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2019年11月09日

【体感マレーシア】比べてみます、クアラルンプール空港連絡鉄道。

【体感マレーシア】比べてみます、クアラルンプール空港連絡鉄道。




11月9日(土) 

前号,マレーシア2両目のDD51に出会って2週間、

テツの血が騒ぎだし、久々の乗り鉄にお出掛け!?






人口160万人強、名古屋市とほぼ同じ規模の、

マレーシア首都『クアラルンプール』、

都市近郊鉄道路線図も、何だか名古屋に似ています。

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名古屋近郊鉄道路線図。

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ここでクアラルンプール都市近郊鉄道をおさらい。

Lapid KLと呼ばれる路線はLRT、MRT、そしてKLモノレールを運営。

これは、LRTクラナ・ジャヤ線。

第3軌条方式、完全自動運転で、車両はボンバルディア製。

16m級3扉の小型、4両編成と2両編成があります。

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同じくLRTのスリ・ブタリン線とKLモノレール。

こちらは乗務員がマスコンを握って運転します。

LRTは16m級3扉、KLモノレールは跨座式16m級2扉。

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2017年に全線開業したMRTスンガイブロー・カジャン線。第3軌条集電の20m級4扉4両編成。

そしてKTMコミュータ、これはオーストリア製クラス81。

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KTMコミュータ、中国製クラス92と、KTMインターシティ韓国・日本製クラス91。

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そして、

今回乗ってみるのは…、路線図の路線番号6と7。

『KLIAエクスプレス』『KLIAトランジット』と呼ばれる、空港連絡高速鉄道。

何となく、JR東日本E653系に似た前面デザインです。
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乗車駅は「KL セントラル駅」(KL Sentral →誤記でなくマレー語表記)

ここは名古屋の金山総合駅のような、クアラルンプール近郊路線が各方面から集まるターミナル。
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KLIAエクスプレスは専用ホームに発着します。

有人カウンターと、TICKET KIOSKと呼ばれる自動発券機があります。

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行先「KLIA」(Kuala Lumpur International Airport)をタッチ。

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往復乗車券を選択します。

普通に買うとRM 100 (100リンギッド≒2500円)ですがネット会員割でRM90。

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チケットのQRコードを自動改札にかざして入場。

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発車3分前です、ちょっと駆け足で乗車。(ピンボケですね)

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車内は固定クロスシートでオール自由席。

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隣のホームには、各駅停車タイプのKLIAトランジットが停車中。

各駅停車と言っても、専用路線の空港連絡鉄道には、路線57kmの途中3駅しかありません。

トランジットは3駅停車で35分、エクスプレスはノンストップでKLIA(クアラルンプール国際空港)まで28分。

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最後部車両に空席ボックスを見つけ、腰を下ろして。

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車両は、ドイツシーメンス製ET425M形。

ドイツ鉄道425形をモデルに作られました。(Wikipediaから)

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シーメンス製ドイツ鉄道425形(Wikipediaから)

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往復チケットは1ヵ月間有効。

1ヵ月以内の出張や一時帰国だと、クアラルンプールに戻ってきたときの復路に乗車できます。

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発車しました。しばらくKTMコミュータと並走。

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クアラルンプール国際空港まで路線長57kmの専用路線。
最高速度160km/h、28分で走ります。

最高速度は京成スカイアクセス線と同じ、所要時間は中部セントレアのミュースカイと同じ。

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KTMインターシティとすれ違います。

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南国らしい熱帯雨林の風景を突っ切って、保線基地を横切ります。

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車両基地には、エクスプレスとトランジットの車両が。

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KLIAトランジットは中国長春軌道製の4車体5台車連接。

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緩いカーブの向こうに、KLIAのターミナルビルが見えてきました。

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KLIA地下ホームに到着。

列車は、もうひと駅先のLCCターミナルKLIA2へ向かいます。

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自動改札を通り抜けて。

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エスカレータを上がると、そのまま空港ターミナルビルに。

空港連絡鉄道は渋滞知らず、定時運行が売り物。
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このあと、往復チケットで再びクアラルンプールに戻りました。






11月10日(日)

KLIAエクスプレスを試した翌日、


今度は、同じルートをクルマでたどり、空港アクセスを比較。

自宅のコンドミニアムからクアラルンプール市内を抜けて、高速20号線からKLIAへ。


スマートホンナビの所要時間は渋滞無しの場合の表示です。

空港までの距離64km、所要時間は約50分。
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日曜日、渋滞を避けるため、朝食を食べてすぐに出発。
いまだ開発が進むクアラルンプール。高層ビル工事の現場を通り抜けます。

クレーンの向こうにツインタワーが見えます。

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平日や、休日の午後は渋滞して身動きが取れなくなるクアラルンプール。

がらがらの高層住宅街を抜けて。

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地下トンネルをくぐり抜けて。

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ハイウェイ入口へ。

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黄色い『Smart TAG』の表示のゲート。

「Smart Tatch and GO」は日本のETCに当たるシステム。

無停車でゲートを通過できます。 

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高速20号線は新しいハイウェイ。片側3車線の直線が続きます。

日曜日の午前中はクルマが少ないです。
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ジャンクションから高速6号線へ。

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マレーシアのハイウエイ最高速度で最も速いのが制限110km/h。

あとは段階的に、制限90km/h、80km/h、60km/hの区間があります。alt

EXIT608でジョホールバルに向かう高速6号線と別れて空港線へ。

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クアラルンプール市内から約50分。

KLIA(Kuala Lumpur Inter National Airport)に到着。

渋滞さえなければ、KLIAエクスプレスの約2倍の時間で到着できるのですが…。
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出発階の降車エリア。KLIAターミナルビルは、建築家黒川紀章氏が設計。

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地下駐車場にPREVIAを停めます。

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国際線到着ロビー。

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国際線出発フロア、

閑散期なのでそれほど混雑していない感じですが、何となく華やかですね。
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再びハイウェイで自宅コンドミニアムへ。

渋滞しなければクルマも道路も快適なのですが、時間帯や曜日によっては2時間くらいかかりそう。
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空港連絡鉄道のメリットは、所要時間が短いことと、渋滞無しで時間が読めること。

ヨーロッパでは当たり前ですが、日本そしてアジアも同じ事情なのでしょう。

日本でも連絡鉄道を持つ空港は広まりつつあります。




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ブログ一覧 | 鉄学 | 日記
Posted at 2019/11/11 09:07:53

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この記事へのコメント

2019年11月11日 8:54
時刻表通りに定刻運行してるのは、日本人にとって安心ですね。やはりこうでなきゃいけません(笑)
路線図…ホント、親近感たっぷりです!総合駅もおなじみの光景で…。
列車の形って、実にいろんなものが揃ってるんですね。昔ながらの四角いのから丸いのに多角形のもの、その複合等々…まるで見本市のようですから、こりゃ飽きませんよね。
KLIA、知らなきゃ“意味不明”ですよ(笑)しかも、“2”もあるし。。。
覚えておきます!
しかし、券売機にメアド入力する人なんているのかしら???後ろから覗いちゃうぞぉ(爆)でもなんか、日本(名古屋)より進んでる感がアリアリですね…すごいところですっ!! これでもまさかの“迷駅”になってないようで、これまたビックリですよ。

KLIA、みるからに黒川紀章ですね。いくらでデザインしたのか?豊田のあの橋の値段もすごくて当時はぶったまげましたが…これももっとすごそうです。。。

こうしてブログを読んでると、一人でもクアラルンプールで迷わない気がしてきますよ(笑)お疲れ様ですっ!
コメントへの返答
2019年11月11日 11:13
秒単位の日本の鉄道ダイヤ、外国人には神業だそうです。東山線もピーク時2分間隔ですね。それでも気になるのは、最近「○○時に到着します」というアナウンスが「○○時に到着の予定です」という車掌が増えたこと。
マレーの鉄道は輸入車両ばかりですが輸入国も様々でバリエーションが面白いです。
名古屋とクアラルンプール、異国のようで意外な共通点が!? KLセントラル駅と金山総合駅はじめ、路線網もそっくり。KTMコミュータが北と南でそれぞれ2方向に分岐するのは、名鉄本線と、犬山線、知多線の関係みたい。KLIAエクスプレスの所要時間28分なんてミュースカイと同じで出来過ぎですね。
はい、略語は好きではないのですが、KL=クアラルンプール、KLIA=Kuala Lumpur International Airportとなります。
まだまだキャッシュレス途上のマレーですが、カード決済したらメアド入力しなくても会員情報を読み取り割引価格になったのはさすが。海外に出ると、日本では唐突感ある制度改革が、どういう背景で進められているのか垣間見える気がします。日本だけではなく、実は世界の目に見えない力に動かされているような…。
ブログは、まあ、暇に任せて徒然と。
<(^^;)
2019年11月11日 11:09
なんか外国〜〜〜って
感じですねぇ〜高速も走りやすそうです。
😊
コメントへの返答
2019年11月11日 19:10
片側3車線以上当たり前というのは名古屋的ですが、標識の字が小さいので、気づいた時にはあさっての方向ということも…。
平日の朝夕の高速と、休日夕方の市街は激混みになって動かなくなるので要注意なんです。
<(^^;)
2019年11月11日 11:36
いいですね現地の鉄道(^^)。
シーメンスの電車〜日本はありますか?
現地でのクルマも自在のようで何よりです。
台湾もそうでしたが、片側3車線ある高速道路はいいですね〜♫。
コメントへの返答
2019年11月11日 12:49
あと意外に謎なのがマレー鉄道。本数少ないのでなかなか出会わず…。
広島電鉄5000形グリーンムーバー(5車体連接)がシーメンス製ですね。
台湾も日本より狭いのにインフラしっかりしてますねー。こうしてみると日本の高速道路が結構貧弱に見えてきます。

DD51の2両目にも遭遇しました。
前号ブログご笑覧を!? (^^)b
2019年11月14日 11:51
確かに名古屋地区の路線図に似てますね😄

現地でもたくさん鉄分補給をしてくださいね😁
コメントへの返答
2019年11月14日 12:19
この路線図、ブログに載せるのは2回目ですが、やっぱり名古屋と似ていると感じます。金山総合駅とKL Sentral駅なんてそっくり。
情報不足なのが「マレー鉄道」の長距離路線ですね。
(^^)b

プロフィール

「@essay@ さん、はい。Web版と朝刊3ページに写真が掲載されました。インタビュー記事が無いのが残念ですが…。」
何シテル?   05/06 22:41
柴犬のLEN吉、本名「レン」永遠の12才です。 クルマでお出かけするのが大好き。 イベントで見掛けたら、声を掛けてください。 (^^)/
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