそうです。末期はEF64 0が「北陸」の「あけぼの」牽引することもあったようです。同じ形式ながら全然違う!のには、九州用ED76と北海道用ED76 500の例もありますね。
はい、よくぞこのお茶も残してくれた、という思いです。
(^^)b
2018年9月29日 20:34
LEN吉出版のDVDがほしいです!(^o^)

推進運転は機回しが出来ない上野駅ならではの光景ですね。

オルゴール原曲のハイセンスのセレナーデ、
実際に動く24系客車、
想像するだけで大興奮です(*^_^*)

いつまでも残しておきたい鉄道風景です(*´ω`*)
コメントへの返答
2018年9月30日 9:35
Net配信版だけなもので<(^^;)
動画撮ってないので、DVD版は…!

上野-尾久の推進回送は、特認で45km/hで走るので結構早いです。今でもカシオペアクルーズE26系が先人の知恵を継承しています。
ドイツに出張した時、ICEでなく、機関車+客車のICに乗ったところ、客車端に運転台があり、160km/hで推進運転していました。

想像だけではもったいない。是非無理してでも小坂に行って体感してください。
こうした施設は、利用者が続かないといずれ無くなるのが通例なので、これからも機会見つけて訪れたいと思います。
(^^)b
2018年9月29日 21:20
こんばんわ。
小坂の24系寝台車(あけぼの)情報ありがとうございます。
LEN吉さんも楽しまれたようですね(^^♪

あけぼの廃止直前には、仕事帰りに上野駅で出発を見送るのが日課となっていたのが懐かしいですね。

コメントへの返答
2018年9月30日 1:51
こんばんは(^^)
小坂の24系、あのブルー車体の艶は現役そのままでした。また行きたいです。次はBソロですね。(^^)

上野駅地平ホームは旅情ありましたねー。学生の頃、東北、上越夜行はまだ10系寝台+スハ43系の時代。ブルトレに混じって、旧客が推進回送されては次々と発車していく…。あー、あの頃が懐かしい。
<(^^;)>
2018年10月1日 23:40
田舎が二ツ井なので帰省の際にはあけぼのよく使ってました。
確か子供の頃に奥羽本線で、なぜか急に日本海周りになったり、乗る度に不思議だった気がしたけど思い違いだったようですね。
よく乗ってたのに記憶が曖昧です(^_^;)

停まらないはずの黒磯駅でしばらく止まっていたと思ったらガシャコン!っと機関車連結し直しの振動が有ったり、秋田駅でホームに降りて歯を磨いたりと、ノンビリした特急だなぁなんて思ってました(*^^*)
知識の無いただの利用者から見ると、あけぼのは乗った途端に秋田時間になるような田舎臭い列車で大好きでした(笑)

こまちの開通やド田舎なのに地方空港まで出来たので便利にはなりましたが、あけぼの廃止の時は寂しかったですねぇ。
しかも便利になって良かったはずなのに、親戚少なくなって帰る機会も減ってしまうとは、因果なものです。

以上、あまり本文と関係ない話で恐縮です(^_^;)
コメントへの返答
2018年10月2日 8:33
コメントありがとうございます。
実際に何度も利用されている方の言葉は深みがあります。これだけ経路が変わった列車も実は珍しい存在です。上野-秋田-青森という基本線は崩しませんでしたが。

黒磯は電気が直流から交流に変わるので、ドアは開かなくても機関車を交換するため停まりました。
ご当地の思い入れ列車は多かったですね。奥羽本線「あけぼの」と同じルートを辿った急行「津軽」は、出稼ぎに出て一肌揚げ、故郷に錦を飾る「出世列車」と呼ばれていました。

石川啄木の句ではないですが、上野駅からご当地列車に乗ると、もうそこは故郷の空気漂う懐かしの空間。新幹線時代になりましたが、それでも、東京駅の東北・上越新幹線ホームは、行先に函館・青森・秋田・新庄・新潟・金沢・長野・・・、と、故郷の地名が連なり、どこか気取った東海道新幹線ホームとは違う、ほっとするような時間が流れています。

いえいえ~、地元に愛された寝台特急「あけぼの」の貴重なお話、ありがとうございました。
(^^)/

プロフィール

「@バツマル下関 さん、木造3階建ての旅館が川の両岸にところ狭しと並び、旅情がありました。」
何シテル?   04/22 06:11
柴犬のLEN吉、本名「レン」永遠の12才です。 クルマでお出かけするのが大好き。 イベントで見掛けたら、声を掛けてください。 (^^)/
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